萌えだけじゃない!がっつり面白いおすすめラノベ12選【虚構推理、他】
ライトノベルと言えば美少女がたくさん出てくる萌え系の作品が主流になって久しいが、ライトノベルは萌えだけにあらず。ハードボイルドアクションやミステリー、骨太のファンタジーにSFなど、広い裾野を持つジャンルなのだ。ここではシナリオで勝負する面白いライトノベル12選を紹介する。
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ある種等身大の10代を描いたような本。
登場人物をオズの魔法使いになぞらえ、それぞれの持つ悩みを解決していくのが本筋。
高い文章力でつい感情移入させられる、紹介した中では一番ラノベらしくない作品。
▼バトルだけじゃない『超能力』
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ラノベの文章が酷いと思っている人に読んで欲しいのがこの作品。
淡々と綴られる文章には透明感があり、この作品が持つ世界観を存分に表現している。
ライトノベルで超能力とくればバトルを連想しがちだが、本作は違う力の使い方を見せてくれる。
▼実写映画化決定作品
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主演はトム・クルーズ。まさかのハリウッド化である。
異星人と戦う新兵の主人公はある日タイムリープに巻き込まれ、戦場で一人の女性と出会う。彼女は何者なのか。彼はループを終えて戦いを終わらせることができるのか。
ハリウッド化されただけに話はしっかりしているのでおすすめ。
▼名作、恋と空戦の物語
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空戦といえば森博嗣のスカイクロラを思い浮かべるかもしれないが、こちらは徹底してボーイ・ミーツ・ガールであり、愛の逃『飛行』であったりする。
ストーリーラインの抑揚がしっかりしていて、ラストはきっちり泣かされる。
単簡完結の話なら一番に推したい名作だ。
▼魔王が居世界でバイト暮らし
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バイオレンスだけどどこか抜けてる勇者が居て、異世界でまじめに働く魔王が居る。
二人を中心に繰り広げられる軽妙な会話劇と突飛な設定はまさにライトノベル。
それでも薦めたいのは純粋に『おもしろい』からだ。
シュールでたまにシリアス。基本バカ騒ぎ。
意外と硬質な文章で描かれる綿密なバイト描写も必読。
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