バグズ・ライフ

『バグズ・ライフ』はピクサー制作のアメリカのアニメーション映画である。ディズニー配給で1998年に公開された。
「トイ・ストーリー」のスタッフにより制作され、虫たちの世界に焦点を当てた冒険ファンタジーとなっている。元ネタはイソップ童話「アリとキリギリス」である。この世界には、蟻たちの国を脅かすホッパーたち(バッタ)がいる。主人公である蟻フリックは、打倒ホッパーのため用心棒探しの旅に出る。そこで出会った虫たちのサーカス団ともに知恵を出し合いホッパーに立ち向かうという話となっている。
全世界の興行収入は3.6億ドルであり、ピクサー制作の長編映画の中では興行収入ランキング下位となっている。日本では1999年に字幕版、吹き替え版が公開され、興行収入は19.6億円である。日本語吹き替えを担当したのは、主人公役を宮本充、ホッパー役を壤晴彦である。その他のピクサー映画ではタレントや俳優を起用することが多いが、本作品は声優が担当している。
エンディングには、劇中のNGシーンを模した映像が流れている。この演出は、その後のピクサー作品にも引き継がれ、「トイ・ストーリー2」や「モンスターズ・インク」でも見られる。また、「トイ・ストーリー2」には隠れキャラクターとして、本映画のキャラクターが登場している場面がある。

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バグズ・ライフ
7

アリは強い

バッタのために食料を集めるアリたちの国である年、決められた量の食料が集まらず、勇者たちを連れてきてバッタと戦おうと思ったら、連れてきた勇者たちはサーカス団だったという話です。主人公のフリックは発明好きということもあり、いろいろ工夫して、サーカス団を勇者に仕立て上げ、バッタを倒す方法を考えます。サーカス団たちも最初は嫌がってたけど頼られて子どもアリたちから尊敬されて、アリを見捨てられないてなります。なりすまし型コメディの王道をいっていておもしろいです。出てくる虫もテントウムシは英語でレディとかなんか女の子ぽい名前だから、ちょっと顔がメイクしてるみたいな男でおもしろいし、ナナフシとかでぶいイモムシとか種類が色々で興味深いです。わたしは女性だし、そんな虫とか好きではないけど、虫が好きなお子さんにはいろんな種類が出てくるってだけでおもしろいのではないでしょうか。そして、最後、バッタとの戦いも素敵でした。バッタはアリをバカにしていますが、アリってやっぱり大勢で生活しているし、現実でも大の大人とかがアリに噛まれまくって右往左往してるし、強い昆虫だと思います。バッタに一人、お前たちなんかいらないと言ったフリックもかっこよかったし、団結して大勢集まったアリたちもかっこよかったです。