デキる猫は今日も憂鬱(漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『デキる猫は今日も憂鬱』とは山田ヒツジによる日常系コメディ漫画である。『水曜日のシリウス』にて2018年8月から連載を開始。仕事はできるが生活能力は皆無のOL・福澤幸来と、幸来に拾われた恩を返そうと、家事全般を完璧にこなす「デキる猫」に成長したちょっと大きい猫・諭吉の日常が描かれている。幸来からの真っすぐな愛情に対し、ツンデレな態度をとる諭吉の姿が微笑ましく、二人の姿に笑いと癒しを与えられる作品になっている。

尾代(おしろ)

幸来の同僚の女性。柴咲同様に結婚願望が強い。幸来が転職してきた頃から知っており、その頃の自信の無い様子を見せていた幸来を心配していた。諭吉が作ったおにぎりを幸せそうに食べる幸来がどんどん元気になっていったことに気付き、おにぎりに何か危ないものが入っていたのではないかと勘違いしている。幸来、柴咲と昼食を一緒にとるなど仲がいい。また、柴咲とは合コンや街コンの情報交換をしている。結婚願望が強いため、思考が婚活に結び付く傾向がある。そのため、幸来の持ってくるお弁当のクオリティの高さから、幸来がハイスペック婚を狙っているのではと思い込んでいる。
可愛らしい見た目に反し、ドSな一面を持つ。幸来のコミカルな言動が好きで、社員旅行で泥酔して諭吉に電話をかける幸来の姿を、しっかりとスマホのカメラに収めていた。

織塚の親族

優芽(ゆめ)

織塚の4歳の姪。UMYU-Seaの大ファンで、他のファンから一目置かれる存在。水族館で行われたUMYU-Seaのイベントがきっかけで、幸来と諭吉と友達となる。二人のことを大切な友達だと思っており、誕生日パーティーに招待して、自分の祖母に紹介した。また誕生日会に諭吉から貰った、ミニ諭吉のぬいぐるみを大事にしている。天使のような可愛らしい外見と優しい性格の持ち主だが、捨て猫の世話を最後までしようとする責任感の遂良さや、保護された猫が自分のことを忘れてしまうかもと寂しがる子供らしい一面も見せる。普段は天使のような笑顔をふりまくが、UMYU-Seaのサイン会ではその笑顔は消え、戦士のような顔つきになる。幸来がほかのファンにニワカの転売ヤーであると誤解されてしまったときは庇うなど優しい性格をしている。

優芽の母

優芽の母親。織塚の姉であるが、見た目が年齢よりはるかに若く見えるため、幸来に驚かれていた。スーパーに買い物行っている間などに諭吉に優芽を預かってもらっていたりする。娘の優芽とそっくりな外見をしている。

優芽の祖母

優芽の祖母で上品な老婦人。目があまり見えていないため車いすに乗っている。優芽の誕生会で幸来と諭吉と会い、幸来に黒猫は幸福運んでくれる福猫だと教えてくれた。

諭吉行きつけのスーパーの従業員

仁科理央(にしなりお)

諭吉行きつけのスーパーの店員の学生。シフトの入りすぎで他のパートからはフリーターだと勘違いされている。柴咲の従姉妹だが、幸来が柴咲の先輩であることは知らない。買い物に来る諭吉のことを始めは着ぐるみを着た変質者だと思っていたため、他の客からクレームがきそうで嫌だと考えていた。しかし、元カレと揉めている最中に諭吉が助けに入ってくれたことで、諭吉に対する考えを改めた。元カレを投げ飛ばして助けてくれた幸来には、同性であるが好意を寄せている。

店長

諭吉行きつけのスーパーの店長。諭吉と握手した際に肉球の感触の虜となる。店の集客力をあげるために、客から人気の高い諭吉に店でバイトしてほしいと考えている。

UMYU-Sea(うみゅーしー)

ゴマフビロードウミウシ

ウミウシ系アイドルUMYU-Seaのセンターを担当している。モデルはゴマフビロードウミウシ。白いゆるふわロングヘア-が特徴で、自己紹介のときのキャッチコピーは「ふわふわ子ウサギのゴマフ」である。諭吉の推しで、おにぎりを作るきっかけとなった人物。おにぎりが得意料理なのは気持ちを込めやすいから。諭吉のためにサインをもらいに来た幸来に対し、「諭吉が応援してくれているという事実を忘れない」と伝えるなど、ファン思いの一面を見せる。

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