グリーンマイル / The Green Mile

グリーンマイル / The Green Mile

『グリーンマイル』とはホラー小説家スティーヴン・キングのファンタジー小説が原作で、1999年にアメリカで公開されたフランク・ダラボン監督の映画。トム・ハンクスなどの豪華キャストで製作された感動傑作で、2000年度のアカデミー賞で4部門にノミネートされている。物語は1935年のある刑務所の死刑囚棟が舞台で、主人公は看守主任のポール。そこに死刑囚として送られてきた不思議な力を持つ大男の黒人ジョンと、他の看守や死刑囚、ネズミのMr.ジングルスたちとの交流を描いたファンタジーヒューマンドラマである。

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グリーンマイル(The Green Mile)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

グリーンマイル(The Green Mile)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『グリーンマイル』とはホラー小説家スティーヴン・キングのファンタジー小説が原作で、1999年にアメリカで公開されたフランク・ダラボン監督の映画。トム・ハンクスなどの豪華キャストで製作された感動傑作で、2000年度のアカデミー賞で4部門にノミネートされている。物語は1935年のある刑務所の死刑囚棟が舞台で、主人公は看守主任のポール。そこに死刑囚として送られてきた不思議な力を持つ大男の黒人ジョンと、他の看守や死刑囚、ネズミのMr.ジングルスたちとの交流を描いたファンタジーヒューマンドラマである。

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トイ・ストーリーシリーズの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

トイ・ストーリーシリーズの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『トイ・ストーリー』シリーズとは、ピクサー・アニメーション・スタジオが1995年から作成した『トイ・ストーリー』をはじめとする長編アニメシリーズ。1999年に『トイ・ストーリー2』。2010年に『トイ・ストーリー3』、2019年に『トイ・ストーリー4』が公開された。人格があるおもちゃを主人公としたストーリーで、1作目である『トイ・ストーリー』は世界初のフルCGアニメーション作品として注目を集めた作品。ここでは、そんな『トイ・ストーリー』シリーズに登場する数々の名言を紹介。

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ミスト(The Mist)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ミスト(The Mist)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ミスト』とは、スティーブン・キング原作フランク・ダラボン監督・脚本の2007年のアメリカ映画。 嵐が来た翌日突然正体不明の濃い霧が町を覆い、デヴィッドと息子ビリーは買い物先のスーパーから動けなくなってしまう。スーパーの倉庫で霧の中の“何か”と遭遇したデヴィッドは他の客に危険を知らせ、店のものを使いバリケードを施した。しかしその夜再び“何か”が店内まで侵入し皆パニックに陥る。正体不明の霧とその中に潜む“何か”、そしてスーパーに取り残された客たちの心理状態を描いたホラーサスペンス映画である。

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ショーシャンクの空に(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ショーシャンクの空に(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ショーシャンクの空に』とは、1992年にアメリカ合衆国で制作されたヒューマン・ドラマ映画である。1940年代のメイン州ポートランドを舞台に、妻とその愛人を殺したとして逮捕されたアンドリュー・デュフレーンと、刑務所で出会った囚人のエリス・ボイド・レディング。寡黙で真面目な銀行員だったアンドリューは、ショーシャンク刑務所へ収監された後も自らの力で希望を切り開き、エリス・ボイド・レディングも、アンドリューとの出会いで人生が大きく変わることとなる。ラストシーンでの大どんでん返しが話題を呼んだ人気作だ。

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ウォーキング・デッド(海外ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ウォーキング・デッド(海外ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ウォーキング・デッド』とは2010年に放送された、ある日を境にアメリカ中がゾンビで溢れかえってしまった世界で生きる人間たちのサバイバルドラマである。主人公のリックとその仲間たちがゾンビと闘いながら生きる術を探していく。ゾンビの蔓延により迎えた世界の終末後が舞台。崩壊したアメリカ合衆国で安息の地を求め常に襲い来るウォーカー(ゾンビ)や略奪をしてくる生存者から逃れつつ旅を続ける人間たちを描いている。登場人物がそれぞれ恐怖と闘い、心も身体も成長していく。別れもあり、絶望の世界で育まれる恋も描かれる。

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フォレスト・ガンプ/一期一会(小説・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

フォレスト・ガンプ/一期一会(小説・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『フォレスト・ガンプ/一期一会』とは、1985年に発売されたウィンストン・グルームの『フォレスト・ガンプ』を原作とした、1994年公開のアメリカ映画である。監督はロバート・ゼメキス、脚本はエリック・ロス、主演はトム・ハンクス。第67回アカデミー賞作品賞、第52回ゴールデングローブ賞ドラマ部門作品賞などを受賞した。人より知能指数は低いが心優しい主人公フォレスト・ガンプは、持ち前の純粋さと才能を活かし様々な記録を作る。そして一途に1人の女性を愛し起こした行動が、人々に幸福をもたらす物語。

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アポロ13(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

アポロ13(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『アポロ13』とは、1995年にアメリカで制作されたSF映画。『フィラデルフィア』と『フォレスト・ガンプ/一期一会』でアカデミー主演男優賞を2年連続受賞したトム・ハンクス、『パトリオット・デイ』で知られるケビン・ベーコン、『バーティカル・リミット』で知られるビル・パクストンが出演した。 アポロ13号が宇宙空間で未曾有の事故に遭遇しながらも奇跡の生還を果たした実話が壮大なスケールと感動のドラマを交えて描かれる。 『バックドラフト』や『シンデレラマン』などで知られるロン・ハワードが監督を務めた。

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トイ・ストーリー3(Toy Story 3)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

トイ・ストーリー3(Toy Story 3)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ピクサーによる生きたおもちゃの物語3作目です。おもちゃで遊ばなくなったアンディと、遊んでほしいおもちゃたち。大学に同行するカウボーイ人形のウッディ以外は、捨てられたと思い込んで保育園に寄付される道を選びます。そこが、おもちゃの楽園に見せかけた地獄だとも知らずに。容赦ない展開と冒険に手に汗握る、それでいて爽快にして感動の物語です。ジョン・ラセター製作総指揮、リー・アンクリッチ監督。

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トイ・ストーリー2(Toy Story 2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

トイ・ストーリー2(Toy Story 2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ジョン・ラセター監督による、生きたおもちゃたちの冒険を描くアニメ映画の2作目。アンディ少年の親友、カウボーイ人形のウッディは、実はプレミア人形。おもちゃ屋の社長にビジネスの道具として持ち去られた上、オフィスのおもちゃ達からいずれ持ち主から忘れられると聞き、帰るべきか迷います。一方、アンディの部屋では捜索隊が組まれてウッディの救出に向かうのでした。前作以上に見せ場もメッセージも盛り込まれています。

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ダンサー・イン・ザ・ダーク(Dancer in the Dark)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ダンサー・イン・ザ・ダーク(Dancer in the Dark)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ダンサー・イン・ザ・ダーク』とは、2000年公開のデンマーク映画。監督はラース・フォン・トリアー。世界的に知られる歌手・作曲家のビョークが主演を務めた事で話題になった。どこまでも救いようの無いストーリー展開とショッキングなラストも相まって、公開後10年以上経った今も尚「後味悪い系、鬱映画」の代表として君臨し続けている。また、作中の楽曲もビョークが手掛けており、その中でも「I've Seen It All」はゴールデングローブ賞、アカデミー賞ともにノミネートされるなど高評価を得た。

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トイ・ストーリー(Toy Story)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

トイ・ストーリー(Toy Story)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ピクサー製作、ジョン・ラセター監督による長編アニメ映画。人間の目がない所でおもちゃが動くという設定に、独自の味付けが成されています。古いカウボーイ人形のウッディは、新しくやって来た宇宙飛行士人形バズにより持ち主の「一番のお気に入り」の座を奪われます。その逆恨みが元で様々な困難に見舞われるのでした。厳しい現実をユーモラスに描きつつ、友情や冒険の要素も盛り込んだ、大人も子供も楽しめる作品です。

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エイリアン(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

エイリアン(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『エイリアン』とは、1979年に公開された『ブレードランナー』や『ハンニバル』などで知られるリドリー・スコット監督の、SFホラー映画の元祖ともいえる作品だ。監督の出世作でもあるが、主人公のリプリーを演じたシガニー・ウィーバーの名を、世界中に広めた映画でもある。 宇宙船に入り込んだ姿を見せないエイリアンが、次々と乗組員を襲っていくホラーSF映画で、エイリアンという名称を定着させたことでも知られる。 その後もシリーズ化されるなど、映画界に衝撃を与えた作品だ。

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トイ・ストーリー4(Toy Story 4)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

トイ・ストーリー4(Toy Story 4)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『トイ・ストーリー4』とは、ピクサー・アニメーション・スタジオ製作、ディズニーの大人気シリーズ『トイ・ストーリー』の第4作目である。ある少女のおもちゃ・ウッディとその仲間たちが新しく加わった、プラスチック製フォークで作られたおもちゃ・フォーキーと一緒に冒険するという物語。キャッチコピーは「あなたはまだ─本当の『トイ・ストーリー』を知らない。」。『トイ・ストーリー2』を最後に登場が無かったボー・ピープとウッディたちの再会なども描かれている。

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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』とは2011年のアメリカのドラマ映画。監督はスティーブン・ダルドリー。原作はジョナサン・サフラン・フォアの同名小説。9.11のアメリカ同時多発テロで父親を失ったアスペルガー症候群の傾向を持つ10歳の少年オスカーの葛藤と成長を描いたストーリー。オスカーと母が家族の理不尽な死と向き合い、愛情によって親子関係を修復し、絆を強めていく。映画評論家の反応は賛否両論であり、アメリカの有名な賞にノミネートこそしたが、ほとんど受賞を逃した。

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ターミナル(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ターミナル(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ターミナル』とはアメリカ合衆国で2004年6月に公開された、ロマンスおよびコメディー映画である。ある目的をもってアメリカ合衆国に入国するビクター・ナボルスキーだったが、母国でクーデターが起き国が消滅してしまう。無国籍状態となり入国ができなくなってしまった。それでも目的を達成するために、空港の乗り継ぎロビーでクーデターが終結することを待ち続ける。空港生活の中で国土安全保障省税関国境保護局との対立、キャビンアテンダントとの恋模様など様々なヒューマンドラマが描かれている作品である。

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ジュラシック・ワールド/炎の王国(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ジュラシック・ワールド/炎の王国(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ジュラシック・ワールド/炎の王国』とは、2018年6月22日にアメリカ合衆国で公開された映画。『ジュラシック・パーク』シリーズ5作目の映画である。 日本公開は2018年7月13日。前作での大惨事から3年。放棄されたジュラシック・ワールドを有したイスラ・ヌブラル島には火山噴火の兆候が見えていた。噴火へのタイムリミットが迫る中、主人公オーウェンと彼の仲間たちは恐竜たちの救出チームに参加する。それぞれが奮闘する中、オーウェンたちは救出劇の裏に隠された陰謀にも巻き込まれていく。

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ベイブ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ベイブ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ベイブ』とは、ユニバーサル・ピクチャー製作のもと、1995年にアメリカで公開された子豚が主人公のファミリー向け映画。のどかな農村を舞台に、主人公ベイブが農場の動物たちと絆を作りながら、牧羊犬ならぬ牧羊豚を目指すストーリー。奮闘する子豚の愛くるしい姿に思わず心が揺さぶられる癒し度マックスのこの作品は、動物達が演じる俳優顔負けの熱のこもった表情や、コミカルな動きなどを撮影した技術が評価され、第68回アカデミー視覚効果賞ほか、第53回ゴールデングローブ賞では作品賞を受賞している。

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ジョジョ・ラビット(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ジョジョ・ラビット(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ジョジョ・ラビット』とは第二次世界大戦下のドイツを舞台にした珠玉のヒューマン・ドラマである。 主人公のジョジョは10歳の少年。空想上の友達であるアドルフの助けを借り立派な兵士になろうと奮闘するが、心優しいジョジョは、訓練でウサギを殺すことができず「ジョジョ・ラビット」とあだ名を付けられてしまう。そんなある日、自宅にユダヤ人の少女が匿われていることに気づく。 戦争への辛口のユーモアをきかせたハートフルなコメディの形を取りながら、困難な環境にあっても輝く希望を失わない人々の物語である。

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ダ・ヴィンチ・コード(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ダ・ヴィンチ・コード(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ダ・ヴィンチ・コード』とはダン・ブラウンの小説を原作に、2006年に公開されたアメリカの映画。監督はロン・ハワードで、脚本は原作者のブラウンとアキヴァ・ゴールズマンである。2006年の映画興行収入は2番目に高いが、批評家からは酷評も目立つ話題作。大学教授のロバート・ラングドンは、友人でルーブル美術館館長のソニエールが死体で見つかったことから警察に呼び出される。ロバートが追っ手を避けながらソニエールの孫娘と一緒に、ダ・ヴィンチの絵画に秘められたキリストの謎に近付いていくミステリーサスペンス映画。

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クィーン(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

クィーン(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『クィーン』とは、2006年にイギリスで制作された政治映画である。ダイアナ元皇太子妃の交通事故死を受けて、ただ1人沈黙を貫き通すエリザベス女王の姿と就任間もないブレア首相が国民と王室との和解に奔走する姿が描き出されていく。 『ゴヤの名画と優しい泥棒』のヘレン・ミレン、『フロスト×ニクソン』のマイケル・シーンが共演し、『ヴィクトリア女王 最期の秘密』、『疑惑のチャンピオン』などを手掛けたスティーブン・フリアーズが監督を務めた。

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ハドソン川の奇跡(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『ハドソン川の奇跡』とは、日本で2016年に公開されたヒューマンドラマ映画。2009年に実際に起きた“ハドソン川の奇跡”と言われたUSエアウェイズ1549便不時着水事故と、その後の知られざる真実を描いている。俳優・監督として活躍を続ける名匠クリント・イーストウッドが監督を、主演を名優のトム・ハンクスが務めている。英名タイトルは、機長の愛称でもある「SULLY」。第40回日本アカデミー賞最優秀外国作品賞を受賞。

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キャスト・アウェイ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『キャスト・アウェイ』とは、2000年に公開されたアメリカのサバイバル映画である。トム・ハンクスが主演を務め、ロバート・ゼメキスが監督を務めた。ストーリーは、国際貨物便フェデックスのシステムエンジニアであるチャック・ノーランドが、飛行中に航空事故に遭い、無人島に漂着してしまうというもの。無人島での生活に適応し、生き延びるために様々な方法を見つけていく。

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ユー・ガット・メール(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『ユー・ガット・メール』とは、1998年に公開されたアメリカ映画。ノーラ・エフロン監督のロマンティックコメディで、主演はトム・ハンクスとメグ・ライアン。1940年に製作された映画『桃色の店』のリメイク作品である。 それぞれ恋人には内緒でメールを交換していたジョーとキャスリーン。顔も名前もわからないからこそ素直になれたのに、実はビジネスライバルだった。 すれ違いながらも、お互いに惹かれ合う男女の恋が描かれている。

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ホラーの帝王!スティーヴン・キング原作のホラー・サスペンス映画まとめ【キャリー、シャイニングほか】

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ホラー映画界の重鎮である「スティーヴン・キング」をご存じだろうか。アメリカを代表する作家のうちの一人で、特にモダンホラーを得意としていることから「ホラーの帝王」と呼ばれている。彼の真骨頂であるモダンホラーは、アメリカのごく一般的な普通の日常を作品の舞台としていることが多く、距離感の地下さがより恐怖を引き立てる。本記事ではスティーヴン・キング原作のホラー・サスペンス映画を厳選して紹介する。

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グリーンマイル / The Green Mileのレビュー・評価・感想

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グリーンマイル / The Green Mile
9

スポンジのシーンが

スティーブン・キングって、ホラー作家かなと思っていましたが、こういう話も書くのだなと思いました。
人の病気を吸い取る不思議な力を持つコーフイという黒人が、冤罪で命を落とす。
冤罪とわかってもどうしようもない看守たちの気持ちを思うと、いろいろ考えさせられます。
いろいろと、印象的なシーンの多い映画ですが、私はやっぱり、スポンジのシーンが怖くて印象に残っています。
コネ入社で嫌な奴で、しかもあんなことまでするなんて、パーシーは最悪です。
まあ、パーシーもスポンジを濡らさないだけであそこまで悲惨なことになるとは思ってなかったんでしょうが、ひどいです。
映画の後半、パーシーはひどい目に遭いますが、同情できませんでした。
主役のトム・ハンクスはあまり印象に残らなくて、それは残念なことかもしれませんが、そういう普通のきちんとした職業倫理の持ち主の役だったのでしょう。
コーフィももっと自分の冤罪を訴えかければいいのに、いろいろ疲れていたのかなと思うと可哀想です。
彼が犯人でなくても、2人の少女は凄惨な殺され方をしているし、やっぱりスティーブン・キングは怖いなと思いました。
ちょっと長めの作品なのですが、なかなか面白い作品でした。

グリーンマイル / The Green Mile
9

刑務所を舞台に繰り広げられる感動ストーリー

この映画は、老人ホームに入所しているポール・エッジコムが、昔勤めていた死刑囚監房の看守をしていた時代のことを語り始めることから始まります。そして舞台は、ポール・エッジコムがまだ若かった頃の1935年に移ります。ポールの同僚にはブルータス、ディーン、ハリー、パーシーがいます。そこに、新しい囚人としてジョン・コーフィーが入所します。ジョンは大柄な体でしたが、優しい性格なのです。ある日、監房でブルータスがネズミを発見します。そのネズミは、同じく死刑囚のエデュアールが、ネズミにジングルズと名付けて可愛がります。その後、ポールの尿路感染症が悪化していきます。実は、死刑因のジョンには不思議な力があります。手のひらをかざすだけで、人の病気や怪我を直してしまうのです。尿路感染症に悩まされていたポールの股間に手を当て病気を治してしまいます。
エデュアールの処刑が近づく中、エディユアールはジングルズの将来をとても心配します。しかし、パーシーがジングルズを踏み潰して殺してしまうのです。そんな時もジョンが力を発揮します。死んでしまったジングルズを掌にとり包み込むようにすることで、ジングルズは生き返るのです。このシーンは最も感動するシーンでした。
一方ジングルズ可愛がっていたエデュアールの処刑が行われます。パーシはジングルズをネズミ園に連れていくと言った上に、頭に濡れスポンジを乗せない状態で、死刑台の電流を流します。実は濡れスポンジがないととても苦しむのです。そのせいでジングルズは逃げ出してしまいます。その後、ジョンの能力を知ったポールは、所長のハルの妻の病気を治すため、異例なジョンへの外出命令が出ますが、これは極秘裏に行われました。そこでも、ジョンは能力を使い病気を治してしまうのです。
いよいよ、ジョン処刑日が近づいてきます。死刑執行を躊躇うポールでしたが、ポールはジョンと握手して執行を宣言します。
ここで、舞台は再び現代に戻ります。老人になったポールは、エレインによりポールの年齢が合わないことを指摘されます。実はポールはジョンから長寿を授かっていたのです。また、ジングルズについても長寿が授けられていて、ラストシーンにて恒例のジングルズが登場するところは最大の感動ポイントです。

グリーンマイル / The Green Mile
8

人は誰しもグリーンマイルを歩んでいる

1930年、主人公のポールは刑務所の死刑囚のみが収容されるエリアの看守長として働いているが、彼は重い尿路感染症の痛みと、州知事の甥という立場を利用して勝手気ままにふるまう新人看守パーシーに悩まされていた。そんなポールのもとに二人の娘を強姦し殺害した大柄な死刑囚ジョンが収容された。ある日ジョンは尿路感染症の痛みに苦しむポールを手を触れただけで治療してしまう。ジョンには病を癒す特殊能力があったのだ。ポールは自分の病を癒してくれたことでジョンの殺人に懐疑的になり、ジョンを神の使いではないかと考えるようになった。そんな中家族ぐるみで付き合いのあった刑務所所長のハルが妻のメリンダが手術不可能な脳腫瘍に侵されているという話を聞いたポールは仲間を説得し、ジョンの能力でメリンダを救い出すことに。メリンダの病を吸い込んだジョンはそれをパーシーに移し、錯乱状態となったパーシーは新しく入った死刑囚ウォートンを射殺。パーシーは精神異常と診断され、精神病院送りとなった。ジョンは自分の能力を使いウォートンが二人の娘を殺害した真犯人であると伝えた。ジョンは冤罪であったと知るポールだが、冤罪を覆す証拠は見つからず、ジョンはポール達の手で死刑が執行されてしまう。その後ポールは100歳を超える長寿となっていた。ポールはジョンという神の使いを自らの手で処刑したことの罰としてこの先も生き続けるだろうと考えていた。しかしかつて刑務所で呼ばれていた牢獄から死刑執行室までの緑の廊下通称「グリーンマイル」。自分の「グリーンマイル」は長すぎないでしょうかと神に問うポールであった。スピルバーグ監督が何度も号泣してしまったと言うのが理解できるとても深い映画であったと感じました。

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