achafumil3@achafumil3

achafumil3
achafumil3
@achafumil3
1 Articles
5 Reviews
0 Contributions
0 Likes
achafumil3

achafumil3のレビュー・評価・感想

地縛少年花子くん
10

スクエニの新たな代表作!地縛少年花子くん

今回紹介させていただく漫画は、『地縛少年花子くん』です。
作者はあいだいろ先生です。
名前を聞いたことがない人も多いかもしれません。
それもそのはず。
地縛少年花子くんは、あいだいろ先生初の単行本なのです。
初単行本となると、クオリティなどを疑うと思います。
しかし、クオリティは低くありません。
1巻の表紙を見ると、とにかく作画がきれいだと分かると思います。
アニメ塗りではないし、かといって厚塗りでもなく...。
なんといっていいのかわからない、あいだいろ先生独特の世界観が広がっています。
0巻から18巻、また、スピンオフの『放課後少年花子くん』、画集が発売されています。
2020年の1月からアニメが始まったこともあり、人気は爆上がり中。
単行本の売り切れも相次いでいます。

主人公はかもめ学園高等部一年 八尋寧々(ヤシロネネ)
物語は、七不思議七番、トイレの花子さんを呼び出すところから始まります。

「かもめ学園の伝わる七不思議の噂。旧校舎三階女子トイレの三番目には、花子さんがいて、何でも願いをかなえてくれるという。」
ヤシロは、自分の願いをかなえるため花子さんを呼び出すが...?
学園の七不思議とオカルト女子が繰り広げるハートフル便所コメディ!

出版:スクエアエニックス
連載:Gファンタジー

とにかく一度読んでみて損はないと思います。
ぜひ読んでみて下さい‼

ONE PIECE / ワンピース
10

日本を代表するイチオシ漫画。全人類が見るべきである。

この作品は主人公の少年『モンキー・D・ルフィ』が海の覇者、海賊王になるまでの過程を描いた冒険バトル漫画。

まずこの漫画の一番の面白みは、作者尾田栄一郎による多大な伏線回収。
1巻に登場したキャラクターが現在まで物語の謎に深く関わってきており、まるで謎解きをしているかのようなストーリー設定となっているところが一番のおもしろポイント。
ファンの界隈では考察サイトやYouTubeなどで考察を繰り広げており、作品だけでなく界隈でも楽しめるのがこの作品の凄みである。

また、多くの個性的なキャラクターもこの作品を更に面白くしている。

現在の仲間10人中、人間が6人。その他がトナカイ、ロボット、骨、魚など他の漫画では見ないようなラインナップになっている。
しかも仲間一人ひとりに壮絶な過去があり、ルフィ率いる麦わらの一味のメンバーになる瞬間はストーリー全貌を知らずとも感動ができる内容になっている。
しかも一味のメンバーにも多くの伏線が隠されており今後の展開に期待が高まっている。

また【ONE PIECE】という作品には悪魔の実という食べると特殊な能力が発現する、バトル漫画ではならではの設定があり、主人公は『ゴム』という非常に非力な字面の能力者。

そんな不遇な設定から王に成り上がる、まさに下剋上のようなストーリーがこの作品をもうワンランク面白くしている所以だろう。

バトル漫画好きやミステリーが好きな人には是非ともみてほしい作品。
ぴったり感性にフィットするだろう。

セブン(映画) / Seven / SE7EN
9

演出も、役者も

最初の、大男の死体が出てくる時点でとても怖い作品でした。
私自身、とても太ってしまったので、あの殺され方は身をつまされます。
話の面白さはもちろん、映像とか、音楽とかもおしゃれというか、厳かで、7つの大罪という聖書に出てくる話を扱うに合ってる演出だなと思いました。
もちろん、この映画の最大の見所は、人の殺され方でしょう。
みんなひどい殺され方ですし、オリジナリティに溢れています。
でも、それがただのグロではないところが、すごいなと思いました。
それにちゃんと映しているわけではないのに、きちんと怖いのはさすがです。
中の人が恐ろしそうに詳細を語っているだけで、こっちは怖くなります。
役者陣も好きです。
ブラット・ピットの若い刑事はいかにも若い刑事らしく、自分でも捜査できるわ、と息巻いてる感じがいいし、逆にモーガン・フリーマンの落ち着き払った知性がいい感じです。
寺脇さんのころの相棒みたいです。モーガン・フリーマンは右京さんみたいに嫌味ではありませんが…。
あと、犯人役のケヴィン・スペイシーもすごく不気味でいいです。
なんか、急に犯人出てきたなって感じで出てくるのですが、その後、普通の顔して、車の後部座席に乗ってるのがやばいです。
役者もすばらしく、演出もすばらしく、いい作品でした。

グリーンマイル / The Green Mile
9

刑務所を舞台に繰り広げられる感動ストーリー

この映画は、老人ホームに入所しているポール・エッジコムが、昔勤めていた死刑囚監房の看守をしていた時代のことを語り始めることから始まります。そして舞台は、ポール・エッジコムがまだ若かった頃の1935年に移ります。ポールの同僚にはブルータス、ディーン、ハリー、パーシーがいます。そこに、新しい囚人としてジョン・コーフィーが入所します。ジョンは大柄な体でしたが、優しい性格なのです。ある日、監房でブルータスがネズミを発見します。そのネズミは、同じく死刑囚のエデュアールが、ネズミにジングルズと名付けて可愛がります。その後、ポールの尿路感染症が悪化していきます。実は、死刑因のジョンには不思議な力があります。手のひらをかざすだけで、人の病気や怪我を直してしまうのです。尿路感染症に悩まされていたポールの股間に手を当て病気を治してしまいます。
エデュアールの処刑が近づく中、エディユアールはジングルズの将来をとても心配します。しかし、パーシーがジングルズを踏み潰して殺してしまうのです。そんな時もジョンが力を発揮します。死んでしまったジングルズを掌にとり包み込むようにすることで、ジングルズは生き返るのです。このシーンは最も感動するシーンでした。
一方ジングルズ可愛がっていたエデュアールの処刑が行われます。パーシはジングルズをネズミ園に連れていくと言った上に、頭に濡れスポンジを乗せない状態で、死刑台の電流を流します。実は濡れスポンジがないととても苦しむのです。そのせいでジングルズは逃げ出してしまいます。その後、ジョンの能力を知ったポールは、所長のハルの妻の病気を治すため、異例なジョンへの外出命令が出ますが、これは極秘裏に行われました。そこでも、ジョンは能力を使い病気を治してしまうのです。
いよいよ、ジョン処刑日が近づいてきます。死刑執行を躊躇うポールでしたが、ポールはジョンと握手して執行を宣言します。
ここで、舞台は再び現代に戻ります。老人になったポールは、エレインによりポールの年齢が合わないことを指摘されます。実はポールはジョンから長寿を授かっていたのです。また、ジングルズについても長寿が授けられていて、ラストシーンにて恒例のジングルズが登場するところは最大の感動ポイントです。

ヨコハマ買い出し紀行
10

癒しマンガならコレ

全14巻。1巻あたりのページ数は130~170前後と少なめで、続きものですが、だいたい1話がそれで完結しているのでサクッと読めます。
舞台はどこか未来の地球。案外近未来かもしれません。
温暖化のせいか海水面が上昇し、行けるところが少なくなってきています。
そんな中、アンドロイド(!)のアルファさんは主人の帰りを待ちながら、小さなカフェを任されて経営しています。
といっても彼女たった1人の喫茶店。
やってくるお客も少ないけれど、切羽詰まった雰囲気も悲壮感もなく、のんびりまったり、のびのびと仕事していくさまを、そっと見守るように、眺めるように読んでいくのがなんともいえず癒されます。
起きる出来事もほとんどが身の回りの些細なことです。一部、不思議なところもありますが、世界観にマッチしていてほとんんど違和感ないです。
ジャンルとしてはSFなのかもしれませんが、ビシバシそういうガジェットが出てきたり、専門用語があるわけでもないので、妙に構えることなく、こういうまったり系が嫌いでなければどなたにでもオススメできるマンガといえます。
絵柄もちょっとクセはありますが、上手く、これまた良い世界観をつくり出すのに一翼を担っています。
癒されたいならコレ!なマンガです。