ゴールデンボンバー

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ゴールデンボンバー
10

ゴールデンボンバーは女々しくてだけではない!

「国民的紅白歌手のゴールデンボンバー」をご存知の方は沢山いらっしゃると思いますが、「ヴィジュアル系バンドのゴールデンボンバー」を知っている方はどの位いるでしょうか。
「女々しくて」の楽しいパフォーマンスをイメージされている方が彼らの他の曲を聴くと、おそらく驚かれることと思います。
彼らの楽曲には、いわゆる「幸せなうた」がないのです。
別れのうた。片思いのうた。コンプレックスのうた。ストーカーのうた。精神崩壊のうた。生と死のうた。
このように書くと暗いうたばかりなのかと思われるかもしれませんが、ファンを思って作られた応援歌もあります。
全ての作詞作曲をされている鬼龍院翔さんは、明るいメロディに暗い歌詞をのせることを好んでいらっしゃいます。
「幸せなうたを歌いたいけど幸せを知らない」とおっしゃっていますし、実際そう歌っている曲もあります。
あんなに楽しいパフォーマンスをしているのに、歌詞は真逆で最初は驚きましたが、そのギャップにどんどん引き込まれてしまいます。
ゴールデンボンバーの歌詞には生と死のリアルが溢れていて、自分が今生きていることを実感できます。
そして、死にたいと、生きる希望を失いかけているファンに向け、曲でたくさんのエールを送っています。
ここまで歌詞のことを書いてきましたが、楽曲のよさにも定評があります。
本当に同じバンドなのかと思うほどに様々な色を持つ楽曲たち。幼少期よりクラシックを好んで聴いていた鬼龍院さんの作る曲にはいくつかクラシックの要素があります。
そして90年代をこよなく愛しているのがわかります。
そして最後に最大の魅力であるライブ。
是非一度ライブに足を運んでいただきたいです。
こんなにも笑えて泣けるバンドは他にありません。
私は自信をもってゴールデンボンバーをオススメします。