朔間零(あんさんぶるスターズ!)とは【徹底解説・考察まとめ】

朔間零(さくまれい)とは『あんさんぶるスターズ!』に登場するキャラクターであり、「UNDEAD」のリーダーを務めている。所属事務所は「Rhythm Link」で、同ユニットの羽風薫、大神晃牙、乙狩アドニスと共にアイドル活動を行っており、薫とは二枚看板とも呼ばれている。元「五奇人」の1人であった。「五奇人」討伐後は日々樹渉、深海奏汰とともに「三奇人」と呼ばれている。艶のある歌声と力強いパフォーマンスが特徴である。弟の朔間凛月を溺愛しているが、本人からは嫌がられている。

「燃ゆる望みの星」開花前

「fine」のリーダーであり、零とは「星奏館」の同室メンバーである。寮内で唯一、お互いのベッドの間にはパーテーションが置かれている。もともと身体が丈夫でないため、長期にわたり入院していたこともあった。冷静で思慮深い性格であり、「アイドル」として成長し、世間から承認され愛されたいと強く願っている。

朔間凛月(さくまりつ)

「猫と騎士」開花前

零の弟であり、「Knights」として活動している。零よりも家系の血を濃く受け継いでおり、昼間は各所で仮眠をとっていることが多い。マイペースでのんびりとした性格だが思考は速く、時に辛辣なことを言う。特技はピアノであり、同ユニットの月永レオと連弾をすることもある。「Trickstar」所属の衣更真緒とは幼馴染である。

朔間零の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「俺は生まれてきたくなかったよ、屍体のまま起き上がらずに土に還っとくべきだった」

「十字路の吸血鬼」開花前

「追憶✽それぞれのクロスロード 」Crowd第8話に登場したセリフ。
零は幼い頃から人を惹き付け、大人たちの悩みを解決していた。また、一族の中でも目立つ存在であったため、自分の夢に向かって自由に動くことができなかった。このセリフはデッドマンズライブの後、英智と敬人の計画(地下ライブハウス問題)が失敗に終わったことにより敬人が零に救いを求めるシーンで放たれたものである。幼馴染で友人であったはずの敬人にも利用されかけ、自身の夢を犠牲にすることを求められた結果、零は「俺は生まれてきたくなかったよ、屍体のまま起き上がらずに土に還っとくべきだった」と言い放った。何にも囚われることなく夢に向かって自由に歩みたいという思いを否定されたことへの絶望から、この言葉が溢れ出たと感じ取れる。

「そう、我輩たちは『UNDEAD』じゃ。死んでも死なず、何度でも蘇る」

「制限サンドストーム」開花後

メインストーリー第2部の第5章サンドストーム「エピローグ2」に登場したセリフ。
「SS」の予選会・中国地域で、葵ひなたと羽風薫はとある砂漠にいた。ユニットの代表として選ばれたこの2人は、砂漠でのサバイバルに勝ち残らないとユニットの「SS」への参加権を失ってしまう。砂漠で薫はひなたと時間をともにしていたが、ひなたは薫から砂漠コインをくすね、逃走してしまった。この行動には裏があり、2winkとSSの運営側(ゲートキーパー)が手を組み、UNDEADを予選敗退させようとしていたのである。ひなたに全ての砂漠コインを奪われたUNDEADは予選敗退かと思われた。しかし、UNDEADは無事、SSに参加することができた。実は逃走する前、ひなたは薫のポケットに1枚だけ砂漠コインを残していたのである。そしてその際に零が言ったのがこの「そう、我輩たちは『UNDEAD』じゃ。死んでも死なず、何度でも蘇る」というセリフである。「UNDEAD」の名にふさわしい、ユニットの不死・蘇生を実感することができる。

「我輩の愛し子たちよ……苦難を乗り越えて逞しく強く、健やかに育っておくれ」

「見守る鬼」開花後

ゲーム内イベント「招福✽鬼と兄弟の節分祭」エピローグ第4話に登場するセリフ。
零により企画されたドリフェス「節分祭」。「鬼」の中から生き残った者は「節分祭」でのステージでライブを行う権利を得ることができるというもの。このイベントストーリーは2winkの葵ひなた、葵ゆうたがメインで、2winkにとって重要なストーリーとなっているが、朔間零と弟の凛月の関係性も描かれている。
ストーリー後半で後輩である2winkの2人を見守っている際、「我輩の愛し子たちよ……苦難を乗り越えて逞しく強く、健やかに育っておくれ」というセリフを放つ。ストーリー中、葵兄弟はどこかぎこちなく、呼吸が合わない2人を零は気付いていた。零はそんな2人が持つ悩みを皆に共有することで、せめてもの支えになりたいと思っている。まるで親のように放っておけない後輩の手助けをしたり、時には見守ったりして成長を見届ける零の姿が見受けられる。

朔間零の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

Knightsの瀬名泉と誕生日が同じ

朔間零の誕生日は11月2日であり、これはKnightsの瀬名泉と同じである。あんさんぶるスターズのキャラクターは50人以上存在するが、双子でない彼らの誕生日が同じになることは珍しい。

増田俊樹のライブでの姿は朔間零そのもの

朔間零のCVを務める増田俊樹のライブでの姿が、まさに朔間零そのものであるとファン達の間で話題になっている。
あんさんぶるスターズのキャラクターを演じる声優たちが実際にステージに立って歌うライブイベント「Starry Stage(スタステ)」や「Starry Symphony(スタフォ二)」では、声優たちの歌声を楽しむことができる。
特に増田俊樹のライブでの姿はファンたちの間で大きな話題となっている。増田はライブに向けて体重をキャラクターに近づけたり、髪を伸ばしたりしていた。それだけでなく増田自身の容姿端麗さやパフォーマンスも相まって、ライブの度に「増田俊樹不在」、「朔間零降臨」などとX(旧:Twitter)のトレンドに上がるほどである。まるで画面の中から出てきたような彼の姿はライブ後のSNSで見ることができる。

弟・凛月とは仲良し

弟の凛月を溺愛しているにも関わらず凛月からは嫌がられている零。一見不仲に見える2人だが、凛月の幼馴染の衣更真緒曰く、実家だと割と仲良しであるとのこと。
「開演 ダークナイトハロウィン」や「コーラス 始まりのオペレッタ」では、2人の関係性をより詳しく知ることができる。

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