1990年にアイルランド出身のポールとアシュレイ(2004年に脱退!)の兄弟を中心に結成。1992年のデビュー・アルバム『Trains, Boats and Planes』は、全英で好調なセールスだったのはさておき、珠玉のポップ・ソングが詰まった完璧なアルバムだった。その危うくも強靭なサウンドはもちろん、切なくもペーソスに溢れた歌詞の世界、朴訥としたキャラのヴォーカルまで、正に愛すべきバンド。その後も忘れた頃に作品をリリースしたりと、マイペースに活動している。ちなみにメンバーにフランクさんもウォルターさんもいない。
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The Frank And Walters - Fashion Crisis Hits New York
1993年にリリースされた彼らの4作目のシングル曲で、デビュー・アルバム「Trains, Boats and Planes」にも収録されている。流れるようなメロディ・ラインで歌われる、ビンボーでダメな僕らへの温かい眼差しを感じる歌詞が秀逸。
このバンドに関しては、もう、どうしようもないまでに降参してしまう人が存在する。それほどに重要なバンド。ヴォーカリストのローレンスとギターのモーリス・ディーバンクを中心に1979年に結成。ザラザラしてトンガッたギター・サウンドと呟くような淡々としたヴォーカル、そして詩的な美しいメロディで、1980年代のイギリスで存在感を発揮したインディ・バンド。初期はCHERRY RED、中期はCREATION、最後はelで締めた。1989年の解散までに10枚のシングルと10枚のアルバムを残した。
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Felt - Crystal Ball
1984年にリリースされた通算3作目のアルバム「The Strange Idols Pattern and Other Short Stories」に収録された名曲。初期フェルトを代表する曲と言えるが、モーリス・ディーバンクによるささくれ立ったメランコリックなギター・サウンドが、この曲では非常にアコースティックでクリアーでクールなものになっているのが特徴。ローレンスのヴォーカルはいつも通り。
1986年にスコットランドのペイズリーで結成された5人組バンド。デビュー前の彼らの曲が、NMEの伝説のカセット「C86」に収録されて注目される。1987年にアルバムデビュー。繊細な響きを持ったアコースティックでジャングリーなテイストのギター・サウンドを中心に、ドコドコした小気味いいビート、甘酸っぱさいっぱいのヴォーカルとハーモニー、魅力的なメロディが素晴らしい。1989年に解散。たった2枚のアルバムを残し、決して駄作を残さなかったバンドで、現在でも一部の熱烈な支持を受けています。
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Close Lobsters - Foxheads
何と言っても捨て曲が無いバンドなので選曲に困るが、今回はデビュー・アルバム「Foxheads Stalk This Land」の(一応)タイトル・トラックであるこの曲を。ジャングリーなギター、甘酸っぱいメロディ・ラインとヴォーカルとコーラスが混然一体となった名曲!
アメリカはニュージャージー出身、結成は1976年にまで遡る。1980年にアルバム「Crazy Rhythms」でデビュー。この作品にだけ在籍したスーパー・ドラマーのアントン・フィアーが話題だった訳ですが、催眠ギターと称される伸びやかなギター・サウンドと秀逸なメロディが素晴らしく、アントン脱退後の作品の方が個人的には好きだったります。4枚のアルバムを残して1992年に解散していますが、2008年に再結成して現在も活動しています。
The Feelies - The Boy With The Perpetual Nervousness
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個人的にはアントン・フィアー在籍以降の方が好きだったりしますが、まずはバンドのイメージを決定づけた1980年のデビュー・アルバム「Crazy Rhythms」の冒頭を飾る曲。グリングリンと引っ掻き回すギター・サウンドと、手数の多いドラム、そして衝動的でありながらソフトな語り口のヴォーカルが魅力的な名曲。
1980年代のUK名バンド「McCarthy」のティム・ゲインと、フランス人ボーカリストのレティシア・サディエールが中心となって1990年に結成。ラウンジやクラウト・ロックに影響を受けたサウンドは、奇妙なアナログ・シンセのサウンドが印象的ですが、何よりキッチュでポップ!ハイ・ラマズのショーン・オヘイガンなどの流動的なメンバーにより活動。初期からのメンバーだったメアリー・ハンセンの事故死による危機を乗り越え、現在も活動している。
Stereolab - Fluorscences
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1996年にリリースされたシングル曲。何故かオリジナル・アルバムには収録されていない。彼らのキッチュでラウンジィなポップが完成したかのような完全無欠の名曲中の名曲!
2003年にロンドンで結成された4人組バンド。同時期に話題となったポスト・パンク・リバイバルと言われるシーンの渦中にあり、特に「BUZZCOKS」や「MAGAZINE」に大きな影響を受けたと思われるソリッドで奇妙にひしゃげてユーモラスでポップでパンクなサウンドが大いに支持された。3枚のアルバムをリリースして順調な活動を行っていたが、2009年に突然解散した。
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The Rakes - 22 Grand Job
2004年にリリースされた記念すべきデビュー・シングル。デビュー・アルバム「Capture/Release」にも収録された。ジャカジャカしたギターを中心においた正にポスト・パンク・リバイバルと言えるサウンドに、ちょっとエキセントリックなヴォーカルをフィーチャーしたユニークな彼ら流のスタイルは、既に確立されていたのだ!名曲中の名曲!
ご存じ、コーネリアスこと小山田圭吾と、小沢健二による2人組ユニット(初期はバンド編成だった)。バンド編成で1枚、2人となって2枚のアルバムを残している。アルバムは傑作ぞろいなので聴いてあたりまえなんですが、ライヴ・アルバムやベスト・コンピにも良曲やヴァージョンがあるので、油断できない。全部聴いといた方がいいですよ!思えば1988年から1991年までしか活動しなかった。突如の解散には涙を通り越して怒りが...(笑)。
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フリッパーズ・ギター - ビッグ・バッド・ビンゴ
前作までのバンド編成から、小山田&小沢の二人ユニットとなり、全曲日本語詩で製作された1990年のアルバム「カメラ・トーク」から。流れるようなメロディ・ラインとラテン・ダンスな雰囲気もあるチープなリズム、そして全体を覆うダラっとした雰囲気(←褒めてます)が秀逸な名曲!へっぴり腰な歌詞もイイ!
爆裂して発散!ムシャクシャした気分の時におすすめのちょっぴり元気にしてくれる曲まとめ!The Posiesなど - RENOTE [リノート]
renote.net
ちょっとイヤな事があってモヤモヤ・ムシャクシャした気分の時に、爆裂して発散できるおすすめの楽曲を紹介する。メタルやラウド・ロックよりはヤワめに感じるかもしれないが、爽快な曲を選曲した。The PosiesやDinosaur Jr.など、ぜひ聴いてみてほしいアーティストばかりである。
実はカヴァーだった洋楽の超有名曲まとめ!ザ・クラッシュやレッド・ホット・チリ・ペッパーズなど - RENOTE [リノート]
renote.net
実はカヴァーだった洋楽の超有名曲をまとめて紹介する。日産「エクストレイル」のCMでもお馴染み、ザ・クラッシュの名曲「I Fought The Law」や、レッド・ホット・チリ・ペッパーズの「Higher Ground」なども原曲が存在していた。ぜひカヴァー曲と原曲を聴き比べて楽しんでほしい。