harukao0611044@harukao0611044

harukao0611044
harukao0611044
@harukao0611044
6 Articles
4 Reviews
0 Contributions
0 Likes
harukao0611044

harukao0611044のレビュー・評価・感想

銀魂 / Gintama
10

女性にオススメ

週刊少年ジャンプやギガジャンプで連載されていた、人情SF時代劇コメディマンガ・銀魂。
本作は江戸はかぶき町を舞台に、なんでも屋である万事屋を営む主人公・坂田銀時、その見習いである志村新八、戦闘種族・夜兎族、そして本作のヒロインの1人・神楽とそのペット・定春。
万事屋を中心に様々な事件などが起きたり、常にふざけたり、いろいろな漫画作品をパロディしたり、なんでもアリなんでもやりたい放題な作品となっている。
主人公の坂田銀時は、甘党で常に死んだ魚のような目をしている男だが、いざ依頼が舞い込むと最後までやりきる、そして人情熱い男。でも、依頼が来ない時はほとんどパチンコなどギャンブルに勤しむまるでダメなおっさん、略して""マダオ""でもある、非常に魅力的なキャラクター。
万事屋見習いの志村新八は、普段はメガネでツッコミ担当で冴えないが、""武士道""を貫くために強い侍になると誓い、坂田銀時のもとで日夜修行しているが、ほとんどは万事屋の雑用係。
それでも、人気投票では常にランキング上位と、非常に人気のあるキャラクターでもある。
ヒロインの1人・神楽は、戦闘種族・夜兎族の生き残りで、いわゆる天人(あまんと)という宇宙人。
普段は大食いで、放送禁止用語を平気で言うジャンプヒロインには有るまじき言動はあるが、可憐で戦闘には強いギャップには、萌えること間違いなし。
その他、真選組副長・土方十四郎や攘夷志士の桂小太郎、志村新八の姉・志村妙など、ひと癖もふた癖もありながらも人情熱く、数々の格言や名言、人生の教訓になるようなサブタイなども魅力な作品となっていて、特に女性にオススメの作品。

The Last of Us / ラスト・オブ・アス / ラスアス / TLoU
10

THE LAST OF US 私たちの最後が行き着いた場所

2013年にアンチャーテッドで有名なノーティードッグ社から発売され、VXゲームアワードベストPS3英国アカデミー賞ゲーム部門ストーリー賞など数えればきりがないほどの賞を授与され、さらに続編であるpart2の発売が決定しているTHE LAST OF US。
まず多くの人が語るように、このゲームの素晴らしいところはストーリー性であるのは間違いない。
胞子が原因で突如始まったパンデミックによって、世界の人口の6割が感染している終末のような世界で、枯れた雰囲気をもつ中年男性ジョエルが運び家の仕事の折に出会った少女エリー。彼女はウイルスに対する免疫をもつ世界でただ一人の存在だった。
これ以上のストーリーネタバレは避けたいところであるがストーリー、ことエンディングに関しては数々の議論や検証サイトまであるレベルでインターネット上で意見が交わされ、感動した、続きはどうなるんだ、あれで完結で良いんだ続編の製作はやめてくれ などのさまざまな声が非常に多く見受けられた。それだけこの作品を愛するものが生まれたということだろう。
また、違った観点からこの魅力を語らせていただきたいと思うのだが、筆者はとある事情からこのゲームを500回ほどクリアしている。言い方が悪いが、安易にやりこみを唄うものたちよりも遥かにジョエルとエリーを通してこのゲームに浸った自負がある。ストーリーやセリフは当たり前のようにすべて頭に入っているが、驚かされるのは500回やれば500回やっただけの新しい発見があることだ。その筆頭候補が、敵の行動パターンである。次はこの感染者は左にいくから、とか、この銃持ちを倒した後に煙幕を焚いて、など、行動しやすいパターンを自分なりに作り、ノーダメージ、かつスタイリッシュにステージクリアすることを目標にやりこんだ。いまもその最中であるが、50近い戦闘ステージのなかで、毎回予期せぬ、そしてみたこともない行動をとってこちらの行動を阻害してくる敵たちが出現する。相当にAIの作り込みが深いものなのだなと毎回感心させられる。
NPCも物語を彩るだけでなく、時として愉快なバグを見せて笑わせてくれたりもする。本当に奇跡のような面白いゲームである。グラフィックも美しいなどさらに紹介したい優れた点があるのだが、それ以上にストーリーとゲーム性が非常に優れているので未プレイの方は是非手にとってプレイしていただきたい。乱暴な物言いを許してもらえるのであれば、下手な小説、映画を見るよりThe Last of Usをプレイするべきだ。私はそう思う。

しゃぼん玉
6

人の気持ちに気がつく

犯罪を繰り返していた青年が、逃げ込んだ宮崎の田舎で居候先のおばあさんや村の人と交流して人生を見つめ直すという話で、市原悦子さんの最後の作品です。
青年は林遣都さんがやっています。
彼は何だかフラフラした感じですが、顔が人好きする顔だからか、良い人そうに見えて、まあ、居候させちゃうかなと思いました。今まで誰の役にも立っていないし、人から褒められたこともなかったのに、おばあさんの手助けをして、坊は良い子と言われたり、祭りの手伝いに駆り出されてお礼を言われたり、青年にとっては初めての経験だったのだと思います。そのことや、犯罪の被害者に会ったりして、被害者の気持ちをやって理解したのだと思います。
世の中に芝居などができて、初めて自分以外の人間にも気持ちがあることが分かり、犯罪が減ったという話があります。やはり、他人の気持ちを理解する、ということができなくても彼らは自分と違う気持ちを持ってるということを知って、初めて自分のした犯罪を反省できるのかもしれないと思いました。
市原悦子さんはダメなことはダメと言うけれど、やったことだけで人の全てを否定しないとても優しいお婆さんでした。私もこんなお婆さんのお手伝いをしながら、一緒に住みたいなあと思いました。

ORANGE RANGE / オレンジ・レンジ
9

ORANGE RANGEの音楽の軌跡

2000年代を代表する、沖縄出身のロックバンド。
インディーズ時代は、沖縄のライブハウス中心に積極的にライブ活動を行い、「キリキリマイ」でメジャーデビューを果たす。次にリリースされた「上海ハニー」で、一躍名の知れたバンドになる。その後も、「ミチシルベ」「ロコローション」「アスタリスク」等、立て続けにヒットを飛ばす。特に「花」は、映画「今、会いに行きます」の主題歌として使われ、ロングヒットする。ロックやバラード、レゲエ、ポップ…と枠にはまらない自由な楽曲を作り、ファンを魅了する。
ライブパフォーマンスにも定評があり、タオルを回したり歌によって振り付けがある等、ファンの一体感がすごい。熱狂的なファンが叫んだりジャンプしたりとかなり暴れるライブになるので、終わった後は多少痩せる(笑)。
ロッキンジャパン等、各地の大きな音楽イベントにも参加しているが、観客が多すぎて人数制限が設けられるほどであった。
メンバーは全員沖縄に住んでいるので今でも沖縄弁が抜けず、ライブMCは沖縄弁で話される。そのゆったりまったりしたMCと激しいライブパフォーマンスとのギャップがファンにはとても好評。
ちなみに、MCはボーカル3人が中心で、ギターのNAOTOとベースのYOHさんは笑って3人を見守っている。テレビ出演はあまりないが、ライブ中心に活動しているので非常に音楽を愛しているバンドなのだと分かる。