GOLDEN SPIRAL(ゴールデンスパイラル)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『GOLDEN SPIRAL』とは、福地翼が『週刊少年サンデー』で2022年から連載をしているバトル漫画。人々は人類最期の島、“すりばちの国”で暮らしていた。主人公、元王国皇子ザビは国民を救うため天使のいない“外の世界(ユートピア)”を求め、情報を収集していた。そんな時、外の世界からやってきたガロという少年と出会う。マグと呼ばれる特殊能力を活かして二人の少年が天使と戦い、国を救うストーリーを楽しめる作品。

エスコート試験の参加者。失敗を一度も経験したことがないことから自己評価がものすごく高い。槍のマグを使い、的確に相手の急所を撃ち抜く。五次試験ではガロと協力し鍵を完成させ、試験に合格した。

『GOLDEN SPIRAL』の用語

すりばちの国

ザビ(左)がすりばちの国を眺めている場面。

天使による文明の滅亡と、急激な海面上昇によって生き残った人類が地上に残された唯一の陸地である山の火口に身を寄せ作られた国。住民の住んでいる国の真ん中がすりばちのように窪んでいることから、すりばちの国と呼ばれている。

マグユーザー

ザビが刀のマグを発動させている場面。

人類の0.01%の割合で生まれる変異種。体の一部を人工物化できる能力者。腕の一部が刀になったり、ネジを飛ばすことができたりと、マグユーザーにもさまざまなタイプがいる。マグの源になるのは、創造力。マグの能力、強度、威力は創造力の多寡に左右される。

エスコート

ザビ(左)が街をエスコートの仕事として国を巡回している場面。

表向きでは整備班の護衛をするとだけ伝えられているが、実際は国を脅かす存在である天使と戦い国を守る仕事をする。天使と戦うということは、エスコート試験に合格した者のみに伝えられる。

『GOLDEN SPIRAL』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

ザビ「この世界に“他人”なんていねぇ」

ザビ(右)が国の住人に語りかける場面。

国の中で女の子を誘拐しお金を要求する輩が現れた。女の子の父親がお金を払うことを躊躇している場面で、ザビは父親に対して「この世界に“他人”なんていねぇ」と言った。命よりも大事なものはないという考えから、他人の女の子の命を救うため、自分のお金を差し出す国の元王子としての使命を全うするザビの男気を感じられるセリフ。

リリー隊長「オレの家に何勝手に釘打ってんだ」

自分の家をめちゃくちゃにされ、リリー隊長が激怒している場面。

リリー隊長にはローサという妻がおり、同じエスコートとして活躍していた。そんな彼女の夢は大きなマイホームを建てること。家が完成してすぐ、ローサは天使との戦いで命を落としてしまった。そんな二人の夢の家をなんでも屋のビャオベンが破壊しようとする。リリー隊長は自分の身を投げ出し、ビャオベンの攻撃を受け止め「オレの家に何勝手に釘打ってんだ」と言った。普段クールなリリー隊長が珍しく熱くなり、ギャップを感じるセリフ。

ガロ「一人じゃ無理だった。でも二人なら?三人なら?まだまだ試していないことだらけだよ」

ガロ(上)が左からビャオベン、ムギ、サミエル、ジャルを鼓舞する場面。

エスコート最終試験でガロ、ジャル、ムギ、ビャオベン、サミエルが天使と戦う場面。初めて目の当たりにする天使の存在に体が動かなくなる四人をよそに、ガロは一人で天使に立ち向かう。しかし強大な力を持つ天使を前に戦いに敗れてしまう。ガロの姿を見て試験を突破することが不可能だと諦めてしまう一同。そこでガロが「一人じゃ無理だった。でも二人なら?三人なら?まだまだ試していないことだらけだよ」と言い、周りを鼓舞する。一人では無理だったとしてもそこで諦めず、どうやったら壁を乗り越えられるかを考えるガロの熱意が感じられるセリフ。

『GOLDEN SPIRAL』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・小ネタ

『サンデーうぇぶり』人気ランキング2位にランクイン

linus1989m5
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@linus1989m5

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