The Last of Us / ラスト・オブ・アス / ラスアス / TLoU

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『The Last of Us』(ラスト・オブ・アス)とは、米ゲーム会社ノーティードッグが開発し、2013年6月20日にソニー・コンピュータ・エンタテイメントから発売されたプレイステーション3専用ソフト。
人間に感染する細菌が蔓延した世界で、主人公ジョエルと抗体を持つ少女エリーと、2人に協力する者、または利用しようとする者達の物語。

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『The Last of Us Part II』とは、ソニー・インタラクティブエンタテインメントより2020年に発売されたゲーム。発売後僅か3日で400万本の売り上げを記録した人気作だ。 エリー・ウィリアムズは、父親代わりだったジョエル・ミラーを女兵士アビゲイル・アビー・アンダーソンに殺害された過去を持つ。復讐鬼と化したエリーは荒廃したアメリカを復讐相手を追って彷徨うが、同時にアビーもジョエルに父親を殺害されていた。本作は2人を中心とした復讐の物語。戦慄するぐらい衝撃的な展開が最大の見所だ。

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クラッシュ・バンディクー(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『クラッシュ・バンディクー』とは、ソニー・コンピュータエンタテインメント(後のソニー・インタラクティブエンタテインメント)によりPlayStation用ソフトとして発売されたアクションゲームで、『クラッシュ・バンディクー』シリーズの1作目である。 主人公クラッシュが、悪の科学者コルテックスの野望を阻止するために奮闘する。スピード感溢れる爽快なアクションに加え、クラッシュのリアクションや個性的なキャラクターなどコミカルな世界観が特徴。

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『アンチャーテッド 砂漠に眠るアトランティス』は2011年に発売されたPlayStation 3及びPlayStation 4専用ゲームで、開発は『クラッシュ・バンディクー』や『THE LAST OF US』で知られるノーティードッグである。『エル・ドラドの秘宝』『黄金刀と消えた船団』に続くシリーズ3作目として発売され、ネイトの少年時代、相棒サリーとの出会い、そしてネイトがいつも首からかけている祖先から引き継いだ指輪の意味が明らかになる。舞台を砂漠に移し、さらなる冒険が始まる。

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『クラッシュ・バンディクー3 ブッとび!世界一周』とは、ソニー・コンピュータエンタテインメント(後のソニー・インタラクティブエンタテインメント)により発売されたPlayStation用アクションゲームで、『クラッシュ・バンディクー』シリーズの3作目である。前作の世界観やゲームシステムは大きく変わらず、アイテム等に新要素が加わった。 昔アクアクにより封印された邪悪な精霊ウカウカが目覚めてしまう。パワーストーンを手に入れ世界征服を企むウカウカを止めるため、クラッシュ達は再び立ち上がる。

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The Last of Us / ラスト・オブ・アス / ラスアス / TLoUのレビュー・評価・感想

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The Last of Us / ラスト・オブ・アス / ラスアス / TLoU
5

リアルを再前提に置いたラストアポカリプス作品

SIEファースト、ノーティードッグよりリリースされた終末物作品。
パンデミックで謎の菌類が発生してアメリカが崩壊しかけていた。
画面や操作感は他にもあるTPSで徹底的なリアルさを重視して作られている。
ご都合を一切排除したような演出、雰囲気は普段の生活感を消す様な揺さぶり、一瞬の人生を体感できる。
システムも多少RPG要素があって成長できて、
難易度設定もあるので腕前に自信がない人でも多少の介入はある。
リアル描写でグロテスクなシーンが非常に多いものの、
他の海外作品と比べて操作感が良く戦闘時以外はもっさりしていてもボタン入力の反応が良い。
アイテムを回収するモーションは他作品を超える程のクオリティ。
悪い点はやはりゲーム性の部分でとにかく遊べるところが少なく、
演出は良いもののそこに頼り過ぎた出来栄えのみで質量が見え隠れする。
海外が重要視する映画的作法だけでゲーム性のバリエーションもあまり多いとは言えず、
開始から終了まで探索と戦闘だけで終わる。
工作や敵の種類も少なめでクリアまで10時間かかるかどうか、
そこから後もおまけ要素がないのでリプレイ性が低い。
ボリュームに期待せずにそこそこの時間で終わらせたい方ならおすすめ。

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8

はじめてプレイした傑作サバイバルアクションゲーム

もしコロナがもっと怖いウイルスだったら世界はこのような恐ろしい世界に変貌していたかも知れない…。
そう思わせてくれるゲームだった。
舞台はアメリカ。突然、謎の寄生菌の爆発的な感染によって一瞬にして世界は荒廃していく。
感染すれば2日で人間ではなくなってしまう…そんな状況のなかで政府に従い細々と生活する住民。
感染者を発見し容赦なく殺害し、管理・監視している政府。
政府に抗い自ら道を見つけようとする反政府団体ファイアフライ。
主人公ジョエルは政府の目を盗んで武器を売買して生活していたが、ある日運び屋の仕事として少女エリーと出会う。
仕事内容はエリーを政府の隔離地域から抜け出しファイアフライの研究施設へ届けること。
当然、隔離施設から出るとそこは感染者の巣窟。死と隣り合わせのサバイバルの始まりである。
道中いろんな人たちと出会い、別れ・死を乗り越えて二人は絆を深めていく。
20年前、最愛の娘を亡くしているジョエルは次第にエリーへ親子愛に似た感情を抱く。
無事、ファイアフライへエリーを引き渡したが、それは世界を救うかエリーを救うかの二択を迫られるジョエル。
トロッコ問題を想像させてくれるなんともモヤモヤするストーリーで、自分ならどうする!?と考えさせてくれるゲーム。
2作目も販売されますます知名度を上げたラストオブアス。何度もプレイした唯一のゲームだった。

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8

ほどよいアクション、重厚なストーリー、かつてないゾンビゲーム。

ゾンビゲームではありますが、戦闘やホラー要素よりも人間模様で魅せるゲームです。
冷徹で自分本位なジョエルと少女エリーが、旅を通じて段々と心を通わせていく様子は、一時これがゲームだと忘れてしまうほど心を揺さぶられました。
一見誰もが生き抜くために甘さや情を捨てた世界ではありますが、危機が迫るとやはり顔を出すのが優しさや愛情なのだと心が温かくなる場面がいくつもありました。
エンディングを迎えてしばらくは、まともに口をきけなくなってしまうかもしれません。
ゲーム性もかなりしっかりしており、少ない物資を上手く使いこなして進む要素は、感染が拡大した世界を生き抜く主人公たちと同じ感覚を味わうことができます。
派手にドンパチするよりも、ステルスで進む方が圧倒的に効率的なので格闘戦や撃ち合いが苦手な方でも落ち着いて楽しめます。
三人称視点で操作しやすく、廃墟や森林のグラフィックも綺麗で楽しめるものとなっています。
マップはないのですが、基本的に一本道で迷うことはありませんし、息詰まったらヒントが表示されますので、迷子になるということはありませんでした。
即死攻撃をしかけてくるゾンビはいますが、ステルス戦に持ち込めば問題ありません。
もし攻撃を受けてゲームオーバーになっても直前から再開されるので、煩わしさは感じませんでした。
攻略的な意味でも、ストーリー的な意味でも、人間が一番厄介な相手です。
ホラー要素は薄いので、怖いゲームは苦手という方も問題はないと思います。

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9

ゲームであり、映画でもある作品。

わたくしがオススメするのは2013年にPlayStation3用のソフトとして発売された『The Last of Us』です。
本作は、ある日突然世界中で謎の寄生菌によるパンデミックが発生し、感染した人間が生きている人間を襲うという人類史上最悪の事態となるところから物語は始まります。
主人公の「ジョエル」は、世界中で発生したパンデミックにより愛娘を亡くしてしまいます。その後、感染発生から20年の時が経ち、法も人としての尊厳も無い荒廃した世界で生計を立てていました。
感染を逃れた人々は隔離地域と呼ばれる軍が管理する場所で、一先ずは生活が約束されるのですが、外の世界では理性を失った感染者やハンターと呼ばれる略奪を生業としている危険な存在がたくさんいます。
そんな中、軍への対抗組織『ファイアフライ』のリーダーがジョエルにかなり遠くの目的地まで運んでほしいものがあると依頼してきます。その荷物というのが「エリー」という寄生菌の免疫を持った一人の女の子でした。
一度外に出れば生きて帰って戻れる保証もない危険な旅となる中、ジョエルとエリーはお互いを信頼し、生きて目的地まで辿り着くことを誓うのですが、道中は想像を絶するほどの恐怖と苦難が二人を待ち受けていました。

このゲームの真の魅力は登場する人物が織りなすストーリーにあります。
誰しもが生き延びることに必死であり、常識が通用しなくなった時、人はどのように選択し行動を取るのか。
本当の危機に瀕した時に、自分の命や大切な人を守るためなら非道と思われようとも手段は選ばないというのが本作では至る所で見られます。
もはやゲームというよりも一本の映画を観ているかのような錯覚すら覚えます。
壮大なストーリー、そこに登場する人々のドラマを楽しみたいという方にはオススメの作品です。

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8

【ゲーム】The Last of Us(ネタバレなし)

人間に感染する細菌が蔓延して荒廃したアメリカを舞台にした作品。
ある日、娘を失い悲しみに暮れていた主人公ジョエルは、寄生菌の抗体を持つ少女エリーをレジスタンス組織「ファイヤーフライ」に送り届けるという運搬任務に繰り出すことになる。
最初こそ、一定の距離感を保ちながらエリーと接していたジョエルだが、秩序が崩壊し危険に満ちたアメリカ横断の長旅を乗り越えていく中、次第に亡くなった娘と重ねるようになり、 実の親子のような関係へと絆を深めていく…

『The Last of Us』はクラッシュ・バンディクーやアンチャーテッドを開発したアメリカのゲーム会社ノーティードッグが開発したサバイバルホラーゲーム。
主人公を操作しながらアメリカを旅していく。
本作の世界観としてはパンデミックの中で感染者と戦うのだが、本当に恐ろしいのは感染者ではなく、理性を失った人間であるとされている。作中でも、ジョエルの知り合いであるビルが「感染者は(人間と違って)行動が予測できる」などと語っている。
またグラフィックも素晴らしく、都市の中で実在する施設などが精巧につくられている。
非常に美しいグラフィックスと重厚なストーリーラインが特徴的で、ゲーム作品よりも映画作品などに多数影響を受けている。

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10

ゾンビものかと思いきや主題は別にある

ノーティードッグから販売されているプレイステーション4用ソフト、ラスト・オブ・アスですが、数多くあるサバイバルアクションゲームの中でも圧倒的な質とテーマ性を持っています。
物語は、原因不明のパンデミックにより、人々が変異していき世界が大混乱に陥るところから始まります。
それから数年後の夏、主人公の一人ジョエルは、相棒のテストともにもう一人の主人公である少女エリーを護衛しつつとある場所まで無事に送り届ける仕事を受けることになります。
その道中に彼らには様々な困難が起こります。
ぶっきらぼうなジョエルと反発気味のエリー、二人の主人公たちはぶつかり合いながら目的地を目指します。
ストーリーは夏から始まり、節目ごとに季節が変わり春が最終章です。
季節ごとに起こる困難と、二人の仲の心情の変化ただのゾンビパンデミックものではありません。
この生存困難な世界で、信頼を深めながら二人の結末(ラスト・オブ・アス)を迎える時には、かなり感情移入しているのではないでしょうか。
2週目、3週目と彼らの旅を繰り返し、体験したくなっていると思います。
ゲームの質としても、操作性や画像も素晴らしいものですし、この世界を読み解く収集物を集めるやりこみ要素もあるため、長く楽しめます。
ぜひ、彼らの旅を経験してみてください。

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10

THE LAST OF US 私たちの最後が行き着いた場所

2013年にアンチャーテッドで有名なノーティードッグ社から発売され、VXゲームアワードベストPS3英国アカデミー賞ゲーム部門ストーリー賞など数えればきりがないほどの賞を授与され、さらに続編であるpart2の発売が決定しているTHE LAST OF US。
まず多くの人が語るように、このゲームの素晴らしいところはストーリー性であるのは間違いない。
胞子が原因で突如始まったパンデミックによって、世界の人口の6割が感染している終末のような世界で、枯れた雰囲気をもつ中年男性ジョエルが運び家の仕事の折に出会った少女エリー。彼女はウイルスに対する免疫をもつ世界でただ一人の存在だった。
これ以上のストーリーネタバレは避けたいところであるがストーリー、ことエンディングに関しては数々の議論や検証サイトまであるレベルでインターネット上で意見が交わされ、感動した、続きはどうなるんだ、あれで完結で良いんだ続編の製作はやめてくれ などのさまざまな声が非常に多く見受けられた。それだけこの作品を愛するものが生まれたということだろう。
また、違った観点からこの魅力を語らせていただきたいと思うのだが、筆者はとある事情からこのゲームを500回ほどクリアしている。言い方が悪いが、安易にやりこみを唄うものたちよりも遥かにジョエルとエリーを通してこのゲームに浸った自負がある。ストーリーやセリフは当たり前のようにすべて頭に入っているが、驚かされるのは500回やれば500回やっただけの新しい発見があることだ。その筆頭候補が、敵の行動パターンである。次はこの感染者は左にいくから、とか、この銃持ちを倒した後に煙幕を焚いて、など、行動しやすいパターンを自分なりに作り、ノーダメージ、かつスタイリッシュにステージクリアすることを目標にやりこんだ。いまもその最中であるが、50近い戦闘ステージのなかで、毎回予期せぬ、そしてみたこともない行動をとってこちらの行動を阻害してくる敵たちが出現する。相当にAIの作り込みが深いものなのだなと毎回感心させられる。
NPCも物語を彩るだけでなく、時として愉快なバグを見せて笑わせてくれたりもする。本当に奇跡のような面白いゲームである。グラフィックも美しいなどさらに紹介したい優れた点があるのだが、それ以上にストーリーとゲーム性が非常に優れているので未プレイの方は是非手にとってプレイしていただきたい。乱暴な物言いを許してもらえるのであれば、下手な小説、映画を見るよりThe Last of Usをプレイするべきだ。私はそう思う。

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8

自分で操作できるゾンビ映画!

タイトル通り、自分で操作できるゾンビ映画です。海外ドラマのウォーキング・デッドが好きであれば、ハマること間違いなしだと思います。ゾンビが出てきたら銃やナイフで倒す、といった単純なものでは決してなく、娘を亡くしてしまった主人公のジョエルや、大親友を亡くしてしまったエリーなどのエモーショナルなヒューマンドラマが繰り広げられ、むしろそれが、この物語を深く、良い作品にしている要素だと思います。登場人物は他にもいます。物語が進むうちに、協力者が何人か出てくるのですが、そのキャラクター達の姿も色濃く描かれています。襲ってくるゾンビたちも不気味で恐ろしいデザインだし、敵として出てくる人間たちも、リアルなアポカリプティックな世界を演出していると思います。キャラクターたちの会話からも、それぞれの個性を感じ、愛着が湧いてきますが、そこから死別してしまったりするところも残酷ではありますが、リアルさを突き付けられます。限られた資源の中で攻撃アイテムや回復アイテムなどを手作りしたするのも、サバイバルゲームをしている感じがあって最高だと思います。わりとボリュームがあって、全部クリアするのに約20時間かかりました。値段もお安いので、買って損はないと思います。

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10

本当に怖いものは何かを考えさせられるゲーム

ストーリーは主人公の男性・ジョエルがある日夜遅くに帰宅した所、愛する一人娘・サラが寝ずに帰りを待っており「誕生日プレゼント!」と腕時計をプレゼントされる仲睦まじい場面から始まります。しかしその夜中、外は一変し謎の寄生菌パンデミックが発生しており、ジョエルは弟のトミーと共に娘を連れ町の外へ逃げようとするも、助けを求めた筈の兵士に狙撃され娘を失ってしまいます。物語はそこから20年後の荒廃した世界に変わり、外の世界は「感染者」がうろつく危険地帯と化し、感染を逃れ生き延びた人々は「隔離地域」と呼ばれる軍に支配された場所での生活を余儀なくしていました。ある日、ジョエルは相方のテスと共に反乱軍の女性リーダーであるマーリーンから「この世界を救う鍵になる子」と言われる少女・エリーを取引先まで運ぶよう頼まれる事からゲームは始まります。

よくあるゾンビゲームとは違い「率先して戦う」「ゾンビ相手に銃を乱射する」というものではなく、いかに身をひそめ危機を回避するか、敵を欺いていくかといった事がメインで、空き瓶やレンガブロック等を投げて相手の気を逸らさせる、誘導するといった行動は、なかなかにリアリティがありやりごたえもあります。またストーリーもかなり濃厚で、感染者だけでなく、他の生存者から食料や武器を奪おうとする者や追い詰められ理性を失ってしまう者など感染者以外と対峙する場面も多く、その中には登場人物1人1人の立場や状況等も事細かに組み込まれていて現実味が高く、荒廃した世界で、本当に怖いものは何なのかを考えさせられるとても深いゲームです。

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10

PS3もしくはPS4を持っている方は必ずプレイすべきゲーム

「The Last Of Us」は、ノーティードッグによって開発したサバイバルアクションホラーアドベンチャーゲームです。2013年6月にPS3専用タイトルとして発売され、2014年8月にPS4専用のHDリマスター版が発売されました。
ある日突然、謎のウイルスによるパンデミックが発生し、感染した人は人間を襲い、噛み殺してしまうほど狂暴になってしまいます。噛まれた人は感染した人と同じようになってしまい、ウイルスが世界中に蔓延していき、世界は荒廃してきました。パンデミックから20年後、ブラックマーケットでの取引を生業としている主人公ジョエルは、武器をめぐるトラブルに巻き込まれ、世界を救うカギを握る少女、「エリー」をファイアフライ(反乱軍)のメンバーのもとに運ばなければならなくなってしまます。しかし、そのメンバーは何らかの原因で全滅、ジョエルはエリーと共に荒廃したアメリカを旅していくことになります。
旅する中で感染者や生き残った人々との戦い、生き延びながらお互いの過去や思い、時には喧嘩をしながら親子以上の信頼関係を築いていきます。そんな力強く生き延びていく彼らに待っていたラストは、過酷なものでした。ラストはプレイしてご確認してください。
ダウンロードコンテンツとしては、「Left Behindー残されたものー」がエリーの過去編としてあります。このコンテンツは本編を最後までプレイした後にプレイしていただくとより楽しめると思います。
マルチプレイは、PVPのものですが発売から年月が経っていますので、プレイしている人口が少なく楽しめないかと思います。
ストーリーはよく作られ、濃いものとなっておりますので、とても面白い作品となっております。
続編の「The Last Of Us 2」が発売される予定ですので是非、プレイしてみてください。

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10

食わず嫌いせずに手に取ってほしいソフト

本編は1人プレイ専用のアクションアドベンチャー。
頭からキノコのようなものが生え、ゾンビのようになってしまうウィルスが蔓延し、荒廃した世界の中で、主人公の運び屋ジョエルが14歳の少女エリーを目的地まで護衛する、という内容のゲーム。
限られた物資をやり繰りしながら、感染者や敵対的な人間と戦いつつ進んでいく。
ゲームのアクション部分は緊張感があり、重みのあるアクションゲームとなっているが、この作品の目玉は間違いなくそのストーリーだと思う。娘を亡くした過去を持つジョエルと、両親を失い、愛情を知らずに育ったエリーが、物語が進行していくに連れて少しずつ信頼関係を築いていく。その様子が心にグッとくる。
このゲームには映画のようなカットシーンがたくさんあり、2人のやりとりが描かれるが、通常のプレイシーンでも2人のやりとりは常にある。ぎこちなく言葉を交わし、時に冗談を言ったり、戦闘の最中や、その後はお互いに言葉を掛け合う。そんな場面が積み重なって、ゲーム終盤にはもうプレイヤーは完全に感情移入してしまい、迎えるほろ苦いエンディングで色んな感情がこみ上げてくる。
ゲームでこれほどまで感情を揺さぶられる事は今までなかったかもしれない。終始トーンが重く暗いので万人ウケはしないだろうが、食わず嫌いせずに手に取ってほしいソフトだと思う。

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10

歴代ゲームの中で最高にドラマチックなゲーム

「The Last of Us」は2013年にPS3のタイトルとして発売されたゲームです。開発元は「ノーティドッグ」という会社で、他にも「アンチャーテッド」というゲームを開発しており、まるで映画を見ているかのような作品を作ることに定評のある開発スタジオです。このゲームも例外ではなく、この作品をクリアする頃には一本の映画を見たかのような満足感を得ることができます。
この作品のあらすじを説明すると、ある時、人を凶暴化させる謎の病原菌が発生し、世界が荒廃してしまいます。武器取引などを生業としていた主人公ジョエルは、あることをきっかけに一人の少女エリーをある場所まで連れて行く仕事を請け負ってまいます。請け負った当初は反対し、エリーに対しても冷たい態度をとっていたジョエルでしたが、二人は危険な旅を続けていく中で、お互いの心境に変化が生じていく…というようなストーリーです。
ゲーム性といたしましては、「バイオハザード4」のようなプレイヤーの後ろからカメラがのぞき込むタイプのアクションTPSです。旅の途中では感染し凶暴化した感染者や、普通の人間でありながら人を襲う略奪者などが待ち受けています。しかし、荒廃した世界ということで物資は乏しく、銃の弾も多くはありません。そこで、角材を改良して武器にしたり、時には隠れたりして、ジョエルとなったプレイヤーはゲームをプレイしていきます。
海外ドラマや、映画のようなゲームがしたい、という方には絶対おすすめです。当初、PS3のみでの発売でしたが、現在はPS4でリマスター版が発売されていますので、そちらを購入されてみるのが良いでしょう。
そして続編の開発も進行中ですので、是非とも今のうちにプレイして、2の発売を心待ちにするというのも良いことだと思いますね。

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