The White Stripes(ザ・ホワイト・ストライプス)の徹底解説まとめ

The White Stripesはアメリカデトロイト出身、Meg WhiteとJack Whiteによるロックデュオである。ブルース、カントリー、ガレージロックに影響を受けた音楽性が特徴。ギターとドラムのみだが、それを感じさせない力強く激しいサウンドで、ブルースロックを現代に蘇らせた。2011年に解散する前まで6枚のスタジオアルバムを発表、世界のロックシーンに与えた影響は計りしれず、ロックンロールリバイバルの立役者となったバンドである。

The White Stripesの概要

The White Stripesはアメリカデトロイト出身、ドラムのMeg White、ギターボーカルのJack Whiteによる2人組の兄妹デュオとしてデビューした。実際は2人は夫婦であることが後に分かり、Jack Whiteもこれを認めている。1997年結成し、ブルースや1970年代ロック、カントリーに影響を受けた音楽性が特徴である。女性ながらもシンプルでパワフルなドラムを披露するMeg White、騒音ギターとハイトーンボーカルが特徴のJack Whiteという最小限の編成をデビューから解散まで貫いている。バンド名のThe White Stripesは、Meg Whiteが好きな白と赤の模様が入ったペパーミント・キャンディーが由来になっており、ほとんどのアルバムとシングルは白、赤、黒で統一されている。シンプルながらも力強く激しいサウンドでブルースロックを現代に蘇らせ、ロックンロールリバイバルブームの立役者となった。商業的には2003年に発売された4枚目のアルバム『Elephant』が世界各地で大ヒットを記録、先行シングルの「Seven Nation Army」はThe White Stripesの代表曲になった。1998年から2009年まで6枚のスタジオアルバムを発表、そのうち『Elephant』、『Get Behind Me Stan』、『Icky Thump』はグラミー賞を受賞した。2011年2月2日に解散を発表。解散理由ははっきりと明言していないが「今まで築き上げてきた自分たちの音楽、アートを最高の形で残したいため」とJack Whiteは語っている。

The White Stripesの活動経歴

インディーズ時代

デビュー当時のThe White Stripes、左Meg、右Jack

1997年に二人の故郷であるアメリカのデトロイトで結成、初ライブは同年7月14日のデトロイト講演。1998年6月15日にインディーレーベルであるイタリーレコードからシングル「Let's Shake Hands」でデビュー。1999年6月に1stアルバム『The White Stripes』をリリース。17曲収録の大ボリュームのアルバムはUKチャートで142位を記録した。2000年6月20日には2ndアルバム『De Stijl』をリリース。プロデュースはJack Whiteが行い、自宅で録音されている。

メジャーデビュー後

メジャーデビュー後のThe White Stripes、左Jack、右Meg

2001年7月3日に3rdアルバム『White Blood Cells』でメジャーデビューをはたす。このアルバムはイギリスで注目を集め、UKチャートでは55位を記録した。その後はアメリカでもヒットを記録、2002年6月19日には日本盤がリリースされた。同年7月27日にはフジロックフェスティバルの出演のため初来日している。2003年4月1日に4thアルバム『Elephant』をリリース。ガレージロックリバイバルブームの中で発売されたこのアルバムは、USビルボード6位、UKチャート1位を記録し大ヒット、グラミー賞を受賞した。2004年7月30日から8月1日に行われたフジロックフェスティバルの出演のため来日、最終日のグリーンステージでヘッドライナーを努めた。2004年12月7日には、イギリスブラックプールでのライブの模様を収録したDVD『Under Blackpool Lights』をリリース。2005年6月7日には通算5枚目となるアルバム『Get Behind Me Satan』をリリース。ギターサウンドを最小限に抑え、ピアノを全面に押し出した作風になった。商業的にはUKチャート3位、USチャート3位を記録、前作同様にグラミー賞を受賞した。

ラストアルバムリリース、解散

ライブ中のThe White Stripes、左Meg、右Jack

2007年4月26日に6枚目のアルバム『Icky Thump』をリリース。トランペット、シンセサイザーの使用、バグパイプミュージシャンをゲストに迎えるなど新しい試みが見られるアルバムになった。アルバムはUKチャート1位、USビルボード2位を記録、3作連続でグラミー賞を受賞した。その後はMegの体調不良が原因でツアーをキャンセル、目立った活動が見られなくなる。2010年3月にライブアルバム『Under Great White Northern Lights』をリリース。カナダツアーのライブを収録したCDと、ドキュメンタリー映像を加えたDVDの2種類で発売された。2011年2月2日に解散を発表、解散理由については名言しなかった。2020年12月4日にベストアルバム『The White Stripes Greatest Hits』をリリース。この作品は、全6枚のスタジオアルバムの中から全26曲で構成されており、The White Stripesの歴史がまとめられた1枚になっている。

The White Stripesのメンバー

Jack White

アメリカ・ミシガン州デトロイト出身、1975年7月9日生まれ。ギター、ピアノ、マリンバ、アナログシンセサイザー、オルガン、ドラムを演奏するマルチプレイヤー。The White Stripes以外ではソロ、The Raconteurs、The Dead Weatherで活動。特にギタリストとしては有名で、ブルース、カントリー、ロックンロールを主体としたスタイルとアナログ機材の使用にこだわっている。レコード会社サードマンレコードを立ち上げ、自身の作品のリリース、他バンドのプロデュースを行っている。

Meg White

アメリカ・ミシガン州デトロイト出身、1974年12月10日生まれ。ドラム、コーラス担当。パワフルなドラムで、Jackと呼吸を合わせるように演奏してきた。バンド活動以外では2006年にファッションブランド「マーク・ジェイコブス」でモデル業を経験。解散後は音楽活動は行っていない。

The White Stripesのディスコグラフィー

シングル

Let's Shake Hands

1998年3月発売

1. Let's Shake Hands
2. Look Me Over Closely

アメリカデトロイト出身、The White Stripesのデビューシングルで彼らの自宅リビングルームで録音された。ガレージパンクの影響を受けた「Let's Shake Hands」は彼らの最初のオリジナルソングである。2曲目の「Look Me Over Closely」は1900年代に活躍した女優であり歌手のMarlene Dietrichのカバーだ。

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