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aqua0802のレビュー・評価・感想

ホクサイと飯さえあれば
8

独特な絵柄で描かれるグルメ漫画

ヒロインの飽くなき食への情熱には好感と尊敬を覚えます。

相棒のぬいぐるみ「ホクサイ」の正体がよくわからず、脳内会話かと思えば他の登場キャラにも声が聞こえている様子。
腹話術かと思えば実写ドラマ版では声が全く違う。
どちらも同じ設定だとすると、ホクサイは一体何者なのか、どうして誰もツッコまないのか。こういう謎があると、つい気になって読み続けてしまいます。

1話目から空き缶で米を炊く。他の話ではミートボールを自作するなど、情熱と節約がすごい。

漫画家を目指して活動し続けていますが、なぜかグルメ漫画は描いていません。この情熱や知識を漫画に活かせば、きっと彼女はプロになると思うのですが…そこは何かこだわりがあるか、担当さんがグルメ漫画はダメと言ったのかな、などと想像もはかどります。

コミュニケーションが下手でありつつ、やたらと絡んでくる登場キャラたちとは結構仲良くなっていたり、担当にお土産をもらって好かれていると勘違いしたり、料理以外ポンコツなところも可愛いです。

作中では、漫画の効果では定番の集中線が使われず、時には魚眼レンズ風に表現されるなど作者の画力にも驚きます。
単行本では作者が実際に作った、作中登場の料理写真があるなど、作品内容、作者ともに好感のもてる美味しい漫画です。

グリーン・インフェルノ
7

グロい!でも見ちゃう!

少数民族の土地を破壊する大企業を止めるため、国連に務める父を持つ主人公ジャスティンたちが現地へ向かいます。計画は成功したものの、帰りの飛行機が墜落してしまい、そこで食人種の民族に捕まって脱出を試みるという物語です。
観ていて思ったのは、リアル!グロい!です。とにかく食人シーンがリアルに描かれていて迫力があります。民族の描写がとてもリアルで本当に存在しているかのように感じました。また主人公ジャスティン達が協力する姿や、仲間割れをしていく姿など様々な人間模様が描かれています。
柵の中で自殺した仲間の遺体に麻薬を入れて、民族をハイにして脱出に成功するのですが、飛行機の墜落現場に携帯を取りに戻ったところでまた捕まってしまいます。このシーンもとてもハラハラしました!
最後は民族が大企業との戦争に向かったところを狙って脱出に成功するのですが、主人公を助けてくれたのは大企業の戦士でした。大企業から民族を守るために戦っていた学生が、最終的にはその敵対視していた大企業に助けられるという結末で、都合のいい主人公だなと思いました。人間のリアルな欲望が描かれていて面白かったです。
食人種の描写がとてもリアルで面白かったのですが、夢オチだったというのが少し残念でした。

名探偵コナン / Detective Conan / Case Closed
10

主人公は江戸川コナンだけじゃない、推しはそれぞれ楽しめる!

「小さくなっても頭脳は同じ、迷宮なしの名探偵」のフレーズでおなじみの江戸川コナンを主人公とした、少年漫画。1994年の連載開始以来、漫画、アニメ、そして劇場版作品とどれもがメガヒットしている大人気作品です。
本作の魅力は、何と言ってもキャラクターの多さとそれぞれのストーリー。コナン(工藤新一)と毛利蘭、少年探偵団など初期から登場しているキャラクターはもちろんのこと、劇場版作品で話題になったトリプルフェイスの安室透や赤井秀一など、「名探偵コナン」に登場しているキャラクターは大勢います。彼ら1人1人の持っているストーリーと物語が密接に関係しているのです。
例えば、安室透は、トリプルフェイスを持つ男です。普段は、喫茶ポアロで働く青年・安室透として、そして時にはコナンくんの敵組織である黒の組織の情報収集能力に長けたバーボン、しかし本当の姿は、黒の組織を倒そうとしている警察警備局の公安、通称ゼロとして活動する降谷零でした。降谷には、警察学校の仲間がおり、しかし彼らは全員殉職しているという悲しい過去があります。
ストーリーのメインは、あくまでコナンが自分の体を小さくした黒の組織に敵対し、組織を追っかけていく話ですが、「名探偵コナン」はそれだけじゃない、面白さがあり、読者それぞれが楽しめる要素が色々な所に散らばっている作品です。

とある魔術の禁書目録 / A Certain Magical Index
10

世界観が広い

このアニメは主人公が異能の力を使って悪キャラを倒していくアニメです。
簡単に内容を説明すると、世界が科学側と魔術側にわかれており、メイン主人公はヒロインキャラのインデックスなどをはじめ、様々なキャラを助けていきます。

メイン主人公の上条当麻は異能の力を全て打ち消す右手「イマジンブレイカー」というこのアニメではチート級の技を持っています。科学側では、学園都市に暮らしている学生がレベル0の無能力者たちから7人しかいないレベル5までにわけられていて、キャラ達によって様々な異能の力を使用します。魔術側ではイギリス聖教やローマ聖教などのキャラたちが魔術を使ってバトルをします。上条当麻はこの両サイドをまたけかけて様々なキャラを救ったり倒したりします。
このバトルが面白いのはもちろんなのですが、上条当麻以外にも様々な主人公がいて、それぞれの視点で描かれていて面白いです。例えば、上条当麻が倒した学園都市最強のレベル5アクセラレータというキャラを視点にしている話もあります。様々なキャラ視点があるのでアニメの内容は濃いです。でも、内容が濃い分自分である程度考察したりといった面白さもあります。他にも過去のキャラが登場して手を組んだり敵キャラとの再戦もあったりして面白いです。

約束のネバーランド / 約ネバ / ネバラン / The Promised Neverland
8

ママの正体は?

寄宿学校のような孤児院で育つ子どもたちと、その子どもたちが「自分たちの母親」だと慕う美しく優しいママ。そのママが隠している秘密を知ってしまう頭の良いエマ、ノーマン、レイの三人の子どもたち。
読めない展開とハラハラドキドキする物語に、毎回興奮します。実は恐ろしいママの内通者であったレイが一番好きです。優しさのあるエマやノーマンとは違って、物事をハッキリと伝えるレイは私とは真逆の性格なのでとても憧れます。子どもたちが里親のもとへ連れていかれるのは全くのデタラメで、実際はお腹を空かせた鬼たちのエサになるとは視聴者として想像もしていなかったので驚きましたし、体中に鳥肌が立ちました。面白いのにゴールデンに放送しない理由が何となく分かった気がしました。ママとは別に、途中で孤児院にやって来るシスターのクローネの表情が豊かで、途中何かのギャグなのではないかと思うくらいに笑ってしまいます。そんなシスターが鬼に殺されてしまうところは、思っていたよりもあっけらかんとした終わり方だと思いました。物語の最後まで登場してくれそうなのにと思いました。エマ、ノーマン、レイ、その他の孤児院の子どもたちの運命が気になるアニメです。

進撃の巨人 / Attack on Titan
10

伏線が回収され始めた進撃の巨人

連載が始まって、長くなった進撃の巨人ですが、最近ようやく伏線が回収され始めています。例えばミカサの頭痛は、アッカーマンの血が関係していて、主従関係となった主(ミカサにとってはエレン)を守らなければならないと遺伝子レベルで反応してしまうのですが、その反応をかつての力に目覚める前のミカサ自身が拒否したくなると、頭痛が起こるのだそうです。てっきり、ミカサの頭痛はループ発動条件と関係している、と思っていました。進撃の巨人がループものなのでは?と前から言われてきましたが、伏線が回収されていくたびに、その説は薄くなってきているようです。別冊少年マガジン最新話では、「2000年」というワードが頻繁に出てくるようになったので、ついに「2000年後の君へ」という大きな伏線が回収される日も近いのだと感じています。2000年後の君へ、というのは、誰から誰へのメッセージなのか?とても気になるところですよね。そして、今の一番の関心は、重傷を負ったと思われるリヴァイが生きているのかどうか?というところです。ここらへんからまた読み始める、というのもおすすめです。連載が長くなってきて離れてしまった読者も、今一度別冊少年マガジンで最新話を読むことをおすすめします。

ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風 / ジョジョの奇妙な冒険 第5部 / Golden Wind
10

シリーズの中でも一番戦いが激しい

ジョジョの奇妙な冒険は各部事に話が違うのですが、私はその中でも黄金の風が大好きな部です。
話の内容を簡単に説明すると、麻薬を街から無くすためにギャングに入って、最終的にギャングのボスになって街から麻薬を無くすという話になっています。主人公は15歳の男の子なのですが、とってもまじめで仲間思いの良い子です。またとっても強くてメンバーの誰かがピンチの時には必ず助けに来てくれます。メンバーは主人公のジョルノ・ジョバーナとブローノ・ブチャラティ、レオーネ・アバッキオ、グイード・ミスタ、ナランチャ・ギルガ、パンナコッタ・フーゴの6人です。皆とても個性的なメンバーで会話などを読んでいてもすごく面白くて笑ってしまいます。
そのメンバーみんなで街に麻薬を流す裏切り物のボスを倒すのですが、その間に何人かのメンバーが命を落とします。もしかしたらジョジョの奇妙な冒険シリーズの中でも一番戦いが激しくて、命を落とすキャラクターが多い部かもしれません。メンバーが死んでしまったシーンはいつ読んでも涙が止まらなくなります。しかし死んでいったメンバーも仲間を助けて死んだり、最後には仲間のためにメッセージを残して死んでいきます。仲間の絆かすごく素敵な物語になっています。しかし最終的にはボスを倒してジョルノがギャングのボスになって街から麻薬を無くせたので良かったなと思います。

七つの会議
5

池井戸作品の共通点

池井戸潤作品での共通点は、主人公の正義のような信念ではないかと私は感じているのですが、ぐーたら会社員の八角が売上、利益追求ばかりを追い求め、軍隊みたいな会社での会議でも臆することなく、居眠りを繰り返したり、やる気のない態度を見せても特別扱いされたり、何故そんなことが許されるのかを解き明かしていったところ、重大な真実にたどり着いていくというストーリー展開でした。
始めは見ていくうち、八角のキャラ設定が奇才な一会社員だったのですが、ストーリーを展開していくうち、そんなキャラがどこかへいってしまい、このキャラってどんな性格してたっけ?どんなタイプの人なの?といまいちキャラが確立されてないふらふら人間のように感じました。見ていてなんかよくわからない人格を感じ落ち着かなかったです。
ストーリー的には普段テレビでやっているような池井戸作品とあまり変わりない感じでしたので、映画館の大スクリーンで見るほどのものなのか、DVDで見た方がよかった気がしましたが、エンディング中に流れていた八角の意見は、会社や、日本社会の的をついていて、きれいごとではない社会の本音をとても良くわかりやすく語っていたと思います。

パセリ伝説
10

大人がハマる!ファンタジー小説

講談社青い鳥文庫から出ている「パセリ伝説」。児童書のカテゴリーで、本屋でも絵本や児童書のコーナーに置かれている作品だが、大人にこそ読んでもらいたいシリーズです。
全12巻に加え、外伝として「守り石の予言」があります。
著者の倉橋燿子は、30年以上にわたり数々の作品を書き続けている作家で、青少年期の若者たちに向けて、人生の向き合い方や試練の超え方を物語を通して伝え続けています。
このパセリ伝説もまた、双子の姉妹の愛と葛藤をテーマに恋、友情、そして魂としての生まれ変わりに至るまで、壮大な展開が繰り広げられ、まったくもって児童書にしておくのはもったいない作品です。
奇跡の水「ミラクルオー」の使い手として生まれたパセリには、母国ラメール星を救う使命がありました。そして、双子の妹ミモザもまた、自分こそが真の使い手と名乗り、パセリとミラクルオーを争います。
このミラクルオーのすごいところは、使い手の心の状態に反応するというところです。パセリであっても、怒りや憎しみの思いがあれば、思うようには使えません。
パセリがいい者、ミモザが悪い者としていないところがこの作品の素晴らしいところだと思っています。
誰であれ、人間関係に悩みます。コンプレックスだったり、試練があったりします。
そんなとき、どうすればいいのか、なぜそうなってしまうのかが分かる本なのです。パセリを通して、読んでいる自分自身のことが見えてきます。そういった意味でも学生や社会人の人にも読んでもらいたいです。
そして、最後にパセリはいったいどのようにしてラメール星を救うのか、ミモザのことはどうするのか、そのシーンまでの道のり含めて、読んでいただきたいです。

RPGツクール4
3

タイトルなし

2000年にエンターブレインからプレイステーション用に発売されたあらかじめ用意された素材を組みあわせて自分だけのRPGを作成できる「RPGツクールシリーズ」の第4作です。
本作ではそれまでの戦闘シーンはドラクエを思わせる画面から一転、FFを彷彿とさせるサイドビュー画面に変更され、キャラクターの顔グラフィックも用意されたりとより本格的なRPGの雰囲気を醸し出す印象になり、装備設定やキャラクターの素材、属性設定などより多くの要素が作成できるようになっています。
が、一方で本作はコンシューマー作品では避けては通れない容量の消費量が尋常ではなく、これにより豊富な素材も全く生かすことができなくなるという悪循環に陥ってしまい、マップやダンジョンが組みにくいというRPGでは致命的なマイナス要素になってしまう形になる他、さらに本作はバグが多く最後まで制作しきれないという状況に陥り、匙をなげるプレイヤーも多かった模様です。
本作を語る際、容量の燃費の悪さとバグの多さでろくに作れなかった等マイナスの評価が多いのですが、それでもFFを思わせる召喚獣システムで当時同社の月刊誌に掲載された漫画「ジバクくん」のキャラが登場したりとサービス要素もあったりと楽しい要素もあただけに残念な形となりました。

ファイナルファンタジーIX / FINAL FANTASY IX / FFIX / FF9
10

不朽の名作!正統派RPG

通称FF9。こちらは万人の心に残る最高のRPGだと私は思っています。
ファイナルファンタジーシリーズは作品毎に斬新な設定、システムを盛り込んでいます。しかし今作は「THE・RPG」とも言える、同ジャンルの作品に馴染みがない方でも入り込みやすいシンプルなゲーム性となっています。

絵柄は古き良き、例えるならば絵本のようにメルヘンでファンタジックにデザインされています。この独特な世界観がそのままプレイした記憶として残って行くので、素晴らしいBGMと相俟ってプレイ後も思い出す度に心地が良いです。ムービーシーンも、当時の技術としては最高峰の、圧巻のグラフィックとなっていて、十分時が経った今でも目を奪われるでしょう。

ストーリーは、劇団兼盗賊団に身を置く女の子に目がない主人公「ジタン」が、王女である「ガーネット」を誘拐するところから始まります。しかし、ガーネットも国から逃げ出す事をかねてから望んでおり、目的が一致した一向は道中新たな仲間を迎えながら逃避行を続け、次第に世界を巻き込む陰謀へと巻き込まれていきます。

この作品のテーマは「生」だと私は思っており、主人公達(人間だけではない)それぞれが「生きる意味」をストーリーを通して探していきます。そこにどんな答えが待っているのか、物語の結末を迎えた時のカタルシスは是非発売から時が経った今でも万人に味わって頂きたい。

魔人探偵脳噛ネウロ
9

『ヒト』と『魔人』の間に生まれるモノ

2005年から2009年にかけて、集英社より発刊されている週刊少年ジャンプにて掲載された少年漫画である。アニメ化やゲーム化もされ、コアな人気を得た少年漫画であるのだが、かなり異質な作品であった。
松井は元々ボボボーボ・ボーボボの作者である澤井啓夫のアシスタントをしていただけあって、勢いのあるギャグもこの作品の特徴のひとつだ。

作者である松井優征が1巻のコメントで述べている通り、ジャンルとしては『推理物の皮を被った単純娯楽漫画』が適切だろう。
しかしながら、読者としては単純娯楽では終わらない。しっかりと考えさせられるギミックが随所にちりばめられているのである。
主人公である桂木弥子は、物語冒頭においてはネウロに脅されるような形で傀儡役を請け負うのだが、作品が進むにつれ、様々な人間、そして様々な犯人と出会う。そのなかで弥子は自分自身の手・頭で考えるようになる。
ネウロがギミックやトリックを解き明かし、弥子は犯人たちの中身を解き明かす。
一見バランスの悪い主従関係のようにも見えるふたりから見出す絆は、下手したらヒトとヒトよりも強固なものになっている。
けれどもふたりはそれを言葉にしない。する必要がないからだ。
では、どうして読者はそこに絆を見出すのか。それを知りたくなったあなたは、ぜひこの作品を手にとって欲しい。

ONE PIECE / ワンピース
10

漫画界のトップに君臨する理由

この漫画を知らない人は今やほとんどいないのではないでしょうか。私も小さい頃からONE PIECEのファンです!

海賊や海軍本部など、多彩なキャラとかなり細かな裏設定やストーリーが組み込まれていて、ストーリーの途中に散りばめられている多くの伏線も魅力の一つです。
特に、ストーリーが進んでいく中で伏線が回収されるのがたまりません!!

また、この漫画は海賊という世間一般としては悪者と位置づけられている人々が主人公として描かれているのが特徴だと言えます。現実世界では正義である海軍がこの漫画では敵であるのでOnePieceを知らない人からすれば何故このようなテーマの漫画が人気になっているのか分からないかもしれませんが、海賊の中でも主人公となっている麦わら海賊団は海賊の中でも特例で、とても思いやりがあり仲間思いで善良な市民や王国に対して決して攻撃をしないようなやさしい海賊です。この麦わら海賊団の性格に人々は魅了されているのだと思います。

個人的にわたしは海軍本部に所属しているたしぎという女剣士が大好きです!まさに才色兼備といった感じで、戦う時はかっこよく、性格もとても真面目で優しく、それであって可愛いというとても魅力的なキャラです。

みなさんも思い思いのお気に入りのキャラを見つけてみては?

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー / Avengers: Infinity War
10

映画史に残る「無限の戦争」

マーベル・シネマティック・ユニバースの本気を見た。
2008年の「アイアンマン」から始まったマーベル・シネマティック・ユニバースは、現在フェイズ3まで来ている。
インフィニティー・ウォーはその1つの区切りとなる作品だ。出てくるヒーローは30名以上とも言われ、これまでのマーベル作品がここで1つに合流する。
この作品の何がすごいかというと、もちろん全ての作品が混じり合うお祭り的な作品であると同時に、これまでの映画に出てきた伏線を回収しながら、矛盾点なく一つの話としてまとまっている点だ。正直、他の作品を全く見たことがないという人が十分に楽しめるかどうかは分からない(もちろん見たことが無くても迫力ある戦闘シーンを始めとして楽しめる部分はある)。しかしマーベル・シネマティック・ユニバースのファンだという人にとって、これは1つの映画を超えた、芸術作品だ。
もちろん魅力は沢山あるが、私が1つの挙げるとするならば、敵役のサノスだ。ただ単なる悪役として描かれているのではなく、彼には彼なりの正義があり、その目的を達成するために一途に行動しているのだ。この作品。見た人なら分かるだろうが、主役は彼と言っても過言ではない。
そして映画史に残る衝撃のラストは…

宝石の国 / Land of the Lustrous
9

儚い宝石たちの陰影

主人公を含め、登場人物たちはなんと宝石なんです。舞台は遥か未来、かつて人間と呼ばれていたものが、肉は海の底に沈み、魂は月に登って、骨は地上で宝石になってしまった世界です。宝石たちはそれぞれの硬度にもよりますが、衝撃で簡単に壊れてしまうような、脆くて儚いモノとして描かれています。しかし、どんなにバラバラにされても決して死ぬことはありません。
宝石たちは月からの襲撃を受けており、月人たちは宝石を襲ってバラバラに砕いては、装飾品や武器として加工するために回収して月に持ち去ってしまいます。宝石たちは月からの襲撃を返り討ちにしつつ、地上で過ごしています。
主人公は美しい色を持っていますが、最も硬度が低くて壊れやすい宝石です。その壊れやすさが故に、月人に立ち向かう事すら出来ずにいました。
巻が進むにつれ、主人公が強くなっていき、海と月と宝石たちの謎も解明されていきます。ただ一巻の頃の、弱い自分が嫌で変わろうとするかわいらしい主人公が、変わって行くと言うよりもむしろ失われていってしまうと言えるような展開に寂しさも感じます。
登場人物たちは性別を感じさせない、淡々とした線で描かれており、特徴のある陰影表現が画面にメリハリを持たせています。絵も話も美しい作品です。

銀魂 / Gintama
9

奇想天外パラレル時代劇

時は江戸時代のはずなのに…電車は通ってるし、きらびやかな繁華街はあるし、ビルは建ってるし…町を歩く人々は、着物を着ていたり、洋服を着ていたり、それに…なんだか、見慣れない人外なモノまで歩いている。ヘンテコな世界観、時代錯誤。それが、銀魂の世界。それは、開国をせまった宇宙人(作品内では天人と呼ばれている)による文明の影響。長年に渡る天人と開国を反対する攘夷派との戦いに天人が勝利した為に、江戸に宇宙ターミナルが出来、空には宇宙船が飛び交い宇宙旅行も出来てしまう、ちょっと羨ましいような世界が魅力的。その内容も独特で、いつもは、死んだ魚のような瞳でも、いざというときはキラメク瞳をもつ、主人公の坂田銀時が営む万年金欠の万事屋と江戸を守る警察的存在の真選組の近藤勲、土方十四郎や沖田総悟という、歴史上有名人と似たような名前のキャラを中心に、人情味あふれる物語から、馬鹿馬鹿しい物語まで、幅の広い物語で、毎回、今回は脱力回、気合いのはいる回と目まぐるしく変わる。人気の長篇は、実写映画や劇場版アニメにもなりヒットを飛ばしている。テレビアニメも10年以上続く、愛された作品ですが14年続いた連載の最終回も決定。単行本の発売も70巻を超え、最終回がきてもまだまだ何処かで存在していく作品だと思っているファンもたくさんいるはず。

天元突破グレンラガン / Gurren Lagann
10

そのアツさ、まさしく『魂』の教科書

天元突破グレンラガン。これは2007年に放送されたアニメで、今から考えると10年も前の作品だ。しかし、筆者の心にはその10年という長い時間を感じさせないほどの熱をこの『天元突破グレンラガン』から受けている。
作品の区分としてはロボットアニメではあるが、その中身は気合と根性、少しの涙で作られているという異質なアニメだ。スポ根アニメと変わらないのでは?という意見もこの話から出るだろうが、それは違う。
主人公は気弱な少年シモン。このアニメは彼の成長物語でもある。幾度の挫折を乗り切り、果てには人類…地球…いや、銀河や宇宙すらも守る英雄となる。

さぁ、本題に入ろう。何故このアニメが『漢』の教科書だというのか。
まず、自分の生き方、人生を振り返って欲しい。一度や二度は「自分は駄目な人間だな」と思ったことはあるだろう。
シモンはそんな我々と一緒だ。自分にはできない、やれないと言って逃げ出しそうになる。そんな中で現れたのが彼のアニキ分であるカミナ。カミナの姿はシモンにとってはまさに男の中の男なのだ。カミナの言葉にこんな言葉がある。「お前の信じるお前を信じろ」この言葉は何度も共に戦ったシモンへの言葉である。その言葉はシモンにカミナが伝えた気合のメッセージなのだ。この言葉は今でも鮮明に覚えている。
他にもさまざまなセリフがあるのだが、この場ではこの一言で終わりにしようと思う。
この作品は声優陣の熱演も相まって、人が持つ「言葉」では言い表せないアツさを内包している。
男女は関係ない、アツき魂を持ちたいのなら、このアニメをおすすめする。

薄桜鬼 碧血録
9

混沌と激動の時代を強く儚く駆け抜けた新選組の幕末奇譚、堂々完結混沌と激動の時代を強く儚く駆け抜けた新選組の幕末奇譚、堂々完結

自ら変若水を飲み、羅刹と化した新選組副長・土方歳三。彼に好意を抱き始めていた千鶴は、局長不在の新選組を率いて昼夜問わず働く土方が心配で仕方がない。甲府城の守りを任されていた新選組だったが、敵はすでに入城を済ませていた!抗えない圧倒的な力を前に敗走を重ねてゆく新選組。土方と千鶴の恋の行方は、彼らの目指した「誠の武士」とは。決戦は最後の地・箱館へ。

乙女ゲームが原作の大人気アニメ「薄桜鬼」の続編。桜に例えられる男性ってそこまで多くはないと思いますが、さすがは鬼の副長・土方さん。散ることを恐れず狂い咲く姿。シリーズのタイトルにもなっている「薄桜鬼」の意味が、最後の決戦の地・箱館で明らかになります。
運命の波に翻弄され、幾度も繰り返されたかつての仲間との別離。池田屋事件で全国に名を轟かせた新選組も、時代の流れという圧倒的な力の前では抗えない。「もう刀や槍で、気合いで戦が出来る時代じゃなくなったんだよ」激しさを増す戦の中で、その現実だけが色濃くなってゆく。そんな切なさと儚さに号泣必至です。

「誠の旗は、武士として生きるすべての者の拠り所」それぞれの地でそれぞれの戦に向き合い、命が尽きる最後の最後まで自分の信念を貫き、「誠の武士」で在ろうとするその姿。さすがは新選組隊士、胸を打たれます。絶対に後へは退かないしたたかさ、一人一人の武士としての生き様に、最後の最後まで涙が止まりません。

ゴーストリコン ワイルドランズ
10

ボリビアの世界へ突入できる、PS4ゴーストリコンワイルドランズ

これは南アメリカの国、ボリビアにはびこる最大級の麻薬カルテルと「ゴースト」と呼ばれる特殊部隊のスペシャリストたちが対決するTPS視点のゲームです。プレイヤーは「ゴースト」と呼ばれる特殊部隊チームの1人になり他の3人の特殊部隊とチームを組み4人体制で、ボリビアの世界最大級の麻薬組織「サンタ・ブランカ」を壊滅するのが目的であり大ボスのエル・スエーニョを逮捕するため各ブロックの幹部を逮捕か抹殺して最終的にはスエーニョを捕まえサンタブランカを壊滅させるというのが基本的な目的です。プレイヤーは操作の時には、例えばある基地に敵やテロリストが潜伏してるとしたらマップにはオレンジ色のオーラみたいな物が表示されますが、自信が持っているドローンやスコープを起動させて相手の的確な位置を見るとマップにはオレンジ色のオーラから斑点に変わり、敵テロリストの動きや正確な位置が分かります。そこでプレイヤーは奇襲をかけてもいいし、ステルスで殺害してもいいですし他の3人の仲間に頼んで抹殺してもらうのも良しです。自分でテロリストを殺害する場合はマシンガンやサブマシンガン、ハンドガンがあらかじめ武装されているのでそれを用いて強襲できます。自分の武器は各マップに「武器ケース」がありそれをゲットすると自分の武器をカスタムできます。テロリストとの戦いの際には何も偵察や散策なしで行くと返り討ちの遭うかドンパチな戦場状態になるか全滅する可能性が高いので、あらかじめドローンやスコープ、双眼鏡や味方の偵察で敵の位置や距離、人数や敵の種類(スナイパー、ガトリングなど)細かい情報を手に入れて作戦を練ったり、戦況をうかがったりするのもかなり楽しいです。このゲームは通信対戦もありますがこれはならべく1人でプレイする方がいいと思います。

大統領の執事の涙
9

深く社会派的な映画

私は、この映画を某レンタルショップのヒューマンドラマ系列の棚から無作為に選びました。
最初に言っておくとこの映画は、素晴らしい、そして良く考えさせられる一品でした。
昔は、アクション系のジャンルがとにかく好きだった私は、最近映画が作り出す崇高な煌めきは役者、人間そのものにあると感じ始めました。一番その姿を捉えることができるのは、ヒューマンドラマそう感じるようになりました。そしてこの作品と出会い、まず思ったのが主人公である執事とその息子との心のすれ違いいわば対比の表現が心にぐっと来たといえます。

1960年代、人種差別が色濃く残っているアメリカにおいて黒人の扱いは、あまりにもひどいものだあった。その中で、ホワイトハウスでの執事を任された主人公は、大統領に仕える身となる。しかし、その彼の元で育った息子は、人権運動に参加するようになり、自らが父との差異を知りながら行動していくこととなる。やがて、家族は、バラバラになっていく。

この映画は、深く社会派な映画であるといいましたが、本当にその通りです。現代社会ではあまり触れることのできない、思い。社会への訴え、この執事が流した涙には、計り知れないほど多くの思いが含まれている。涙の訳を、知りたいなぜ?気になる方は、今すぐ行くしかないこの映画に出会うために。

黒執事 / Black Butler
8

どちらかと言えば女性向けに感じる

黒執事は青年コミックではありますが、内容的には女性が好みそうな作品だと思いました。その為、男性で青年コミック的な要素を求めている人には少し合わないなと思う部分もあるかもしれません。
セバスチャンという、悪魔で執事のハイスペックなキャラクターが女性に人気を集めるからだと思います。女性キャラに比べて圧倒的に男性キャラが多く、性別が無く、人間ではないキャラは美形に描かれているキャラが多いからだと思います。
また、セバスチャンと契約者である少年シエルの関係性が色々な事情があるにせよ、尊く感じます。命令とあれば絶対にシエルの言うことを聞き、守り通すセバスチャンと自分の魂を投げ出しても目的の為に動き、何だかんだ言いながらもセバスチャンを信じているシエルの関係は主従を超えた物があると思います。腐女子が読んでも、萌えるなと思う瞬間が多々あります。
敵対関係にある存在と戦っているバトルシーンもさることながら、悪魔や死神が多数登場するなどファンタジー要素も含まれていて、色々なジャンルが織り交ぜられた作品が読みたい人にはお勧めです。主人公達の秘密は徐々に明かされていくので謎解き要素も入っています。船上、サーカス団、寄宿学校など様々な場面を舞台にしているので各編毎に新しい気持ちで読めるのも良いと思います。

Fortnite / フォートナイト
10

フォートナイトについて

私は大学生で、ほぼ毎日3〜5時間ほどfort niteというバトルロワイヤルゲームをプレイしています。このゲームは家庭用ゲーム機、PC、スマホなのでプレイでき、私はps4でプレイしています。
バトルロワイヤルゲームといえばPUBG、H1Z1などが挙げられ、今1番盛り上がっているゲームジャンルなのではないでしょうか、そんな中でも飛び抜けているのがフォートナイトというゲームであり最大の特徴は建築要素です。
建築要素を取り入れる事により、PUBGなどと言った他のバトルロワイヤルゲームよりもスピーディーかつ戦略的にプレイする事が可能です。eスポーツにも参入しており様々なプロプレイヤーが日夜建築の研究などを行なっています。
またバトルロワイヤルゲームは他のゲームと違い、課金によるプレイの優位性がありません、その為無課金でも楽しむ事が出来るのもオススメできるポイントです。これからバトルロワイヤルゲームは様々な開発会社が参入し、増えていくと思いますが、エピックゲームズの開発したフォートナイトを超えることはないでしょう、季節毎のイベントなどプレイヤーを飽きさせません。

フォー・オブ・ア・カインド
9

日本のトップミュージシャンたちが結集したスーパー・バンド!

「FOUR OF A KIND」は本田雅人(sax)、塩谷哲(pf,key)、青木智仁(b)、沼澤尚(ds)といった4人で2001年に結成されたフュージョン・グループ。’02年1月に1stアルバム「FOUR OF A KIND」を発表し、同年ジャズクラブメインでのライヴツアーが行われた。因みに東京でのライヴの模様はNHK−BSでも放送された。8月には「ライヴ・アット・ブルー・ノート」と銘打ってライヴCDもリリースされた。このバンドはギタリストがいない所謂ギターレスというのが大きな特徴でそこが若干のジャズらしさを醸し出している。本田氏もEWIをプレイしていないのもジャジー雰囲気があるような気がする(「ジョリー・ビッグ・フィート」という塩谷氏のオリジナルでは本田氏はバリトンを吹いていたが)。特に青木氏のオリジナル「ショート・カット」はベースラインの素晴らしさとそこへ乗っかる本田氏のサックスが印象的なアップ・テンポなナンバーだ。青木氏よれば、自分のベースと沼澤氏のドラムによるリズム隊と本田氏、塩谷氏という2人のソリストに思う存分ソロをとってもらおうという思いがあったようだ。当初からギタリストを加えようとは思っていなかったようだ。
そして’04年セカンド・アルバム「FOUR OF A KINDⅡ」がリリースされた。ここでも彼らの持つ音楽性の高さが堪能できるアルバムだったが、周知のように’06年に青木氏が逝去。残念ながら活動することがなくなってしまったのだった。

モンスターハンター:ワールド / Monster Hunter: World / モンハンワールド / MHW
8

これまでのモンハンの集大成的作品

歴代のモンスターハンターはPSP版の3rdと2ngG、3DS版のダブルクロスをプレイしたことあります。今回のモンスターハンターはPS4ということもあり、とにかくモンスターやフィールドのグラフィックは今までのどの作品よりも綺麗で、フィールドを散歩しながら素材を集めているだけでもかなり楽しめました。

今回は、モンハンをプレイをしていて煩わしい部分(調合の際、メニューを一度開かないといけないなど)が大幅に改善されており、歴代の作品をプレイしていた身としてかなり気持ちよく快適にプレイできました。

また、今回は作品内にストーリー(ほとんど無いに等しいですが…)があるため、キークエストを知らなくてゲームを進行できないということもありません。
ネットでよくあるこの作品の批判として、作品内で登場するモンスターが少ないという意見がよく見られますが、アップデートでモンスターが追加されているところを考えるとまだまだ期待できます。

作品が発売されて半年以上経過した今でも、大型アップデートによりFFなどのコラボや、頻繁に開催されるイベントが実施されており、長くプレイできる作品だと思います。