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skojpnt5のレビュー・評価・感想

3月のライオン / March Comes in Like a Lion
8

主人公の人としての成長を一緒に見守る。

家族を失ったその日、彼は将棋の神様と契約をした。将棋の家の子として引き取られる事になるが、そこで上手く馴染むことが出来ず、ただただ将棋に没頭する日々。「自分にはこれしかない」とさらに将棋の勉強を邁進する事で成績は良くなる一方、それに比例して家の中では孤立していき、どんどん居づらくなる。そして、わずか15歳で家を出て一人暮らしを始めてしまうのだ。

家族を失い友達もいない、孤独なプロ棋士高校生。しかし、本当は心のどこかで人との繋がりを求めているのだろう。彼は中学を卒業してそのままプロ棋士としてやっていく道もあったはずだが、1年遅れて高校へ編入し学生生活をやり直す。そして優しく接してくれる三姉妹達との日々を大切に過ごしていくのだ。

彼をさらに孤独にしたのは将棋だが、人との繋がりを紡いでくれたのもまた将棋であった。家を出て、三姉妹達と出会い、ひたむきに将棋に向き合う姿に同じプロ棋士達との縁が結ばれていく。そして初めの頃には想像していなかったであろう、主人公の表情や考え方が物語が進むにつれ豊かになっていくのだ。
なんと、ちゃんと恋までしちゃっている。幸せになると今度は不安になる。そんなちょっぴり大人になっていく姿が描かれており、彼の人としての成長を読者も一緒に見守っている気にさせてくれる。

HUNTER×HUNTER / ハンター×ハンター
10

今までの人生最高の漫画です!

今までいろんな漫画やアニメを見てきましたがその中で最高の作品だと思っています!休載が多かったり漫画をほぼネームの状態で週刊誌なら載せたり賛否両論ある漫画かもしれませんが、内容はピカイチで練られていてかつストーリーの起伏や起承転結、繋がりがものすごく面白いです!特に主人公やその周りの人が成長して強くなるところ、それを実感するシーンが一番面白いと感じます!ゴンとキルアが念能力を覚えてギドたちと戦う天空闘技場やクラピカが制約と誓約で強くなり幻影旅団を圧倒するヨークシンシティ編、キメラアントたちとの勝負など漫画のピークと呼べるシーンが他の漫画に比べて何度もやってきます!面白いところはそれだけではなく好きになる悪役キャラも物語を面白くするポイントです!特に私が好きなのは幻影旅団のメンツです!彼らは親もおらず世界一のゴミ捨て場で育ちますが、その分結束力と戦闘力が段違いにあり劇中最強集団とも言われています!(後にヒソカという敵と彼らは戦います)彼らは人を何も感じずに殺しますが、彼らの団長がさらわれた際は旅団が分断するほど切り捨てるか生かすかで対立します。そのシーンが人間味が垣間見えて悪役でも好きになるというポイントです!是非読んでい頂きたいです!

コードギアス 反逆のルルーシュ / Code Geass: Lelouch of the Rebellion
8

戦略、策略、裏切り。色々な正義がぶつかり合う戦争アニメ。

一度見てしまうと一気に物語に引き込まれてしまいます。
戦争ならではのキャラクターの人間性と、戦略や策略、物語の展開に速さに見るのが止まらなくなってしまう作品です。

ルルーシュの目的は妹ナナリーが安心して暮らせる世界をつくる。
その為にギアスという力を使い、神聖ブリタニア帝国に反逆を起こし、世界を再構築させようとします。
目的の為に手段を選ばない冷徹で非常な主人公(ルルーシュ)ですが、その度に受ける後悔や挫折、それを乗り越えていく覚悟が見所の一つとなっています。
また各々が持つ正義がぶつかり合い、味方の裏切りや敵が味方になったりと予想を覆す展開がたくさんあり目が離せません。

将棋やチェスの様な戦い方も魅力の一つで、そこから生まれる駆け引きや騙し合いにドキドキが止まりません。
少人数で大勢のブリタニア兵を倒す作戦には、見ているこっちが関心してしまうほどです。

そして何よりルルーシュの頭の良さと、人を服従させてしまうギアスの使い方が一番の見どころになっているでしょう。

そしてクライマックスには今までの非道で集まった怒りや憎しみを一人で背負い、自らの命を持って世界の再構築を成し遂げます。
そのラストには涙無しではいられません。

ロボットアニメが好きな方も、そうでない方も楽しめるアニメになっております。

ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬
10

『Mr.ビーン』を超えた?映画『ジョニーイングリッシュ 気休めの報酬』のネタバレなし感想!

映画『ジョニーイングリッシュ 気休めの報酬』は、
とにかく笑える映画である。くすくすといった類の
笑いではなく、声をあげて笑えるほど。

『Mr.ビーン』で有名なローワン・アトキンソンが主演を務める
のならなんら不思議なことではない。

セリフがなくとも、仕草や表情だけでおもしろい『Mr.ビーン』を
演じた彼が、セリフも使って演技をするのであれば鬼に金棒だ。
英語が分からなくても話し方だけで十分笑えるのでぜひ字幕版で
観て欲しい。

彼自身がおもしろいことの他に本作のいい点は観る人を選ばない
ということだ。
007のパロディ映画第二弾と聞くと、元ネタと前作を観ていないと
いけないような気がするが、そんなことはない。

パロディネタもあるが、全てローワン・アトキンソンの演技の上で
成り立っているので元ネタを知らなくても全く問題ない。

また、前作とのつながりに関しては、今作の話を展開させる
きっかけとして触れられるのみである。
過去にこんなことがあったんだねという認識で
聞き流してもらって構わない。

スパイ映画にありがちないかがわしいシーンもないので家族で
観ることも可能だ。

つまり今作品は、彼がおバカなことをするのを観て楽しめばいいだけ
誰にでもおすすめできる映画である。

監督失格
7

身近な人の死

自分の愛人との、情事を撮るとかどういう神経やねんとか、ちょっと最初は嫌悪感のある話なのですが、監督が由美香さんの遺体を発見してしまい、その後、何も作らないほど苦しみな悲しんだことを見てしまうと、そのことだけで悪く思えないというか、なんとも言えない気持ちになりました。
由美香さんから立ち直ろうとこの映画を作ろうって話になったけど、作業が進まないところとか、そりゃそうだよなと思いつつ、ドラマとか作り物ではない本物の悲しみに直で触れて、そういうもんだろとわかっていながら辛かったです。
再録みたいなところもあるし、何かとテロップが入るとか、気になるところもありました。テロップばっかりとかは、仕方ない部分もあるとは思います。この映画を作り始めたって時点で、監督も自分のことを客観的に見れるようになってきたってことだろうし、あまり素の苦しみとかを出した場面とかは撮りにくいでしようし、ちょっと演技というか、わざと話すことで立ち直るってこともあると思うので、わざとなんかテレビの演出ぽくしたのかなと思いました。
最後、監督が由美香さんから立ち直ろうとする場面は本当に良かったです。そこを見るためにも見るべき映画ですし、監督がこの映画を作った意味はあったなあと思います。でも、やっぱりショッキングすぎる話ですし、監督と由美香さんの関係だって不倫関係でしたし、そんな一般受けする話ではないのかなと思いました。

SMAP / スマップ
10

永遠の国民的アイドル

日本人なら知らない人がいないほどのアイドルグループで、ミリオンヒット曲も多数あり、平成で1番売れたシングル「世界に一つだけの花」は解散した今もなお売れており、オリコンランキングでも最長記録を更新しました。
国民的アイドルでありながらも一生懸命な姿は誰をも心打たれ、何よりも災害等があれば誰よりも寄り添って、支援の呼びかけを続けてくれました。SMAPの魅力は5人それぞれの個性がバラバラでも、5人が集まった時の一体感は目を見張ります。そして、ライブではお客さんを幸せにすることを何よりも考えていて、ファンサービスも素晴らしかったです。さらに、初めて単独で国立競技場でライブを行った際に、登場シーンで5人並んだ時のオーラは他のアイドルにはない、強烈なもの感じます。
何よりも、SMAPは常に新しいことに挑戦し、アイドルなのにバラエティ番組を率先して出演し、料理やコント、歌のコラボ等多岐にわたった番組を20年間も続けてきました。
今となっては解散したグループですが、今もなお色褪せない魅力はシングル曲もそうですが、アルバム曲は色々な方からの楽曲提供で、またテレビで観るSMAPと違う一面を見れるからだと思います。