呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen

『呪術廻戦』とは、芥見下々による日本の少年漫画。略称は『呪術』。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて2018年14号から連載している。『ジャンプGIGA』の2017 vol.1から2017 vol.4で連載された『東京都立呪術高等専門学校』を前日譚としている。2022年には累計発行部数は7000万部を記録。小説にて2019年に発売された『呪術廻戦 逝く夏と還る秋』、2020年に発売された『呪術廻戦 夜明けのいばら道』の累計発行部数は50万部。全国書店員が選んだおすすめコミック2019では1位。みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2019では大賞を受賞した。
主人公は並外れた身体能力をもつ高校生の虎杖悠二(いたどりゆうじ)。オカルト研究部で起きた事件をきっかけに特級呪物「宿儺(すくな)の指」を食べてしまった虎杖が呪術師として呪霊という化け物と戦う姿を描いている。
2020年10月から2021年3月まで毎日放送・TBS系列でテレビアニメが放送された。2021年12月24日に長編アニメーション映画『劇場版 呪術廻戦 0』が公開。歴代興行収入14位の137億5000万に上った。『東京都立呪術高等専門学校』を原作としており、同作を『呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校』として単行本で発売した。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisenのレビュー・評価・感想 (2/4)

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呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
9

とにかく作画が美しい!

アニメ呪術廻戦。
「呪い」をテーマに呪霊とそれを退治する呪術師の物語。
主人公である虎杖悠二は、特級呪物である両面宿儺の指を友人を助けるために食べてしまった!
虎杖は両面宿儺の器として呪術師となり、仲間とともに呪霊と対治する。
虎杖の同級生である伏黒恵、釘崎野薔薇、先輩たちもそれぞれに個性が溢れ信念を持っている。
その信念の強さと込められたセリフが読者の魅了している少年ジャンプのダークファンタジーである。
アニメが放送されて、次の鬼滅と評され人気が出た。2021年冬には映画化も決定している。
そのアニメはOP・EDにも細かいメッセージが込められており、制作者のこだわりが詰まっていた。
回を重ねるごとにOP・EDの絵が少しずつ変化していくところも観ている者を引き込む秘訣だったと思う。
そして、何よりも作画がめちゃくちゃ美しい!!
登場人物たちのまつ毛の1本1本まで詳細に描かれているし、戦闘シーンも迫力があり見入ってしまう!
30分があっという間で、こんなにアニメがあっという間に終わる感覚は初めてだった!
水滴の一つ、シャボン玉のゆらめき、光の入り方と人物だけでなく背景も詳細に描かれている。
まるで映画のようにクオリティの高いアニメ!

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
8

鬼滅の刃並みに中毒性のあるアニメ

鬼滅の刃の次にくるアニメとして、何かのメディアで紹介されていたのを機に興味を持って、アマゾンプライムにて視聴した。
1話目からハマってしまい、公開されていた21話までほぼ一気に見てしまった。
たった21話だったのかと思うほど、内容も展開も盛りだくさんで、飽きずにテンポよくみられる作品だと思った。
呪術廻戦の舞台は現代であることもあって、巷で賛否のある鬼滅の刃のような時代錯誤感のあるセリフは出てこないので、そうした先入観はなく見られると思う。
おおまかなストーリーとしては、人間の負の感情が生み出した呪霊を、呪術師が呪術を駆使して戦い祓うという分かりやすい構造となっているので、細かな設定が少し分からなくても見ていて楽しいのだが、呪術についての説明はちょっと難しいかもしれない。
キャラクターもそれぞれ特徴的で覚えやすい。
一番強い呪霊である宿儺の器としての主人公・虎杖悠仁がこれからどうなっていくのか、なぜ宿儺は伏黒恵を気にかけているのか、そして最大の敵である呪霊・真人たちはいったい何を企んでいるのか、と多くの謎・伏線が並行して残されたまま進んでいく展開に、今後の予測がつかず、ついつい次の話が気になって見てしまう。
今も続きがすごく気になっている。鬼滅の刃より話の構造は単純ではなく少し複雑だが、同じく中毒性のあるアニメだと思う。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
9

呪霊とそれを祓う術師との戦いを描くダークアクション漫画!

この漫画は、特級呪霊である宿儺を取り込んだ主人公である虎杖悠仁が呪術師として呪霊を倒していくというアクション漫画です。
虎杖悠仁は、身体能力だけはずば抜けていたものの、呪力などは一切ないただの人間でした。
それが、後先を考えずに宿儺の指を食べたばっかりに呪術師としての道を歩むことになったのです。
虎杖は、特になにも考えていないようですが、宿儺というのは呪霊の中の頂点に君臨しているスゴい奴なんです!
そんな宿儺を取り込んでいても、自我が保てるというのは、実は虎杖もかなり特異な人間だったようですね。
宿儺を取り込んで呪力を持った虎杖は、呪術師が学ぶ学校である東京都立呪術高等専門学校に入学しました。
そこで、同級生である伏黒恵や釘崎野薔薇と仲間になるのですが、担任の先生である五条悟がとにかくすごいんです!
彼は、人間界最強の呪術師といわれていて、六眼を持って生まれた人間です。
五条悟の能力は、全てを見通す六眼と、無限を操る無下限呪術というまさに反則級の強さを持っています。
もう、強すぎて虎杖よりも絶対に人気があること間違いなし!笑
あまりの強さに呪術師だけでなく、呪霊や呪いで人を殺す呪詛師からも恐れられている存在です。
主人公は虎杖ですが、ストーリーのキモの部分はほとんど五条絡みなので、むしろ主人公は五条悟なんじゃないかと錯覚するほど。
また、仲間の呪術師もおもしろい術式がたくさんあって、目が離せませんよ!
アクション好きには絶対に読んでほしい1冊です!

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
9

躍動感と音楽のシンクロ「劇場版呪術廻戦0」

TVアニメのみ鑑賞の方は、主人公と同級生が出てこないですが。映画の主人公の彼は誰ですか。と思われるはずです。それもそのはず、本編の主役達が入学する前の話だからです。タイトル通り、1巻以前の0巻に掲載されている物語で、この物語があるからこそ今の物語に繋がるのです。見どころは、1年生達がそれぞれ背負っている過去や主人公の成長、いかに担当教師が強いかです。パンダの過去は明かされませんでしたが、どんな事にも協力して命を張ってくれたマキさんの実家事情、転入生である主役と似た境遇を持ち、だからこそ危険な目に遭わせないよう気を回してくれたトゲ君。常に生徒達の味方に立ち、厳しくも優しく指導する最強の先生。こんなにも仲間に恵まれた主役がいたでしょうか。少年漫画に必須であるバトルは必見で、とにかく勢いがあります。映像の切り替えが速いのはもちろんですが、挿入歌が良いです。疾走感と言うか解放感と言うか、キャラクターとシーンと楽曲が見事マッチしています。ラスボスと主役とのバトルは悲しい物語が組み込まれてますが面白いです。エンドロールも見逃せないところで、最初は静かな曲で始まり、途中から激しい曲に変わります。これが、一旦戦闘は収束したけれど、また新たな戦いが始まるという伏線だと感じさせます。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
10

主人公の成長と正義とは何かを考えさせられる話「呪術廻戦 0」

3回観てしまうほど面白い作品でした。
原作が好きで映画はどうなんだろうくらいの気持ちで観に行きましたが、結果完全に沼でした。
1回目に観たときは、まず純粋な気持ちで見ようと思い主人公に感情移入をするようにしていました。
はじめは自分にかかわる人を傷つけてしまうという気持ちから自殺を図りますが、高専に通うことになり周りの人たちに触れることにより、
だんだんと成長していく様は本当に観ていて楽しかったです。
所々出てくるリカちゃんとの過去の様子は本当にきれいに描かれていて、観るたびに泣いてしましました。
2回目は夏油側に注目をして観るようにしました。呪力を持たない人間を排除して呪術師だけの世界を作るという野望を持っていますが、
元をたどれば彼は自分の力を弱者のために使っていたのが、ある出来事をきっかけに思想が変わってしまいました。
その描写は細かくは描かれていませんが、それに関係する子たちの発言や様子からわかります。
また、彼がパンダや狗巻が乙骨を助けた際に涙を流した意味を考察するのが非常に楽しかったです。
五条との関係性や互いの思う正義の形がすれ違っているのが非常に切なくも悲しいものでした。
夏油の最期のシーンは何度見ても泣けます。
三回目に観た際には上記の2点を踏まえたうえだったので最初から最後まで号泣をしてしまいました。
観ていない方、ぜひ劇場に足を運んでください。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
9

呪術廻戦の原点ともいえる人気コミックを映画化。本編へと繋がる物語。「劇場版 呪術廻戦0」

2021年12月24日公開、芥見下々(あくたみげげ)作のマンガ「呪術廻戦0東京都立呪術高等専門学校」、通称「0巻」が映画化されました。本編の「呪術廻戦」に繋がるこのマンガはまさに原点ともいえる物語となっています。

自身の死を望む高校生、乙骨 憂太。彼は今は亡き幼馴染である折本 里香に呪われていました。そんな乙骨の前に現れたのは、呪術高専の教師であり最強の呪術師である五条 悟でした。
五条に導かれ、乙骨は里香の呪いを解くべく呪術高専に入学します。

強大な力を秘めた折本 里香の呪霊は特急過呪怨霊として、「呪いの女王」とまで言われるようなります。そしてその力を手に入れようと動き出した夏油 傑。彼は五条のかつてのクラスメートであり親友でした。
そして運命の12月24日、夏油は折本 里香を手に入れるべく「百鬼夜行」を決行します。

主題歌はKing Gnuさんが担当されています。曲のタイトルは「一途」で、「呪術廻戦0」の為に書き下ろされた楽曲です。里香の乙骨に対する一途な愛を表現しており、疾走感のある曲調でパンチの聴いた一曲となっています。

King Gnuさんは「逆夢」という曲でエンディングも担当しています。映画の公開日である2021年12月24日にサプライズ解禁されると同時に、先行配信がスタート。「一途」とは打って変わって切なげなメロディーで、乙骨と里香、そして五条と夏油、この2組の関係と思いを汲み取ったような歌詞が胸を打つ一曲です。

そして今作の主人公乙骨 憂太を演じるのは、新世紀エヴァンゲリオンで碇シンジ役で知られる緒方 恵美さんです。
普段は優しく温厚な性格、しかしひとたび敵とみなした相手、特に友人を傷つける相手に対しては容赦がなく、普段とは別人のような殺気を見せる乙骨。感情の振れ幅が激しいこの難しい役どころを、見事に演じられています。

映画の内容以外にも注目が集まったこの「劇場版 呪術廻戦0」、本編をご存じの方には絶対に見ていただきたいおススメの映画です。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
9

大人も楽しめる作品

呪術という特殊な力をもって戦う呪術師と呼ばれる人たちと、呪いと呼ばれる化け物や、その化け物を使って悪だくみをする呪詛師と呼ばれる人たちのバトル漫画です。
この作品の登場人物が味方側も敵側もそれぞれ性格だけでなく、能力も個性があり何度見ても飽きの来ない作品です。
バトルものでよくある単純に強い能力をもっている人が強いというものではないのがこの漫画の面白いところです。
例で挙げれば、手を叩くと位置を変えるという単純な能力ではありますが、
使い方次第で強敵を撃退するなどといった戦闘描写もあり能力の使用方法に感心させられることが多くあります。
しかし、強い能力をもった人が強いというわけではないと書きましたが一人だけ例外がいます。
それが五条悟という呪術師です。
この五条悟は普段は呪術高専という呪術を教える高校の先生をしており、普段はお調子者で憎まれ口を言われるキャラですが、
戦闘となるととにかく強すぎる、そして格好良すぎる。
普段は目を包帯で隠しているのですが、本気を出すときの戦闘の際には包帯を外し、
目を見開き能力を使います。その時の描写やセリフなどが何から何まで格好いいです。
彼のバトルシーンはどれもテンションが上がります。
その他にも多くのテンション上がるシーンや感心させられるシーンがあり、大人が何度読み返しても面白いと思える読める漫画です。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
10

戦闘シーンがとにかくカッコいい!!

人間の負の感情から出てきた「呪い」。この呪いは人間を死にもたらす事もあり大変危険な物。
そんな呪いを祓うのが呪術師である。
このアニメは、ひょんな事から特級呪物と呼ばれる両面宿儺の指を飲み込んでしまい、呪いが見えるようになった主人公・虎杖悠二。
そんな主人公が強くなってたくさんの人を助けていくという物語です。
まず一つ言いたいのは、とにかく戦闘シーンがかっこいい!BGMと合っていて、まるで映画を観ているかのようなクオリティーです。
少し難しい話ではありますが、よく見られるバトルアニメでとくに戦闘シーンを楽しめるアニメです。
バトル物が好きな方はぜひ見て頂きたいです。
また登場人物の個性もみんな強く、どのキャラも好きになれます。
その中でも「最強の呪術師」と呼ばれる五条悟もビジュアルがかっこよく、女性なら心を持っていかれる事間違いなし!
キャラを楽しみに見るのもありです。
たまにある箸休めシーンや、アニメの番外編などギャグ要素もたくさんあるので笑いもあり。
男性の向けではありますが、笑いあり、女性ならキュンありのおもしろいアニメです。
アニメは原作の途中で終わっているので、続きが気になる気になる…
原作ファンの方も期待を裏切らない作品になっていますので、ぜひ見て頂きたいです。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
8

アニメ第1話の流れ

まず始まりから、主人公の死刑宣告が衝撃。。何やら不穏な空気。。
主人公は、宮城県の杉沢第三高校一年「虎杖悠二」とても明るくフレンドリーで仲間想い、誰とでも仲良くできるクラスの人気者ポジです!運動神経が人間離れしており、砲丸投げで世界新を軽くだせるほど。。笑
また呪霊とたいじしても物怖じするどころか立ち向かう、勇敢な一面もあります。
1話では、祖父が登場し「お前は強いから人を助けろ」と遺言を託されます。その想いを受け取り、オカルト研究会の先輩と後のクラスメイトになる伏黒恵を呪霊から守る呪力をえるために、特急呪物”両面宿儺のの指”を呑みこみます。通常であれば、人間が取り込むことはできず即死するのだが、主人公は宿儺を制御する適性があり器であることが分かります。
私の1番の推しのポイントが、何と言っても絵がキレイなところ!! OPの派手なアクションシーンも臨場感と光の使い方が素晴らしいです。制作は、進撃の巨人やユーリon iceを輩出したMAPPAです。最初のOPから既に引き込まれ、お洒落で様々なキャラクターの登場が楽しみです。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
10

ナルトのパクリじゃない!

TVアニメとしても放送されており、今冬にも映画化され、大人気のアニメです。
主人公の虎杖は、身体能力がずば抜けてはいるが、普通の高校男子生徒で、ある日高校の百葉箱に呪いの込められた物(呪物)を見つけます。その後虎杖は、呪術師(世の中の呪霊を祓う人のこと)である伏黒と出会い、見つけた呪物が非常に危険なものと知らされますが、時すでに遅し。サークルの先輩が呪いを閉じ込めていた札を剥がしてしまい、放出される呪いに呪霊が集まり、虎杖、伏黒、サークルの先輩は危険な状態となります。
呪霊に食べられそうになった瞬間、主人公は呪物を自らの体に取り込み、虎杖の体に呪物の魂(両面宿難)が宿ってしまいます。生前呪いの王として君臨していた両面宿難を取り込んだことで、呪術界のルールで死刑宣告されますが、呪術師最強の五条の力によって両面宿難の呪物(計20本)をすべて取り込んでから死刑にするという条件を付け、救われます。
その後呪術を学ぶ学校、呪術高専に入学した虎杖は、そこで呪霊と闘う術を学び、仲間に出会い、苦難を乗り越えて成長していく姿に心が奪われます。
戦闘シーンも数多くあり、登場人物それぞれに個性があるため、飽きずに面白いです。その中でも、最強呪術師である五条の戦闘は圧巻で、だれでも一度は惚れてしまいます。かっこいいキャラクターが多いため、男性のみでなく女性にも人気ですので、おすすめです。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
8

アクションシーンが最高

シンプルに面白い。
テーマは呪術、負の感情と暗いのに反し明るく前向きな性格の主人公はとても魅力的。
呪霊のデザインが気持ち悪く、鬱展開も多いが敵含めその他キャラクター達も皆個性的で信念を持っており、バッググラウンドがしっかりとしている。
その中でも虎杖と伏黒のお互いを想いやる信頼関係がとても良い。
声優陣の演技も良くその分さらに作品に入り込むことができた。
テンポも良く1話の展開スピードが良い。右肩上がりに面白くなるストーリー展開にハマる。

いい意味で言えば考察のしがいがあるのだが、設定、ストーリーは複雑で難しい。
何回か見直した方がより深く作品を楽しめるかもしれない。

少年漫画のカッコ良さに加え、ギャクの演出も面白くダークな世界観の中でもシリアスになりすぎずバランス良く楽しめた。

BGM、特にオープニングが世界観と合っておりカッコいい。何よりカメラワーク、作画がとても綺麗でアクションシーンが最高。
毎話TVシリーズだとは信じられない劇場版のような仕上がり。

特に五条、伏黒の領域展開の作画のクオリティは素晴らしかった。

音楽もバトルもカッコよく熱い作品。
まだまだ物語は序盤のようだし、二期や劇場版がとても楽しみ。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
10

はまってしまいました

ストーリー、アニメーション、音楽、声優さん、どこをとってもよく考えられ子供向けというよりは大人がみてはめられてしまう深い味わいになっていると思いました。キャラクターがとても多いですけど、一人一人簡単に設定されていることはありません。どの人も深く関わってくれて、それがわかるようになっているからこそ全体が面白くなるようになってます。だから飽きもこずずっと引き込まれてしまうんでしょうね。キャラクター全員カッコ良いし、それぞれとにかく強いんです。でもなぜここまで強くなっているのか、ちゃんと弱さを描いたストーリーに仕立て上げてくれています。とても分かりやすいです。そして、異質なものを使っての物語だから、人の怖さを引き立ててこの漫画にみんな興味が湧いてしまうんだと思います。藁人形とか呪いとか、怖すぎるけど誰でも結構覗きたくなりますよね。残酷な殺し方とか戦い方とかは子供にはあまり見せたくなかったりもしますが、どうしても人気になってしまってますね。子供ですらそういうものはやっぱり興味もってしまうんですよね。昔っから悪いものときたら、呪いから始まってるっていう日本独特の昔話から日本人はこういうものが好きな気質なのかもしれません。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
9

逆王道の少年漫画

アニメ放送で一気に人気に火がついた呪術廻戦の人気の秘密は、個人的にだが「王道感」だと思う。

異形の敵を倒していくのに人間の負の感情が蓄積された「呪い」という表現を使っていて、主人公の虎杖を通して、ただただ呪いを倒すことや命に対しての葛藤がよく描かれている。倒したらまた次!はい次!と言った感じでもないし、少々暗い表現や胸糞が悪くなる描写が多々描かれている。

どこに王道を感じるか?
それはまさにバトルシーンである。

作者である芥見下々先生は自分と同年代で、まさに少年ジャンプ作品からの影響を受けている。
能力を解放するシーンだったり、ナレーションやコマ割りなどから作者の影響を受けている作品が見て取れるのだ。
呪いをテーマにした能力や固有結界などは、まさにバトルの王道。芥見先生の他作品に対するリスペクトを感じられつつも、オリジナリティが感じられるし、迫力のある戦闘や駆け引きは読者を強烈に引き込む魅力があるのだ。

少々話が難解なところがあるし、ダークな一面が多い当作品だが、多少漫画に触れている読者なら、少年漫画の一面を随所に感じられ、読んでいくほどに引き込まれる作品となっている。

もちろんバトルだけではなくストーリーやキャラクターも魅力的なので、人に勧めて間違いない作品だろうと思う。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
9

見たらハマる!ダークファンタジー『呪術廻戦』

本作は2018年から少年ジャンプで連載がスタート。作者は芥見下々(あくたみげげ)。
アニメも大人気放送中で幅広い年代にファンが多い。コミックは累計発行部数5000万部を突破し勢いが止まらない!
あらすじは常人離れした運動神経を持つ男子高校生『虎杖悠仁(いたどりゆうじ)』が両面宿儺(りょうめんすくな)の呪いの王の遺品である「呪物」を体内に取り込み「宿儺の器」となる。
呪術師の五条悟(ごじょうさとる)はこれを利用しようとい虎杖を『都立呪術高等専門学校』に入学させ呪いの扱い方を学ばせる。
虎杖は呪術師を目指し他の学生たちと呪霊と戦いながら着々と任務を遂行する。
ところが人に危害を与える『呪詛師』が五条悟を封印し、先生を助けようと呪術高専の生徒たちと先輩呪術師が戦う。
これが「渋谷事変」でジャンプではここで終わり、また新たな章がスタートする。
このような「呪い」がテーマのダークファンタジーである。
ファンタジーながら妬みや嫉みなどマイナスな人の気持ちが呪いを生み出すというもので身近に感じる題材もあるため物語に入り込みやすい。
また、戦闘シーンがとにかくカッコ良くアニメで観ると迫力もありさらに面白い。
専門用語が多く難しいと思う方も多いようですが何回か読み返すと理解が深まりどんどんハマっていくでしょう。
コミックでは0巻も出ておりこちらは本編ではあまり出てこない2年生が出てきて過去を知ってから本編を見るとさらに面白さが増すだろう。
是非話題の呪術廻戦読んでみてください!

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
9

登場人物がとにかくかっこいい!!!

この作品の1番の特徴は何といってもダークな世界観の一言に尽ると思う。舞台は現代日本であり、事件や事故の多くが呪いにより引き起こされる。その呪いも視える人は限られており、その中でも「術式」を持つ少数の「呪術師」と呼ばれる人間が呪いによって呪いを祓うというなんともダークな設定。
作品内に登場する人物たちはその呪術師が多くであり、生きるか死ぬかの二択のみ。それ故に登場人物たちはとにかく個性的な人物ばかり!ちなみにかわいい女性キャラも出てきますが、みんな男より男らしい(笑)。かっこいい女性キャラクターが好きな人は絶対に読んでほしい作品。
また、この作品の良いところは作者がキャラクターに贔屓しないところ。たまに見かけるが、作者さんが作品を仕上げるなかでキャラクターに情が移ってしまうことがあるらしい。だが、この作品に情というものは存在しない。どんなに紳士的でかっこいいキャラクターであろうが殺す場面では容赦なくキャラクターを作品から消し去る。それによってさらにストーリーが生きてくる。
これは余談ではあるが、漫画のおまけのページに著者の芥見さんは主人公の虎杖があまり好きではないと書かれていた。そう言ったある意味での「非情さ」がこの物語の暗い雰囲気と相まってより面白さを引き立たせているのだと思う。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
9

ネクスト鬼滅の評判高いアニメ

コロナ禍での劇場版「鬼滅の刃」の大ヒットが記憶に新しいところではありますが、その次に注目されているアニメが呪術廻戦。ジャンプで連載中に2020年にアニメ化され、2021年冬には映画も公開を控えています。
内容はタイトル通り、人が生み出す呪いと、呪いの力を操る人との戦いから少年が成長していくジャンプらしいストーリー。この作品が他と違って素晴らしいところは女性キャラクターが強い。とにかく個性的であるところ。主人公と行動を共にする釘崎野薔薇はヒロインらしからぬ悪役を演じられる強い個性と女性キャラクターで、彼女自身戦うことで成長していきます。釘崎を筆頭に、生い立ちのハンデを持ちながら、そのハンデを跳ね返す屈強な精神力を持つ禪院真希や、金の亡者でありながら自らの善悪の判断で行動する呪術師の冥々。と、魅力的な女性キャラクターは、さながらディズニープリンセスのよう。自ら戦って自分の人生の操縦席に座る、強い意志をもった女性たち(さらに一筋縄ではいかない個性的なキャラクター設定も乗じて)が戦う姿は老若男女問わず、スカッと共感されるのではないでしょうか。現在もジャンプで連載中で、早く続きが読みたくなる漫画です。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
10

内容もキャラクターも濃い呪術廻戦の魅力

アニメも放送され、さまざまな企業や商品とコラボしたり、さまざまなキャラクターグッズが発売されたり、単行本は異例の大ヒットで、週刊少年ジャンプの看板作品と言っても過言ではないくらいの人気を博している作品で、アニメーションに関しては、原作の良さを最大限に活かし、疾走感あふれるハイレベルな作品になっているところがとても魅力的です。
その他にも、戦闘シーンは疾走感溢れてかっこよさ全開ですが、ギャグ要素もところどころにあり、アニメでも原作の漫画でも、キャラクター同士のコミカルな掛け合いがおもしろく、ついつい笑ってしまうところもとても魅力的です。
そして何より、登場するキャラクターひとりひとりがとても魅力的で、主人公含む主要キャラだけでなく、学校関係者の、先生や先輩達、他校の生徒や呪術士の人たちそれぞれの生き様がかっこよく、また面白くチャーミングな部分も兼ね備えていて魅力的です。
舞台が現代の日本であり、有名な地名が出てきたりと、自分の身近に起こりそうな出来事で親近感が湧き、コミカルさとシリアスさの絶妙なバランス、魅力的なキャラクターたちの人間ドラマ、王道漫画ならではのおもしろさで、全てが最高な作品です。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
9

あの鬼滅を超える人気?! 話題の呪術廻戦、徹底調査!!

「鬼滅の刃」というアニメをご存じでしょうか、、
知らない人はいないでしょう!!
映画化もして日本で絶賛されていますね。
海を越えて世界でも、、
しかし、その「鬼滅の刃」を超える漫画がでたと話題になっています。
それは、、「呪術廻戦」です。
「呪い」をテーマとしたダークファンタジー・バトル漫画です!
少しだけではありますが、そのあらすじを紹介したいと思います!
主人公は虎杖悠仁。かけはなれた身体能力を持つ高校生、、
ある日、学校で呪いが解かれた呪物に引き寄せられて、呪霊が現れます。虎杖は呪物を回収するために現れた呪術師、伏黒恵と共に戦いますが
押されてしまいます。そんなピンチの状況で虎杖はなんとその「呪物」両面宿儺の指を食べてしまいます。
その呪物は特級呪霊である両面宿儺の指だったのです。
普通、食べると死んでしまうといわれいたのに、
なんと虎杖は大丈夫だったのです。ここで、「宿儺の器」と呼ばれるようになります。
それから都立呪術高専の特級呪術師の五条悟にスカウトされた
虎杖は呪術師としての人生を歩むことを決意します。

といった感じです!(笑)
鬼滅の刃とは全くと言っていいほど違う感じのあらすじですね、、
こちらも鬼滅の刃同様、映画化が決定しています。
気になった方は、ぜひご覧になってみてはいかがでしょう!

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
10

原作もいいですが、アニメが面白い!

漫画の原作がある、呪術廻戦ですが、アニメがとても面白かったです。原作を知らない方でも十分アニメだけで楽しめる内容になっているので、知らないからと敬遠している方は見てみてください。作画がとても綺麗で、見ていて引き込まれるようでした。戦闘シーンなども迫力があり、変な表現ですが、本当に登場人物が動いているようで感動しました。五条先生の瞳が見えるシーンは幻想的で何回か見直してしまいました。後は個人的に棘君が好きなんですが、棘君の呪言シーンは声優さんの力もあってか、ほんとに魅力的でした、ぜひ見てほしいです。OP映像が回を重ねるごとに徐々に変化していくところも他のアニメには多分ない、楽しみにできるところです。ストーリーの進行具合によって変化していくので、新しい登場人物が増えたらOP映像に増えたり、悲しい回などがあった時には悲しい変化があったり……。初見だとわからない程度の変化かもしれないので、繰り返し見てみるものいいと思います!漫画が好きで、アニメには興味がないと考えている人がもしいたら騙されたと思って見てみることをお勧めします。漫画で描ききれないキャラの動きなどが、迫力のある映像としてみることができるので、あ、こんな動きしてたのか!とかこのキャラこんな声だったのか!とか、新鮮な気持ちで見ることができると思います。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
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五条が夏油に最後に言った言葉とは、五条と夏油の青い春

0巻の最後、これまで言えなかった本音を語り合い、夏油に五条がとどめを刺すシーン。
五条が最後に夏油に何かを言っている描写があります。
それを聞いた夏油は、最後ぐらい呪いの言葉を吐けよと、笑いながら五条に殺されたのですが、五条は夏油に何を言ったのでしょうか?
作者の芥見先生曰く、このときの五条の言葉は0巻の中で言っているらしいんです。
おそらくは「僕の親友だよたった1人のね」ではないでしょうか。
呪詛師てなった夏油を五条は最後までたった1人の親友と言い切り、夏油も気の抜けた笑顔をみせて殺されていったのではないでしょうか。
学生時代の五条は夏油に一人称は俺はやめた方がいいと1度注意されたことがあります。
当時の五条は聞く耳を持ちませんでしたが、夏油が闇堕ちしてからの一人称は僕に変わっているのです。
礼儀をフォローしてくれた夏油がいなくなったことが、五条の心境に大きな変化をもたらしたのでしょう。
しかし、夏油がいなくなってから、1度だけ自分のことを俺と表現したことがあります。
それは90話で偽夏油(けんじゃく)と初対面した時です。
生きているはずのない親友が目の前に現れたことで、六眼では夏油傑と認識しつちもだが俺の魂がそれを否定してんだよと叫ぶのです。
このときは一瞬だけ、あの3年間の青い春の頃に戻ったのかもしれません。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
10

原作もいいですが、アニメが面白い!

漫画の原作がある、呪術廻戦ですが、アニメがとても面白かったです。原作を知らない方でも十分アニメだけで楽しめる内容になっているので、知らないからと敬遠している方は見てみてください。作画がとても綺麗で、見ていて引き込まれるようでした。戦闘シーンなども迫力があり、変な表現ですが、本当に登場人物が動いているようで感動しました。五条先生の瞳が見えるシーンは幻想的で何回か見直してしまいました。後は個人的に棘君が好きなんですが、棘君の呪言シーンは声優さんの力もあってか、ほんとに魅力的でした、ぜひ見てほしいです。OP映像が回を重ねるごとに徐々に変化していくところも他のアニメには多分ない、楽しみにできるところです。ストーリーの進行具合によって変化していくので、新しい登場人物が増えたらOP映像に増えたり、悲しい回などがあった時には悲しい変化があったり……。初見だとわからない程度の変化かもしれないので、繰り返し見てみるものいいと思います!漫画が好きで、アニメには興味がないと考えている人がもしいたら騙されたと思って見てみることをお勧めします。漫画で描ききれないキャラの動きなどが、迫力のある映像としてみることができるので、あ、こんな動きしてたのか!とかこのキャラこんな声だったのか!とか、新鮮な気持ちで見ることができると思います。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
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なぜ五条悟は最強として生まれたのか

作中で自他ともに最強と呼ばれる五条悟。
呪術界のエリートである呪術界御三家の五条家の術師ですが、五条家は実質彼のワンマンチームとなっています。
それどころか御三家の中でも圧倒的な力を持つため、かなりの決定権や権力をもっています。
虎杖の死刑に執行猶予がついたのも五条の力のおかげです。
五条は無下限術式という五条家相伝の術式を持って生まれており、それとは別に六眼という先天性の特殊な眼も持っています。
この2つを持って生まれた人間はうん百年ぶりであり、呪詛師の間では幼いころから億単位の賞金首がかけられていました。
また彼が生まれてから、呪霊が年々力を増しているという話もあり、これはスポーツ界てわよくある、新記録が生まれても、またそれが更新されていくのと似た現象であり、彼の誕生が呪術界のバランスを崩したとも言われています。
うん百年ぶりに生まれた六眼と無下限術式の2つの使い手五条。
無意識に特級過呪怨霊折本里香と縛りを結んだ乙骨憂太。
1000年間現れなかった宿儺の器である虎杖悠仁、この3人が同じ時代を生きているのは何かの因果関係を感じます。
また五条が生まれたことによって呪霊の力が増したという話も逆で、呪霊の力が増したから、それに対抗とできるよう五条という最強が誕生したのではないでしょうか。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
10

久々にハマったダークなアニメ

この作品の何が面白いかというと、『呪術』という重苦しいテーマ。
その何処か薄暗いテーマと、この世ならざるものたちとの戦いというストーリーの組み合わせがヒットの理由の1つなのだと思います。

また、呪術廻戦が面白い理由の1つに主人公である虎杖の正体が純粋な人間なのかわからない、こと。
根っからの善人で、明るく前向きな彼ですが、驚異的な身体能力を誇り、呪術高専に入る前は至ってどこにでもいる普通の高校生だったにも関わらず、第1話での呪霊との対戦でも呪術を一切扱えなかったのに素手で敵を殴っていました。
また、彼と関わった人間には虎杖とは一切関わりがなかったとしても、虎杖と親しかった記憶を持つようになるのです。

「敵」は呪霊のはずなのですが、主人公であるはずの虎杖でさえも信用していいのかどうかわからない呪術廻戦、目が離せません。

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
8

世界観が変わりました。

少しずつ強くなる主人公の虎杖悠仁(いたどり ゆうじ)がとても魅力的です。
虎杖悠仁は強いだけでなく、とてもやさしく正義感の強い男性です。
見ていて心が浄化されるような主人公です。

虎杖悠仁は普通は食べたら死んでしまう両面宿儺(りょうめんすくな)の指を食べてしまいます…
最強の敵、両面宿儺を体に取り入れた虎杖悠仁。
いくつもある指を食べることにより、いつ両面宿儺に体を奪われてしまうかわからない状態…
そして両面宿儺に一度は完全に体を奪われてしまい、虎杖悠仁は死亡…
虎杖悠仁の仲間は強くなろうと決意します。

虎杖悠仁は本当に死んでしまったのか…
アニメを見ていない方は見てからのお楽しみです。

仲間の修行にしゃべる強いパンダがでてきます。
このパンダ、強いだけじゃないんです。面白すぎてかわいすぎるところが最高です。

仲間でとても魅力的なのが伏黒恵(ふしぐろ めぐみ)です。
伏黒恵は唯一両面宿儺に気に入られています。
隠れた最強の力…
どんな力なのかは呪術廻戦を読んでください。

呪術廻戦は読者の予想を超え、新しい発想を与えます。
ワクワクあり、ドキドキあり、ユーモアもあり、笑って泣けるアニメです。

五条悟(ごじょう さとる)という虎杖悠仁の先生も最強で、強すぎて圧倒されます。
バトル戦もとても面白く見ていてワクワクします。
最強アニメが好きな方にもとてもおすすめです。

しかし、その最強の中村悠一を封印し、両面宿儺を味方にしようとしている敵の策…
いったいどうなってしまうのか…

呪術廻戦をまだ見ていない方、見ている途中の方に是非お勧めさせていただきたいです。
個性的な登場人物たちに魅了されてしまう人も出てくると思います。
登場人物たちの影響を受けて、自分も頑張ろうと前向きになれる方も出てくるでしょう。
人として成長できるアニメだと思いました。