背すじをピン！と～鹿高競技ダンス部へようこそ～（漫画）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】 (2/6)

背すじをピン！と～鹿高競技ダンス部へようこそ～（漫画）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

2023.02.07

『背すじをピン！と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜』とは横田卓馬によって『週刊少年ジャンプ』2015年24号から2017年11号まで連載された漫画作品。鹿鳴館（ろくめいかん）高校に入学した主人公の土屋雅春（つちやまさはる）は、見学に訪れた先の競技ダンス部に同学年の亘理英里（わたりえり）とともに入部を決める。ダンス未経験の2人が先輩やライバルたちとの出会いを通して成長していく姿とともに、競技ダンスの魅力がたっぷり描かれた青春部活ストーリーである。

『背すじをピン！と～鹿高競技ダンス部へようこそ～』の登場人物・キャラクター

鹿鳴館高校1年生。ダンス未経験ながら競技ダンス部に入部。土屋と競技ダンスのペアを組む。初試合では極度の緊張とトラウマでほとんど踊ることができなかった。文化祭編にて土屋の協力もありトラウマを克服。それ以降、土屋と二人三脚で着実に競技ダンスの実力をつけていく。夜中の公園で1人で練習に励んでいた姿を土屋に見られて、土屋から頑張り屋なところを尊敬されている。2年後は競技ダンス部の副部長を務め、土屋と変わらずペアを組んでいる。

土井垣真澄（どいがきますみ）

鹿鳴館高校3年生。競技ダンス部の部長を務める。黄金世代と呼ばれる1人で、全国に名が知れ渡っている。スタンダードとラテンの両部門に出場するダンサー。ペアの綾辻（あやつじ）とは4歳の頃からのパートナー。5人姉弟の末っ子で姉たちの影響で普段からオネエ口調で話す。初試合編での大会ではスタンダード部門。続く市内大会のスタンダード、ラテン部門の両方でも優勝をする実力を見せる。だが、咲本組が一緒に参加する大会ではいつも一歩及ばずに2位の結果に甘んじていた。高校3年生での全国大会では遂にリベンジを果たし、スタンダード部門で1位の結果を手にした。2年後はペアの綾辻と海外で活躍するプロダンサーになっている。

綾辻理央（あやつじりお）

鹿鳴館高校3年生。競技ダンス部の副部長を務める。4歳のころから土井垣とペアを組んでいる。競技ダンス部のデモンストレーションでは華やかなドレス姿を披露して、男子女子関わらずの人気を得ている。伸び悩む結果に、高校卒業で土井垣とのペアを解消し、競技ダンスの第一線から離れようと考えていた。しかし、全国大会の舞台で勝ちたいという気持ち、土井垣からの正直な気持ちを受け取り将来の道を考え直す。2年後は土井垣と共に海外で活躍するプロダンサーとなっている。

八巻章（やまきしょう）

鹿鳴館高校2年生。カッコイイを信条としている。勝気な性格でダンス経験が浅いながらも卓越したセンスで上位層にくい込む実力者。ラテン部門で椿（つばき）とペアを組み、大会で優勝の結果を残している。全国大会ではスタンダード部門で初試合に臨む藤田（ふじた）とペアを組んで、気遣いのできるリードを見せる。女性に対して普段から気の効く姿勢ができているが、椿とは相性が悪いようでいつも口論が絶えない。そんな椿とは性格は合わないが、勝ちたい思いを共有できる相性の良いペアだと全国大会で互いに再認識した。2年後は椿とペアを組んでプロダンサーの世界へ挑戦している。

椿秋子（つばきあきこ）

鹿鳴館高校2年生。空手の経験者で運動神経がよく、八巻とダンス経験が浅いながら実力の高いペアを組んでいる。勝気で思ったことをすぐに口に出す直情的な性格のため、気に入らない八巻との口論が絶えない。テレビで見た咲本譲治（さきもとじょうじ）のパフォーマンスで競技ダンスに興味を持ち、鹿高で美しく踊る綾辻の姿に憧れた事で競技ダンス部への入部を決めた。全国大会では綾辻がラテン部門欠場のため、着るはずだったドレスを譲り受けた。そのドレスを着て、憧れの咲本と戦う覚悟を決めた。2年後は八巻とペアを組んで日本のプロダンサーの世界へ挑戦をしている。

藤田（ふじた）ひらり

鹿鳴館高校1年生。競技ダンス部に興味がありつつも、周りの空気から入部をためらっていた。文化祭での土屋と亘理のダンスパフォーマンスに勇気をもらい、遅れて競技ダンス部へ入部。全国大会では先輩の八巻とペアを組んで出場。初出場ながら1次予選を突破する。コーチの葉澄（はすみ）から胆力、センスの良さを認められている。2年後は競技ダンス部の上級生として後輩を頼もしく引っ張っている。

巨勢（こせ）みちる

競技ダンス部顧問。土井垣が競技ダンス部設立時に新任だったみちるに声をかけて顧問になった。交通や宿泊の手配などの大人がやるべきことをして競技ダンス部を支えてくれている。ダンス指導はできない。

葉澄（はすみ）・リンデンベルク

土井垣の姉で、世界で活躍していたプロダンサー。部活後の土井垣組の特訓や、合宿での指導を務める。2年後は競技ダンス部専属の外部コーチとなっている。

咲本ダンススクール

御木清斗（みききよと）

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