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recipelife922のレビュー・評価・感想 (2/2)

アンシャントロマン 〜Power of Dark Side〜
2

一周回って芸術作品として評価したい。

昨今のゲームではなかなか味わえない、全方面にわたる不親切さが特徴。

オープニングで"主人公の身分"をさらっと表示するという、大胆なネタバレが待ち受けている。
いきなり重要な設定を流され、どんな心境でプレイすればいいのだろうか。
OP後のムービーも「目を見開いたオッサンのポリゴンが砕け散る」というシーンが印象的で、本作品を語る上で必ず話題にしたい内容の1つ。

BGMも多くが首をかしげるような出来で、目が覚めること間違いなし。
加えてバリュエーションも乏しいため、曲の使いまわしが非常に目立つ。
ちなみに、サウンドトラックの音源は上出来なので聞き比べてほしい。
RPGの要である戦闘もバランス崩壊気味。

攻撃時の効果音が乱暴、かつ読み込みに1秒足らずのウェイトが入るので煩わしい。
戦闘エフェクトも安っぽいので、一連のバトルが作業のように感じてしまう。
その他、グラフィックやボイスも技術不足。
ストーリーも練り込まれておらず、急展開やご都合主義が多い。

メジャーではない部類のゲームだが、オープニングからエンディングまでネタに事欠かない作品。
「時間が余っている+過去のゲームに興味がある」のなら、手を出してみては。
ちなみに私は、未だに所有している。

ショーン・メンデス
9

いま注目の若手シンガーソングライター、ショーン・メンデス

ショーン・メンデスは、カナダ出身のシンガーソングライターで、今世界中で人気が高まっています。まだ19歳という若さながら、2枚のアルバムをヒットさせて世界ツアーを行うなど、早くも一流ミュージシャンの仲間入りを果たしそうなほど成長している、注目の若手シンガーソングライターです。
ショーンの特徴は、ギターの音色と優しい歌詞が合わさったアコースティックな雰囲気です。どの曲もアコースティックギターやピアノなどの楽器が良く聴こえてきて、中にはドラムがない曲もあるくらいですが、盛り上がる曲からしっとりした曲まで様々なジャンルの曲を楽しめます。作詞作曲をほぼショーン自身が手掛けているのも人気の一因でしょう。明るいラブソングから、ライブで盛り上がるアップテンポの曲、バラード調の失恋ソングまで、ショーン自身の体験も含まれた曲が聴いた人のハートを掴みます。
ショーンは高身長で笑顔がとても優しく、ファンに対しても丁寧に対応してくれるため、若い女性ファンが多いです。2017年12月に行われた日本のライブでは、日本人のファンが大多数を占めていたにも関わらず、ほぼ全員が英語の歌詞を熱唱していたのが印象的でした。それ程世界中のファンに、歌詞も曲も音楽も人柄も好かれているシンガーソングライターです。これからサードアルバムも発売される予定なので、ますます人気が上がっていくことが期待されます。

My Hair is Bad / マイヘアーイズバッド / マイヘア
10

なにもかもアツいロックバンド

あの、back numberの清水依与吏もオススメする、若い女子に話題のバンド『 My Hair is Bad』、通称マイヘア。彼らは新潟県上越市出身のスリーピースロックバンドである。
このバンドのいちばんの魅力は、年間300本以上行われるライブだ。彼らのライブは同じツアータイトルであったとしても、毎回と言っていいほど変わっていく。それはボーカル椎木の歌、言葉すべてから、その時しかないアツい思いが溢れているからだ。椎木が作り出す音や言葉はその時によって違う。メモも台本もない。ツアーのために作られたセットリストと、3人の熱い思いだけでできているライブなのだ。ミュージシャンがよく言うセリフに「きいてくれるみんなのために」というのが多いが、彼らはすこし違う。自らが常にかっこよくあるために、もっと成長していくために、バンドがある。そしてその時間を共に過ごせることに感謝の気持ちをいつもファンに伝えている。その、夢に対する熱い思いがファンにも伝わり、メディア出演などはほとんどなかったが、ライブを重ねて全国の根強いファンを集めてきた。壊れてしまうのではないかと思うくらい力強いドラムやまじゅん、かわいくもありたくましいベースバヤさん、そして独特な空気感でファンを魅了するボーカル椎木。この3人のライブを一度でも見れば、誰しもがロックバンドの熱い思いに心を打たれるだろう。

BARBEE BOYS
9

日本一の男女ボーカルバンドBARBEE BOYS

私がこのバンドを知ったのは、数年前に流行りました芸人のRGさんのものまねで知りました。残念なことに解散しましたが、様々なライブ動画やPVを聴いていくうちに、男女のセクシーな歌詞や色気、イマサさんが作る曲のクオリティーにどんどんと吸い込まれていき、すごくクールなバンドだなと思いました。
経歴はこちらです。1982年7月に結成し、1984年1stシングル「暗闇でDANCE」でメジャーデビューします。1986年5thシングル「負けるもんか」をリリースし、1989年11thシングル「目を閉じておいでよ」リリースします。この二曲は有名な曲です。その他にも名曲はたくさんあります。1992年1月24日、渋谷公会堂のライブを最後に解散します。解散後は2003年エピックレコードジャパン25周年記念イベント『LIVE EPIC 25』限定で再結成や2015年デビュー30周年を企画したリマスタリング版「REAL BAND -1st OPTION 30th Anniversary Edition-」を発表したりしました。またライブがみたいですね。
バンドメンバーについてですが、Gt.イマミチ トモタカ(通称イマサ)1959年10月12日、東京都出身バンドリーダー、ほぼ全てのの作曲、作詞を担当ストラトのギターを使用
哲学者の父と音楽大教授の母の間で育つ。解散後は井上陽水、椎名林檎などのアーティストに楽曲提供をされています。Vo.杏子(きょうこ)1960年8月10日、長野県出身大手商社に勤務しながらバンド活動をしていたようですね。解散後は、ソロとして活動されています。Vo.& Sax KONTA(コンタ)1960年7月25日、東京都出身俳優業やアニメの声優などを行われています。

スイス・アーミー・マン
10

この映画を楽しめるイマジネーションが、映画ファンには必要。

スイスアーミーマン。それは死体がスイスのアーミーナイフのように便利な機能をたくさん持っているということからそのタイトルがついています。死体が十徳ナイフのように便利、下ネタ、変態的な恋愛、自殺したいと思うような極限状態での奇跡。そんなシュールな状況についていけるかどうか、この主人公に感情移入できるかどうか、それは人の生き方で変わるので一概には言えませんが、こういった作品をくだらない、気持ち悪いで片付けてしまわない感性が、映画を楽しむうえで必要だと思います。
正直この映画で泣ける人は映画の楽しみ方をわかっているというとおこがましいですが、空想の世界を理解しようとする努力、この状況下での体験への感受性、おぞましいものか、楽しいものか、居てはいけないものなのかなど、存在への探求心。いろんなものを考える力というものを持った人が楽しめる映画だと思うので、万人受けなどするはずがないですが、もしかしたらこの映画を熱く語れる人は一生映画に飽きない人なのではないかと思います。ツッコミどころは満載です。ですが、それをただバカにするだけではなく感情移入できる。その感性を刺激される素晴らしい映画です。おもしろかった。

僕等がいた
7

青春を思い出す

高校生になり同級生の男女が恋をし、恋人同士になりますが、男の子には前に付き合っていた彼女が前に付き合っていた人と浮気をし、その帰りに交通事故に遭って亡くなってしまったという過去があります。
いつまでたってもそのトラウマから逃げられない彼と、それを見守る彼女になんだか切なくなって胸が痛くなってしまいます。その後、男の子の親の離婚により遠距離になってしまいます。遠距離になっても大丈夫と思っていた2人ですが、数ヶ月後に男の子と女の子は連絡が取れなくなってしまいます。女の子はきっと彼に何か事情があったんだと思って長い時間を過ごし、短大を卒業し社会人にもなります。一途に彼を待つ彼女がいつまでも彼を忘れられないということに、読んでいる方が切なくなってしまいます。その後、ひょんなことから仕事の関係で彼と出会ってしまうのですが、何度も何度もすれ違いを繰り返してしまいます。それぞれに事情があってすれ違うのですが、それでも引き合ってしまいます。その2人の姿にやきもきしてしまいます。早く2人を素直に結びつけて欲しいと思ってしまいます。高校生の頃から少しずつ大人に成長していく2人の人間の姿も見ることができ、青春を思い出すお話しです。