有閑倶楽部(漫画・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『有閑倶楽部』(ゆうかんくらぶ)とは、一条ゆかりが1981年から『りぼん』(集英社)にて連載開始した痛快学園冒険コメディ漫画、およびそれを原作としたドラマ作品。聖プレジデント学園の高等部の生徒会メンバー6人は人並外れた美貌と家柄で知識や色気や喧嘩の強さなど個々に類まれな能力も持ち、学園中の憧れの的。6人は毎回様々な事件に遭遇し、その能力で見事に解決していく。アクション、コメディ、恋愛、ミステリー、ホラーと様々な要素が魅力。1986年(昭和61年)度、第10回講談社漫画賞少女部門受賞。

『有閑倶楽部』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

実在するお酒や酒造会社に由来した登場人物名

主な登場人物の名前は実在するお酒や酒造会社に関連するものが多い。剣菱→剣菱酒造、菊正宗→菊正宗酒造、松竹梅→宝酒造が出しているお酒の商品名、白鹿→白鹿酒造、黄桜→黄桜株式会社、グランマニエ→フランスのオレンジリキュール、男山→男山株式会社、多摩自慢→石川酒造が出しているお酒の名前、などである。作者の一条ゆかりが無類のお酒好きであり、たまたま登場人物の名前を考えている時に『日本の名酒辞典』を手に取ったことからそのようになった。

当初の予定はロマンスコメディ

最初はロマンスコメディを描く予定だったが、担当者が一条ゆかりの描くアクションが好きだと言って、掲載誌の予告ページに『学園アクションコメディ』と勝手に書いてしまったため、アクションコメディを描く羽目になった。

一条ゆかりのエッセイに描かれた30代後半の有閑倶楽部の姿

有閑倶楽部は19巻まで発行されており、最終回という形は取られていないが、2022年6月に出版されたエッセイ『不倫、それは峠の茶屋に似ている』内で、『その後の有閑倶楽部』が掲載された。そのなかで、それぞれ短いながらも、各メンバーの30代になった姿が漫画で描かれて話題になった。

『有閑倶楽部』の主題歌・挿入歌

OP(オープニング):KAT-TUN 「Keep the faith 」

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