呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen

『呪術廻戦』とは、芥見下々による日本の少年漫画。略称は『呪術』。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて2018年14号から連載している。『ジャンプGIGA』の2017 vol.1から2017 vol.4で連載された『東京都立呪術高等専門学校』を前日譚としている。2022年には累計発行部数は7000万部を記録。小説にて2019年に発売された『呪術廻戦 逝く夏と還る秋』、2020年に発売された『呪術廻戦 夜明けのいばら道』の累計発行部数は50万部。全国書店員が選んだおすすめコミック2019では1位。みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2019では大賞を受賞した。
主人公は並外れた身体能力をもつ高校生の虎杖悠二(いたどりゆうじ)。オカルト研究部で起きた事件をきっかけに特級呪物「宿儺(すくな)の指」を食べてしまった虎杖が呪術師として呪霊という化け物と戦う姿を描いている。
2020年10月から2021年3月まで毎日放送・TBS系列でテレビアニメが放送された。2021年12月24日に長編アニメーション映画『劇場版 呪術廻戦 0』が公開。歴代興行収入14位の137億5000万に上った。『東京都立呪術高等専門学校』を原作としており、同作を『呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校』として単行本で発売した。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisenのレビュー・評価・感想 (3/4)

レビューを書く
呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
9

【ネクスト鬼滅】次に来る作品はこれだ!呪術廻戦あらすじ・レビュー

2018年から週刊少年ジャンプで連載し、現在ではアニメも2クール目に突入した【呪術廻戦】
「鬼滅の次に来る作品」と言われ注目度が急上昇している呪術廻戦ですが、この作品、本当に面白い!!
個人的にかなりおすすめしたい作品です!

ここでは、
呪術廻戦はどんな作品かということを簡単に話していきたいと思います。

○呪術廻戦のあらすじ
人間の負の感情によって生まれる化け物「呪霊」により、日本各地で不振な死が発生している。
ある日、常人離れした身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は、呪霊と戦う「呪術士」の少年、伏黒恵と出会う。
伏黒は、虎杖の学校に封印された呪いの王の遺物、「両面宿儺の指」を回収することを虎杖に話す。
その夜、両面宿儺の指を狙う呪霊と対峙した虎杖は、咄嗟に宿儺の指を飲み込み、その体に伝説の呪いの王を宿す。
これにより虎杖は死刑執行対象となってしまうが、指を全て飲み込み封印されるまでの執行猶予が与えられる。
即死刑か全ての指を集めるか選択を迫られた虎杖は、「お前は強いから人を助けろ」という祖父の遺言を思い出し、呪霊と戦うことを決意する。
そして呪術師のみが通う都立呪術高専に入学し、新しい道を歩んでいく。

以上がおおまかなあらすじです!
テーマが「呪い」であることから、全体的にダークな雰囲気が漂っています。
ストーリーは非常にシンプルかつ王道なので、作品の世界観に入りやすいのも魅力の一つと言えるでしょう。
個人的に特に注目して欲しいところは、呪力を使ったバトルシーンです!
呪術廻戦は、タイトルの通りキャラクター達が呪術を使って戦います。
一口に「呪術」といっても、式神を駆使したり、一族で代々伝わるものなど様々な種類が存在します。
そんな呪術を使った多彩なバトルは目が離せません!
他にもキャクターやストーリー展開など様々な魅力を持つ呪術廻戦、皆さんも一度手に取ってみてください!

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
9

絶対に次に来る、いやもう来てるアニメ!「呪術廻戦!!」

現代の日本を舞台にした学園ダークファンタジーであり、物語の中では「呪術」を駆使し主人公の虎杖悠仁らが強大な敵に立ち向かう。

ネタバレ防止のため細かくは書けないが、この作品は学園ものといういわゆるありがちな設定ながら、素晴らしい展開の速さで一気に読みたくなる、というよりむしろ気づいたら最新話まで読んでしまう面白さがある。

本作品がほかの作品と比べて一線を画すところは主人公自身が「ラスボス」というところなんじゃないかと思う。
ラスボスという言葉が正確かは別として、主人公虎杖悠仁は「両面宿儺」という特級呪物(世界でも限られた個数しかない程の強大な呪い)を飲み込んでしまい、両面宿儺に身体を乗っ取られてしまう。
その強大な呪い故に虎杖悠仁は死刑を宣告されてしまう。
しかし両面宿儺に特別な耐性があった虎杖悠仁は、助けにきた特級呪術師五条悟に認められ都立呪術高専に入学し呪術師として両面宿儺の器としての道を歩んでくことになる。

本作品の魅力はそのストーリ―性と話の展開の速さはもちろんだが、キャラクターの魅力によるところも大きい。
特級呪術師五条悟がかっこいいのはもちろんだが、都立呪術高専の生徒や先生敵キャラに至るまで一人一人にストーリーがあり思わず敵キャラにも同情してしまいそうになることもある。
五条悟の宿敵のあのキャラの物語は涙なしには見ることが出来ない。

今絶対にオススメの「呪術廻戦」絶対に見てみて間違いない!!

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
8

鬼滅の刃の次はこれ!と言われている作品です。

少年漫画の王道・週刊少年ジャンプにおいて現在連載中の漫画です。
ジャンプからアニメ化された漫画で社会現象となるくらいのブームを巻き越した鬼滅の刃。
それに続く作品が“呪術廻戦”と言われています。
大きなジャンル分けとしては、鬼滅の刃と同じくダークファンタジーですが、この作品は、現代を舞台にしています。
この作品は、“呪い”をテーマにしています。世の中でおこる未解決の悲惨な事件は、すべて人から生まれる負の感情“呪い”が原因とされており、
それを祓って憑りつかれた人々を救うのが、特殊能力を持つ選ばれた人のみがなれる呪術師です。
主人公・虎杖悠仁は、普通の高校生(異常に高い身体能力の持ち主だが)。
しかし祖父の死後、ふとした事件をきっかけに“呪い”の世界へ引きずり込まれていくことになります。
最凶最悪の“呪い”である両面宿儺を体に中に取り込むことにより、呪術師側からも“呪い”達からも注目される存在となります。
呪術師側からすれば、強力な“呪い”を取り込んだまま、自我を保つことのできる稀有な体質の持ち主として、処分の対象となりますが、
最強呪術師・五条悟の働きにより、一命をとりとめ、呪術師を育てる呪術高専に学生として入学します。
この作品の軸をなすのは、呪術高専の仲間達と人々に害をなす“呪い”を、力を合わせながら祓ってく正義と友情のストーリーです。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
8

普段アニメを見ない方でも

私はほとんどアニメを見ませんが、会社の人たちが「おもしろい」というのがきっかけで見てみました。多分「ドランゴンボール」「HUNTER×HUNTER」「幽遊白書」が好きな人は好きだと思います。
主人公の感情豊かなところや、たまに笑えるところもあるので飽きずに見られます。
登場人物も面白い設定でそれぞれ個性があり、その人達のストーリーの背景もあるので、アニメになれていない私でも話の展開についていくことができました。特に「五条」が「何であんなに強いのか?何者?」というところが気になり、ググってしまったほどです。技を使うシーンも他のキャラクターとは格段に違うかっこよさがあります。たまにしかシーンがないので、そのシーンは釘付けです!職場でも男女問わず人気で「かっこいいよねぇ」とどのキャラクターが好きかランキングでも上位でした。私はコミックよりアニメ(映像)派なので24話までしか知らないのですが、続きをマンガで読みたいと思ったほどです。できればアニメで続きをやってほしいけど、多分マンガを読むこととなると思います。マンガが好きな人はアニメよりマンガの方が面白いっていう人も多いけど、アニメでも十分面白かったです。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
10

原作を知らない人が見ても十分楽しめる映画。王道の青春物語

この映画は、週刊少年ジャンプで2018年連載開始の(2022年4月現在連載中)人気マンガ「呪術廻戦」の映画化ではなく、「呪術廻戦」が連載化する前に読み切りで書かれた「東京都立呪術高等専門学校」(全1巻)のアニメ映画化です。
そのため、現在連載中の「呪術廻戦」を知らなくても全く問題なく映画を見て楽しむことが出来るようになっています。
この映画は、内容的には、枝葉を取っ払って見れば
「とある少年が、良き師や仲間と出会って身も心も大きく成長し、最後に強大な敵を打ち倒す」
という、ある意味週刊少年ジャンプの王道バトル青春物語です。
その王道青春物語を、呪いや呪霊といったホラーテイストで味付けしているのがこの作品の特徴であり、興味深い点です。
話の展開も、基本的には主人公である少年とその少年が愛している少女、彼を取り巻く友人たちとのエピソードが時系列的に進んでいくので、ストレスなく世界観に入れるようになっています。
ただ、それだけではないところがこの作品の推しポイントです。実は、主人公の少年を導く師が1つ大きな物語を抱えており、劇中で朧気に示される師の物語が、ストーリーに深みと哀切さを与えています。

※この師の物語の哀切さを深く味わいたいなら、原作の「東京都立呪術高等専門学校」ではなく、「呪術廻戦」を9巻までは読んでおくことをお勧めしますが、もちろん原作に全く触れていなくても堪能できます

映像的にも制作会社MAPPAの本気が見て取れるというか、日本の四季の移ろいの美しさ、光と影をキャラクターの心理描写にうまく取り込んだ演出など、何度見ても飽きさせない工夫がたくさんあります。
声優ファンの人たちにとっても、当代きっての人気声優さんが何人も出演しているので、原作を知らなくても声優さん目当てで見に行っても問題なく楽しめると思います。

原作ファンでもそうでなくても、見て損はない作品、絶対おすすめです。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
8

呪術廻戦を初めてみても楽しめる!

今回の呪術廻戦0は、乙骨憂太が主人公で進む物語です。
虎杖悠仁が都立呪術高等専門学校に入る1年前の話でアニメ、漫画を未視聴でも見られる内容になっているので今後呪術廻戦を見てみようとしている人に大変おすすめとなっています。
話の内容としては、主人公乙骨憂太がとある理由で都立呪術高等専門学校に入学して初めのころは、性格も内気で自分の能力をうまく使えず悩みの多い少年でしたが、入学して仲間と鍛錬していくにつれ性格も明るくなり能力も使いこなしていく話となっています。
乙骨憂太の目標がわかりやすく、起承転結のわかりやすい作品になっています。
ヱヴァンゲリヲンでもおなじみの緒方恵美さんの芝居も見どころで、はじめのうじうじしている少年から、少しづつ成長していくシーンの良さを引き立たせています。
終盤にある戦闘シーンは、ネタバレがあるので深くは言えないのですが、アニメ版も戦闘シーンはよかったのですが、劇場版の後半長い戦闘シーンでも3D描写を使わず日本のアニメらしさを出してくれています。
また、最後の最後の戦闘シーンでは、多少漫画と違いが発生するので漫画を読んで内容を理解している人も目を離せません。
漫画、アニメを見ている人、見てない人誰でも楽しめるので良ければ楽しんでみてください。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
10

呪術廻戦の分かりやすいあらすじと解説

恨みや妬など人間の負の感情から生まれる呪いが実体化した存在「呪霊」が人々を苦しめている世界。
ごく普通の高校生活を送っていた主人公・虎杖悠仁は高校に眠っていた「呪物」の呪いが解かれることによって呪霊との戦いに巻き込まれることになる。
東京からやってきた「呪術師」伏黒恵とともに呪霊の対処にあたる中、虎杖悠仁は呪いの王と呼ばれる両面宿儺の力が宿る呪物を体内に取り込み、強力な呪力を得る。
その後、呪いに苦しめられていると知った虎杖悠仁は人々を呪いから救うため呪術師になるため東京にある呪術専門の学校に入学し、過酷な戦いに身を投じることになる。

呪霊:人間から漏出した呪力が積み重なったことで形を成したモノで人間を襲う危険な存在という点では共通しているが、その姿形や習性は個体差が存在する基本的には知能が低いがレベルが上がるにつれて人間と変わらないほど知性を持つものも存在する。また、怪談や妖怪(トイレの花子さんや口裂き女)など、共通認識のある恐怖のイメージから生まれた呪霊は仮想怨霊と呼ばれている。

呪術師:呪術を使う人間で、呪霊を祓うために暗躍する。呪術師になれる人間は非常に限られており、社会的には珍しい存在。

秘匿死刑の実行、任務先に関する情報はすべて開示されるなど、様々な越権が許されている一方、原則として非術師(一般人)を呪殺することは禁じられており、破ったものは呪術規定9条により「呪詛師」に認定され、処罰対象となる。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
10

内容、作画神

劇場版呪術廻戦0を観てきました。公開日から少々遅れて観に行ったので、入場者特典は貰えませんでした。。
入場者特典は残念でしたが、映画の内容と作画はとてもとても観に行って良かったなと思いました。
内容ですが、私は原作を読んで観に行ったのですが、原作にも描かれてない内容も詰め込まれていてプラスで楽しめました。
例を挙げると、乙骨憂太が呪術高専に転校してきた日の朝の様子(起床〜登校)が描かれていたり、夏油傑が起こした百鬼夜行での戦闘シーンでナナミンや京都校の生徒たちの戦闘シーンもあり、原作ファンからしたら嬉しい演出でした。
あと、パンダ先輩と夏油傑の戦闘シーンは、原作では2、3ページだったのが、映画ではそれ以上に戦闘シーンがあり、そこも原作ファンには嬉しかったです。
作画もめちゃめちゃ綺麗で感動しました。特に乙骨憂太と夏油傑の戦闘シーンはめちゃめちゃ迫力満点で凄かったです。
声もキャラの合っていて全く違和感なく楽しめました。

観て後悔は無い作品だと思います。原作ファンはより楽しめますし、原作を観てない方でも楽しめる作品になっていると思います。原作もアニメも観たことない方でも、映画はアニメより前の話になっていますのでこれを機に映画から観始めてもいいと思います。
おすすめの映画の一本となり大変満足しました。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
10

漫画を読んでいまいちハマれなかった人、アニメを観ろ!すげぇぞ。

『呪術廻戦』は、正直マンガだけでは戦闘シーンの動きなどが分かりにくいので、アニメを見ることをお勧めします。
0巻から読むと、まだキャラの書き方が安定していないこともあり、1巻からのストーリーとは別軸で話が進むので分かりにくいかもしれません。アニメでは、マンガではよく分からなかった部分もキャラクターの動きやセリフによる説明でとても理解しやすくなっています。
あと、作画が神です。MAPPA(制作会社)さん流石です!
アニメでありがちな、「第◯話は作画良いけど、あとはあんまり…」が全くなく、隙がないです。

キャラクターにぴったりハマる声優さんの声も良いです。
七海建人(ナナミン)役の津田健次郎さんはもう本当にピッタリです!!!
津田さんの出演しているアニメを見たことがある人はハマること間違いなしです。
アニメ後半からではありますが、アニメ好きを名乗っていて嫌いな人はいないであろう釘宮理恵さんも、西宮桃役で出演しています。
そして、呪術師最強の五条悟役は中村悠一さん!呪いの王、両面宿儺役は諏訪部順一さん!!
これは見ない理由がありません。

ちなみに、2話くらいしか出ない敵キャラに山口勝平さんを起用するという、まさに才能の無駄遣い(※褒めています)。

アニメ版では、毎話ごとにマンガのカバー裏に描かれていたものとは別の「じゅじゅさんぽ」が収録されており、こちらも本編に負けないクオリティでめちゃくちゃ面白いです。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
10

キャラがかっこよすぎます…

子供が見ていたので何気なく自分も見てみると、見事にハマってしまいました。
1年の虎杖と伏黒と釘崎は、最初は反発しあうも徐々に友情が育まれていきます。そして、2年の先輩の狗巻棘とパンダと禪院真希がめちゃくちゃいい先輩です。棘は、普段はおにぎりの具の名前しか言わないのに、術を出す時の「吹っ飛べ」や「潰れろ」などと言う場面は本当にカッコイイです。パンダもお兄ちゃんがゴリラで最強です(笑)。釘崎が禪院を慕って庇う所も良かったです。ライバル校である京都校と対戦する時も、虎杖と東堂、加茂と伏黒が和解して敵と戦うのも良かったです。
そしてなんといっても五条悟先生!もう全てがかっこよすぎます。呪霊の中には見られていると気づくと襲っているものがいるため、普段は目隠しをしていますが、術を出す時に目隠しを外し「領域展開」と発するのが、もう本当にかっこよすぎます。顔も男前です。目がカッコイイんです。
あと、七海建人も大人の優しさと男前さが出ていて素敵です。強いし、虎杖を思って優しく接するし、七海が言う「時間外労働です」というセリフには本当にときめきます。声も良いです。久しぶりにアニメキャラに本気でときめいてしまいました(笑)。
アニメでは、藤堂と冥冥が虎杖達を推薦して1クールが終わっています。早く続きを見てときめきたいです。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
7

過去の漫画の良いとこどり

シンプルに言えば主人公が呪いを祓っていくというだけの話で、少年漫画ではありがちな設定。主人公が呪いを祓う理由というのも「間違った死を防ぎ、正しい死に導く」という、やや共感しにくいものであり、その考えに至った経緯もあまり十分に描写されておらず、連載当初は打ち切り候補に挙がっていたというのも十分うなずける。
この漫画が跳ねたと思われるのは『呪胎戴天』というエピソードである。エピソード開始時に主人公サイドの人間が一人死亡するという衝撃的なナレーションから始まり、主人公に取り込まれている宿儺という化け物がまったく情け容赦ない行動をするのが新鮮であり、読者に受けたのだと思われる。能力や組織の設定は『ハンター×ハンター』、『BLEACH』、『NARUTO』といったジャンプ漫画の影響をかなり強く受けており、粗さも目立ち、またストーリーのメッセージ性にも乏しい。それでも面白いと思えるのは、『呪胎戴天』のエピソードに始まり、ストーリー展開が「読者を驚かせる、楽しませる」ことを重視して作られ、エンタメに特化しているからだと思われる。伏線の張り方も上手であり、それぞれのキャラクターの思惑や今後のストーリー展開を考えるのも楽しい。素直に読んで楽しむ漫画である。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
9

呪術廻戦?ナルトのパクりでしょ?

最近人気の漫画「呪術廻戦」。暇だし読んでみることにした。いざ読み始めて思ったのが「ああ、ナルトのパクりか…はは~ん」。ナルトは私の少年時代のバイブル。熱い戦い、ドラマに握りこぶしを上げながら何度も読んだものだ。そんな私からすれば呪術廻戦の設定はまさにナルトそのもの。髪つんつんの主人公は体の中にラスボスクラスの化け物を宿し、同期は何かしら才能ありそうなクールガイ、おしとやかとは正反対の紅一点パワフル女子、そして普段はホニャっとしてて頼りなさそうだけど、いざという時はやってくれる顔が半分隠れた白髪の先生。「な~んだ、ナルトの二番煎じね、はいはい」、そんなノリでとりあえず読み進めた。しかし「その時」は突然訪れた。真人の無為転変によって化け物に変えられてしまった順平、そんな状況で悠仁は宿儺に助けを求める。「以前自分の体を治したときのように順平の体をもとに戻してくれ」と。ここで私が思ったのが、「なるほど、順平がここで死んだらあっさり過ぎるし、宿儺が治してくれるんだな」みたいなことだった。ナルトならそうだ。ナルトが困ったとき、対立しつつもなんだかんだ九尾はチャクラをくれたりした。「俺の体に住まわせてやってんだからチャクラよこせってばよ!」、「人間の小僧に手を貸すのは気に食わんが…やれやれ…」といった具合に。だが、宿儺はあっさり拒否した。「え?助けないの?え?」と思った私をあざ笑うかのように、宿儺と真人の嘲笑が響き渡る。そう、あの嘲笑は悠仁に対してだけでなく、宿儺が助けてくれるなどと甘い展開を期待した読者への、作者からの嘲笑でもあるのだ!「ナルトのパクりと思ったでしょ?ざんね~ん、世の中そんな甘くないんだよね~」と、一つ目猫が後ろからささやいた。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
10

最近はやりのアニメ

『呪術廻戦』とは、映画業界を大いに潤した『鬼滅の刃』の次に流行すると言われている漫画です。そのアニメが放送された時間帯には毎回トレンドに上がるなど、老若男女に愛されています。特に人気キャラクターの一人である『五条悟』は、主人公『虎杖悠仁』を抑え、人気投票で1位になっています。五条悟が人気である理由の一つが素顔が「イケメン」であるということです。普段は目元を隠しており、その素顔は謎となっていましたが、敵との戦闘中に目隠しを外す描写があります。五条悟は圧倒的ハイスペックとされていながら素顔もイケメンで、女性人気はもちろん、幅広い層から人気があります。『呪術廻戦』は主に呪術師と呪霊が戦う少年漫画ではありますが、呪術師ひとりひとりに細かな裏設定があることから、非常に評価の高い漫画となっています。高校生が主人公という、読者にも親近感の湧きやすい設定も、人気の一因だと思います。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
10

一番続きが気になる漫画。

SNSでとても評判が良かったので、最初はなんとなく手に取ったのですが、0巻目から(この漫画は0巻があるのです)引き込まれてどんどん先が気になり、発売されているコミックは全部読んでしまいました。ちょうどタイミングよくアニメも始まりましたが、こちらも大変良くできていて毎週の放送を楽しみにしています。人が失踪したり亡くなったりしている原因に、『呪い』が関係していることが多い、それに対抗するスキルを持った呪術師という人々がいる、という設定がまずそそられました。今生きているこの世界のどこかに、もしかしたら?なんて思えるのが良いですね。決戦の場所が東京の渋谷だ、なんて描かれると「あそこでかぁ!」とワクワクします。ジャンプ系漫画らしく戦闘シーンも迫力があります。ただの肉弾戦ではなく頭脳戦でもあり、それぞれの『術式』、つまり技を繰り出して戦う際の技の設定もよく練られており、作者の力量に感嘆してしまいます。主人公の虎杖悠仁は運動神経がずば抜けていて、心優しい高校生として登場しましたが、ある出来事で『呪いの王』と呼ばれる『両面宿儺』の指を体に取り込んでしまいます。そこから彼は呪術界で最重要人物になってしまい、自分の世界が一変してしまします。虎杖と仲間たちの活躍が本当に面白いのでぜひ読んで欲しいです。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
10

絶対にオススメしたい漫画

週刊少年ジャンプにて連載されている本作品。私はタイトルで読まず嫌いでしたが、アニメの放送に合わせよんでみたところ…こ、これは面白い!!と絶賛してしまいました!
この作品は、高校生の主人公が呪物と呼ばれる人の呪いが形を成したものと関わりを持ってしまい、呪術の世界へ関わっていく…というものです。
展開が早く、個性的なキャラクターや用語、技、などが出てきたり、和風ダークファンタジーな部分もあるので少々グロテスクな表現もありますが、HUNTER×HUNTERなどが好きだ!という方にはぜひ読んでいただきたい作品となっております。
アニメも放送されているのでそこから入るのもオススメですよ!

ここからネタバレが入りますのでご注意ください!

私的にはとりあえずアニメの1クール目まで観ていただいて今後の視聴などを決めていただくのが良いかと思います。
なぜかというと、本作品で重要な呪術の要素がある程度詰め込まれており、キャラクターの深掘りもある程度あるため推しキャラができるかと思うからです。
勿論マンガで読むのもいいですが、アニメーションとなり、キャラクターに声や映像がつくので、観やすいですし、何より領域展開のシーンは圧巻です!!
これはアニメを見ないと迫力が伝わらない!
ぜひ、ご覧ください!

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
8

「呪い」を主体とした大人気少年漫画『呪術廻戦』

様々なメディアで取り上げられている『呪術廻戦』ですが、『鬼滅の刃』にもどっぷりハマっていたミーハーな私は、もちろん見事にハマってしまいました。「何故そんなに人気なんだろう」と自分なりに考えてみたのですが、「呪いを呪いで倒す」といったダークファンタジー的な世界観がウケているのかなと思います。
主人公自体に後ろめたい過去はなく、元気で明るい“ザ・少年誌の主人公”なのですが、ひょんなことから呪いの王である「宿儺」の指を食べてしまったことで己の体内に呪いを取り込むことになり、いきなり死刑宣告をされる…というところから物語がスタートします。読者に「主人公が死んでしまう結末があるのか!?」と思わせるような、他の作品とは一風変わった始まり方だと思います。
『鬼滅の刃』もかなり重い雰囲気からのスタートだったので、最近は“いきなり主人公が窮地に立たされて、死のイメージがまとわり付く”といった、暗い要素が満載なものが好まれる傾向にありそうです。そういった暗い要素は、「なんとかならないものか…!」と、先の展開に良い結果を求めるため、どんどんその世界観に引き込まれていくのではないのかと思っています。
マイナスからのスタートという設定自体は割と王道な気もしますが、「少年誌としてはちょっとやりすぎじゃない?」くらいの悲しい展開はとっても新鮮です!
読み進めている最中なのですが、未だに明るい兆しが見えてきません…。ですが、最後にはどうなるのか、主人公は処刑されてしまうのか!?大注目の作品です。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
10

続きが気になって仕方がない!

アニメからコミックス、全て見ています。主人公がとにかく優しく、そして周りの境遇が辛い!魅力あるキャラたちと敵とのバランスが絶妙です。敵も憎いのですが、愛嬌があり一概に嫌いになれません。ただ、絶対的に強いキャラがいるのも面白いです。今後このキャラはどうやって強敵と戦っていくのかなど、とても気になります。ただ、キャラクターたちが無残に死んでいく描写があるので、バットエンド系が苦手な方にはおすすめできません。アニメも凄くキレイです。戦闘は何度も魅入ってしまうほどう美しく、繊細な線で描かれています。有名な声優さんも多く、思わず感情移入してしまいます。戦闘のかっこよさや戦略、ストーリー、面白さから切ない部分まで、喜怒哀楽が詰まった漫画だと思ってます。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
6

アクション少年漫画大好きな人には良い

週刊少年ジャンプに連載の漫画で、『鬼滅の刃』の連載終了後を担う漫画として大注目の『呪術廻戦』。アニメ化も果たされ大人気タイトルのひとつとなっています。
主人公が高校生であることや、特殊能力を身に着けて悪いものを退治するという、ジャンプでは王道のストーリーです。しかしその分、ライトなストーリーとコミカルなギャグで構成され、読み応えには欠ける印象。
アクションシーンは見応えたっぷりでキャラクターの特徴も際立っていますが、元々ジャンプ漫画や子供向けアニメなどが好きな人でなければ馴染みにくい印象に感じました。
ファミリー層にも浸透しやすかった『鬼滅の刃』や、骨太のストーリー展開でコアなファンを鷲掴みにした『進撃の巨人』などとは違い、どっちつかずの内容という感じです。
とはいえライトながらも過不足ない内容で、特にアニメの作画クオリティは大変高いので、あまり深く考えずに“エンターテイメント漫画/アニメ”として楽しむなら充分です。
昔ながらのジャンプのイメージそのままに、「ヒロインは可愛く、主人公はやんちゃで、主人公の相棒はクール」と、セオリーをばっちり踏んで間違いのない作品です。
ストーリー重視派には少し物足りない内容ではあります。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
10

登場人物が皆魅力的

この作品はストーリー展開もとても面白いのですが、個性豊かな登場人物も非常に魅力的であると思っています。
この作品に登場する人物たちは、皆それぞれの生まれ育った環境に基づいて構築された、それぞれの信念、価値観を持っています。そのため、敵味方関係なく、どの人物にも感情移入してしまいます。時には主人公側の人間が冷徹な悪役のように感じられることもあります。
呪術廻戦のメインの登場人物は東京都立呪術高等専門学校という学校に通う高専生たちなのですが、彼らの心理描写は非常にリアルであり、共感しやすいと思います。若いが故の無知、傲慢、焦りなど、誰もが経験したことのある感情が、とてもリアルに、繊細に表現されています。人物の描写に関しては、少年漫画というよりも小説を読んでいるかのような感覚に陥ります。
特に五条過去編は必見です。かつて高専生であった五条悟と夏油傑の若さゆえの驕り、苦悩、そして夏油傑がなぜ、どのようにして悪の道を辿ることとなったのか、ぜひ単行本を手に取って、若かりし頃の彼らの関係性、心情の変化を楽しんでいただきたいと思います。
一度だけでなく、何度も読み込んで、登場人物たちの心情について深く考察してみると、よりこの作品を楽しめるのではないでしょうか。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
10

久しぶりに少年漫画にハマりました!!

大人になってから漫画やアニメを見る機会が減る一方でしたが、たまたま配信サイトで呪術廻戦を見たのがきっかけでした。めちゃくちゃ面白いです!内容は、少し血の表現や“呪い”と呼ばれる化け物が斬られたり人が死ぬようなところもあるので、そういった表現が苦手な方は注意が必要です。主人公が素直でポジティブ思考なので、応援したくなるような気持ちにさせられます!また、脇役や敵のキャラクターもみんな魅力的で、見ていて楽しいのでとてもおすすめです。中でも、五条悟というキャラクターは普段は目隠しで顔を隠している事が多いのですが、あるお話の時、ついに素顔が明らかになり…。ものすごくイケメン!もう惚れちゃうレベルでイケメンの美青年なので、虜になってしまいます。容姿端麗でとても強くかっこいいです。女性が好きになりそうなキャラクターだと思います。性格は少しサイコパス気質なところもありますが、それ以外は本当にパーフェクトです。五条悟の素顔を見てから、ますますハマって続きが気になって仕方がありません!!!主人公や同じ高専の子たちの成長がこれからも楽しみです。自分はアニメから入ったので、原作はこれから購入予定です。手っ取り早く見るのであれば、アニメがおすすめです。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
7

王道バトル漫画!グロテスクだけど…でもそれが良い!!

※まず始めに、グロテスクなものが苦手な人や子供にはあまりおすすめしません。
かなり血を表現する場面が多くあったり、首が飛んじゃったりします。
「東京グール」「鬼滅の刃」「進撃の巨人」等、グロテスクだけど、そこが良い!!って人におすすめの作品です。

『呪術廻戦』では呪術を使ったバトルが見所です。呪術と言っても、種類がいくつかあり、簡潔に説明すると…主人公の「虎杖悠仁」は打撃系の能力、その他にも呪術を使ってトリッキーに戦うタイプのキャラクターや、とても強力な呪術を使うキャラクターもいます。こういった様々なタイプのキャラクターが戦うことにより、その戦いやキャラクターの「特色」が表現され「迫力」があり「面白味」のあるバトルとなっています。

『呪術廻戦』も有名ですが、他の有名な漫画に例えると、「ハンターハンター」に近いものを感じると言った意見も散見されます。個人的にもそう感じている一人です。呪術=念能力といいますか、そういった部分が似ているなと感じます。
ただ、続きを期待しているだけに、似ていると言われる漫画との差別化をどう図っていくのかが、楽しみなポイントです。

ストーリーも疾走感があって、バトル漫画でテンポも非常にいい感じで、非常に「ジャンプ漫画」らしく、そしてちょっとグロくて刺激のある作品です。良かったら見てくださいね。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
9

歴代の少年ジャンプ名作バトル漫画の面白さが凝縮された作品「呪術廻戦」

呪術廻戦は、週刊少年ジャンプで連載されている異能力バトル漫画です。歴代のジャンプ漫画が好きな読者であれば即ハマることのできる王道マンガであり、設定も程よい伏線が織り交ざって飽きさせず読みやすいです。敵の正体は「呪い」という得体の知れない存在でありながら、主人公含む呪術師側もそれに負けないくらいのポテンシャルや飛び抜けた技を持つ集団で、そんな強者と強者がぶつかりあったら結末はどうなるのだろう?と今から期待感があります。主人公の体内には呪霊の中でも特に最強とされる「両面宿儺」が封じられており、これが気まぐれに力を貸す形で出現したり、呪術師側には主人公を早めに始末すべき対象だと言って危険視するものもいたり、主人公がこれを飼いならすことになるのだろうか?などなど、この先の展開の鍵になっていることは間違いありません。同じように、どこか『ナルト』における九尾の狐のように、体内にいる危なかっしい存在が逆に切り札のように感じることができます。また各登場人物たちは独自の技を持っており、その特性によっては接近戦、中距離、遠距離に適していたり、精神に危害を及ぼしたりと呪術の種類が豊富なのもハマる要素になると思います。この辺りはまるで『ハンター×ハンター』のように複雑になっており、絵のスピード感から見ても強い影響があるのではないでしょうか。今はまだ主人公たちも成長しきっておらず、まだまだ伸びしろがありそうなので、バトル漫画のワクワクポイントである「覚醒」がこれからあるのではないかと非常に楽しみに思っています。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
9

ただのダークファンタジーじゃない!

東京都にある都立呪術高等専門学校という舞台を中心に繰り広げられる、ダークファンタジーバトルものです。
主人公は、はじめは普通の高校に通う、人の良い高校生でした。ある日、自身の所属しているオカルト研究会の先輩たちが興味本位で『両面宿儺』という呪霊の封印を解いてしまったことで、彼らは危険に晒されてしまいます。
主人公は勿論普通の高校生ですから、呪霊に太刀打ちできません。
その時、主人公は目の前にある『両面宿儺の指』を手に取り、飲み込んでしまいます。躊躇いなく禍々しい形の指を飲み込む主人公は少し怖さすら感じられます。
ここから物語は展開していくのですが、どうやって呪霊を倒すのかというと、“目には目を歯には歯を呪いには呪いを”ということで呪いは呪術で祓うのです。
例えば、主人公の同級生の釘崎野薔薇。彼女は岩手の田舎から出てきており、都会に人一倍憧れがある女子学生です。彼女の使う術式は釘と藁人形と金槌。これらを使って対象の呪いを祓います。同じく同級生の伏黒恵、彼は式神を使った戦術で戦っていきます。他にも鉈を使うキャラクターや言葉を使った呪言師など様々です。どの術式もかっこよくておもしろいので、推しキャラクター以外にも推し術式を見つけてみるのもいいかもしれませんね。
さて最後になりますが、この作品には前日譚として0巻があります。
これは絶対に読んでおくことをおすすめします。
タイミングは任意ですが、出来れば4巻辺りで読んでおく方が今後のストーリー展開により面白味が増すと思います。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
8

闇の中の

私がお気に入りの漫画、「呪術廻戦」。
週刊少年ジャンプの人気作ですが、見る人を選ぶ作品ではあります。
例えモブであれ残酷な扱いは嫌、あるいは名前のあるキャラだけでも、みんな生きて幸せになって欲しい。そんな人にはオススメできません。しかし逆に、その辺りも含めて面白いと思えるなら、全力でオススメできます。

まず、各キャラの背景が、とてもしっかりしています。
最強と呼ばれる五条悟も、かなり怪しい謎キャラみたいな感じでしたが、ちゃんと過去篇をやりました。
正直、1番詳細を分かっていないのは主人公な気すらします。分からない部分を妄想で補完するのも、当然ながら楽しみ方の1つです。でもやはり、公式以上の情報源はないのです。

次に、キャラが綺麗事ばかり言わないところです。分類すると正義の味方側だが一般人のことをあまりきちんと考えない過去の五条悟や、私情で人を助けて欲しいという伏黒恵。ただただ「他人のため」とか「正義のため」と言っているより、余程人間らしくて私は好きです。

そして、恐らくバトル漫画あるあるながらもお約束として見逃されてきた「自分の技をペラペラ解説する行為」に、きちんとした理由が存在すること。
術式開示という名称で、開示したら強くなるため、解説する理由が正当なものとなります。あるあるだからまあ良いだろう、ではなくきちんとした独自のルールがある。そのことに、非常に好感を感じます。

バトルそのものも迫力がありますし、キャラも魅力的なキャラばかりです。興味がある方にはぜひ読んで欲しい作品です。