宇宙戦艦ティラミス(Space Battleship Tiramisu)のネタバレ解説まとめ

「宇宙戦艦ティラミス」は、2015年より新潮社の漫画配信サイト「くらげバンチ」で連載されている宮川サトシ原作、伊藤京作画による漫画作品およびそれらを原作としたアニメ作品。
舞台は人類が生活圏を宇宙まで拡大した「宇宙暦0156年」の世界。人型機動兵器を駆使した地球連邦と宇宙移民との激しい抗争と、地球連邦の若きエースパイロット、スバル・イチノセをはじめとする宇宙戦艦の乗組員たちの日常をギャグタッチで描く。

『宇宙戦艦ティラミス』の概要

『宇宙戦艦ティラミス』とは、新潮社の漫画配信サイト「くらげバンチ」にて2015年秋より連載がスタートした宇宙規模の日常ギャグ漫画。
高い画力と壮大なスケール感で描かれる宇宙空間を舞台に、敵対する二大勢力の激しい抗争と宇宙での日常がコミカルに展開する。
人型の戦闘兵器による激しい戦闘の一方、「コックピットでぼっち飯」や「テレパシーで陰毛と会話する」などのシュールな内容が話題を集め、2018年4月にはTOKYO MXほかにて全国放送アニメ化。さらに2018年夏に舞台化も発表されるなど、その人気は媒体を超えて広がっている。
単行本はBUNCH COMICSより2016年5月9日に第1巻が刊行。
TVアニメ(制作:GONZO)は2018年4月からTOKYO MXほかにて放送開始。

『宇宙戦艦ティラミス』のあらすじ・ストーリー

人類が生活圏を宇宙にまで拡大した未来世界、宇宙暦0156年。
主人公スバル・イチノセが所属する「地球連邦」と宇宙移民者「メトゥスの民」との宇宙大戦は激しさを増していた。

地球連邦の最重要戦艦「ティラミス」の最年少パイロット・スバル少尉はエースとして目覚ましい戦果を上げる一方、粗野な先輩クルー達との集団生活に馴染めず、私生活では自機デュランダルのコックピットにこもりがちになっていた。
周囲と隔絶された空間が「聖域」となっていたコックピットで、スバルは食べかけの串カツをぶちまけたり、Tシャツを裏表に着てしまったりと失敗を重ねつつも、快適なコックピットライフを模索していた。豪快で世話焼きなヴォルガー大尉や、セクシーだが自由奔放なリージュ中尉といったクルーたちと関わるうちに徐々にティラミスに愛着を感じたり感じなかったりしつつ、スバルは戦いを続けていく。

そんな中、スバルは生き別れの兄であるイスズ・イチノセと突如再会する。彼は地球連邦と敵対する「メトゥスの民」を率いる若き上官であった。
スバルの実力を見込んだイスズに誘われるがまま敵要塞メトゥス=ゲルメンに乗り込むスバル。しかしそこで当初はクールな印象だった兄が隊内ではいじられキャラであることを知り、また機体の傷の弁償を執拗に迫られるなど徐々に居心地の悪さを感じ始める。ここメトゥスもまた自分の居場所ではないと直感したスバルは強引にメトゥスを飛び出し、再び兄と袂を分かつこととなる。

地球に戻ったスバルを新入りのヒューマノイドアシストロボット・パッカーが出迎える。性格つまみが「最悪」に固定されていたパッカーの策略によって窮地に追い込まれかけたスバルだったが、やがて誤解も解け良き相棒となる。
そんなある日、スバルは自身の機体と瓜二つの謎めいた「黒いデュランダル」と出会う。それはイスズらがメトゥスの要塞で秘かに研究・培養していたスバルのコピー生命体・スバルBが操る機体であった。
誕生したばかりで不安定な精神状態だったスバルBを御しきれないと判断したイスズは一旦退却するが、結果としてこの邂逅はスバルの秘めた闘争心に火をつけることとなる。

テレビの密着取材(お蔵入り)や機体の修理などを経た後、再び戦場で相見えたスバルとイスズ。戦闘中、誤って地球の重力に引き込まれ不時着、スバルは愛機デュランダルを失ってしまう。自身の拠り所であるコックピットを失ったショックで放心状態のスバルをイスズは兄として気遣う。愛機をレッカー移動されてしまったイスズはやむを得ず素性を隠し、スバルとともに地球連邦総司令部へと向かう。
そこで再会した連邦の技術者である父から新たな機体・ネオデュランダルを託されるスバル。イスズは隙を見て鹵獲を図るも失敗、突入してきた部下とともにメトゥスへと戻っていった。

一方、地球連邦監査局のスピリ大尉はスバルの秘めた能力に目を付けていた。「英雄の目」と呼ばれるネオ・ユニヴァース感覚が彼の中で発現しようとしていた。

補給に訪れた中立国家エウロパで、ティラミス内に潜伏していた兄をかばいスバルは被弾、重傷を負うも奇跡的に回復。意識を共有していたスバルBがそのショックで覚醒、好戦的な自我を持つスバル・ビヨンドとしてスバルに襲いかかる。互いのネオ・ユニヴァース感覚で激戦を繰り広げるも、鍵のトラブルによりビヨンドは退却。自身のコピーであるビヨンドの思考に触れたスバルは、やがて戦う意味に疑問を持ち始める。

その頃、メトゥスの最高司令官であり、イスズ部隊と対立構造にある総帥・キャデラックは、全宇宙を支配する野望のもと勢力を拡大していた。
意思を持つコックピット・ラムダβをイスズ部隊から奪い取り、更に勢い付くキャデラック陣営。
虎の子を失い上層部を追われたイスズ部隊は、本拠地を離れティラミスと休戦協定を結ぼうと考えていた。(単行本5巻まで)

『宇宙戦艦ティラミス』の登場人物・キャラクター

スバル・イチノセ

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CV:石川界人

主人公。地球連邦の宇宙戦艦・ティラミスのエースパイロット。
部隊では最年少で、階級は少尉。搭乗機はネオ・デュランダル。
宇宙に長期間滞在すると身につくとされる「ユニヴァース感覚」保持者。

最年少エースとしての実力は確かなのだが、性格は神経質で繊細。いわゆる現代っ子的な言動が多く、打たれ弱い。
戦場においては後輩パイロットに対して頼もしい一面を見せることもある。

粗野で豪快な先輩クルーたちと馴染めずコックピットに引きこもっている。
「聖域」であるコックピットでの食事や空間デザインなどには並々ならぬ拘りがある。

イスズ・イチノセ

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CV:櫻井孝宏

スバルの兄で、地球連邦と敵対する宇宙移民「メトゥスの民」所属のパイロット。階級は大佐。
愛機はケリュケイオン。
部隊で唯一、ユニヴァース感覚に目覚めていない。

地球を離れメトゥスの民で頭角を表し、若くして大佐となる。
一見クールだが天然ボケ。部下からの人望は厚いが、隊内では「いっくん大佐」と呼ばれており、いじられキャラでもある。
機体のキズの弁償を要求したり、会計をワリカンにしたりと、少々ケチな側面も。

スバル・ビヨンド(スバルB)

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CV:江口拓也

メトゥスの民で造られた人工生命体。スバルの生体データを元にクローン技術で生み出された。愛機はデュランダル=ツヴァイ。
本体であるスバルが負傷したことがきっかけで覚醒。好戦的な性格で、スバルをつけ狙う。
突発的に覚醒したためか精神的に少し幼く、中二病的な言動が目立つ一方で無邪気な側面もある。

陰毛

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CV:中田譲治

スバルの陰毛。
もともとはコックピットのバルカン発射トリガーに挟まっていたが、一時的に目覚めたスバルのユニヴァース感覚によって会話できるようになる。
男気溢れる性格で、孤独だったスバルの良き相談相手となった。
再会した際には別の陰毛を娶っていたことが判明する。

パッカー(PAC2-AR)

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CV:桃井はる子
人類をアシストする目的で製造されたヒューマノイドロボット。
中古品のため性格が最悪のまま固定されており、策略によってスバルを窮地に追い込んだが、無事修理され性格も改善された現在はスバルの良き話し相手となっている。

リージュ・ルロワ

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CV:遠藤綾
スバルの同僚。
ティラミスの館長・ヴァンチュリーの娘で、階級は中尉。甘やかされて育ったため少々わがままだが、スバルのことを弟のように見守る。
その抜群のスタイルでしばしばスバルを悩ませる。胸に蝶々のタトゥーが入っている。

ヴォルガー・ハマー

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