6may@6may

6may
6may
@6may
19 Articles
8 Reviews
0 Contributions
0 Likes
6may

6mayのレビュー・評価・感想

信長の忍び
9

日本の歴史を楽しく学べる

日本でもっとも有名な戦国大名である織田信長と、彼に仕える忍びたちの四コマ漫画。
テンポがよく、笑いあり涙ありで歴史が苦手な人もさくさくと読み進めることができる。
物語は弘治元年、尾張国で信長と主人公である忍びの見習い千鳥との出会いから始まる。
キャラクターたちはとても可愛らしく描かれているが、基本的には当時の風習や史実に沿って話が進むためリアリティに欠けることなく没頭していける。
千鳥の視線を通して、甘党で妻や妹に弱い信長やいつまでたっても使いぱしりの気質が抜けない秀吉、
ツッコミの名人だが絶妙に間の悪い光秀など、個性豊かな家臣たちとのやりとりを楽しめる。
登場キャラクターの魅力は織田家にとどまらず、敵対する今川家や武田家の武将たちもまた個性的だ。
温泉のためなら病をおして浸かりにいく武田信玄や銭に目がない雑賀孫市など、挙げればきりがないほどだ。
登場するのは有名武将が多いのは当然だが、武将の妻子や百姓たちが出てくることもあり、作者の細かなこだわりが見て取れる。
四コマではあるがそれぞれの情勢や心情がしっかりと描かれているため感情移入がしやすく、誰かが死ぬ場面などはついウルっとしてしまう。
漫画としても楽しめるし、日本の歴史に興味を持つきっかけとしても持って来いな作品である。

L'Arc~en~Ciel / L'Arc〜en〜Ciel / ラルク アン シエル / L'Arc-en-Ciel
10

ファンが勧める!L’Arc~en~Cielの魅力

皆さん「L’Arc~en~Ciel」というアーティストはご存知でしょうか?
結成から30年経った今でもその人気は色褪せることなくファンたちを魅了しているのです。
では、具体的にはどこがいいのか、どんな魅力があるのか、ラルクファンでもある私が一挙解説いたします!

【魅力①:メンバーの作曲能力の高さ】
ラルクのメンバーは4人ですが、皆さん作曲することが出来るのです。
さらには4人それぞれが異なったテイストの楽曲作成を得意としているので、性別や年代に関わらずファンを獲得できるのです!
ミリオン曲を多数出していますが、それは4人それぞれの作曲能力の高さが理由でしょう。
皆さんラルクの曲を是非とも注目して聴いてみてください!
【魅力②:世界が認める音楽性】
ラルクは日本のみならず、世界でも認められているロックバンドなのです!
2012年には、かの有名なニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでアジアのロックバンド初となる単独ライブを開催したのです。
海外ファンも歓喜し、日本語でボーカルhydeと共に歌うなどニューヨークでも爆発的な人気のあるバンドと証明されました。
ラルクはアニソンも多く歌っており、アニメとともに世界へと進出したロックバンドであると言えるでしょう。
【魅力③:メンバー全員がイケメン】
ラルクのメンバー4人はみんなイケメンであると言われています。
メンバーきってのイケメンと知られるボーカルのhydeですが、20代の頃は女性と間違われるほどキレイな顔立ちでした。
それは50代になった今でも健在で、とても50代には見えないとファンの間では話題です。
他のメンバーもみんな男前でファンの間では◯◯担と派閥が出来ているような状態だったり。
ラルクのPVを観る際は、メンバーのイケメンな表情に注目してみるのもアリですね!

以上がラルクファンがおすすめするL’Arc~en~Cielの魅力でした!
みなさんも良かったら聴いてみてくださいね!

Tokyo 7th シスターズ -僕らは青空になる-
7

彼女たちという光で、心が青空のように晴れる

原作ゲームのファンです。
正直、PVを見たときにはあまり期待ができず、「作画が微妙じゃないか?」、「無難というか地味なストーリーだな」と思っていたのですが、実際に見てみると予想より満足できるものでした。

序盤に簡単な世界観とアイドルの紹介がありますが、やっぱり原作をプレイしていなければ、面白さは大幅に減ると思います。話自体はよくある感じで、テンプレートな悪役と淡々とした駆け足なストーリー展開ですので、「動くシスターズが見られる」、「映画館の音響でライブシーンを楽しめる」というのが最大の魅力です。

まず、原作を踏襲したオープニング演出がとても良かったです。
「Donuts」のロゴ、代表曲ともいえる「あの曲」のイントロが流れた瞬間、思わず泣きそうになりました。
ライブシーンは派手さはありませんが、実際に歌って踊る姿を見られただけでうれしかったです。
すべて手書きでとても丁寧に描かれており、動きも滑らかでまったく崩れていませんでした。

欲を言えば、ナナスタの他のアイドルたちや4U、KARAKURIの姿を見たかったです。
ポスターや街頭の映像など、背景の一部での出演でもいいので存在を感じたかったです。

「君のしたいことをしろ」、「誰かの背中を押す」、「大人や社会の理不尽に屈しない」という、ナナシスのメインテーマを短い尺でよくまとめてあったと思います。
ゲーム内背景の再現度もとても高く、誠実に作られているのが随所に感じられました。

メインストーリーを読破した方なら、オープニング最後の映像はグッとくるはずです。
ナナシスが好きな方なら、きっと見て損はないです。

フォレスト・ガンプ/一期一会 / Forrest Gump
10

フォレスト・ガンプ 最高な映画です。

仕事先の先輩におすすめされてトム・ハンクス主演の「フォレスト・ガンプ」(映画)を見ました。
トム・ハンクスが主演として出ている映画の中でトップと言っても過言ではない映画です。
そんなに面白いの?と紹介されたときは半信半疑でした。
実際に見てしまうと、どんどんトム・ハンクス主演の主人公の生き様に引き込まれてしまい何度も涙を流してしまいました。
トム・ハンクスの純真さ、素直さ、真っ直ぐさに本当に感動し、トム・ハンクスのように生きたいと感じます。本当に名作中の名作です。
主演のトム・ハンクスは知的障害があり、周りの人に小さいころから馬鹿にされ過ごしていました。
ですが人からもらったアドバイスを信じて、それを愚直にずーっと行っている姿に本当に感動です。
人を疑う生き方ではなく、人を信じていく生き方が本当にかっこいいです。
主演のトム・ハンクスのように現実を生きることができれば絶対うまくいく、人の心を打ち周りを巻き込み、周りの人たちを笑顔にしていくことができると思っています。
まだフォレスト・ガンプを見ていない人がいたらいますぐにDVDを借りに行き見たほうが良いと思います。
主人公の純真さに、素直さ、真っ直ぐさを学び自身の生き方を見直すきっかけになります。

キングコング対ゴジラ / キンゴジ
10

キングコング対ゴジラ

日米の誇るべき怪獣の一大決戦。それにしてもこの企画を考えた人は偉いですね、だれでしょう?円谷英二、あるいは本多猪四郎監督か、はたまたプロデューサーの田中友幸なのか。アメリカサイドもよく引き受けたもので、正に夢の競演が実現した。
内容はなんとコメデイー仕立てである。キングコングがボケで、ゴジラがツッコミ。まるで漫才のような展開で笑わせてくれるとは、予想をいい意味で裏切ってくれるのだ。
監督は本多猪四郎、特撮は円谷英二、音楽は伊福部昭、日本が誇るビッグスリーである。
ゴジラを演じるのはもちろん日本初のスーツアクター中島春雄、キャストは高島忠夫、藤木悠、浜美枝、有島一郎、佐原健二、など。ぜいたくなキャスティングではないか。
笑わせてくれるのは怪獣だけではなく、人間たちも怪獣に負けてなるものかと、一層笑わせてくれる。その中で一番のコメデイアンぶりを見せてくれるのが有島一郎。この人は若大将シリーズの若大将のおやじ役で有名な俳優で、いわゆる芸域が広い名優。
監督の天才的な演出力が冴えにさえ、見るものを夢の世界に連れていってくれる。一作目のシリアスなゴジラとは一転して、エンターテイメントに満ちたゴジラを作る柔軟性の見事さに、我々は絶大な信頼性を感じて大喝采を送るのだ。
勝負の行く末は見てのお楽しみ。ぜひ見て楽しんでもらいたい。見ないと損する映画だ。

ラフ / ROUGH
8

あだち充の面白さについて。

あだち充の漫画は基本的に同じような設定のラブコメが多いですが、中では一番好きな漫画です。
『タッチ』や『H2』のように野球が舞台の作品が断然多い中で、水泳の世界を描いた今作は当時としてはなかなか新鮮だった気がします。絵のタッチはH2に似ているでしょうか。とてもバランスの取れた作品だと思います。この頃のキャラクターの模写は結構描きました。これはすべての作品に言えることかもしれませんが、有言実行がもてはやされる昨今では珍しく、あだち充の描く人物像は本人にはバレないように、決して恩着せがましさを感じさせないような男気の表現が多いです。簡単な言葉でいうと粋な奴ですね。本当の優しさという表現が正しいかどうかはわかりませんが、そういう友達や恋人がいたらそれは素敵だと思いますね。メインキャラクターである大和圭介、二ノ宮亜美、仲西弘樹の3人にも勿論、その精神は受け継がれています。それぞれがそれぞれの思いを尊重し、自分の立場を考えて行動しすぎるために様々なドラマが生まれます。自分本位で動く人間ばかりを描いたのであれば、ここまでの人気は出なかったと思うし、物語として成立しないと思います。自分を振り返る機会を与えてくれたという意味でも感慨深い作品でした。

キングダム(映画) / Kingdom (2019 film)
9

想像を超えていた!

以前、アメトークにてキングダム芸人というのがあり、それを見ても別に惹かれることはなかった。しかし、今回実写映画化され、テレビでの番宣を多くみて見てみたいと思った。なので、公開翌日レイトショーに行った。
漫画を読んだことがなかったので、始まりは内容がなかなか掴めず「んっ?」て思うところはあったが、途中からは引き込まれていき、あっという間の2時間半であった。
河了貂は最初は何これと思いつつも、中身は人間で、しかも橋本環奈なのかと驚いたり、ところどころで出てくる有名俳優たち。中でも、一番ビックリなのは、山の民の第一印象は気持ち悪いだったにもかかわらず、その仮面をはずして、驚き‼︎実は女だったのだ!長澤まさみがかっこ美しく、戦闘シーンでは、日本のワンダーウーマンを彷彿させるものがあった。えいせい役の吉沢亮もぴったり。最後の闘いのシーン、敵が多すぎて仲間の士気が下がっているところのゲキは鳥肌が立ってしまった。おうきも今回は出番は少なかったものの、喋り方特徴的なものがあり、大沢たかおの身体作りに圧倒されてしまった。兵たちがどこまでも並んでいるシーンも壮大なスケールを感じ、日本の漫画実写にここまでできるのかというのを感じた。エンディングはワンオクがイメージとぴったりあっており、終わるまで観客は誰一人席を立ち上がることはなかった。これを機に、漫画を読み始めたが、この映画がたった5巻までの話だとはビックリ。そして、忠実に再現されていることに感心。どハマり間違いなし。

桜蘭高校ホスト部 / Ouran High School Host Club
9

友情あり、恋愛あり、青春ありのラブコメ少女漫画

題名も表紙絵もわかりやすい少女漫画。イケメン集団の中に、紅一点の主人公の少女。
友人から借りたので、自分から興味があったわけではない。暇つぶしに手に取ってみただけ。
でも、帯には650万部突破!900万部突破!他国にも翻訳され、付録や全員サービス等にも採用され、知らなかったが、アニメやドラマにまでなっていたので、最後まで読んでみることにした。
本編では、壺を割ってしまい借金を負った主人公が、高校内のホスト部にて活動しながら借金を減らしつつ、他の部員が主人公に恋したり、主人公がいることにより友情に変化が現れたりする。
毎回学校だけが舞台になるのではなく、夏休みに主人公が軽井沢にアルバイトに行ったり、部員の親が所有する行楽地に遊びに行ったり、困っている学生を助けたり、学園祭のようないかにもな学校行事があったりと、盛りだくさん。毎回、次回の内容が容易に想像出来ないのも、いい意味で読者の期待を裏切るから、人気の理由かもしれない。
ホスト部の部員が7名と多いことで、それぞれの生い立ち等を記載するだけでそれなりの分量になる。お金持ちのボンボンだが、それなりに苦労や葛藤があり、それが凡人にも共感できる内容になっているのもまた、素晴らしい。人として身に付けていくべき様々な葛藤や感情も多々織り込まれている。