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fbom18のレビュー・評価・感想 (2/2)

ビューティフル・マインド / A Beautiful Mind
10

弱点を認める勇気、立ち向かう強さを学べる

この映画は実際の話が元になり作られている。
主人公は昔からとても頭がよかった。だが、その反面周りからは変人扱いをされていた。
最初の方は「少し変わり者なくらいじゃないか」と思うが、物語が進んでいくと主人公がある病気だったことがわかる。
そこから、急展開を迎え、主人公の葛藤や頑張り、周りの支えなどがあり、クライマックスを迎える。

周りからいじめられている主人公だが、ルームメイトとの出会いで一時は明るくなる。
だが、彼は精神障害を患っており、それが妄想だったことが判明する。
順調に行っていたはずの生活が妄想で、それを受け入れられない主人公と、受け入れさせなければいけない家族や友人とのシーンは胸が苦しくなる。
その後、主人公はまだ妄想は見えているものの、彼らは自分の妄想だということを認め、物語はいい方向へ進んでいく。
主人公はついにはノーベル賞を受賞するのだが、この時に言った言葉には、「こんなすごい人がこう言うなら…」と納得、感動し、「すごいな〜」と思ってしまう。
そして、この時代の学者や大学生達の間では優秀な人に敬意を表す独特の儀式みたいなものがあるのだが、映画の序盤ではそれを端から見ていた主人公が、最後にはみんなに敬意を表される。
この瞬間は本当に感動する。
この映画からは、自分の弱点を認めることの大切さ、その辛さ、そしてそれでも懸命に努力することの凄さなど学べる。
とても考えさせられる、いい映画だった。

ホイッスル!
6

あまり例を見ないサッカー漫画

ホイッスルはサッカー漫画になります。
主人公はサッカーは上手くないものの、上手くなりたい気持ちはだれよりも強い少年。名門校にいたことから、転向した学校では、上手くて当たり前のように扱われ、くやしさから猛練習を始める。その姿に他のサッカー部員の気持ちも引き寄せる人間的な魅力を持つ。
弱小だったサッカー部が徐々に強くなっていくストーリーと、主人公も誰よりもサッカーをうまくなりたい気持ちと、練習するごとにうまくなっていく姿が見ていて引き付けられるものがある。
サッカー漫画の主人公は通常、天才肌の人物であることが多いが、元々上手くない主人公からのスタートは、他のサッカー漫画にはあまりなく斬新なストーリー展開となっている。物語の最後には、日本代表候補にも選ばれるまで成長し、その中でもひたむきに練習して上手くなっていく姿に他の日本代表候補も引き付けられていく。一方の同じチームの天才肌の水野は主人公の姿に嫉妬をしていく。その中で成長していく水野の姿も人間的なストーリーが描かれており、見所となっている。最終的には主人公が、サッカー人生で一番もパフォーマンスを発揮する試合の途中で膝を怪我をし、戦線離脱してしまうが、あきらめずにリハビリし、数年後に復帰する姿までが描かれている。

銀魂(実写映画)
10

銀魂サイコー

映画「銀魂2 掟は破るためにこそある」公開してからすぐに見に行きました。
私は元々銀魂が大好きで、昔からアニメの放送を見ていました。銀魂アニメ版も本当に笑えます。今回、「銀魂2 掟は破るためにある」を見るにあたり、前回の作品をDVDを借りてみました。初めはアニメが面白すぎて、それを実写化して面白さは半減しないかと、そこまで期待はしていなかったのですが、いざ見てみるとアニメが忠実に再現されておりとても面白く、これは続編も見なければと思い映画館へ足を運びました。
今回の作品もアニメを忠実に再現されており、思わず映画館の中でクスッと笑ってしまうような作品になっていました。特に、江戸幕府第14代征夷大将軍、徳川茂茂の「将ちゃん」と、ある理由から女装をしてキャバクラで働く事になった銀ちゃん、新八、カツラとのやりとりが最高に笑えました。
神楽演じる橋本環奈さん、いつもはあんなに可愛い顔をしているのに映画で見せる渾身の変顔も見逃せませんね。そして、真選組の副局長で「鬼の土方」と恐れてられている土方十四郎が吹き矢に入った薬に刺されヘタレ土方になってしまい、アニメオタクになってしまう場面はなんだか可愛く見えます。出演者も豪華な顔ぶれであり、前作には登場しなかったキャラクターも見れたのでよかったです。

名探偵コナン ゼロの執行人 / Detective Conan: Zero The Enforcer
7

安室さん好きにはたまらない!!

私は安室さんのことが特に好きじゃないため7ですが(嫌いなわけではないです)、好きな人はほんとうにおすすめできます!まず!安室さんが腹黒いところが最高!コナンを煽るところも最高!最後の決め台詞が最高!!です!!ゲスト声優が下手でそこはかなり気になりますが、、(笑)事件的にもどんでん返しがありますし、映画放送直前のアニメの伏線はこういうことか〜と思っていたら突如ひっくり返されます。びびります。私は最近の劇場版名探偵コナンならではのやりすぎアクションが得意ではないのですが、今回のは安室さんがかっこよすぎて、やりすぎでもなんでもいい!かっこいい!!となりました。特に好きじゃない私が安室さんかっこいい、、!好き、、!となったので安室さんが好きな人はもう、死んでしまうレベルです。確実に悶え死にます。それくらいのかっこよさ。コナン(新一)と比べるとやはり大人ですね。大人の余裕がすさまじい、、!安室さん好きじゃなくても何回も何回も観に行ってしまうと思う作品、、安室の女になり安室さんに軽率に貢いでしまいます!グッズも鬼のように買ってしまうと思います!青山先生安室さんを生み出してくれてありがとうございます!!!!土下座してお礼を言いたい!!!

Clannad After Story
10

今までで一番泣けたアニメ

前作のCLANNADで、渚と智也が交際を始めた後の物語です。前作を見ていなくても、見れなくはないですが、前作を見た後に見たほうが、登場人物それぞれの境遇や成長が感じられるため、感情移入することができ、感動が倍増すると思います!
物語の中盤で智也と渚は結婚をし、子供を授かります。しかし体の弱い渚は産むことで命を落としてしまう可能性があります。それでも夫婦で支え合う姿に、人としての幸せを感じられることができます。
物語の後半は智也と娘のうしおの物語が展開されます。妻である渚を失ってしまった後のどうしようもない人間になってしまった智也が、本当の父親になるまでのストーリーがとても泣けました!
アフターストーリーは、話数が24話あり、前作と合わせると44話と長く感じますが、見るだけの価値があります!特に、アフターストーリーの16話からは常に泣きっぱなしになりました。
見終わった後は家族、友達、自分の住んでいる町について大切にしようと思えることができました。
大人になる前に見ておいたほうがいいと思う作品です。
このアニメを作っているkeyの作品は他にもたくさんあり、どれも泣けるアニメとして有名なものばかりです!
CLANNADを見終わった後にはぜひ他の作品も見ていただけたらと思います!

The Rolling Stones / ザ・ローリング・ストーンズ
10

ミックと二人のギタリスト

ストーンズは、言わずと知れた、平均年齢70歳くらいでも、現役バリバリの世界でトップのパフォーマンスのロックバンドです。
その魅力はたくさんあるのですが、今回は一つ私の見解をご紹介いたします。

ボーカルのミックジャガーは、世界一ウマイボーカリストだと思います。恐らくですが、彼はドラムだけで、ギターのコード伴奏なしで、完璧な音程で歌を歌えるんだと思います。
現在、ストーンズにはキースリチャードとロンウッドというソロもサイドも両方できるギタリストがいますが、ミックは伴奏がいらないので、二人のギタリストには自由度が相当あり、コードではなく、リフとソロを各々が自由に弾いてる感じがします。
これが、ストーンズのルーズな感じと、心に響く演奏を醸し出しているように思います。
前提には、曲が強いという前提は必須ですが、ギミシェルター、悪魔を憐れむ歌、ブラウンシュガー他名曲数知れずです。
曲がしっかりしてる上に、自由度の高い二人のギタリストと世界一のボーカリストが、作り出す、独特のサウンドがこのバンドの魅力です。
この傾向は、ロンが加入してから強くなったと思います。
私はロンが加入してからの、ストーンズをおすすめします。

山田くんと7人の魔女
8

タイトルなし

以前この作品は、ドラマがとても話題となりましたね。自分も流行るようにドラマは観たのですが、アニメと漫画は今まで興味すら持ちませんでした。ですが最近、アニメと漫画の両方を見てとても感動しました。

ドラマにはドラマのストーリーや役者たちの演技、色々な素晴らしさがあるのですが、同時にアニメや漫画にも異なったストーリーの面白さがありました。

アニメ版の最後の方では主人公の山田くんが儀式を行った代償として、魔女に関わる全ての記憶を忘れてしまったのですが みんなの熱い想いと努力により 記憶を取り戻したという結末でした。

一方、マンガ版では、山田くんの彼女の白石さんが 実は魔女を作り上げた統括的な存在で、山田くんとずっと一緒にいるという願いの代償として 自分が高校を離れたら自分の記憶を全て忘れて、周囲の自分への記憶も全て忘れられてしまいます。
ですが彼氏の山田くんには忘れないでほしいと第7の魔女にお願いして、高校を離れて海外に行ってしまいました。
納得のいかない山田くんは、最初はどうすることもできずに落ち込んでいたのですが、白石さんが卒業手形というものを受け取りに卒業式に戻ってくるという話を聞き、作戦を練りました。
そして決着の卒業式の場面に飛び、白石さんが登校してくるも、やはり全て忘れてしまっている様子。山田くんが必死に話しかけるも全て冷たくあしらわれてしまいます。
痺れを切らした山田くんは「お前が話しかけてこいって言ったのにふざけんな!つまんねえ顔しやがって」と怒鳴りつけます。その言葉に白石さんはやっと反応を示し「つまらないやつなんかじゃない!」と怒り返します。そう、この言葉は入学当初の知り合う前に、2人が交わしていた言葉だったのです。

これには私も『おかえり』という嬉しい気持ちになりました。
そしてここからは11年後に話が飛び、山田くんや周囲の人たちの未来の話に移り、山田くんと白石さんは結婚という結末でした。

アニメも漫画もどちらも素晴らしいストーリーだったのですが、わたしが最も感動したのはマンガでした。後半までは山田くんと白石さんの立場が逆だったというだけで、あまり違いは見受けられなかったのですが、読者の最も期待する『結婚』がマンガにあったのが大きいと思います。

とても引き込まれるファンタジー感に、キャラクター達それぞれの交錯する思いはとても考えさせられるところがありました。

マーベル スパイダーマン
10

ゲームは映画に並ぶものになりましたね

恥ずかしながら、今までスパイダーマンは知ってはいたが、原作や映画に一度も触れないままでした。ゲームのデモプレイの映像で惹かれてしまい購入・プレイしました。感想としては「これはすごい」の一言です。
PS4あたりからゲームの世界の広さは一段階大きくなったように思いますが、それを表すゲームといえばこれと言えるような作品です。少なくとも、下手な映画よりはよっぽどドラマティックでダイナミックなのではないかと個人的に思います。
特に感動したのは、気候や時刻によってニューヨークの街並みが色を変えることです。快晴の海沿いは言うまでもなく、夕暮れの靄がかった感じ、一番良かったのは夜の時刻ですね。いわゆる「摩天楼」ってこういうことだな〜、なんてスパイダーマンでピュンピュン街中を走り抜けながら思っていました。もちろん操作はかなり簡単なので、誰でもニューヨークを駆け抜けられます。
ゲームバランスも絶妙で、難しい、だけどこうすればもっと良くなる、というのが明確なので、何度か敵の凶弾に倒れることもありましたが、再チャレンジでは気持ちいいまでに勝利し「あれ?自分ってイケてるんじゃない?」と本当のキャラクターのような言葉が思わず口をつきます。操作に自信がある人は難易度を調整したり、ミッション(ミニゲームのようなもの)に挑戦するのもいいかと思います。いくつか最高ランクに挑戦しましたが、難しいです。でもやってると、本当のスパイダーマンみたいな動きになれるのでついついやり込んでしまいます。

というわけですっかりこのゲームにハマり、スパイダーマンが大好きなキャラクターになりました。追加DLCもあるので、そちらも楽しみです。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
9

妹を背負いながら戦う主人公!

「鬼」にまつわる物語は数あるけれど、このような作品には初めて出会いました。
妹の禰豆子(ねずこ)以外の家族を鬼に惨殺されてしまった主人公・炭治郎(たんじろう)。ただ一人生き残った妹は人食い鬼に変異させられていた。家族を殺した鬼に復讐するため、そして妹を人間に戻すために炭治郎は立ち上がります。
家族の死に打ちのめされている時にこれでもか!と畳みかけるように己の弱さを責められる場面は読んでいるこちらまで辛くなってしまい、もうやめたげてよ~!と言いたくなりました。絶望に打ちのめされても立ち上がる炭治郎が格好いい!!妹の禰豆子も鬼化しながらも炭治郎を守ろうとする意志があり二人の絆に感動します。
修行を重ねて、鬼を倒す組織「鬼殺隊」に入隊した炭治郎。妹を木箱に入れて背負いながら戦う主人公というのは新しい。独特な絵柄は好みがあるかもしれませんが、世界観にはとてもマッチしています。2年間も修行していただけあって、繰り広げられる様々な必殺技は幻想的に描かれていて素敵です。アニメ化が決定しているそうなのでその辺も楽しみですね。炭治郎の鬼にも同情してしまう優しさは危うさもありますが、このままの心でいてほしいです。すごく応援したくなる。個性的な仲間や敵キャラ、時々はさまれる独特なギャグが段々クセになってきます。これからの展開が楽しみな作品です。

小倉唯
10

幸せになりたい人が聞くべき歌声

声優として人気の小倉唯さん。アニメに興味のない方も、曲だけでいいから聞いてほしいです。
最近の声優さんにありがちですが、小倉唯さんはルックスが非常に素晴らしい。それこそ、なぜ女優にならなかったのか疑問に思うレベルです。
彼女の歌声は、一言で表すと天使です。非常にクリアで、耳だけでなく、ありがちな表現ですが、脳や心臓に響き渡る歌声です。特にここ2、3年でより進歩し、彼女の歌声を聞くたびに脳がとろけ、麻痺した感覚になります。言葉を選ばず言えば、彼女の声は合法麻薬です。酔わないお酒を飲んだ感じといいますか、ただ聞くだけで朗らかな気分になれます。
彼女の曲も素晴らしく、特に大森祥子さんによる歌詞には毎回考えさせられます。
3月にリリースされた「白く咲く花」では、サビにこのような歌詞があります。

『本音を曲げて 嘘ついて 得る正解って何だ?本当に”欲しい” ただ”したい”ことに生きていたいんだ』

現代社会には、毎日忙しく、深く考えることを忘れている人が多いように思います。
そんな社会だからこそ、この曲のように、シンプルでかつ本質を突いた歌詞を読んで考えてみるのはいかがでしょうか

感性に訴える歌声、そしてそんな声で歌われる深淵な歌。いわゆる「アニメソング」というジャンルにとらわれない彼女の魅力を、皆さんも一度体験してはいかがでしょうか。アニメに拒否感のある方でも、彼女の曲には間違いなく惹かれると思っています。

海底47m / 47 Meters Down
8

サメ映画ラバーに、久々のヒット!

小さい頃にジョーズを見てから、サメ映画オタクになりました。最初のジョーズを映画館で見てから43年の年月が流れ、かなり色んなサメ関係映画を見てきて、もうサメ映画もネタ切れかな…と思っていたら、去年、久々にヒット作に出会いました。それがこの「海底47m」です。この手の映画で、イギリス制作というのがまた珍しいです。失恋した友達を慰める為に、休暇先のメキシコでケージ・ダイビングの事を聞き、誘います。サメがうようよいる海に檻で入って、近くでサメを見るというものです。最初は不安があったものの、すぐに身近に見るサメに二人は興奮する訳ですが、ケージを吊っていたケーブルが切れて、二人が入ったケージは海底47mに真っ逆さまに落ちてしまいます。この映画はそこから繰り広げられるサバイバル・ゲームです。正直、あまり期待してなかったのですが、かなり夢中になって手に汗握って見ました。主役の女優二人の演技が上手くて、海の中でパニックになるさまが迫真の演技。演出もかなり、不自然じゃなく、大げさすぎず、良かったです。ここがいかにも、イギリス制作という感じがしました。最後の最後まで仕掛けが一杯あって、ラストの一瞬まで気を抜けなかったのも最高でした。