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go-1089536172499954222495のレビュー・評価・感想

ピノキオ(2022年の実写映画)
8

「ほぼ本物」でも実は「本物」

ファミリーで楽しむのにおすすめの作品。1940年に制作されたディズニーの同名タイトルのリメイクです。
おおかたのストーリーはみなさんご存知かと思います。リメイク版だからといって特別にあたらしい出来事があるわけではないのですが、実写とCGの融合が素晴らしく、キャラクターたちの細やかな演技にどんどん引き込まれていきます。
「ほぼ本物の子供」から「本物の子供」になるために、ピノキオの冒険が繰り広げられるわけですが、ピュアなピノキオを混乱させるのは、学校であったり、まるで人身売買のような芝居小屋だったり、そこでの労働環境だったりします。
やっとのことで芝居小屋から抜け出すと、今度はうっかり不良たちの馬車に乗り込んでしまう。そこで彼が体験するのは「空気を読め」という同調圧力。
そしてどこかの国のニュースでみたような暴動に巻き込まれ、暴力と良心の喪失を体験します。
そこからどうやってゼベットと暮らせるようになるのかはご存知とは思いますが、今回の作品ではなかなかの盛り上がりを見せます。
また全財産を投げ打ってピノキオを探しに出たゼペットがピノキオと再会し、「わしが願ったのはお前ではないと思わせてしまったようだな。だがお前はわしが願った通りの子だ。今までも、これからも、私の本当の子供だ」と語りかけるところは、どことなく「放蕩息子の帰還」の逸話を思い起こさせました。
もちろんピノキオは懸命に頑張っていただけで、放蕩はしていませんが。
また人種や人の特性をごく自然に取り入れていて、昨今の流れに遅れを取らない作りをしていました。
「本物とは姿形ではなく心の中身で決まる」という妖精のこの言葉が、映画のテーマを表わしていると言えるでしょう。

あと気になったのが、ピノキオの良心を導くコオロギのジミニー・クリケットの声を、『インセプション』で有名なジョセフ・ゴードン・レビットが演じていたこと。クレジットをみなければ、彼が声を演じていたとは思えませんでした。
他にも沢山のディズニーキャラクターがカメオ出演していたのですが、その中にはディズニーランドあったとか。
とにかくほのぼの楽しめる映画なので、そんな気分の時にぜひ見て頂きたいです。

オーバーロード / Overlord
10

異世界アニメが見たいなら絶対におススメ

VRMMORPG「ユグドラシル」のサービス終了日にギルド「アインズ・ウール・ゴウン」のメンバーであるプレイヤー・モモンガは一人、本拠地の「ナザリック地下大墳墓」で刻一刻と迫る終わりを待ちます。さて、そろそろだな、と目を閉じ強制ログアウト――と思いきやサービス終了時刻を過ぎてもログアウトせず。いぶかしんだモモンガはギルド内部を散策し「別世界に転移した」ことを確認し阿鼻叫喚というところから物語の始まりです。
「なんだよくある異世界転移ものだな」と思うかもしれませんが、ところがどっこい。ギルド「アインズ・ウール・ゴウン」は異形種ばかりで構成されていたモンスターギルド。ギルド内部に存在するNPCは異形種たち。もちろんモモンガも例外ではありません。見た目は骸骨ですが纏っている装備と合わさるとさながら骸骨の大賢者。
異世界転生で心機一転したモモンガは大事なギルドから名を取り「アインズ・ウール・ゴウン」に改名。
ともかく情報収集が先決とできるだけ人間の見た目に近い配下を引き連れ周辺視察。一時交戦となるもアインズたちが知った現地に生息する生物の強さは自分たちとは比べものにならないくらいの弱者であった…。それもそのはず。アインズのレベルはMax。配下たちも歴戦の猛者ばかりだったのです。
転移した原因とは?戻る方法は?そしてその世界でアインズたちは救世主となるのかそれとも…。

インセプション / Inception
10

これは、夢か現実か?二度見せずにはいれらない。

夜眠りについた時、夢を見ますか?その夢の中で、さらに夢を見たことはありますか?
本作品のテーマはズバリ「夢」!主人公である企業スパイ・コブを演じたのはレオナルド・ディカプリオ。
企業スパイのコブがターゲットの深層心理にアイデアを植え付ける「インセプション」を行って欲しいという依頼を受けるところから始まります。
ターゲットの夢の中へ入り込むのですが、この「夢」を映像化した技術が本当に素晴らしいんです!
あり得ない方向に曲がっていく道、無重力空間のような場所での作業、夢が崩れて崩壊していく様子。
どのように撮影しているのか、全く想像が付かない映像になっていますので、ぜひチェックしてみてください。
また、キャストには渡辺謙さんも参加されていて重要な役を担っています。主人公のディカプリオ以外にも、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、エリオット・ペイジなど、一度は映画で見たことのある俳優さんが抜擢されているため楽しんで見ることが出来ると思います。
さらに夢の中で夢に落ちるのですが、第三者である私達からすると、夢の中も、現実もそれはただの現実にしか見えないんです。これは現実?それとも夢?ルールが複雑なことで有名なクリストファー・ノーラン監督作品ですが、まるで壮大な夢を見ていたかのような気分になり、浸ってしまうこと間違いなしです!