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nakyのレビュー・評価・感想 (2/2)

Kis-My-Ft2 / キスマイ
10

歌が良い!!バラエティも面白い!とにかく個性が強いグループです!笑

正直キスマイなんてかっこいい人いなくない...??と思う人は多いかもしれません。しかし、歌はほんとに良いです!キスマイは激しめのラップが途中にあるような曲が多いですが、そのような曲もノリノリで聞いていて楽しいし、バラードや落ち着いた曲は歌詞もメロディーもよく、心に染み渡ります。私自身も辛い時など何度も励まされています。
バラエティ番組などにもよく出演していますが、面白い発言が多いです。
キスマイは冠番組も持っていて、''キスマイBUSAIKU!?"や、"10万円でできるかな"は特に面白いです。"キスマイBUSAIKU!?"は、メンバー7人が恋愛系の様々なお題についてセルフプロデュースの、自分と彼女役(マイコ)が演じる動画を撮り、その動画を一般女性100人に見てもらい、その評価でランキング付けされ、ランキング形式でコメントと動画を発表していく番組です。"チョーカッコイイ"第1位から"ブサイク"最下位まで発表されます。最下位ブサイクの動画は不思議なものや変わっているものが多く、爆笑できます。毎週木曜深夜24:25〜放送中の"キスマイ超(スーパー)BUSAIKU!?では深夜枠でよりアダルトな内容にも挑戦しています。
"10万円でできるかな"は10万円を使って宝くじを買ったり、福袋を買ったりして、元が取れるかを検証していく番組です。メンバーのリアクションが面白いし、勉強になることも多いです。毎週火曜0:15〜放送中です。
キスマイはとにかく面白いです!!

べしゃり暮らし
10

今を生きる全ての人へ

この漫画の作者は『ろくでなしBLUES』や『 ROOKIES』を書いた森田まさのりさんで、「学園の爆笑王」を名乗る男子高校生・圭右がお笑い芸人を目指す日々が描かれています。圭右は人を笑わせることに命をかけており、笑いのためならどんなことでもします。そんな圭右が関西から転校してきた元芸人の潤と出会い、成長していく物語です。
この漫画はただのギャクマンガでは終わらせることが出来ない作品で、ただ笑えるだけじゃない、ただ泣けるだけじゃないんです。個性豊かなキャラクターそれぞれにストーリーがあり、みんな最高なんです!私自身、この漫画を読んで、あるキャラクターからは諦めない心、努力する事の大切さ、努力とは何かを教わり、また、あるキャラクターからは笑う事の大切さ、物事をポジティブに考え、常に前向きである事を、さらにあるキャラクターは、僕の人生観にぴったりの名台詞を言っていました。最後にその台詞を紹介したいと思います。
『不幸恨んでも何もおもんないぞ!前に進むには現実受け入れてそっからまた始めたったらええねん!ええか。人生笑ろたモン勝ちじゃ!無理矢理にでも笑ろて意味のある人生にしたったらええんじゃ!笑ろてる言うことは幸せ言う事やろがい!過去どんな事があったとしても、その結果今幸せやと!今までの人生全肯定じゃ!!』
ぜひ一度読んでみる事をおすすめします。

WANIMA / ワニマ
4

毎回同じような曲

新曲が出て聞いてみると、毎回同じような曲で本当にがっかりさせられます。
同じように、どの曲を聞いても同じように聞こえるミュージシャンは確かにいますが、コード進行まで同じとなるともはや新曲としての価値もそれほどないものになってしまいます。
一つのグループとしては嫌いではないですが、曲に関して言えば本当にひどいものです。
何曲か聞いてみて、いい曲はマイナーコードのいつもとは少し違ったコードを使った曲だったりするので、やはり音楽として聞くにはいまいちだと思います。
ですが、歌詞はとてもよく、若者向きでメッセージ性にも長けていて、心に響く内容の歌詞もあったのでおススメできるところです
音楽というのは、聞く年齢などが制限されてしまっては浸透性も意味も無くなってしまうのではないかと個人的に思います
最近になり、あまりテレビやメディアに出なくなってしまっていますが、これからも期待できるグループなのかなと正直な感想ではあります。
まだ、現段階ではとてもいいバンドだよね、と周りにおススメできるようなバンドではありませんが、もう少し音楽的なところを磨いてくれればもっとよりよいバンドになるのではないかと思います。

凛として時雨 / Ling tosite sigure
9

『凛として時雨』の人気は何故衰えないのか

『凛として時雨』は、ギター&ボーカル担当のTK、ベース担当の345(みよこ)、ドラム担当のピエール中野からなる3人組のロックバンド。2008年12月24日にシングル曲『moment a rhythm』でメジャーデビューし、2010年9月22日発売の4thアルバム『still a Sigure virgin?』ではオリコンチャート1位を達成した。また、アニメ作品『PSYCHO-PASS サイコパス』のTV版と劇場版でそれぞれ主題歌を担当したことでも知られている。

金切り声を出すような激しい歌唱に、高速かつテクニカルな演奏。「刺す」だの「殺す」だのといったアクの強い歌詞も相俟って、デビュー当時からロックバンド界を騒がせてきた。そのスタイルは結成後10年以上が経った今でも変わっておらず、00年代からのファンも未だ根強く彼らを支持している。更にメンバーは各々ソロ活動も行っており、新たなファンを獲得すると共に『凛として時雨』本体の楽曲クオリティ向上にも繋げている。

新たなスタイルを求めて迷走する、或いは過去の自分たちを超えられず凋落していくバンドが少なくない中、『凛として時雨』は往年のファンから好評を受けてきた部分を一切曲げず、かつ何年経ってもひたすら進化を続けていく。これこそが、音楽界の中でも特に入れ替わりの激しい「ロック」というジャンルで、彼らが息長く活躍している所以である。

岡崎体育 / Taiiku Okazaki
9

TECNOでJ=POPで面白要素満載!

岡崎体育は自称「盆地テクノ」アーティスト。
盆地テクノとは岡崎体育流の音楽表現のことを言っているのであろう。
ファーストアルバム「BASIN TECNO」にはYouTubeから口コミを経て一躍有名になった名曲(迷曲?)「MUSIC VIDEO」が収録されている。この「MUSIC VIDEO」という曲が一部の人々の間で賛否両論を呼んでいるのである。
この曲は、いうならば「あるあるネタ」である。アーティストのミュージックビデオにありがちなことをひたすらこれでもかと述べているのである。またそのリリックを忠実に再現した映像もチープでありながら実によく出来ていて、見ている人をぐっと引き込む力がある。
しかし一部ではこのあるあるが、「ミュージシャンをバカにしている」と捉えられてしまっているのである。
尊敬の念があればオマージュ、なければパクリ・悪意と捉えられる現代。岡崎体育には確実に世の音楽に対する敬意が見受けられる。

JINROのCM曲提供、ポケットモンスターのED曲、パピコのCM曲。こうした提供曲を聴いてみるとそれぞれ岡崎体育の色を出しつつしっかりとニーズに答えた曲作りをしている。
「こういう場面にはこういう曲」という雰囲気をつかむのがうまいのである。
岡崎体育の楽曲はあるあるネタの最高峰である、と私は勝手に評しています。

きみはいい子
9

受け入れてもらうことの大切さ

この映画は、学級崩壊や児童虐待、高齢者の一人暮らしなど、現代の社会問題をテーマとして取り上げています。
学級崩壊のクラスを持つ小学校の担任、自分の子供を虐待してしまう自分も虐待を受けた経験のある母親、一人暮らしで少しボケはじめてしまっている高齢の女性、を主な登場人物とし、それぞれの抱える問題が入れ替わりで表現されていきます。
映画が始まり、児童虐待のシーンなどが出てきますが、そのシーンを見ているのは正直辛いです。近年、児童虐待の事件のニュースがよく流れますが、それを想起させます。
とても重い映画のように感じますが、最終的には方向性としてハッピーエンドで終わります。
それぞれの登場人物に共通し、映画全体で伝えたいことは、誰もが自分を受け入れてもらうことを必要としている、ということだと感じました。
自分の子供を虐待してしまう母親も、自分も虐待を受けた経験があり、子供を殴ってしまう自分を嫌い苦しんでいます。
もちろん、虐待する人を擁護するわけではありませんが、その人は、同様に虐待経験のあるママ友に抱きしめてもらい、自分を受け入れてもらいます。
それを見て感じるのは、虐待をはじめ社会的に悪いことをしている人でも、必ずしもその人が根幹から悪なのではなく、自分という存在を受け入れてもらえなかったという背景があるのではと感じました。
誰もが「あなたはいい子なんだよ、素晴らしい人なんだよ」と受け入れてもらいたいと思っていて、それによって世の中はもっと良くなるのでは、と感じました。

ピアノの森 -The perfect world of KAI- / Forest of Piano / Piano no Mori: The Perfect World of Kai
8

ピアノやショパンが好きな方に

森に打ち捨てられた一台のピアノ。そのピアノが一人のピアニストを育てていた。
娼婦の息子として生まれた主人公・一ノ瀬海を中心に、偉大なピアニストを父にもち、海との才能の差に苦悩する雨宮修平、海の指導者で、交通事故でピアニストとしての道を断たれた過去をもつ阿字野壮介など、様々な登場人物のピアノを巡る人間ドラマが描かれています。
海のおかれた環境からピアニストとして大成するのは決して現実的ではありません。しかし、森のピアノという神秘的な存在が非常に幻想的に描かれ、逆に海が生きる世界の厳しさは非常に現実的に、生々しく描かれていることで、あり得ないことも起こりうるような不思議な感覚が生まれてきます。
ショパンコンクールでは、各国代表の様々な音を想像しながら、参加者の中でも群を抜いて聴衆を惹き付ける海の姿に痛快さすら感じます。また、阿字野氏との師弟関係の行方も目が離せません。ハンドドクターの世界的権威が海の将来を左右する案件をもって登場します。海の手に何か問題があるのかと、ハラハラさせられます。
小学生だった一ノ瀬少年と雨宮少年がどのように成長していくのか、ショパンコンクールの覇者は誰になるのか、いろいろな楽しみ方ができる作品です。「ピアノ」、「ショパン」というフレーズに心が反応する方に、ぜひ読んでいただきたいです。