ハニーレモンソーダ（ハニレモ）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

羽花と同じく八美津高校に通う男子生徒。レモンを連想させる派手な黄色（レモン色）の髪色をしており、好きな飲み物はレモンソーダ。性格は愛想がなく、滅多に笑わないので周りの友達たちからは「塩対応」とよく言われ「能面」とも言われているが、人気があり自分の思うように過ごしている。
入学前に街でいじめられている羽花に偶然出会い、助ける。高校に入学し、周りと関われず独りぼっちの羽花に声をかけ、前に進めるよう背中を押してあげた事で、彼女と関わっていく事になる。
学校の中でも外でも寝癖を隠すためにキャップを被る事が多いが、それを知っているのは羽花だけである。

遠藤 あゆみ（えんどう あゆみ）

八美津高校に通う女子生徒で、界や友哉、悟と行動していることが多い。おしゃれなイヤリングをいつもつけていて、活発で明るく、誰とでも平等に接するクラスの人気者。先輩男子たちから噂されるほどの美少女だ。
ある授業で先生に問題を答えるようにと当てられた際、隣の席だった羽花が助けてくれたことで少しずつ関わりを持ち、親友と言えるほど絆を深めていく。
悟の事が好きで密かに思いを寄せていてアピールしているが、鈍感な悟は全く気が付かない。あゆみの髪型は悟が好きな人気アイドルに似せている。

高嶺 友哉（たかみね ともや）

友哉八美津高校に通っている、界の友人。紳士的で穏やかな性格のイケメンだが、大切な仲間が馬鹿にされたりするとキレる。
特定の恋人を作らず、たくさんの女性を愛している。

瀬戸 悟（せと さとる）

悟も八美津高校に通う、界の友人。界や友哉と比べると子供っぽい性格で、可愛らしい容姿で先輩女子に人気だ。密かに思いを寄せているあゆみの気持ちには、鈍感なため全く気付いていない。羽花は「永遠の小学生」というあだ名をつけた。

菅野 芹奈（かんの せりな）

八美津高校に通う女子生徒。界と中学が同じで、一時期付き合っていた。思ったことを何でも口に出してしまう性格。中学の頃いじめにあっていたことがあり、羽花をいじめていた女子たちに注意するなど、正義感の強い人物。界と別れてからもずっと界の事が好きなままでいる。

緑先生

八美津高校の教師で独特な雰囲気を持つ謎めいた人物。教師の中でもイケメンで女子たちから人気だ。以前は八美津とは別の、有名な進学校に勤めていたが生徒に手を出してしまい、異動となってしまう。その話は噂として生徒の耳にも入っている。生徒に手を出してしまった事は事実だが、単なる遊びではなく真剣な恋だったようだ。

華原さん

界たちと同じ学年の女子。2年生のとき界と同じクラスになり、界の事を狙っていた。

『ハニーレモンソーダ』の名言・名セリフ／名シーン・名場面

石森羽花「誰…に…？」

自分を変えたいと思いを抱き、憧れの界と同じ八美津高校に入学した羽花。しかし中学時代に自分の事をいじめていた同級生も同じ高校に入学していて、またいじめられてしまう。それを見ていた界は「助けを呼べよ」と言うが、誰を頼ったらいいのかわからない羽花は 「誰…に…？」としか答えられない。助けを求めても以前のように誰も助けてはくれないのだろうとネガティブになり、行き詰っていた羽花の心境が表れた言葉だ。