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iwasan_13のレビュー・評価・感想

リングフィット アドベンチャー
7

運動不足解消に!!

運動不足解消のために購入した。
最初は「ガッキーが宣伝しているからみんな買ってるんだろう。本当に運動になるのか。」と疑心暗鬼だったが購入して実際にやってみるとすごい運動になるではないか。
初日、運動終了後さっそく筋肉痛に。翌日には腕があげれないほどになっていた。
普段どれだけ運動をしていないかが明確になった…。
とりあえず運動不足解消とダイエット目的で毎日約1時間、100キロカロリー消費されるまでは続けてみることにした。
しかし、運動開始後1週間たっても体重が変わらず…。なんなら少し増えてる…。
筋肉がついたから!?確かに初日からずっと筋肉痛ではあるが…。
いやでもそんな早く筋肉ってつくの!?と思いネットで調べてみると、
なんと筋肉痛のときは体に水分が多く蓄積されている状態になるので体重が重くなってしまうとのこと。
なるほど。よかった。
筋肉痛がなくなったら体重減るんだなと思い運動を継続。
しかし、一か所の筋肉痛がなくなったと思ったらつぎは別のところが筋肉痛に。
なかなか体重の減りを実感することができない。
そんな日を繰り返していたがあきらめずにとうとう1か月!
やっと体重が減ってきた!!といってもほんと少しではあるが。
でも、リングフィットをしだしてから睡眠の質がとてもよくなったし長年悩まされていた肩こりも最近では解消されている。
気分転換になり運動もできるしストレス解消にもなるし私はリングフィットを購入してよかったと思う。

シン・ゴジラ / Shin Godzilla
9

シン・ゴジラを支える正体は〇〇でした

「シン・ゴジラ」は、2016年に公開された空想特撮映画です。太古から生き残っていた深海海洋生物が不法投棄された際に大量の放射性廃棄物によって変異し、東京湾に突如現れるところから物語は始まります。陸上を匍匐前進するように進む第二形態、突如立ち上がり二足歩行を始める第三形態、そして一時海洋に脱出した後に再び上陸してきた第四形態と、短期間に驚くべき進化を遂げる「巨大不明生物=ゴジラ」。実はこのシン・ゴジラ、ほとんどがCGによって撮影されているのです。形態を変えてゆくゴジラはもちろんですが、飛んでいるヘリも、倒壊するビルも、多摩川河川敷に展開される自衛隊の戦車群も、CGで作成されているのです。日本政府内の混乱のリアルさと相まって、CGをCGと見分けられないほど精密に表現されています。「現実vs虚構」がシン・ゴジラのキャッチコピーなのですが、どちらが現実でどちらが虚構なのか分からなくなります。

地獄楽 / Hell's Paradise: Jigokuraku
10

最高の絶望感。

『地獄楽』のタイトルの通り、地獄なのに極楽にいるような不思議な世界観を味わうことができます。
舞台は江戸。死刑囚と死刑執行人がペアを組み、無人島に不死の薬を取りに行くという物語です。
その無人島の景色はとても美しいのですが、仏教美術を彷彿とさせるような化け物が多数出現し、立場の違いを超えたサバイバルに登場人物たちは巻き込まれます。
死刑囚と死刑執行人の間に当初は考えられなかったような絆や信頼が生まれていきます。
死刑囚と死刑執行人、島に昔から存在する「ヒトではない者」たち、また後になって派遣された追加の死刑執行人と主人公の同郷の者たちの三つ巴の戦いが物語をさらに混沌とさせ、この先どうなってしまうのかという絶望感に浸ることができます。

主人公の画眉丸は「石隠れの里」でも随一の力を持つ忍者でしたが、妻を愛するあまり里に反抗し、死刑囚となってしまいます。
その奥さんがそもそも存在するのか、というのも読者にとっては謎な部分ではありますが、普段冷酷ともいえる画眉丸の人間らしい部分が見え隠れし、実際に存在することを祈らざるを得ません。

世界観自体は和風と中華風が混じりあって物語の混沌とした雰囲気をさらに独特のものにしています。
ぜひ読んでみてください。

バグズ・ライフ
7

アリは強い

バッタのために食料を集めるアリたちの国である年、決められた量の食料が集まらず、勇者たちを連れてきてバッタと戦おうと思ったら、連れてきた勇者たちはサーカス団だったという話です。主人公のフリックは発明好きということもあり、いろいろ工夫して、サーカス団を勇者に仕立て上げ、バッタを倒す方法を考えます。サーカス団たちも最初は嫌がってたけど頼られて子どもアリたちから尊敬されて、アリを見捨てられないてなります。なりすまし型コメディの王道をいっていておもしろいです。出てくる虫もテントウムシは英語でレディとかなんか女の子ぽい名前だから、ちょっと顔がメイクしてるみたいな男でおもしろいし、ナナフシとかでぶいイモムシとか種類が色々で興味深いです。わたしは女性だし、そんな虫とか好きではないけど、虫が好きなお子さんにはいろんな種類が出てくるってだけでおもしろいのではないでしょうか。そして、最後、バッタとの戦いも素敵でした。バッタはアリをバカにしていますが、アリってやっぱり大勢で生活しているし、現実でも大の大人とかがアリに噛まれまくって右往左往してるし、強い昆虫だと思います。バッタに一人、お前たちなんかいらないと言ったフリックもかっこよかったし、団結して大勢集まったアリたちもかっこよかったです。

ALI PROJECT / アリプロジェクト / 蟻プロジェクト / アリプロ
10

品のある、貴族的な音楽。ロリータファッション好きも!難しくてかっこいい日本語表現あり!外国語の歌あり!複数ジャンルあり!

「ALI PROJECT」は、2000年代以前に「蟻プロジェクト」として発足したアーティストで、歌手と作詞を宝野アリカ様、作曲を片倉三起也様が行いコンビを組んでいます。『ローゼンメイデン』のアーティスト、と認知されがちです。
テレビCMやアニメの曲などとして使われることは非常に沢山あり、楽曲も数が多いです。また、ジブリの『魔女の宅急便』の歌が二曲ほどあったり、『マクロス』の『私の彼はパイロット』という曲のカバーがあったりします。
基本的に雰囲気としては、品が良く、難しくて格好のいい日本語表現を使ったり、貴族的で、ロリータ・ゴシックロリータな雰囲気と考えられるのですが、ジャンルもとても多いです。クラシックからの引用が多いです。
例えば、とても純粋で可愛い(通称・白アリ)ジャンルや、それとは裏腹にとてもドス黒く、あるいは直情的で厨二病的もしくはかっこいい系の黒アリなどがあります。
それだけでなく、フランス語の曲、中国語の曲などが存在したり、音楽のジャンルとしても様々あります。
ライブを行っていたりもします。
また、PVも格好良く、毎回豪華な衣装を作成しており、様々な衣装のビデオを見ることが出来ます。
音程は、上下するものが多く、声も高いとされています。
日本をテーマにした曲も多くあり、日本が好きな方にもおすすめで、他にあまり日本をテーマにした曲を歌う方は見ない気がします。このジャンルでは最高の歌手であり、コンビです。
あなたも実は聞いた事があり、「ああ、このアニメに使われていた曲か!」などと思うはずです。

スパイダーマン / Spider-Man
7

世界で1番人気のヒーローとは!?

あなたは『スパイダーマン』という映画を見たことがありますか?きっと知らない人は「クモ人間?どういうこと?」となると思います。これはマーベルというニューヨークに本社を置く会社が作った映画の作品の1部です。他にも、『キャプテン・アメリカ』、『X-Men』、『ハルク』、『アイアンマン』、『マイティ・ソー』などあらゆるヒーローたちの映画作品を生んできました。
その中でも1番オススメの『スパイダーマン』を紹介しようと思います!

『スパイダーマン』は1週間で1億ドルの記録を達成した初めての映画で、それまでの最高記録である『ハリポッターと賢者の石』の9000万ドルを上回りました。
また、スパイダーマンはとても人気のヒーローで、アメリカンコミックスヒーローランキングで堂々の第1位を獲得しています。
ちなみに2位がバットマン、3位がスーパーマンです。
『スパイダーマン』はシリーズ化され、7本も作品があります。単体のキャラクターだけでここまで映画化されるヒーローは今までにいたでしょうか。

ここからは少しネタバレになるので、ネタバレされたくない方や「自分で見るよ」という方はここで読むのを止めてもらって、作品を見てください。もう既に内容を知っている方やネタバレされても構わないという方はスパイダーマンの魅力に迫っていきましょう!

あるところにピーター・パーカーという高校生がいました。幼い頃に両親を失い、今は叔父と叔母と一緒に暮らしています。
彼は科学好きで人一倍奥手です。好きな子がいてもなかなか話しかけられず、学校でも酷いイジメを毎日のように受けていて、ハッキリいうと冴えない子でした。
ある日、学校の授業で研究所へ見学に行きました。そこは遺伝子組み換えについての研究所でした。ある1匹のクモがピーターの手を噛むことからこの悲劇が始まります。クモに噛まれたピーターは家に帰りそのまま寝てしまいました。
翌朝起きると、驚くことに今まではメガネをかけないと何も見えなかったのに視力が回復し、メガネが要らなくなりました。
さらに、ガリガリだった体がムキムキのマッチョになっていたのです。
1番の変化は自分がクモのようになったことです。手には粘着力があり、手首からはクモの糸のようなものが出るようになりました。突然すぎる出来事に1番驚いていたのは、ピーター本人です。
6歳の時からず隣の家に住んでいたメリー・ジェーン(通称 MJ)を車に乗せてドライブデートをしたいピーターは、賞金を獲得する為にアマチュアレスリングの試合に出ることになります。結果、対戦相手をコテンパンにぶっ倒しました。
ですが、賞金を貰える条件が「3分間試合に耐えること」だったのに対しピーターは耐えるどころか時間内に倒してしまったので、賞金は貰えませんでした。そこに突然強盗が来て賞金はすべて持っていかれました。強盗が目の前を通りましたが、屁理屈のような道理のせいで賞金をもらえず腹を立てていたピーターは、強盗をわざと見逃しました。
レスリング会場から外に出ると、そこは大勢の人だかりで、様子をよく見てみるとピーターの叔父が血を流して倒れていました。
叔父を攻撃した犯人が今もなお逃走中ということで、ピーターはそれを追いかけます。
ようやく犯人を追い詰め顔を見てみると、先程レスリング会場で現金を脅し取った強盗犯でした。
その強盗犯との取っ組み合いの末、犯人は高いところから頭を打って死んでしまいます。
その事件をきっかけにピーターは正義のためにスパイダースーツを着て社会に貢献する人間になります。

これがスパイダーマンの始まりです。
ここからスパイダーマンは人としてヒーローとして、心身ともに強くなっていくのです。
本当はもう少し内容を話したいのですが、続きが気になる方はぜひ映画を見て楽しんでください!

GRAPEVINE / グレイプバイン
10

美しいメロディーが最高!

1997年デビューの中堅(になるかな?)バンドです。ギター&ボーカルの田中和将、ギターの西川弘剛、ドラムの亀井亨の3人編成です。途中病気でベースの西原誠が脱退していますが、活動休止期間もなく23年間新曲リリース、ライブ活動をし続けてくれている貴重なグループです。高校の時初めて聴き、田中さんの声の美しさ、メロディーの良さにひかれ大ファンになりました。過去のアルバムなどを買い、本当にたくさん聴きましたし33歳になった今でも繰り返し聴いています。歌詞が難しく、文学ロックといわれたりしていますが今になって意味が分かったりして飽きないのです。時間がたっても色あせない、古さを感じさせないものばかり。歌詞はほぼすべて田中さんが書いていますが、その言葉選びのセンスの良さは誰にもまねできないでしょうね。
ドラムの亀井さんが作曲することが多いのですが彼の生み出す美しいメロディーも大好きです。『亀メロ』といわれていますが、ほかの音楽を聴いて亀井くんっぽいなあとか思ったことがないです。個性的なのに、みんなが好きになる美しさがあるというか。
西川さんも数はやや少ないですが作曲しますし、ギターテクニックは天下一品です。
多才な3人ですけど、バランスがいいので、長く続くんでしょうね。

デュエル・マスターズシリーズ / デュエマシリーズ / Duel Masters series
8

デュエルマスターズ

最強カードをたくさん発売をしている。

<メリット>
簡単に出来ること。
初めてやる方にもお勧めです。
デッキ(40枚1セットでこのゲームを行う上での基本)を作るのが苦手な方にも、完成している物があるのでそれを買うことを勧めます。
最強デッキにするには、生産終了している物があるのでそれを中古店で購入しないと出ないカードもありますが金額的にも安いことが経済的に安心が出来るカードゲームだと思います。

<デメリット>
一部のカードが公式大会では、規制が入ることがある。
大会の回数も少ない。
カードの効果、規制、人気な物は基本高い。
最強カードはパックでの発売が多い。
平均4ボックスから10ボックスの中に最強カードが入っていることが多いので、最強カードを手に入れようとするとお金がかかる。ちなみに10ボックスを購入するには50000円くらいかかってしまいます。

<このゲームの楽しさ>
最強デッキがなくても安いデッキで始めて、友達と一緒に考えながらデッキを作ることが出来ること。
一番の楽しみは、大会などに優勝した時の嬉しさがたまらないです。

JUDGE EYES:死神の遺言 / ジャッジアイズ:死神の遺言
10

ジャッジアイズ 感想

龍が如くを手掛けている会社が提供しているリーガルサスペンス・アクションゲーム。やりこみ要素がとても多く、ストーリーを進めるだけでも約30時間、あらゆるサブストーリーやドローンレースやギャンブル、双六など多種多様な追加要素を含めると、約100時間をかけてたっぷり遊べるボリュームとなっています。
人気シリーズ・龍が如くの歴代作品の中でも最高傑作と名高い「龍が如く0」の脚本を担当していた人物が、この作品の脚本を担当していることもあって、要所要所で予測のできない出来事や次の展開が気になるようなシーンがあり、また謎が謎を呼ぶような構成で色々な考察の余地がありました。
ゲームのプレイ中でも、ただ単にコントローラーを握ってプレイするだけでなく、あれこれ考えながらやれるのでドラマや映画を見ているような感覚になります。少しづつ少しづつ点と点が線でつながり、数々の事件を経て人間関係がつながってくる点が、プレイをしていてとてもよかったです。
キャラクターそれぞれの設定がしっかりしていて、その声を担当している木村拓哉さんをはじめとする方たちの演技が、よりストーリーのリアルさやキャラクターたちの人間味を引き立てています。何十時間もプレイした末の最後のエンディングでは、キャラクターたちに完全に感情移入しきっていて、別れるのが寂しくなり喪失感が感じられるまでになっていました。まるで長編の映画が終わった時のような感じです。
本当に買って後悔のない作品でした。

竹原ピストル
10

奥の方を掴まれる

竹原ピストルさんを初めて知ったのは、松本人志監督作の「さや侍」でした。ストーリーの流れ上自然な形で出演した様には見られず、なんならちょっと「何これ?」感がかなりありました。しかし彼の声を聞いたらはっと晒されました。なぜならこれまでのストーリーの事は忘れ彼の歌に聞き惚れていたからです。そこから竹原ピストルを知り追いかけるようになりました。現代の音楽とは少し違いますが、心の奥を掴まれて激しく揺さぶられる声と歌詞。とんでもない人がいるのだと思いました。これは生で見るしかないと、ライブを探し行くだけ行ってみようと思いました。ライブの前に予習だと、ネットに上がっている彼の歌を探し聞き惚れる日々。まだ聞いたことがないものかと探す毎日でした。聞けば聞くほど好きになっていたました。ついにライブ当日。もちろん会場までにしっかり予習だと聞き始めたものの、ついに生で見れる!ということもあり電車の中で泣いてしまいました。辛い日常もあってかそんな事は初めてでした。ライブでも登場しただけで涙。そして「東京一年生」で結界崩壊のごとく号泣。歌を聴いて泣くのは初めてでした。聴いた後にはなんとなくモヤモヤ。やっと聞けたはずなのに。奥の方を掴まれるグラングランなされたせいなのかなと思っています。そんな彼を自信を持ってオススメします!

ファイナルファンタジーIII / FINAL FANTASY III / FFIII / FF3
10

ファイナルファンタジーⅢが教えてくれる昔のゲームの素晴らしさ

ファミコンのゲームであるファイナルファンタジーⅢ(以下、FF3)というのは、ドラゴンクエストのような、典型的なRPGに近いが、昔のRPGの良さを存分に秘めた最高のゲームである。
まず、一番に今のRPGにはない戦略性というものが挙げられる。このFF3では、四人で戦うのだが、四人のそれぞれ一人一人の「ジョブ」というものが変更でき、それぞれのジョブについて、使える魔法が違ったり、ステータスが違ったり、はたまた最高までレベルを上げると最強になるものあったり…
この「ジョブ」システムがあることによって、幅広い戦略性、戦い方ができ、ラスボスを倒すのだっていろいろなジョブで戦う楽しさがある。これは今のゲームにはないものであろう。
そして、ゲームにおいて忘れがちなのだが、「BGMの素晴らしさ」が今のゲームとは違う。あの8bit音楽の抑えきれないノリノリ感、そしてそれが戦闘の臨場感、はたまたほのぼのとした雰囲気を意識してなくとも出している。
また、今のゲームを悪く言うつもりはないが、今のゲームはとても人物の動き、心理などが細かくアニメーションで描写されている。これに対して、ファミコンのゲーム(ここではFF3)では、ドット絵で細部までは描かれていない。何だ、昔やっぱだめじゃん、と思うかもしれないが、この「ドット絵」によって、その人物が何をしているのか、どんな状況下に立たされているのか、自分の想像によってその足りない部分を埋めることができる。これは今のゲームにないプレイヤーの「想像」要素が関わってくる、ある意味、いや一番重要なFF3の魅力である。
百聞は一見に如かず、その壮大かつストーリーと戦略性、音楽の完成度と昔のゲームに秘められた「自分の想像」という最強の要素を兼ね備えた今のゲームではありえないを、ぜひ遊んで試して頂きたい。
FF3は、最近発売されたミニファミコンで遊ぶことが出来る。

メン・イン・ブラック / Men in Black / MIB
8

一つの話として完結していて良い

MIBシリーズの最初。ウィルスミスが初めて宇宙人対策部に入って、虫型宇宙人と対決する話。ウィルスミス演じるJは、元気でバカで一生懸命でぼうや感が強く、トミーリージョーンズ演じるKの冷たいけど、後輩を育てようとする年配捜査官とのコンビがよく合っている。それに、地球には既に宇宙人が移り住んでいるという設定も、たしかに宇宙人ぽい人がいるもんねてなんか納得できたし、敵役がバグ系宇宙人というのも虫嫌いの人が多い中、すごくのれるというか、怖くてキモくていいです。話も、秘密組織に入るためのテストとかがあって面白いし、ヒロインの医者もきれいだけど、なよなよしてなくて女から好感が持てる。出てくる宇宙人も個性的で面白い。撃っても新しい顔が生えてきたり、犬が宇宙人だったり、ユニークで、こりゃシリーズ化するなという感じ。この映画の最後にはKは、もう普通に戻りたいと、記憶を消して組織から出ていくんだけど、そこのウイルスミスとの会話が湿っぽすぎず、かっこいいし、新たな相棒とのシーンもワクワクする感じ。結局、トミーリージョーンズは人気キャラだったからか、シリーズに戻ってくるんだけど、一つの話として完結していて、いい。

ジョーズ / Jaws
9

サメ映画の金字塔。

海水浴場事業が決め手の島にサメが現れ、人々を襲っていくパニックムービー。
めちゃくちゃ怖いです。実はサメはあんまり映像として出ないのに、すごくサメを感じます。それは水の中から泳いでる人の足を写すショットだったり、血に染まる海だったり。さすがスピルバーグ。怖い見せ方がよく知ってるなあと思います。
ジョーズ以降サメ映画はいろいろ作られてますが、やはりジョーズが一番怖いし、面白い映画だと思います。古い映画ですし、見るまでは舐めてました。そんなに怖くないだろうと。しかし見て見ると、前述のようにとても怖く、水に足をつけれなくなりました。最後サメと人間の対決があるのですが、一人が悲惨な最期を遂げます。そこがすごく怖いです。あんなでかいサメが海に出たらと思うと、もう海水浴に行けません。
サメの怖さはもちろんですが、話としても面白いです。海水浴で客を呼ぶから、サメが出たのを隠そうとする町長や観光業界の人とか、なんでサメのことを教えてくれなかったのかと社役の警察署長を責める被害者の母親とか、サメの賞金狙いの討伐隊とか、警察署長の可愛い息子たちとか、人間ドラマのところも面白いです。観光が売りの島田サメが出たら困るだろうなと、町長の気持ちもわかりますし、亡くなった子の母親の気持ちももっともです。そういう共感がもてる話なので、何度でも見返せます。

亀は意外と速く泳ぐ
10

このパロディのセンスは笑える

何気なく手に取ったレンタルです。監督の事もあまり知りませんでした。

ナンセンス?不条理?小ネタのオンパレード。私はコレが好きです。予期せぬ展開やセリフに吹き出しました。
このあと、三木監督の作品を色々観ましたが、私はこれが一番好きです。上野さんと蒼井さんと要さん、いいです。好みが凄く分かれそう…。面白いって人もいれば、ナニコレ?って人も多そうな作品。
蒼井優さんが必要だった配役なのかもよく分からないし…。花とアリスの翌年の作品だったんですね、これ。凄い痩せてた!笑
平凡から生き甲斐や楽しさを見つけ出した主人公の記録みたいなものかも?最後の別れのシーンは、何だか切なかった。出会ったのに、もう会う事も無くなる人達。ふせえりさんが素晴らしいと思った。

最初見始めた時は、まあこれ20分以上は見続ける気にならないだろうな、と思いました。普通の感覚から言ったら、ただナンセンスなだけで笑えないギャグの連発ですから。存在の薄すぎる女性、という割には上野樹里ちゃん、かわいすぎだろ、ってのも違和感あったし。
というわけで、もう最初の方で期待を完全に捨てて、ただの暇つぶしという感じでぼーっと見てたら、やがてちょくちょくハマって大爆笑できる箇所が徐々に増えてきました。

ネタバレになるので具体的には書きませんが、他の映画やドラマで、要潤さんの二枚目ぶりとか、和製ホラー常連の嶋田久作さんの演技とかを見慣れてる眼で見たら、このパロディのセンスは笑えますよ。思わず口に含んだお茶を噴き出すレベルです。
そう思って見たら、割とシリアスな役柄の多い松重豊さんや蒼井優さんをこういう役に起用するのも、そのイメージのずれ具合がなかなかうまいですよね。
途中から三木聡さんのセンスをけっこう見直した。

それでですね、そういうギャグ映画でありながら、このラストの別れのシーン、私の場合はですけど、これがけっこうググッとくるものがありました。そうだよなあ、考えてみたらそのとおりだよなあ、って感じて。

とても後味のいいコメディ映画でした。エンドロールを見ながら、もう何百回も聴いたことがあるはずの「帰ってきたヨッパライ」って、こんな面白い歌だったんだな、としばし感慨。

ファースト・エイド・キット
9

北欧スウェーデンから届いた美しいハーモニー

皆さん突然ですが妖精を見たことがありますか?
妖精?
世界各地に伝説が残っているので妖精は実在する。
妖精?そんなものはいない。人間が作り出した想像上の生き物だ。現実逃避してないで早く仕事してこい。
いろいろな意見がございます。妖精論争は一旦置いときまして、私は妖精に限りなく近い歌声を持つアーティストを発見しました。
そのアーティストとはFirst Aid Kitです。

First Aid Kitは姉のジョアンナ・ソダーバーグと妹のクララ・ソダーバーグによって結成されたフォークデュオです。スウェーデンストックホルム郊外出身。お姉さんのジョアンナさんは、日本の音楽が好きで日本語もちょっとだけ喋れるそうです。

歌声が癒しです。聞くだけで癒されます。
姉妹が織り成す美しいハーモニーとシンプルながら心地のよい優しさ溢れるメロディーにたちまち魅了されるでしょう。音楽を聞くだけで、まるでここは北欧ヨーロッパの森の中なのか、錯覚してしまうぐらいリラックスした気持ちにさせてくれるポイントも素晴らしいです。
妖精とはまさに、First Aid Kitのことだと思いました。

おすすめは4枚目のアルバム「Ruins」より【To live a life】
シンプルなボーカルとアコースティックギターから始まり、終盤にかけての姉妹にしか出せない圧倒的なまじ半端ないってビューティフルハーモニーは、聞く人を感動させる必聴の1曲です。
アルバムジャケットも一目見ただけで、なにか魔法をかけてきそうな魅惑的に満ちた表情で、モナリザ以来の不思議な気持ちにさせてくれます。

まさに妖精。ヨーロッパの妖精。スウェーデンの妖精。妖精。妖精。
いや、妖精なんかいるわけないだろ。まやかしだ。現実逃避しないで早く仕事いってこい。
色々なご意見がございますが、First Aid Kitの音楽は疲れた人の心を癒し、人生を生きる人々に生きる力を与えてくれる素晴らしい音楽です。