【化け猫塚】九州地方の都市伝説・妖怪・怖い民間伝承まとめ【鬼のミイラ】

九州地方に伝わる都市伝説・妖怪・怖い民間伝承をまとめました。佐賀県で語り継がれている「化け猫塚」に関する伝説や、大分県の大乗院にある「鬼形骨」と呼ばれる巨大な鬼のミイラの噂などを掲載。読み始めたら止まらない、興味深い話の数々を紹介していきます。

佐賀県 「黒猫事件」(女性鍼灸師殺人事件)

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「黒猫事件」(女性鍼灸師殺人事件)

「黒猫事件」(女性鍼灸師殺人事件)

2000年3月の午前2時、
佐賀市鍋島のTさんの自宅から、
消防局に119番通報が入ります。

「お母さんが血を流して倒れている。
猫に襲われて噛まれた」

この家に住む当時9歳の少女からの通報で、
救急隊員が駆けつけた時にはすでに、
少女の母親のTさんは死んでいました。

物色された形跡はなく、
Tさんは何者かに首を刃物のようなもので切られていました。

「大きな猫が襲ってきた」
「黒猫がお母さんをかみ殺した」

恐怖に震える少女は、
そんなふうに言っていたと言われていて、
この事件は少女の証言から黒猫殺人事件と呼ばれています。

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佐賀県 化け猫塚

猫塚 【旧動画:写真~動画/佐賀県の化け猫騒動】

人を化かす動物というと昔話によく出てくる、
タヌキやキツネを想像すると思います。

それでは強い恨みで人を祟る動物と聞かれたときに、
多くの人の頭に思い浮かぶのは猫ではないでしょうか。

昭和に撮影された日本の怪異を取り扱った映画の中に、
鍋島の化け猫を取り上げたものがあり、
猫が人を祟るという話はここから火がついて広まります。

鍋島の化け猫騒動がおきた
佐賀県の杵島郡白石町にある秀林寺には、
化け猫を退治した千布本右衛門と、
退治された化け猫を祀った祠があります。

鍋島の化け猫騒動は佐賀藩の藩主・鍋島勝茂と、
囲碁をしていた臣下の龍造寺又七郎が
藩主の機嫌を損ねて殺される事から始まります。

龍造寺の母が飼猫のコマに恨みを残して自害すると、
その血を舐めた猫は7又の尾っぽを持つ化け猫になり、
鍋島勝茂を祟るという物語です。

このとき鍋島勝茂を救ったのが、
槍の名手千布本右衛門なのですが、
死ぬ間際の化け猫に男子に恵まれない
呪いをかけられてしまいます。

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佐賀県 『河伯のミイラ』に護られる造り酒屋

『河伯のミイラ』に護られる造り酒屋

『河伯のミイラ』に護られる造り酒屋

佐賀県伊万里市の造り酒屋『松浦一酒造』では、
昭和30年まで使われていた酒造りの道具や農耕器具の隣で、
酒樽を壁に埋め込んで作った祭壇に『河伯のミイラ』を祀っています。

母屋の茅葺屋根を修理をしたときに、
大工が屋根裏の梁にくくられた古い木箱を見つけます。

いつからそこに置かれていたのか誰も分からない、
謎の箱の中には見たこともない生き物のミイラが収められています。

箱をよく見ると『河伯』と書かれていて、
調べて見ると妖怪のカッパを大昔には
『河伯』と書いていたことがわかります。

子供くらいの大きさの河伯のミイラは、
這いつくばるような姿勢をしていて、
顔だけをこちらに向けて
何かを訴えかけているように見えます。

人間と比べると押しつぶされたように見える頭、
鼻の横にある大きな目は、
まるで飛び出しているようです。

頭には皿を思わせる大きな窪みに、
長いものだと2cmはある毛髪も僅かに残っていて。

手の指は人間と同じ5本指ですが、
足には人間よりも長い指が3本あり、
手と足の指の間は水かきのようになっています。

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佐賀県&福岡県 筑後川のエツにまつわる2つの伝説

筑後川のエツにまつわる2つの伝説

筑後川のエツにまつわる2つの伝説

佐賀県と福岡県の県境を流れて有明海に注ぐ筑後川。

ここで捕れる初夏の風物詩が、
「エツ」というカタクチイワシ科の魚です。

体長30~40センチメートルの細長く平らなこの魚には、
2つの言い伝えが残されています。

まずは佐賀県佐賀市諸富町に伝わる徐福伝説。

秦の始皇帝の命により、不老不死の仙薬を求めて
日本に渡来した徐福とその一行。

船が有明海にたどり着くと、
徐福は投げた盃が流れ着いた場所から上陸し、
川に沿って進みました。

川岸に生えていた葦が邪魔だったので、
片側の葉だけを刈っていくと、
川に落ちた葉がエツになったのです。

徐福一行が上陸したとされる場所は、
浮盃(ぶはい)という地名で残っています。

さらに不思議なことに、その周辺には茎の片側だけ葉がない
「片葉の葦」が自生しています。

一方、福岡県久留米市城島町に伝わるのは弘法大師伝説です。

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大分県 大乗院の巨大な鬼のミイラ「鬼形骨」

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大乗院の巨大な鬼のミイラ「鬼形骨」

大乗院の巨大な鬼のミイラ「鬼形骨」

大分県宇佐市の丘の上の寺、
大乗院には鬼のミイラが祀られています。

この鬼の由来にまつわる売渡証書には、
この鬼のミイラを「鬼形骨」と記載してあります。

立ち上がれば2mを越える大きな鬼形骨は、
体育座りの姿勢で祭壇横の箱に納められています。

大きさもそうですが、
太く鋭い爪がついた手足の三本指が特徴的で、
全身が残る鬼のミイラはこの一体だけです。

この鬼形骨は元々ある名家の家宝だったのですが、
名家が鬼形骨を手放してからは人の手を渡り歩きます。

大正14年に下関のA氏から、
大乗院の檀家だった寺島氏に販売されるのですが、
寺島氏は原因不明病に冒されてしまいます。

鬼のタタリだと考えた寺島氏は、
大乗院に鬼形骨を持ち込みます。

大乗院で鬼形骨を供養したところ、
寺島氏の病気はたちまち癒えたと伝えられています。

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大分県 別警幽霊

(旧)別府ユースホステル

(旧)別府ユースホステル

大分県別府市にある(旧)別府ユースホステル前に
幽霊が出るという噂は「別警幽霊」として
昔から大分県では有名な話でした。

何故幽霊が出るのかというと
そこである事件が起きたことがきっかけと言われています。

そこで以前交際相手の男性に狡猾な手口で罪に陥れられ、
別府警察署に留置された女性がいたそうです。

その事件が起きたのが現在はマンションになっていますが、
(旧)別府ユースホステル前で起きたと言われています。

当然罪など犯していない女性は無罪を訴えましたが、
その後心臓発作で亡くなってしまいます。

その後その事件現場では
その女性の幽霊が出ると噂になっています。

また事件の詳しい概要に関しては知る人は少なく、
ネットなどに書きこむと何故か観覧禁止になったり
削除されるのだそうです。

さらに事実かどうかは不明ですが、
その事件に関わった警察官は
全員自殺したらしく、
女性の祟りなのではないかとも言われています。

またその事件の原因にもなった交際相手の男性ですが、
未だに事件現場付近に住んでいるとも噂されています。

ここまでならばただの怖い話なのですが...

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