【アラビアのロレンス】観るのをちょっとためらう長い映画15選【ベン・ハー】

ここでは観るのをちょっとためらう、200分を超える映画を15本集めた。3時間以上の作品なのでなかなか食指が動かないかもしれないが、長い分重厚なストーリーが描かれており、観終わった後は大きな満足感を得られるはずだ。

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● 237分 ●

【解説・あらすじ】
敬虔(けいけん)なクリスチャンの家庭に育ったユウ(西島隆弘)は、ある出来事を境に神父の父(渡部篤郎)に懺悔を強要され始める。父の期待に応えようと、懺悔のために毎日罪作りに励むうちに罪作りはエスカレートし、いつしかユウは女性ばかり狙う盗撮魔となっていた。そんなある日、運命の女ヨーコ(満島ひかり)と出会い、生まれて初めて恋に落ちるが……。

今までの日本映画界において「良し」とされているものに中指を立て、今までの日本映画界において「悪し」とされてるあらゆる要素を盛り込み、超面白い!4時間にもわたるとてつもない映画。

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コメディ、アクション、社会派、サスペンス、ホラー、ロマンス?複数分野の要素を備えた映画はさほど珍しくはないのだが、本作品ほどその一つ一つがエンタメとして力強く際立ち、全体が不可分かつ自然に連動している映画は今までなかった。

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『愛のむきだし』予告編

『EUREKA ユリイカ』

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● 217分 ●

【解説・あらすじ】
九州の田舎町で起こったバスジャック事件に遭遇し、生き残った運転手の沢井と中学生と小学生の兄妹。3人は凄惨な現場を体験し心に深い傷を負う。2年後、事件直後、妻を置いて消息を絶っていた沢井は再びこの町に戻ってきた。同じころ、周辺では通り魔の犯行と思われる連続殺人事件が発生し、次第に疑惑の目が沢井にも向けられるようになる。兄妹が今も二人だけで生活していることを知った沢井は、突然兄妹の家に行き、そこで奇妙な共同生活を始める。心に深い傷を負った人々の、崩壊と再生への旅を描く。

この作品が、セピア色で良かった。静かに流れる時間で良かった。217分という時間で良かった。私には十分に必要な時間だった。

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あらゆる悲しみや、苦しみや、孤独を味わうあなたにこそ、ゆっくりと流れる静かな語りかけに、じっと全身で感じて欲しい。

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『EUREKA ユリイカ』予告篇

『沈まぬ太陽』

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● 202分 ●

【解説・あらすじ】
国民航空の労働組合委員長・恩地(渡辺謙)は職場環境の改善に奔走した結果、海外勤務を命じられてしまう。10年におよぶ孤独な生活に耐え、本社復帰を果たすもジャンボ機墜落事故が起き、救援隊として現地に行った彼はさまざまな悲劇を目の当たりにする。そして、組織の建て直しを図るべく就任した国見新会長(石坂浩二)のもとで、恩地は会社の腐敗と闘うが……。

その時代の強大な権力に対して闘いを挑むことも映画の使命のひとつであることは、議論の余地のないところであると思います。この作品を作り、公開にこぎ着けたことに賛辞を贈りたい。

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上映時間が長いから大作ということではなく、作品のスケール、人間模様、人間の内面が描かれた、ほんとうに大きな作品だったと思います。

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『沈まぬ太陽』プロモーション

『人間の條件』

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● 571分 ●

【解説・あらすじ】
五味川純平の同名ベストセラー小説を、小林正樹が全6部で描ききった超大作。昭和十八年。戦争を嫌い妻を愛する梶は、招集を免除してもらう代わりに、満州の鉱山で労務管理を行うことになった。しかし現場では現地人に過酷な労働を強制し、さらに彼らの報酬を勝手にピンハネして私腹を肥やす現場監督がいた。梶は労働環境の改善を図り、鉱山は目標であった生産増強を達成することができた。しかし今度は“特殊工人”と呼ばれる中国人捕虜600人が送り込まれ、電気の流れる鉄条網の中で労働させることになった……。

全6部、9時間超、豪華俳優陣の共演、当時の日本映画の総力を結集した力作。

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映画好きを自負するあなた、この映画は見るべき作品のひとつですよ!

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『人間の條件』映画公開50周年トレーラー

『七人の侍』

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● 207分 ●

【解説・あらすじ】
戦国時代の貧しい農村を舞台に、野盗と化した野武士に立ち向かうべく農民に雇われた侍たちの闘いを描いた作品。黒澤明監督による日本映画の傑作。麦の刈入れが終わる頃。とある農村では野武士たちの襲来を前に恐怖におののいていた。百姓だけで闘っても勝ち目はないが、麦を盗られれば飢え死にしてしまう。百姓たちは野盗から村を守るため侍を雇うことを決断する。やがて、百姓たちは食べるのもままならない浪人たち7人を見つけ出し、彼らとともに野武士に対抗すべく立ち上がる……。

「七人の侍」は時代を超えて、人々に語らせることをやめない。今改めて、傑作だ。

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ストーリー、キャラクター、役者、音楽が一体となっていて凄まじいエネルギーを生み出しています。ハラハラ・ドキドキ・ワクワクの207分で1分足りとも退屈しません。

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『七人の侍』予告編

rikugame5978
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@rikugame5978

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