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tktrykk6p3のレビュー・評価・感想

平井大
10

若者を中心に人気!等身大の歌詞が心に刺さる平井大の楽曲

シンガーソングライターとして活躍されている方です。心地よい歌声と心に響く歌詞で、若者を中心に高い支持を得ています。楽曲の多くが友達や恋人など大切な人に向けたものです。日常の場面と重なる等身大の歌詞が多くの人の心に刺さる理由だと思います。軽やかなメロディーと優しくも力強い歌声により、歌詞への共感力が一層高まります。
また、ウクレレやアコースティックギターで奏でられる音は、穏やかでとても癒されます。ぬくもりを感じる音とストレートな歌詞の相乗効果によって、音楽がスッと入ってきて心に染みわたります。
さらに、同じ楽曲であっても、置かれている状況や聴くタイミングによって受け取り方が変わるのも魅力の1つです。優しく背中を押してくれるように聴こえることもあれば、日常への感謝の気持ちに気づかせてくれることもあります。夏になると、どの楽曲も爽やかで涼し気な気分にさせてくれます。海にドライブへ行く際のプレイリストには欠かすことができません。
もちろん若い世代以外にも幅広く受け入れられるアーティストだと思います。どんな場面でも聞くと必ず前向きな気持ちになれる楽曲で溢れており、日常と自分の周りの人を大切にしたいときっと思えるはずです。

ジョゼと虎と魚たち
10

劇場アニメ版『ジョゼと虎と魚たち』 笑って泣けて、勇気をもらえる恋愛サクセスストーリー

映像、音楽、ストーリー、すべてが最高のアニメーション映画でした。アニメーション制作はボンズ、コンセプトデザインには loundrawが携わっていることもあって、引き込まれるような映像美でした。特に主役の2人が海で親睦を深めるシーンの水滴の表現などは圧巻です!音楽は『呪術廻戦』のOPを担当したEveが主題歌を担当。透き通る綺麗な声が、淡く切ない世界観にとてもマッチしていて、自然と涙が出てくるほど感動しました。そして何といってもストーリーが最高です。主役の2人は、初めて出逢った当初はいがみ合うというお決まりの設定なのですが、それだけじゃないのがこの映画の魅力です。多くの登場人物が「夢」を持っていて、それを叶えるために奮闘する姿が見ていてすごく勇気がもらえます。物語でいろいろな苦悩や挫折を経験するキャラクターたちを見ていると胸が締めつけられますが、夢は諦められないから夢なんだと改めて痛感することができました。あとは物語を通じて繰り広げられるリアルな恋愛模様は多くの人の心に響くことだと思います。ダブル主演をした中川大志さん、清原果耶さんは本業が俳優だとは思えないほどアフレコが上手で、細かな感情表現に胸打たれました。夢を追う人の背中を強く押してくれる素敵な映画なので、ぜひ色んな人に見てほしいです。

BLUE GIANT / ブルージャイアント
8

近道のないJAZZ漫画

宮城県の高校三年生「宮本 大」がBleu Giant(世界一輝くジャズプレイヤー)を目指す、主人公成長型のJAZZ漫画です。
中学時代に友人と見たJAZZの生セッションの激しさや熱さに感化され、自らJAZZを演奏するまで好きになります。猪突猛進な練習の仕方とその熱いハートから様々な人と出会いが「大」を成長させていきます。
「BLUE GIANT」の魅力は、毎日欠かすことなく演奏をし続ける「大の猪突猛進でへこたれない姿勢」と、絵から音や外の雰囲気・そよ風などを感じられる「LIVE感のある風景描写」です。「大」が夢を追って毎日努力をする姿は、夢ややりがいを見出した人にとってはとても力強く見えるとともに、そんな読者の背中を押してくれると思います。また、読者は漫画に没入するほど「大」が演奏する音や、風景から感じる季節感や外の明るさを感じ、ほかの漫画にはない不思議な感覚を覚えると思います。
この漫画は、夢を追う人や、JAZZが好きな人はもちろん、JAZZを何となく聴いてその良さを感じた人にとってお勧めです。たしかに、JAZZは演奏時の即興やコード進行などを理解しながら楽しむ「高尚な音楽」という一面は持っていますが、この漫画から、JAZZをフィーリングで好きになったと主人公が語るように、感覚としてJAZZを楽しむのもよいと教えてくれている気がします。そんなJAZZの印象をやわらげた作者の気配りを感じる素敵な漫画です。また、楽しみ方は、漫画を読むだけでなく、漫画各話のタイトルがJAZZの楽曲名であるため漫画をJAZZのCDアルバムとして楽しむのもよいかと思います。
「大」とともに、魅力的なJAZZの世界を味わいながら、地道な努力のすばらしさを感じられたらうれしいです。

ドッグマン / Dogman
8

大人のジャイアン

とても重い話でした。1人の男が、ひどい目にあう話です。トリマーをしている男には友達がいるのですが、その友達がジャイアンイズムといいますか、友達だろう?助けてよと、嫌なことばかり押し付けたり、男の隣の店に盗みに入るから鍵貸せとか犯罪に巻き込んだりして、その結果、男が疑われて、みたいな話です。そんな男になんで使われてるんだ?と思いますが、ちょっと2人で楽しげなシーンとかもあるし、なかなか縁のきれない人っているものね。昔は本当ただの友達だったのかもしれないなと思いました。だから、余計辛いというか、確かに男も悪いんだけど、断れない気持ちもわかるから、なんとも言えない気持ちになりました。その後、復讐パートに入ります。でかい犬は出てくるし、なんか調教しているし、怖いと思ってたら、案の定犬のいる檻に閉じ込めパートがありました。私は犬が好きなのであまり犬とか怖くないのですが、凶暴に調教されてれば、それは凶器ですから、恐ろしいのです。まあ、そこからもいろいろいざこざがあって、思うようにいったわけでもないのですが、まあ、復讐は済んで、悲しい感じで終わりました。たしかに、仇を殺したところでそこで人生が明転するわけでもないし、男の人生は沈んだままだなと思いました。とても悲しい話ですがおもしろかったです。

東京事変 / Tokyo Jihen / Tokyo Incidents
10

最強の5人

この5人が集まってバンドを組めたことに奇跡を感じます。

ボーカルは紅一点の椎名林檎、幼少期から音楽の才能があり数々の名作をソロでも出してきて音楽界に革命を与えた一人だと思います。
続いてはギターの浮雲、今や星野源のサポートギターとしも活動する一方、別のバンド「ペトロールズ」でも活動していて多岐に渡り様々な活動をしております。彼のギターから出る音色はスパイスが効いている(東京事変のライブ「ボンボヤージュ」での紹介文より引用)とまさにその文字に誤りがないギターリストだともいます。
ベースの亀田誠治は椎名林檎ソロの時代からプロデューサー兼ベース歳も活動しており幸せを取り込む役割を果たしていると思います。
続いてはキーボードの伊澤一葉、彼のピアノセンスはまさに芸術と呼んでも過言ではないと思います。様々なジャンルの音色はまさに作品と呼んでもおかしくはないと思います。
最後はドラムの刄田綴色、シンバルを得意とした力強い音色は曲のインパクトには欠かせないものにもなっています。Radwinpsのサポートドラムとしても活動しています。

このような様々な経歴を持つ異色の5人が集まったバンドが「東京事変」で世界観はにハマれば沼に入っていくような感覚です。