覇穹 封神演義(第4話『武成王造反』)のあらすじと感想・考察まとめ

臨潼関より西岐に入った太公望は、毎日釣りをして無為に過ごしていた。いつものように釣りをしていた太公望に西伯候・姫昌(きしょう)が「釣れますか?」と話しかけて来た。太公望は大物がかかったとにやりと笑った。姫昌は、太公望が妲己を倒そうとしている高名な道士であることを聞きつけて、やってきたのだ。
今回は「覇穹 封神演義」第4話『武成王造反』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

「覇穹 封神演義」第4話『武成王造反』のあらすじ・ストーリー

太公望に弟子入りを志願する少年・武吉(ぶきち)

西岐の豊邑(ほうゆう)で軍師となった太公望は、兵士に訓練として農耕をさせていた。農具は武器と扱い方が似ているため、農耕が兵士の訓練となる「兵農一体」という太公望の考えによるものであった。スープーシャンに太公望がそう話しているところを、木こりの少年・武吉(ぶきち)が木陰から見つめていた。武吉は太公望に声をかけられると、太公望への弟子入りを懇願するのであった。太公望はすぐさま断るが、武吉は食い下がった。武吉は太公望に憧れており、しかも太公望が姫昌に見込まれて軍師になったことを知っていたのだった。

釣りをする太公望に話しかける姫昌

数日前、臨潼関より西岐に入った太公望は、毎日釣りをして無為に過ごしていた。スープーシャンは傍らで、そんな太公望を心配していた。
ある日のこと、いつものように釣りをしていた太公望に西伯候・姫昌(きしょう)が「釣れますか?」と話しかけて来た。太公望は大物がかかったとにやりと笑った。姫昌は、太公望が妲己を倒そうとしている高名な道士であることを聞きつけて、やってきたのだった。

殷には東西南北をそれぞれ統括する大諸侯がいる

妲己は王宮に酒池肉林を作り、四大諸侯を招いた

姫昌は、「世間話でもしませんか」と言って、身の上話を始めた。
この7年間、姫昌は妲己の手によって幽閉されていた。その発端となったのが、妲己が殷国の四大諸侯を集めて催した酒池肉林パーティーであった。
池は酒で満たされている一方で、林の中には虎がおり、殺された人々を食べていた。その様子を見た東伯候と南伯候は、すぐさま紂王と妲己に苦言を呈するも、妲己に術をかけられ死んでしまった。それを見ていた北伯候は妲己にすり寄った。西伯候の姫昌は、我が身にかえても紂王を諌めるのが忠義と思い定め、恐る恐る忠告した。妲己は姫昌に術をかけようとするが、すんでの所で武成王がかばった為、姫昌は殺されずに済んだものの、朝歌にほど近い町に幽閉されることとなった。

姫昌の長男・伯邑考

後日、姫昌の長男である伯邑考(はくゆうこう)が家宝と引き換えに幽閉中の姫昌を許してもらうよう、紂王と妲己に謁見していた。妲己は伯邑考に誘惑の術をかけるも、かかりが悪かった。伯邑考は初めて会った妲己に対し、心の中でどこか嘘のある美しさだと感じていた。
その夜、1人考え事をしていた伯邑考の元を妲己が訪ねた。妲己は、伯邑考が琴の名手だと聞いて、その音色を聞きたいと申し出た。伯邑考は琴を弾き始めた。その音は姫昌の元にも届いていた。妲己は立ち上がり、「ここまで誘惑されなかったのは、あなたが初めてよ。でもそれももう終わり。」と言い放つのだった。

翌日、姫昌の昼ご飯に妲己が自ら作った「ハンバーグ」が出された。自分はハーンバーグが好物だと喜ぶ姫昌であったが、昼食を持って来た道士がいなくなると、ハンバーグを見つめ「伯邑考」とつぶやき大粒の涙を静かに流した。姫昌の涙は、そのハンバーグが息子の肉から作られたものであると悟ったからであった。
妲己は、昼食を持って行った道士からハンバーグに喜んでいた姫昌の様子を聞き、そのようなウツケには何の価値も無いとして国に帰した。
妲己の妹である喜媚が「姉様!返しちゃって良いの?あのヒトきっと反乱を起こすよ?」と聞くと、妲己は「あらん、起こして貰わなきゃ困るわん。大戦争をねん…」と言うのであった。

姫昌に挙兵を勧める太公望

姫昌は息子の命を犠牲にして、国に帰された。姫昌は太公望に、自分は今後どうするべきか聞いた。太公望は、妲己に蹂躙され、民の信頼が無くなった殷がこれ以上続くのは百害あって一利無しとして、姫昌に挙兵することを勧めた。姫昌はそのことがいかに重いことであるかをよくよく理解した上で、殷を討つことを決心した。そして、太公望を西岐の軍師として迎えるのだった。

武成王の父を人質にとる妖怪仙人

臨潼関では、武成王一行が関所を通り抜けようとしていた。しかし、妲己の命令により2人の妖怪仙人が臨潼関に先回りしていた。妖怪仙人たちは、武成王の父を人質に捕り、武成王に死ぬよう促した。武成王は、これ以上身内が死ぬのを見たくないと関所の前に座り込み、全面降伏の態度をとった。その様子を千里眼で見ていた元始天尊は、武成王をこれからの必要な人物であるとして、先に仙界から助っ人を送り、加えて西岐からは太公望と太乙真人が連れて来た哪吒を武成王の救援に向かわせるのだった。

武成王の次男・黄天化

突然、武成王の父を人質に捕っていた妖怪仙人が斬られ、雄叫びをあげた。斬った人物こそ、仙界からの助っ人であり、武成王の次男である天化(てんか)であった。天化はライトセーバー・ビームサーベル状の宝貝である莫邪(ばくや)の宝剣を振るい、あっという間にもう1人の妖怪仙人も倒してしまった。

武成王と天化は久しぶりの再会を喜んだ。天化は「父を越えろ、それが親孝行だ」という武成王の言葉を胸に、崑崙山の道徳真君に弟子入りをしていたが、今回、道徳真君より父の危機だと聞き、すぐさま下山したのだった。

武成王一行を津波が襲う

聞仲の命を受けて太公望と対峙する九竜島の四聖

再会の喜びも束の間、武成王一行を突然津波が襲った。一行は水に流されるも、太公望に弟子入りを望む少年・武吉(ぶきち)が皆を助けた。この津波は、聞仲の命により集まった九竜島の四聖が武成王を亡き者にしようと仕掛けたことであった。スープーシャンに乗った太公望と哪吒が、四聖と向かい合う形となった。太公望は「ここは儂がやる!」と言い放った。

「覇穹 封神演義」第4話『武成王造反』の感想・考察

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