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mhubertのレビュー・評価・感想 (2/2)

セトウツミ
7

セトウツミ

菅田将暉くんと池松壮亮くん演じる男子高生の日常を、のんびりだらだらと描いてる映画でした。一言で言えばシュールな映画です。エピソードが5話ほどに分かれているので、映画にしては珍しい構成だと思いました。

この二人が河原のそばで座ってだらだらと話をするシーンが主なのですが、アドリブ?と思うくらい二人の会話がとても自然でした。
ワンカットも長く、またセリフも長くて、二人の言葉のキャッチボールがおもしろかったです。ゲラゲラ笑うおもしろさではなく、ふふっとつい笑ってしまうおもしろさでした。
中条あやみちゃん演じる女子高生も、かわいかったです。顔面偏差値の高い人たちが出てくるので、目の保養になります。
池松壮亮くんは優秀な生徒役で、なるほどと思える名言をいくつか出してました。
全く性格の違う二人がどうして仲がいいのか、何をきっかけに友だちになったのかもエピソードが出てくるので、その辺もくすくす笑いながら観てました。
連ドラ化もされてるみたいなので、ぜひ、見てみたいと思います。ただ、本当にだらだらのんびりした映画なので、半分ほど見て飽きてしまい、次の日にその続きを見ました。特に大きな展開もないので、そういったものを期待する人には退屈に感じるかもしれません。

blank13
8

映画「blank13」を見に行って。

実際に体験した放送作家さんのお話を、斎藤工さんが聞いていて、いつか物語にしようとして形にした意欲作です。
主演は、高橋一生君と決めて脚本を書いていたようです。海外での評価は高く、あるところでは、高橋一生さん、斎藤工さん、リリーフランキーさん同時に、最優秀男優賞をもらったぐらいです。若いときに世界中を旅して、バックパッカーをしていた斎藤工さんだからこそ、世界で輝けたんでしょうね。頭を良く下げる人で、自分の作品を上映してくれた映画館は、必ずといっていいほど訪れて、トークショーを開いてくれています。5月3日の日に大分駅にて斎藤工さんを見たという人がいたようですが、きっとあの小さな映画館にあいさつしにきたんだとおもいます。
映画の内容としては、死んだ父親を火葬する瞬間からはじまっており、人の生きてきた様や、どんなひとがおくやみにきてくれたかで、その人の奥深いやさしさがみえるというものでした。子供達にとっては、捨てられた父親だったのですが、こうして集まってきてくれた人々の前で、泣き出してしまい、その場にいられなくなった兄貴(斎藤工)の弟に任せていく様は、こみあげるものがあります。最後に喪主のかわりの挨拶をした高橋一生君。「それでも、大嫌いです。」と、発する言葉にはうめられない時間と言うものがあり、考えさせられました。

QP / キューピー
10

タイトルなし

最近、久しぶりに実家に帰りました。
自分の部屋に入ると、昔貼ったポスターやゲーム器があり懐かしい気持ちになりました。
そして大量の漫画。
私は、漫画が大好きで10代の頃は毎月最低3冊位は漫画を買っていた気がします。懐かしくなり棚いっぱいの漫画を見ていて一冊の漫画が目に留まりました。
高橋ヒロシ先生の書いた漫画「QP」
ワーストやクローズは、勿論好きですが僕が一番好きなのはQPです。
巻数は全八巻とその後のQPと短めではありますが、誰が一番強いかという話しだけではなく、どうしようもないヤンキーだったやつが社会人になってどうなったのか、変わる友達だったり環境に四苦八苦しながらも前に進んでいく。色々考えさせてくれる漫画です。

小鳥ことQP、涼、ツネ、幸三、この四人を中心とした話です。
全員ヤンキーで中学生から喧嘩ばかり。中でも小鳥は身体が大きく喧嘩が強くて先輩達もビビるほどでした。

中学も同じ四人は、高校も一緒の学校に行きます。
高校に入っても暴れ続けどんどん不良のなかでは有名になっていきます。
ただ、その頃から四人の進む道が少しずつ変わっていきます。
事情があり仕事をするもの。音楽に出会い夢をみつけるもの。椀力だけがすべてじゃないと考え、変わっていこうとするもの。暴力で支配しようとするもの。
少しずつのずれが重なり小鳥は少年院にはいることになります。そんなこともあり四人とも疎遠になっていきます。
出所後ガソリンスタンドで、働くことになった小鳥。
そして再開する涼と小鳥。
涼はヤクザになっていました。生きていく世界が変わった二人はどうなるのか?
ツネと幸三はどうなっていって昔の友達をどう思っているのか?
少年誌では描けない、青年誌だからこその表現もあり
読みごたえのある漫画QP。
文字はそんなに多くないのでサクサク読んでいけると思います。
気になった方は、是非一度一巻を手にとってみてください。
そして、今後この作品を読んで頂ける方へ。
私は、上田秀虎のような男になりたいです。

バジリスク 〜桜花忍法帖〜
6

待望? 蛇足? 前作「甲賀忍法帖」に詳しい人向けの続編が登場

「桜花忍法帖」のストーリーは、前作「甲賀忍法帖」の続編に当たるものです。前作「甲賀忍法帖」は、次期将軍決定のために殺し合いをさせられた忍者たちの、戦争の物語でした。政治に翻弄された忍者たちの戦いを描いていました。その戦いにより20名の忍者が全滅してから十数年後の話として「桜花忍法帖」が始まります。
しかし続編とはいっても、登場人物の関係において決定的な違いが2つあります。
1つ目は、甲賀と伊賀は敵対関係でありながらも、共同の計画を進めていること。両者は山奥の里で共に暮らています。
2つ目は、第三勢力である「成尋衆(じょうじんしゅう)」が登場すること。前作「甲賀忍法帖」では「甲賀 VS 伊賀」の戦争であったのに対して、今作「桜花忍法帖」は「甲賀・伊賀 VS 成尋衆」という関係です。
「桜花忍法帖」のストーリーは、前作「甲賀忍法帖」と同じく、登場人物つまり忍者たち個々の特殊能力に負う面が大きくなっています。つまり、「甲賀忍者と伊賀忍者の戦争」。登場人物が出揃った後の戦いは、相変わらず殺し合い展開が進みます。特殊能力を持ち存分に活躍したキャラクターたちが次々と死んでゆき、誰も結ばれることなく散ってゆくのは儚く寂しげに思えるものの、この無情感こそ「忍法帖」シリーズの特徴でしょう。

ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ / ドラクエビルダーズ / Dragon Quest Builders / DQB
10

一言でいうとドラクエ版のマイクラ

ゲームをする人なら聞いた事があるマインクラフトというゲーム。そのドラクエ版と言われているのが、「ドラゴンクエストビルダーズ」です。
ドラクエファンはもちろんですが、サンドボックス型ゲームが好きな人にはぜひプレイをオススメしたい。
このゲーム、ドラクエなので主人公はもちろん勇者でしょ!と思いきや、冒頭からいきなり天の声に「あなたは勇者ではありません」と否定されます(笑)
これも天の声に告げられるのですが、主人公はモノを作る力を失った世界の中で唯一モノを作る力を持っているので、勇者よりの一般人あたりかと(笑)
はっきりとした役職はないですが、世界観はしっかりとドラクエで、なおかつサンドボックス型ゲームなのでおなじみのBGMを聞きながらモノ作りができるという。
控えめに言って最高です。
そしてこれはドラクエ版ならではだと思いますが、ストーリーモードがあるので普通のサンドボックス型ゲームの様に「次何しよう」と悩まなくていい!
ストーリーモードは4章あり、それぞれに目的があるのでPRG感も味わえます。
ストーリーモードをクリアすることで、フリービルドモードという自由にモノ作りができるモードで作れるアイテムが増えて更にモノ作りに熱中できる。
ただ、ひとつ難をあげるとすれば一般的なサンドボックス型ゲームと比べて世界が狭い。
地下は数ブロック程度で上も狭いですし、何より海を渡れないというか、海の深いところに言ったら即死です。
滝も流れないし、とても残念でした。
でも実はこのゲーム、第二作目が今作成中らしく、恐らく今年発売だろうと言われています。
Youtubeで開発画像を見たら、世界の狭さが解消されてました。発売が待ち遠しくてしょうがない。今からウキウキです。

ここはグリーン・ウッド / Here is Greenwood
9

少女マンガだけど、少年だって楽しめる

主人公・蓮川一也、通称すかちゃんは、両親を交通事故でなくし、兄の一弘と二人っきりに。
一弘の母校である私立緑都学園に猛勉強の末、無地入学する事に。しかしながら、何故か生まれもっての不幸体質のすかちゃんは、何かと厄介事に巻きこまれます。
物語はこの緑都学園の寮、緑林寮、通称グリーンウッドで生活する中での日々の出来事がメインです。
この寮生たちがなかなかの個性豊な面々で、いつも何かしら問題が起こります。
男子校なので男子しか出てきませんが、女子顔負けに可愛い瞬や、イケメンなのに女運のない光流先輩。
いい所のお坊ちゃんのラスボス的存在の忍先輩。
このメインの4人の他の寮生達の話もあり、笑いあり、涙あり、今でいう所のBL要素も少しありと、盛沢山。
オカルトも、SFも何でもありの漫画です。
話の内容的には、ギャグ学園物(?)で、カテゴリーは少女漫画ですが、男の子でも十分楽しめます。
ただ、お色気要素は少ないですかね。
この不幸体質のすかちゃんが、はたして幸せになれるのか、光流先輩の女運は良くなるのか。
全11巻と長さ的にもちょうど読みやすい量だと思います。
何年か前にドラマ化もされています。
個人的には、まだまだ続いて欲しい作品の一つです。
いろんな漫画家さんが最近過去の続編を描いているので、是非那須先生にも、その後のグリーンウッドを描いて欲しいですね。

NAMCO x CAPCOM
8

ゲーム世界の英雄たちが大結集!

それはまだ、ゲームの世界が2Dのドット絵で表現されていた頃。点の集合体を動かし、弾を打ち、敵を倒したあの日を過ごした者にとってこのゲームはまるで思い出の詰まった宝箱のように思えるかもしれません。

2005年に発売されたプレイステーション2用シミュレーションRPG「ナムコXカプコン」は、その名の通りナムコとカプコンの有名ゲームキャラクターたちが一堂に会し、会話を交わしたり協力、敵対して戦い進めるゲームです。制作を担当したディレクターは、「スーパーロボット大戦」シリーズの会社に居たこともあり、本作のゲームシステムも非常に良く似ています。
個々のキャラ(ユニット)は高低差のあるマップを移動し敵機に接近。遠距離攻撃や近接攻撃を行い撃破します。各ユニットには固有のコマンドがあり、押したボタンによって攻撃が変わり、更にゲージが溜まると必殺技が出せるという、いわゆる格闘ゲーム的な面も持っています。
ユニットは基本的には1人ですが、中には2人が一緒に行動するユニットもあり、多彩な行動が出来ます。
ストーリーはナムコとカプコンの様々な世界…「物質界」「天界」「地獄」「幻想界」などがゆらぎと呼ばれる現象によって繋がり、それぞれの世界で活躍していた英雄たちが混乱しつつも徐々に集まり、やがて明らかになる陰謀を打ち砕くため協力します。
その為思いもよらないキャラ同士の会話が見られたり、似たような世界観のキャラが顔見知りの設定だったりと、過去に親しんだ記憶のあるプレイヤーにはたまらない仕掛けがたっぷりとなされており頬は緩みっぱなしになるでしょう。ゲームオリジナルの主人公のパートナーは、古いアニメやゲームにやたら詳しく会話の中に懐かしい文言をいちいち挟んでくるのも面白いです。

シング・ストリート 未来へのうた / Sing Street
5

良くも悪くも羨ましい。

私はこの物語の主人公のように、中学高校思春期の頃に家庭環境が悪くなった。実はバンド活動も始めた。でもこの映画の彼らのように、報われたり、一筋の希望が射し込んでくることもなく、大人になった。まあ結論みたいな感想は最後に書くとして…。

他の映画評のようにまあ80年代ポップロックの名曲が所々挟まれ、主人公たちもわかりやすく影響されているのがまあなんともおかしく、私も昔はそんな感じだったのでそこは凄く共感できた。
主人公たちの自分のバンドのオリジナル曲が、今伝説的に売れてる…例えばオアシスみたいなバンドの最初期のアルバムのシングルカット曲位の感じのクオリティなのがなんともリアリティ…
と思ったがこの年くらいであれだけ書けて弾けたら凄い才能だよなと思うので、その辺は微妙な感じでした。

女の子の事を本気で好きになっちゃうシーンの所がなんとなく感動が薄い気がした。それだけでなく全般的に言えるのだが、もうちょっとだけでも尺があってジワジワその辺の描写を丁寧にしてもらえたらなあ、と思った。

最後にわずかな希望をもって本当に船出に出る2人がひどく羨ましかった。私には一筋の光も刺さなかったから。ていうか同じ境遇でもこんな半分以上トントン拍子にいってる人を現実見たことない。ああ、見たことないから映画なのか?

さまざま著名人が絶賛するコメントを出しているようだけど、私が素直にそれに共感できなかったのは、きっと私は同じくらいの歳の頃に似た様な境遇で報われなかったと記憶しているからだろう。うらやましいからだな。

The Elder Scrolls V: Skyrim / スカイリム / スカイリム VR
8

modが楽しいオープンワールドRPG

洋ゲーの醍醐味はmod(modification kitの略)を使って自分の好みにゲームを変更できることです。ベセスダ社のエルダースクロールシリーズの5作目に当たるスカイリムも例外ではない。おっぱいをプルンプルン(modで乳も尻も揺れるのだ)させた美女コンパニオンを沢山引き連れてのドラゴン退治が楽しくないわけがないのだ。んん?敵が弱っちぃ?敵強化modだ、といった感じに人気タイトルだけに山のようにmodが用意されていて、中にはゲーム本編など一切やらずに自分で作り上げたmod世界を堪能している人もいるほどだ。
また、人が作った物を楽しむだけでなく、スカイリムには(同社製のFallout4にも)クリエーションキットが用意されており、自分自身でオリジナルのコンパニオン(これが一番作成が簡単なのだ)やクエスト、ダンジョンを作成できる。与えられたゲームをプレイして楽しむという一方向からの楽しみ方だけではなく、ユーザー側からもゲーム制作に積極的に参加できるのがスカイリムの醍醐味なのだ(余談だがベセスダ社は優れたmod製作者からも社員を採用していることで知られている)。
modを抜きにしても一旦放り込まれた世界の中でどういう行動をとるかは全くプレーヤーの自由。盗賊になろうが暗殺者になろうがプレーヤーの全くの自由なのだ。スカイリムはそれまでFFやドラクエしか知らなかった自分に、押しつけがましい世界観ではなく、本当のゲームの楽しさを教えてくれた素晴らしいゲームなのだ。本当にありがとうベセスダ社、沢山時間を奪ってくれて(笑)

Mr.Children / ミスター・チルドレン / ミスチル
9

『Simple』を聴くということ。

《Simple》はミスチルの曲の中で一番好きな曲です。97年頃に出たdiscoveryという名盤に収録されています。付き合っている彼女がミスチルの大ファンで、この曲を教えてもらいました。ザックリ言えばラブソングですね。
昨年の夏にミスチルのライブに生まれて初めて参戦しました。有名なシングル曲ばかりを歌ってくれたので最高に楽しかったです。ライブの中盤でボーカルの桜井和寿がギターの弾き語りでSimpleを聴かせてくれました。正直、素晴らしいと思った。ピックのアルペジオでイントロを弾いた時の歓声の大きさは凄まじかったです。何よりも驚いたのは桜井さんの歌声でした。とにかく美しく伸びていた。本当の意味で日本最高峰のロックボーカリストだと思い知らされた。
ファンの大半は涙を浮かべていたように思います。それを生で聴けただけでも今回は値打ちがありました。本人的にも特別な一曲なんだと思います。『10年先も、20年先も君と生きれたらいいな。悲しみを連れ、遠回りもしたんだけど。探していたものはこんなシンプルなものだったんだ』心に染みる歌詞を書けるというのは本当に素晴らしいことなんだと体感しました。いつか僕も彼女の前でそんな風に歌えたらと思っています。

アルマゲドン / Armageddon
10

家族愛に涙

地球に隕石が接近し、人間が全人類を救う為に国から代表者が選ばれ、如何にその隕石をぶち壊すかという、ありきたりな映画。しかし、この映画の素晴らしいところは、愛に満ち溢れていることだ。
ただただお涙頂戴の場面があるわけではない。なんと言っても、ブルース・ウィルス演じるハリー・スタンパーと娘のやりとりが、いちいち泣けるのだ。娘の最愛の恋人は、ハリー・スタンパーの部下であるA.J.フロスト。ハリーは二人の交際を反対しており、目の敵にしていた。
ハリーは、地球に接近する隕石をぶち壊す役目を引き受けることになり、その重大任務にA.Jも参加することに。隕石到着までにメンバーを数人亡くし、隕石での噴火でもまたメンバーを亡くし…と、次々に大切な人々がハリーの目の前から消えていく。もういよいよという時、生き残ったメンバーはそれぞれの最愛の人にお別れを告げていく。
ハリーと娘は喧嘩が絶えなかった。しかし、娘に別れを告げるハリーの表情は、娘を大事に思う、最高の父の表情であった。
そして、最も重大である任務を引き受けたA.J.に対し、ハリーはやってくれた。最高の愛を娘に残したのだ。娘だけでなく、最愛の恋人であるA.J.に対しても。
何度観ても飽きず、涙し、家族の大切さや愛を実感できる一本。是非最初から再度まで、じっくりと楽しんでもらいたい。

エイリアンVSアバター
10

Z級作品だが最後まで観てしまう!

エイリアンVSアバターという何ともアレなタイトルだけども、中身は全てにおいてZ級作品で、予算をほとんどかけれずによくこれをDVD化まで出来たなという程の出来です。
観ようと思えば不思議と最後まで観れる絶妙な作品です。
着ぐるみのエイリアンが地球にやってきて、なんでかわからないけどとりあえず人を襲いにいきます。それを阻止するためにやってきたアバターw
山奥にきた人間たちを巻き込んで、着ぐるみのエイリアンと、人にしか見えないアバターが闘う!
そしてアバターの最終兵器ロボター?がダンボールで作られた被り物で人間たちを助ける!
テンポ的にも独特でZ級の中では最後まで観てしまう人もいるようなホラー的な展開です。

「次は誰が死んでしまうのか?」といった、基本かつ古典的な作りにもなっているために、テンポはゆるいが最後までなぜか観てしまう出来になってます(投げる人は速攻投げるが)。

序盤にいきなり意味もなくお色気サービスがあり、エイリアンはステルス仕様だし、アバターは見た目人間に変身して制作費削減してるし、ロボターはダンボールだし、基本舞台は山奥だけだし、わりとだれが生き残るのか予想つかない。

本当にヒマな時に映画を観ようと思って、観るものが思い浮かばなかった時にはこの作品をオススメしときます。

はたらく細胞 / Cells at Work!
9

楽しみながらお勉強も出来る

登場人物はみんな細胞に関係しています。その中で「白血球」と「赤血球」を中心に話は進められていきます。それぞれの細胞の仕事と役割が描かれています。また免疫って?花粉症が起こる仕組みは?など知っているようであまり知らないことをギャグを交えながら面白く理解できます。特に癌についての回は見どころです。発生する経緯、なぜ癌が悪いのか等がわかります。
難しい単語や専門用語も出て来ますが、その都度説明の文も出てくるので混乱せずに読み進められます。
またキャラ1体1体に魅力があるのも見どころです。私が好きなのはキラーT細胞です。言葉遣いも悪めだし、表情もなかなか悪いですが、頑張り屋なところ、仲間想いなところなど応援したくなります。こういった魅力的なキャラが多数います。
絵も綺麗なので、読みやすいと思います。
読み終わったあとは、こまめに水を飲もうとか、休息をきちんと取ろうとか、体にいい事をしたくなります。自分の体に対する対応が変わります。
楽しく体の細胞について勉強が出来る新しいタイプの漫画で、おすすめです。
白血球が細菌をナイフで倒したりと、血生臭い描写も多くありますが、お勉強での参考書のような感じでも利用できるのではないかと思います。

欅坂46 / 櫻坂46 / Keyakizaka46 / Sakurazaka46
10

欅坂46のここが凄い!

皆さん、欅坂46と言うアイドルグループをご存知ですか?乃木坂46の姉妹グループでありながら、乃木坂46とは全く違ったジャンルといっても過言ではない程、カッコよく印象に残りやすい曲と振り付け、現代の若者に訴えかける様な歌詞が魅力です。
パフォーマンス中はクールなメンバーも、バラエティーになると愛くるしい笑顔とトーク、普通の女子になる瞬間がとてつもなく可愛らしくまた、ファンを一安心させます。
「欅って、書けない?」と言った欅坂46冠バラエティー番組は特におすすめです!MCには土田晃之さんと、ハライチの澤部佑さんが務めており、彼女達の普段の私生活などを掘り下げつつ面白く進行していくMCにも注目です!

番組もいいですが、やっぱり曲がいいんです!特に私が一番お気に入りの曲は「世界には愛しかない」です!この曲は欅坂46のセカンドシングルの表題曲であり、クールで激しいダンスで注目されがちな欅坂46では珍しいとも言える、爽やかな曲になっています!この曲の注目ポイントはやはり、曲の出だしがポエトリーとなっている所!要するに語りから始まります!サビでは彼女達が青空が広がった草原を風車を背景に白の衣装で駆け回り、壮大なイメージを受けます!youtubeにもMVが上がっているので是非観たことのない方は見て下さい!きっとあなたも欅坂46にハマるかも?

十二大戦 / Juni Taisen
10

最近見たアニメの中でもかなり面白い!

元々は小説だったのをアニメにした作品です。漫画化もされています。原作者は西尾維新。刀語や、化物語などのヒット作を発表している有名な先生だけあって、非常に設定が細部まで作りこまれていて凄いの一言です。
このアニメはいわゆる能力バトルものです。十二支をモチーフとしたキャラが集まり、どんな願いでも叶える事ができるという願いを得るために、勝ち抜き1位を目指すお話です。
アニメは12話で全部ですが、その12話の中でそれぞれのキャラの過去を掘り下げ、どういう人生を歩んできたのか、そしてどういう人物なのかを短い話数の中でよく描いてあります。
肝心の戦闘描写も迫力があり、それぞれの能力を駆使した戦いがうまく描かれています。ただ単に戦うだけでなく、能力を駆使した緻密な戦闘です。この辺りは西尾維新らしいです。
また西尾維新らしさは他にもあり、それは能力のネーミング、キャラの紹介文です。そして必見は最終話です。正直、どんでん返しです。この最終話を見て、「あ~そういう事か」と、今までの戦いの経緯に納得できます。この展開には非常に驚きました。
何はともあれ、一度見てみる事をお勧めします。絶対にハマります!

Free! / フリー(アニメ) / ハイ☆スピード!
10

このアニメに出会えて良かった!

Free!とは岩鳶高校に通う主人公の2年七瀬遙、幼馴染の2年橘真琴、同じ水泳教室だった1年葉月渚、高校に入って初めて仲間になる1年竜ヶ崎怜、そして鮫柄学園に通う主人公ライバルの2年松岡凛の5人が水泳を通して努力・友情・水泳・上半身を描いていく素晴らしい作品です。
京都アニメーションが作成したアニメの為、作画・描写・水の表現の仕方が他のアニメとレベルが違いますし、5人が高校生らしい甘酸っぱい青春の物語も目が離せません。
アニメの作画、物語の脚本も素晴らしいですがやっぱり1番はそれぞれのキャラクターの個性が魅力的だと思います。
主人公七瀬遙は水が好き…というか水が無いと生きられないので、酷い時はホームセンターにある巨大な金魚の水槽にまで服を脱いで入ろうとする強者です。
それをいつも止めに入る橘真琴は背が高くて筋肉質の割に根が優しくおバケは人一倍怖いという可愛らしいギャップがあります。
同じ水泳教室だった葉月渚は小柄で可愛らしく、突拍子もない所が見ていて飽きません。
そんな渚の世話をするのが竜ヶ崎怜ですが、彼は小さい頃からカナヅチで全く泳げないのに渚に推されて水泳部に入部しました。
アニメ初期にしか見れない、プールの底に沈んでいく怜は必見です。
そして主人公七瀬遙のライバルである松岡凛は周りに高圧的で小学校時代に見せていた人懐っこい笑顔は見る影もありません。
自分の遙に対する劣等感から周りに強く当たり、時には孤立してしまいますが根は人一倍努力家でロマンチストな上にすぐに泣く泣き虫な所が可愛いです。
まだまだFree!の魅力は語りきれませんが、少しでも興味のある方はぜひこの素敵な作品に触れていただければいいなと思います。

美少女探偵ナンシー・ドリュー / Nancy Drew
8

ストーリーには期待しちゃいけない作品です。

分類的にはミステリーになるのでしょうが、ハラハラドキドキの謎解きを楽しみたい方にはお勧めしません。ミステリーの度合いでいうと、コナン君よりももっと小さい子向けかもしれません。
邦題に追加された「美少女」の三文字がこの映画の全てです。主人公のナンシーがもう、ひたすら可愛いです。ただそれだけの映画です。
原作は古い児童書のシリーズで、作者や書かれた時代もそれぞれ違うため、少しずつ使用している道具や環境に違いがあるようです。本作の舞台は現代のアメリカです。しかしナンシーは「母親の服の型紙から起こした服を着ている」という設定なので、主に1950年代を基調としたファッションを着用しています。これがまたとにかく可愛らしい。古いのはわかるのですが、その古さを感じさせないよう絶妙にアレンジされています。ナンシーはおしゃれな女の子なので、そんな素晴らしいファッションの数々をシーンごとに次々と披露してくれます。映画なのにファッションショーをみているようです。
児童書が好きなので、キャラクター設定や展開に、子供の頃に読んだほかの本を思い出し懐かしくおもいながら観ていました。
またこの児童書は女の子向けの本なので、恋愛要素も描かれています。しかし恋人未満の幼馴染はあまり出番がなく、冒頭にちらっと姿を見せたあとは退場し、また途中からひょこっと出てきて、事件解決前にさっさと故郷へ帰ったあと最後にちょこっとだけの登場です。その辺りの中途半端さ加減にはもやっとするものがあるのですが、エンドロールに流れる歌は彼の恋心を歌ったもので、こちらはいい感じにアップテンポで切ない歌詞が素敵です。

弱虫ペダル / 弱ペダ / Yowamushi Pedal
10

ロードレーサーや自転車好きな方は必見です。

アニメオタクの主人公、小野田坂道は高校に入ったらアニメ・漫画研究部に入ろうと決めていたが、部員不足で廃部状態に。そんな中、坂道でも歌を歌いながらママチャリで上る小野田の才能も見出した今泉俊輔に自転車競技部に誘われます。また、関西から引越してきた鳴子章吉の言葉を受け、小野田は自転車競技部に入ることを決意します。入部早々部長の指示で一年生レースが始まり、小野田はこのレースで坂を得意とするクライマーに抜擢されます。次に4日間で1000キロ走破という過酷な合宿が始まり、2年生の手嶋純太と青八木一にインターハイをかけた勝負を持ち込まれます。結果は手嶋と青八木の肉離れによりリタイア。小野田、今泉、鳴子の1年生は見事勝利しインターハイの切符を手に入れます。手嶋と青八木は1年生の走りを認め、自分たちの思いを1年生に託します。
そのインターハイでは、今泉はオールラウンドとして3年、金城真護を。鳴子はスプリンターとして3年、田所迅を。小野田はクライマーとして3年、巻島裕介をサポートしゴールに届けるために引っ張っていきます。
この作品の見どころは、インターハイスタートまでの過酷なレース、合宿から得た仲間との絆や、ロードに対する思いがこのインターハイと言うステージで生かされていく点です。本当に熱く何よりも感動できる作品です。