ユリー・チャコフスキー(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

ユリー・チャコフスキーとは、『刃牙シリーズ』の第1作目『グラップラー刃牙』に登場するモンゴル系ロシア人のプロボクサーである。Jr.ウェルター級の世界王者でありながら、世界ヘヴィ級王者獲得までの6階級制覇を狙うパウンド・フォーパウンド(全階級を通じて最も安定した王者)と認められている。全米ヘヴィ級王者トミー・カービンがスパーリングパートナーとして起用されるほどの実力者で、喧嘩師の花山薫(はなやまかおる)や主人公の範馬刃牙(はんまばき)と対決した。

ユリー・チャコフスキーの来歴・活躍

ユリー・チャコフスキーVSトミー・カービン

実際にスパーリングをしている場面はないが、帝王ジムの石丸トレーナーの話によるとユリーはトミーを1RでKOしたと言う。トミー・カービンは24戦24勝24KO全米ヘヴィ級チャンピオンでユリーのスパーリングパートナーとして起用されたバリバリの世界ランカーである。世界タイトル挑戦前に中量級のスピードを身につけさせるため交渉が成立したのだ。そのトミーを1RでKOするユリーがいかに強いかがわかる。刃牙は同じ学校のボクシング部キャプテンの平尾からトミー・カービンが日本にいる最も強いボクサーと聞いて帝王ジムに会いにいこうとしたが、ユリーにやられたことを聞いてユリーに俄然興味を持つようになった。

ユリー・チャコフスキーVSセンサラック・ディーノイ

タイから来たムエタイチャンピオンのセンサラック・ディーノイとのスパーリング。ユリーはボクシングで戦うがディーノイはムエタイで戦っても良いというルールで行われた。ユリーはディーノイの蹴り技をかわしてパンチのコンビネーションを入れロープ際に追い詰める。ディーノイは反撃の肘打ちを入れようとするがユリーにかわされる。さらにディーノイは首相撲から膝蹴りの連打を入れるがユリーにガードされ、ユリーのアッパーカットで脳を揺らされた。そこにユリーはパンチのコンビネーションを入れ最後に右フックを顎に極めて失神KOした。刃牙はこのスパーリングを見て気持ちを抑えることができず、ユリーとのスパーリングを申し出た。

ユリー・チャコフスキーVS範馬刃牙

刃牙(左)に右アッパーを入れるユリー(右)

ユリーとディーノイのスパーリングを見ていた刃牙はユリーとスパーリングがしたいと言い出した。ユリーのトレーナーであるウラジミールは聞き流してユリーの練習の続きをしようとしたが、ユリーは刃牙にグラブをはめてやるよう伝えたために2人のスパーリングが行われることとなった。ユリーはヂギール戦士のため、どんな人からの挑戦にも逃げない勇者なのだ。スパーリングが始まると、ユリーはいきなり左ストレートを刃牙の顔面にヒットさせ、刃牙は崩れ落ちた。立ち上がる刃牙にユリーは容赦なくコンビネーションを叩き込むと刃牙は窮地から逃れるために足を使った。四方八方に動きながら撹乱し、ユリーの首に足をかけるとパンチの連打を浴びせることに成功した。さらに動きながらリズムを作っていくとユリーは集中力を研ぎ澄まし、刃牙の後ろからの攻撃にカウンターで強烈な右フックを入れて失神KOした。刃牙が目を覚ました時にはユリーはすでにロードワークに出かけており、負けた事実を知って涙を浮かべて悔しがった。それを見たジムの練習生が慰めると刃牙は逆上して喧嘩なら負けないと主張しながら暴れた。ユリーはユリーでロードワーク中、刃牙に殴られた場所をさすりながら刃牙の強さを認めていた。

ユリー・チャコフスキーVSケバス

中量級の世界王座決定戦。ユリーがケバスに右クロスカウンターを極めてあっさりとKO勝ちを収めた。ユリーはこの試合で中量級を完全に制覇し、重量級の制覇を宣言した。モニター越しに見ていた刃牙はユリーの動きが自身の記憶よりも5倍遅く感じたことを母親の朱沢江珠(あけざわえみ)に伝えると、江珠は側近の栗谷川(くりやがわ)にすぐ刃牙とユリーの試合を実現させるよう命じた。ちなみにケバスのモデルは世界タイトルを3階級制覇したフリオ・セサール・チャベス。

ユリー・チャコフスキーVSヘヴィ級の猛者達

ユリーはケバスに勝ってから徐々に体重を増やし2ヶ月で15キロ増量した。しかもスピードを落とさず脂肪をともなわず筋肉とパワーだけを手に入れることに成功したのだ。帝王ジムでのスパーリングでは世界ランク入り直前のヘヴィ級の猛者達が選ばれ、ユリーは彼らを次々とKOしていった。すると帝王ジムに刃牙が訪れユリーの前に立ちはだかった。刃牙はユリーに「ワルいけどボクシングは格闘技としてあまりにも不完全すぎる」と言い放つと、それを聞いていた1人のヘヴィ級ボクサーが「聞き捨てならんなボウヤ…」と言ってサンドバッグを思い切り殴ってボクシングの強さを誇示した。「今のパンチは不完全だったかね?」と言うボクサーに刃牙は大きな背中を見せながらサンドバッグの前に立って構えた。すると斬撃技でサンドバッグを破り、「グラブをハメる、蹴り技がない、組み技がない、投げ技がない、極め技がない。以上の理由で君らは闘技者として不完全だッ」と言い放った。ユリーはこの様子を見て、トレーナーのウラジミールに「この3か月間、あの少年が私以上のトレーニングをしていたというのか…答えてくれウラジミールッッッ」と不安な表情をしながら聞いた。

ユリー・チャコフスキーVS花山薫

花山(左)に先に仕掛けられるユリー(右)

ユリーがついにヘヴィ級の試合に挑戦する日、控室からリングに向かう途中で喧嘩師の花山薫と対面した。ユリーの関係者達は花山の取り巻きに刃物で脅されすくみあがっていたためユリーと花山は対決することを余儀なくされた。花山は飲んでいたウイスキーを叩き割ると、メガネを外して左パンチを入れようとした。ユリーはすかさずカウンターの右ストレートを花山の顔面に入れ、アッパーからコンビネーションを入れる。花山は攻撃を受けながらも大振りの右フックで反撃する。ユリーはかわしさらにコンビネーションを叩き込むが花山は倒れない。倒れないどころか頭突きで反撃するとユリーのこめかみをかすり、一瞬気を取られたユリーは遂に花山に左腕を掴まれた。花山は反撃されながらも両腕でユリーの左腕を掴み握り込むことで内側の血液を圧縮させて内部から破壊した。これは花山の必殺技であり握撃(あくげき)と呼ばれる。左腕を破壊されてもユリーは反撃したが花山の右ストレートをカウンターで顔面に喰らいダウンした。ユリーは心が折れない限り敗北は無いというヂギール戦士の誇りにかけて立ち上がったが、花山から強烈なパンチを受けて失神KO負けした。

ユリー・チャコフスキー&花山薫VS範馬刃牙

花山(右)と組んで刃牙(左)とスパーリングするユリー(真ん中)

刃牙が父親の範馬勇次郎(はんまゆうじろう)と対決する前に、スパーリングパートナーとして花山薫とユリーを指名した。まずはユリーが先に戦うこととなり、開始早々ユリーはパンチではなく中段蹴りを入れた。刃牙が驚く間にユリーは間合いに入りパンチのコンビネーションを入れようとする。しかし刃牙は全てさばき、さらにユリーのパンチをかわそうとするとユリーはフェイントを入れて再度蹴りを入れた。バランスを崩した刃牙にユリーは左アッパーを極めたが刃牙は自ら首を回転してダメージを殺した。刃牙に全て見切られていることに焦ったユリーは右ストレートを放ったが刃牙にあっさりかわされて投げ飛ばされたため、花山薫と交替になった。花山は思い切り振りかぶり刃牙に殴りかかると刃牙は避けたので、花山のパンチはそのままフェンスをぶち破った。花山はさらにもう一度思い切り振りかぶって殴りかかると刃牙は避けずに体の正面からパンチを受けた。さらに花山は刃牙に追い打ちの連打を入れても刃牙には効かず、刃牙は反撃の左ストレートを花山のみぞおちに入れて後ずさりさせた。あまりにも高みに昇った刃牙を見てユリーは、花山に交替で戦うことを提案する。そこからは交替どころか2人がかりで戦うこととなり、それでも刃牙の優位性は変わらず2人は翻弄されることとなった。スパーリングが終わった後も刃牙は勇次郎との戦いに備えてウォーミングアップをし続ける。そして時間が来ると服を脱いで体に付けていた20キロ以上のおもりを取り鉛入りの靴を脱いだ。なんとおもりを付けたままユリーと花山の相手をしていたのだ。それを見たユリーは「なんか生きてンのが嫌ンなりますよ」と花山につぶやいた。

ユリー・チャコフスキーの関連人物・キャラクター

範馬刃牙(はんまばき)

ユリーとスパーリングしたがる刃牙(右)

本作の主人公。学生時代に同じ学校のボクシング部の主将に最も強いボクサーの名前を問いただしたところ、トミー・カービンという答えが返ってきた。ヘヴィ級の世界ランカーでウェルター級のユリーとスパーリングするために来日している情報を手に入れた。刃牙は大阪の帝京ボクシングジムに訪れたところ、トミーがユリーに1ラウンドKOされたことを聞いてユリーに興味を持った。初めてユリーと対面した日にスパーリングをしてボコボコにやられたが、刃牙はそれから数々の修羅場をくぐり抜けた後に再戦した際はユリーのはるか格上の存在となっていた。

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花山薫(はなやまかおる)

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金竜山(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

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金竜山(きんりゅうざん)とは板垣恵介原作漫画『刃牙シリーズ』に登場する力士である。『グラップラー刃牙』では地下闘技場最大トーナメントに現役横綱として参戦し、1回戦で柔術家の本部以蔵(もとべ いぞう)に勝利。2回戦はプロレスラーの猪狩完至(いがり かんじ)と対決して激闘の末敗れた。大会に乱入してきた地上最強の生物、範馬勇次郎(はんま ゆうじろう)を止めるために立ち向かったが、脊髄損傷の重傷を負わされる。『バキ道』では親方として再登場し、地下闘技場戦士VS力士の対決に関わった。

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加納秀明(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

加納秀明(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

加納秀明(かのうしゅうめい)とは、『刃牙シリーズ』の第1作目『グラップラー刃牙』で登場する徳川家のボディガード。徳川家とは水戸黄門、すなわち徳川光圀(とくがわみつくに)を先祖とする家系である。光圀の11代目の子孫、徳川光成(とくがわみつなり)は日本有数の資産家でボディガードとして加納を雇っていた。光成が主催した地下闘技場の選手でもあり、主人公の範馬刃牙(はんまばき)が光成に「闘技場の選手にしてほしい」と直談判するため徳川家を訪れた際に加納と戦っている。

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アイアン・マイケル(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

アイアン・マイケル(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

アイアン・マイケルとは板垣恵介の漫画『刃牙シリーズ』に登場するプロボクシング世界ヘビー級チャンピオン。第1作『グラップラー刃牙』では、プロボクシング世界ヘビー級チャンピオンこそは「世界最強の男」だと証明するため、仲間の反対を押し切って地下最大トーナメントに出場。テコンドー選手の李猛虎に勝利し、暴走族の柴千春にはセコンドの違反行為で敗れたが終始圧倒した。第3作『範馬刃牙』では刑務所で服役しており、犯罪者がプロボクシング界に復帰することを疎んだ者に派遣された三つ子の戦士「マウス」と対決した。

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ゲリー・ストライダム(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

ゲリー・ストライダム(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

ゲリー・ストライダムとは板垣恵介の漫画『刃牙シリーズ』に登場するアメリカ陸軍の大佐である。地上最強の生物の異名を持つ範馬勇次郎に側近として仕え、同時に危険人物として監視する任務も遂行している。側近として勇次郎の移動手段の手配や情報伝達の役割を担う一方、彼の息子である範馬刃牙の動向も気にかけており、2人が対決する時は会場の用意や互いの状況を頻繁に伝えるなど忙しく立ち回った。米軍で戦場格闘技の指導をするほどストライダム自身の戦闘力は高いが、完全武装をしても勇次郎には敵わない。

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劉海王(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

劉海王(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

劉海王(りゅう かいおう)とは板垣恵介の漫画『刃牙シリーズ』に登場する中国拳法最高峰の称号「海王」の名を持つ格闘家である。中国拳法を代表する実力者で、100歳を超えても屈強な肉体を維持している。自身が率いる白林寺では多くの格闘家が修行し、烈海王やドリアン海王といった一流の戦士も輩出している。海王同士が戦い、優勝者に最強の証たる「海皇」の称号を与えるトーナメント「中国大擂台賽」に現役海王として出場。「地上最強の生物」の異名を持つ範馬勇次郎と対決し、顔面の皮を剥ぎ取られる衝撃的な敗北を喫した。

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刃牙シリーズの武術・流派まとめ

刃牙シリーズの武術・流派まとめ

『刃牙』シリーズは、強さを求めて飽くなき戦いを繰り広げる格闘家たちの熱く壮絶な生き様を描いた板垣恵介の描く漫画作品。『グラップラー刃牙』、『バキ』、『範馬刃牙』、『刃牙道』、『バキ道』と名前を変えながら30年以上の長期連載を果たしている。 格闘技を扱った作品であるだけに、現実に存在するものを中心に様々な武術や流派が登場する。空手や柔道といったお馴染みのものから柔術、合気道、ボクシングまで多種多様。ここでは、『刃牙』シリーズに登場する武術と流派を紹介する。

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刃牙シリーズの料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

刃牙シリーズの料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

『刃牙シリーズ』とは、若き格闘家「範馬刃牙」を主人公とする板垣恵介の一連の漫画作品。様々な格闘技の使い手たちが、“最強”の称号を目指して時に戦い、時に共に修行に励み、交流を重ねていく様を描いている。 「強靭なフィジカルを作る」ことも格闘家にとって必要不可欠な修行であるため、食事シーンには特に力が入れられている。料理漫画顔負けの食事描写も少なくなく、ファンの間では「刃牙メシ」として有名。ここでは、『刃牙シリーズ』に登場する料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物をまとめて紹介する。

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