aqua0802@aqua0802

aqua0802
aqua0802
@aqua0802
16 Articles
28 Reviews
0 Contributions
0 Likes
aqua0802

aqua0802のレビュー・評価・感想 (2/2)

モンスターハンター:ワールド / Monster Hunter: World / モンハンワールド / MHW
8

これまでのモンハンの集大成的作品

歴代のモンスターハンターはPSP版の3rdと2ngG、3DS版のダブルクロスをプレイしたことあります。今回のモンスターハンターはPS4ということもあり、とにかくモンスターやフィールドのグラフィックは今までのどの作品よりも綺麗で、フィールドを散歩しながら素材を集めているだけでもかなり楽しめました。

今回は、モンハンをプレイをしていて煩わしい部分(調合の際、メニューを一度開かないといけないなど)が大幅に改善されており、歴代の作品をプレイしていた身としてかなり気持ちよく快適にプレイできました。

また、今回は作品内にストーリー(ほとんど無いに等しいですが…)があるため、キークエストを知らなくてゲームを進行できないということもありません。
ネットでよくあるこの作品の批判として、作品内で登場するモンスターが少ないという意見がよく見られますが、アップデートでモンスターが追加されているところを考えるとまだまだ期待できます。

作品が発売されて半年以上経過した今でも、大型アップデートによりFFなどのコラボや、頻繁に開催されるイベントが実施されており、長くプレイできる作品だと思います。

ラブライブ! / Love Live!
10

感動

好きになったきっかけは携帯のリズムゲームアプリでした。友達が遊んでいるのをみて始めたのですが、友達よりもはまってしまい、永遠ゲームをしていました。
初めはキャラクターには興味はなかったのですが、アニメを見て一気にファンになりました。その後、映画を見たり、ライブに行ったりしてどんどん好きになりました。
ラブライブの凄いところって、アニメの内容が本当に現実化してしまうところだと思います。最近は声優さんが歌って踊ってライブをすることが多くなっていますが、当時は声優さんが本当のアイドルとしてステージに立つことにとても衝撃でした。アニメが終わると同時に最後には東京ドームでライブをするのです。本当に感激でした。
アニメのストーリー性も大好きで、廃校から救うためにアイドルをはじめ、少しづつビッグになっていくのです。主人公が周りを巻き込み、頑張る姿が本当に元気と勇気をいただきました。
あと、ラブライブの曲ですね。曲はどれもリズムも良く盛り上がれる曲です。特にSnow Halationは、歌詞も最高に良いです。本当にお薦めします。また、秋葉でアニメの中で実在する場所を巡る聖地巡りがとても楽しかったです。

検察側の罪人 / KILLING FOR THE PROSECUTION
7

もう1回観たい。

筆者自身がジャニーズ好きなので、多少のひいき目はあるかもしれないが、ご容赦いただきたい。今回は2つの視点からの感想をお伝えしたいと思う。
一つはやはり話題であるキムタクとニノの演技対決!2人とも演技力は言わずもがなではあるが、作品に対するというより、それぞれが積み重ねてきたキャリアの集大成として披露し、また「俳優」だけではない、世間に認知された「ジャニーズの俳優」としてどう表現していくか模索し、苦心したうえでの作品と言える。
2人の繊細かつ勇敢な感性を垣間見れたと思う。色々言われてしまいやすい2人だが、今後も第一線で活躍する姿を見続けていたいと思った。

2つ目は演出についての感想。原作が大作であればあるほど、映像が薄っぺらく感じてしまうこともよくある。今回も切り取った感を感じないわけではないが、さすがの原田監督、俳優の演技、画角、セリフ回しから、しっかり厚みの演出となっていて、引き込まれざるを得ないといった感触。ただこの作品に限らず、暴力に対する女性の反応として「怯え」のみ描写があることが不思議である。この作品であれば吉高由里子演じる「女性事務官」の反応である。木村拓哉演じる最上と同じくらいの怒りを表現してこそリアリティと思う。個人的には。

火花(映画)
8

映画火花を見ての感想

お笑い芸人・又吉直樹の作品です。
奇想の天才である一方で人間味溢れる神谷、彼と師と慕う後輩・徳永。二人は笑いの真髄について議論しながら、それぞれの道を歩んでいる。神谷は「俺の自伝をかけ」と命令した。彼らの人生はどう変換していくのか。人間存在の根本を見つめた真摯な筆致が感動を呼ぶということで、あらすじはこんな感じです。

大地を震わす和太鼓の律動に、甲高く鋭い笛の音が重なり響いていた。熱海湾に面した沿道は白夜の激しい陽射しの名残りを夜気で溶かし、浴衣姿の男女や家族連れの草履に踏ませながら賑わっている。沿道の脇にある小さな空間に、裏返しにされた黄色いビールケースがいくつか並べられ、その上にベニヤ板を数枚重ねただけの簡易な舞台の上で、僕たちは花火大会の会場を目指し歩いていく人たちに向けて漫才を披露していた。

中央のスタンドマイクは、漫才専用のものではなく、横からの音は殆ど拾わないため、僕と相方の山下はお互いにマイクを頬張るかのように顔を近づけ唾を飛ばしあっていたが、肝心な客は立ち止まることなく花火の観覧場所へと流れていった。人々の無数のほほえみは僕たちの向けられたものではない。祭が常軌を逸するほど激しくて、僕たちの声を正確に聞き取れるのは、おそらくマイクを中心に半径1メートルくらいだろうから、僕たちは最低でも3秒に一度の間隔で面白い事を言い続けなければ、ただ何かを話しているだけの2人になってしまうのだけど、3秒に一度の間隔で無理に面白い事を言おうとすると、面白くない人と思われる危険が高すぎるので、敢えて無謀な勝負はせず、あからさまに不本意であるという表情を浮かべながら与えられた持ち時間をやり過ごそうとしていた。というところから物語は始まります。