約束のネバーランド / 約ネバ / ネバラン / The Promised Neverland

約束のネバーランド / 約ネバ / ネバラン / The Promised Neverland

『約束のネバーランド』とは白井カイウ(原作)、出水ぽすか(作画)による日本のダーク・ファンタジー・サスペンス漫画。2016年8月に『週刊少年ジャンプ』にて連載が開始された。GFハウスという孤児院で育てられた主人公のエマとその仲間達による、過酷な運命を自分の手で変えようともがき奮闘する物語である。ジャンプのセオリーである“友情、努力、勝利”を違う角度から描いている点や、独特な世界観、ミステリー要素を含むストーリー性などで人気を集め、テレビアニメ化や小説化、映画化と多岐にわたる支持を得ている。

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約束のネバーランド / 約ネバ / ネバラン / The Promised Neverland
10

最悪の状況を変えていく勇気に涙が止まらない!

グレイス=フィールドハウス孤児院
孤児院に暮らす子どもたちの年齢は11歳以下。 孤児院の決まりで、里親が決まって出ていく場合もあるが、12歳までには外の世界に出ることになっていた。
エマは11歳。そこで、同じ孤児であるレイやノーマン、ドン、ギルダたち、そして心優しいママ、イザベラと共に幸せに暮らしていた。そう。本当に幸せに。一緒に暮らすコニーの里親が決まり、この孤児院から去るあの日までは。
エマとノーマンはこの後、この孤児院とママであるイザベラの隠された関係を、知ることになります。そして、それは自分たち孤児の生きる意味、生まれてきた本当の理由を知ることにもなったのです。いきなり突きつけられた、そう遠くない残酷な未来。信頼していたママの裏切り。絶望と悲しみ、苦しさ、虚しさ、悔しさ。 様々な感情に何度も押し潰されそうになります。どんなに残酷な結果の未来が予測されても、エマを筆頭に子どもたちは諦めません。みんなで外にあるとされる人間の世界を目指す、脱走計画が始まります。
子どもたちと、ママ・イザベラとの手に汗握る頭脳戦や、新たに刺客として送られてくるクローネ、ノーマンの残酷な未来は?と怖くて悲しくて、切ないストーリーになっています!
また、ママであるイザベラ、ママになりたいクローネの過去にも注目して見てもらいたいです!