君の名は。 / Your Name.

君の名は。 / Your Name.のレビュー・評価・感想

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君の名は。 / Your Name.
10

素晴らしいです。

映画が最初に始まった瞬間の綺麗な映像と音楽がすごくマッチしてます。
男の子と女の子が時空を超えて繋がっているという物語なんですが、キャラクターの男女の声優さんの声もピッタリです。段々と出会ったことのない男女2人がお互いに何故か惹かれていき、お互いを確認できなくなり、そこからまたストーリーが始まり、女の子が大変な目にあっていたという事がわかり、男の子がそうならないように女の子を助けなきゃいけない展開にもなるんです。ただ見てるだけだったはずのストーリーが所々に耳に入ってくる音楽もすごく頭の中に入ってくるようになり、ストーリーに惹き付けられるようになります。結局は男女のいる時代が時間差があったことがわかり、でも、女の子を助けることが出来たのですごくよかったと思います。彗星が女の子のいる町に落ちてしまうシーンは危ない大変なシーンなんですが、そこの音楽がすごく良くて綺麗なんです。
空や自然や人物一つ一つがとても綺麗で見ていて気持ちがいい作品でした。1回見ただけでは理解が出来なかったんですが、何回か見ていくうちに、こうだったんだとわかりました。すごく深い作品で、こんなに惹き付けられるとは自分でも思っていませんでした。

君の名は。 / Your Name.
6

根底にあるのは現代人への警鐘

この映画の根底にあるのは、モノや情報に溢れ古いものを置き去りにしてきた現代人への警鐘ではないかと思います。それを新海監督は、都会に住む男の子と、田舎の神社の跡取り娘の入れ替わり、という分かりやすい形で表現しています。そしてそれは時々出てくるおばあさんのが口にする結びという言葉や、カタワレドキ、そして山頂のご神体。全て現代人が忘れかけているものが、物語の重要な場面でキーとなってくることで更に明確なものになります。
人間は生まれて死ぬまでに色々なことを忘れて生きてきます。そして世代間でも受け継がれずに忘れ去られていくものも多いでしょう。しかしその中にも大事な物があるのではないかという事を、三葉と瀧が入れ替わって時間の経過とともに忘れていくという設定で代弁しています。
三葉は見えないチカラで危機に気付かされ町民の命を救うために奔走します。これは誰かが気づいて動くことで人間が自然の脅威から逃げられるとゆうことの表現。そして最も重要なのが運命です。日本には古くから、将来結ばれる人とは小指で赤い糸で繋がっているという言い伝えがあります。
この映画の中では組み紐とゆうアイテムを使ってこれを想起させます。運命は見えるものではないし証明も出来ません。でも運命などないと抗って生きてみたところでそれも運命だったのかもしれません。つまりは、人の力では到底及ばない物もあるとゆことがラスト数分で一気に叩きつけられます。人の生死も運命。私達はそれを受け入れ命ある限りは精一杯生きるしかない。最後の青空からはそんなメッセージを受取ました。

君の名は。 / Your Name.
10

心からオススメしたい

この映画、単純に楽しめなかった人も多いようで、ネットでの評判を観ると、「あそこのつじつまが合わない」とか「リアリティがない」とか結構細かい点を指摘している意見を目にしました。
確かに疑問が残る点も無くはないのですが、そういう点を吹き飛ばす素晴らしさがあります。
映画館で観ることを心からオススメしたい映画です。

個人的に最後まで疑問が残ったのが、三葉の入れ替わりの相手がなぜ瀧だったのだろうかということ。
三葉の家系に、入れ替わりの能力があるということは示唆されていましたが、入れ替わる相手が瀧だったのは、三葉が「東京のイケメン高校生に生まれ変わりたい」と願ったことから偶然に起こったことなのか、それとも映画では描かれていなかった瀧の母親が巫女的な能力をもっていたとかなのか。
もしかしたら答えは無いことなのかもしれないですが、いろいろと妄想してしまいました。

この映画ですごくいいなと思ったのは、田舎を美化していないところ。
たとえばアニメ映画作品でいえば、細田守監督の作品なんかは、すごく良いんですが、モヤモヤした感じが残るんですよね。
「いやいや、田舎を美化しすぎでしょ」と田舎出身の僕としては思ってしまうのです。
その点『君の名は。』では、田舎の閉塞性やなんかがしっかりと描かれていて、主人公の三葉の、「こんな田舎いやだ。東京に行きたい」という気持ちがすごく伝わってきました。
ちなみに物語の舞台はどうも岐阜の飛騨のあたりをイメージしているようです。

君の名は。 / Your Name.
10

圧倒的力作!

私はこの映画を見るまでほとんど映画を見たことがなかった。だが、このアニメ映画を見て感動し涙し、アニメ映画界に興味を持ってアニメ映画だけは映画館で絶対に見るようにしていた。だが、他のアニメ映画は「君の名は。」と比較するとどれも物足りないものばかりであった。他の方のレビューを見てみれば「よかった」と書いている人もいることから良作だったのかもしれないが、そうであるとすればそれほど「君の名は。」が私に影響を及ぼしたということである。それくらいに「君の名は。」は良かった。
また、先の読めないストーリーにも惹かれた。わかりやすい展開もありはしたが。瀧と三葉が夢の中で入れ替わるが、途中でそれが途切れ、瀧が三葉に会いに行ったというシーンが一番展開が読めなかった。夢の中で入れ替わるが、実は入れ替わっているのは三年前の三葉とであったという事実は予想もつかなくて衝撃を隠しきれなかった。また最後には無事二人は出会うことができて、映画を見終わった後の爽快感も抜群であった。
そしてこの映画の最も魅力的なところが、RADWIMPSと映画の掛け合いである。特にクライマックス付近で流れる歌には感動間違いなし。涙がこぼれてしまうことは必至であろう。

君の名は。 / Your Name.
10

壮大な恋と家族の物語

高校生の男女が、ある日突然夢の中で入れ替わるというファンタジックな物語です。
最初は入れ替わることにお互い戸惑っていて、入れ替わりの最中にしてはいけないことや振舞い方などのルールを作ります。そして、お互いにアホなどと言い合っていたものの、段々と二人は惹かれあっていきます。東京の大都会に住む男子高生である瀧は、田舎に住む女子高生である三葉の生活を知って、三葉の家族や友人と仲良くなっていく。三葉は瀧の暮らす東京で行ったことのないカフェやお店、出会ったことのない生活を送る。お互いを知っていった時、初めて三葉の住む糸守町の衝撃の事実に驚くことと同時に、お互いのことが好きであることを知ってしまったときには思わず鳥肌が立ちました。また、家族の物語でもあって、三葉がどうやって糸守町で生まれ育ったのか、三葉とその家族の関係を入れ替わりで瀧が知るシーンには思わず涙が出ました。作中に登場する組紐が鍵を握っていて、案外遠くにいて関りが無い人でも、実は自分と縁がアッタリ繋がったりすることもあるんじゃないかと思いました。短い間だとしても色々な人との繋がりを大切にしていこうと思いました。作中に流れる音楽や映像に心が大きく揺さぶられました。

君の名は。 / Your Name.
10

タイトルなし

はじめは内容を理解するまで時間がかかります。2回見ると国語が苦手な私でも理解できました。初めは同じ時間軸で少年と少女の体が入れ替わってると思っていました。少年の方は東京で暮らす高校生、少女の方は田舎で暮らし、由緒正しい神社の家系に生まれ今の暮らしが嫌と思っています。そんな2人が何度も入れ替わってだんだん惹かれあっていくという青春恋愛ストーリーと思っていました。見ていると「何でここにこんな映像が出てくるのかな」とかその時は内容を理解していなかったので矛盾に思いました。でも2回目みて、1回目何も分からず見ていた映像が全部繋がっていたんだと分かると、とてもスッキリして、この作品面白いと思えるようになりました。そして、何度も見たいと思いました。途中途中にバカやあほなど体に書いて面白がっているシーンがあったり、入れ替わった時の事をスマホに記録して交換日記のように確認しあったり、本当に男女入れ替わったらやっぱりこうなるんだというシーンが出てきたりと面白いシーンが結構あります。悲しいシーンもたくさんあります。でも、悲しいシーンは必要であえてここに入れたんだと思いました。とにかく、この作品を見てない方には是非是非見てほしい作品です。最後の終わり方が私はお勧めです。

君の名は。 / Your Name.
10

音楽も映像も最高です!

私が好きな新海監督の作品ということで予告を見た時からずっと気になっており、公開初日に映画館に観に行きました。
これまた私が好きなRADWIMPSが映画全体の音楽担当とあって、音楽も素晴らしい。始まってから最後まで常にその場面に合った曲か歌がかかっていたような気がする。
新海さんの綺麗な映像とRADWIMPSの曲。世界観最高です。
ストーリーは三葉と滝が夢の中で入れ替わってしまうところから始まるのですが、最初のほうは「あれ、今どっちだ?入れ替わってる?」と状況が分かりずらかった。慣れれば三葉の髪型とかで分かるんですけどね。RADWIMPSの前前前世が流れる、三葉と瀧の入れ替わりのシーンは疾走感もあって気持ちも高ぶります。ここが第二のオープニングと言っても過言ではない。
それからなんと言ってもスパークルが流れるシーンは素晴らしいの一言につきます。綺麗な曲で、初めはゆったりとしたピアノから始まり、ストーリーではとうとうティアマト彗星が近付いてくるシーン。曲もヴォーカルが入ってきて壮大になり、それが降ってくるティアマト彗星の映像とマッチして幻想的です。このシーンは映画館で見るべき。
一番印象に残ったシーンは、父を説得しに走る三葉が転んで、右の掌を見るとそこには瀧が書いた「好きだ」の文字…!!。ここは号泣必至です。

君の名は。 / Your Name.
8

よくできたストーリー展開

テレビのニュース番組で、新海誠監督の作画へのこだわりについてのインタビューや、舞台となった場所のマニアによる「聖地巡り」の話題を見て気になり、つい映画館にまで足を運びました。
映像は美しいし、物語の世界観にハマってしまうと映画の聖地を巡りたくなるわな、というくらい後を引く作品です。
高校生の男女の体が入れ替わる現象から始まる序盤は、昔々そんな映画あったなー、「転校生」? タイムリープっぽい仕掛けは「時をかける少女」?「ドラえもん」? 似たモチーフの作品を思い起こしつつ観ていくうち、 急ピッチでどんどん壮大な展開になり、ぐいぐい物語に引き込まれ、色んな伏線も明らかになります。
クライマックスでは主人公2人の切ない思いに感情移入し、ラストは清々しい余韻を残しつつRADWIMPSの前前前世に浸る…。最初ぼーっと見ていると、疾走感溢れる終盤にかけては置いてけぼりにされかねない、意外とつじつまを考えながら観ていないと混乱してしまう、そんな107分です。
でも、東京と飛騨の美しい風景のそこかしこに青春の瑞々しさが溢れ、なぜか自分の高校時代を懐かしんでしまう。登場人物のキャラ設定もそれぞれ魅力的で、少女マンガ好きにも少年マンガ好きにも楽しめる作品です。

君の名は。 / Your Name.
10

若さがありエネルギーに満ち溢れた映画

最初から最後までずっと新開監督の世界観に引き込まれっぱなしでした。
二人の人格が入れ替わるという設定はよくある話なのですが、年が違っていたり、田舎と都会で相対する境遇の二人を上手く1つの世界に溶け込ませているので二人の距離が近くなったり遠くなったりするハラハラドキドキが非常に見ている人を楽しませました。正反対の二人をつないでいるものが切れた時、主人公が必死に助ける姿は同世代の人たちの心を動かすものがあったと思います、また上の世代の人たちも若い頃を思い出し今を生きようとするエネルギーに満ち溢れたこの作品で一瞬一瞬を大切に生きようと思うような気がしました。
この作品を通して大勢の人が感動した事は間違いないですが、新開ワールドはストーリーもさることながら背景や人物の描写がすごく美しいので見た人はその部分でも楽しめたと思います。都会的な描写でいうと、満員電車だったり、おしゃれなカフェだったり整備された街並みは相対する田舎とのギャップを上手く表現していると思います。1日に数本しか電車が来なかったり、コンビニが夜しまったら、山に囲まれた田舎独特の空気は、田舎で育った人の共感を特に得ていると思います。また、都会に住んでいる人は田舎ののんびりした空気を羨ましいと感じることもあったと思います。
そんな対比を見事に描写しており、万人受けする作品になっていると感じました。

君の名は。 / Your Name.
6

綺麗にまとまった良作

遠く離れた男女の精神の入れ替わりを描いたアニメ作品。
序盤は主人公二人の立花瀧と、宮水三葉の入れ替わりによって起こるドタバタを楽しく描写していてコメディとしても楽しめる。
特に男女の身体の違いの戸惑いの下りはありがちだが笑えるものだった。
その後二人は入れ替わりを通して、親睦を深めて(恋愛感情も芽生えていく)いくのだが旧に入れ替わりが起こらなくなり、展開が変わっていく。
この時の展開の変化は、二人の入れ替わりを好意的に感じてきていたので、かなりの驚きと次の状況への興味を引かせている。
それからは二人の入れ替わりには時間のズレが有り、さらには三葉の暮らしていた糸守町は三年前に隕石の衝突で消滅していたという事実が明らかになる。
そして物語は再び三葉の身体に入れ替わった瀧が、隕石から町を守るために友人たちと奮闘してく話になっていく。
ここでの避難作戦は、青春映画として上手く描写されていて感情移入して観ることができた。
しかし最終的に避難が成功したかどうかはっきりとは描写されず、8年後に時間が飛ぶ。
見る限り避難は成功したようであり、ホッとさせるが二人の入れ替わりも既にもう消滅している。
ここで予想できるといえばできるのだが、8年後の瀧と三葉が町中で偶然出会い、お互い名前を尋ねるという王道のラストへとつながる。
再会した後の二人は…と余韻を残した終わり方だが、それを描くのは蛇足だろう。あそこで終わるのが爽やかでいい印象だった。