宇宙戦艦ティラミス(Space Battleship Tiramisu)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「宇宙戦艦ティラミス」は、2015年より新潮社の漫画配信サイト「くらげバンチ」で連載されている宮川サトシ原作、伊藤京作画による漫画作品およびそれらを原作としたアニメ作品。
舞台は人類が生活圏を宇宙まで拡大した「宇宙暦0156年」の世界。人型機動兵器を駆使した地球連邦と宇宙移民との激しい抗争と、地球連邦の若きエースパイロット、スバル・イチノセをはじめとする宇宙戦艦の乗組員たちの日常をギャグタッチで描く。

CV:諏訪部順一

スバルの同僚で階級は中尉。
豪放磊落な性格でその暑苦しさゆえ、スバルからは苦手意識を持たれている。
スバルのことを「優等生君」と揶揄しつつも、なにかと気にかけてかわいがっている。

シゲルコ・ホンダ

CV:新井里美

ティラミスのメカニック担当。
見た目に違わずスバルの母親的存在だが、本人はやや鬱陶しく思っている。

フェイ・キャラウェイ

イスズの部下で人工ユニヴァース感覚覚醒者。
イスズに心酔し、彼のためなら少々の自己犠牲も厭わない。

ルブラン・スピリ

地球連邦の監査局所属で、ネオ・ユニヴァース感覚に目覚める可能性を秘めたスバルの動向に注目している。
人目を忍んで鼻をほじったり脇をコシコシするなど、外見にそぐわない人間臭さにスバルは恋をする。

エスカレド・キャデラック

メトゥスの民の最高司令官・総帥。全宇宙を支配することを目論んでいる。
既婚者だが夫婦仲は冷めきっており、別居の危機。

『宇宙戦艦ティラミス』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「この広い宇宙で独りになることが許されるただひとつの場所ーーーーそんなコックピットに俺はずっと包まれていたいんだ」(スバル・イチノセ)

冒頭、スバルがモノローグでコックピット愛を語るシーンでの名言。
繊細で典型的な現代っ子であるスバルは年上ばかりの乗組員たちに馴染めず、コックピットの閉鎖空間に心の拠り所を求めたのである。
そのコックピット愛はやがて、便所飯ならぬ「コックピット飯」につながっていく。

魅惑のコックピット飯

出典: grapee.jp

部隊に馴染めないスバルは、日常的にコックピットへ食料を持ち込んでいた。
「ここならソースの二度漬けを咎められることもない」と、この日もひとり串カツを楽しむ。
ところが出撃の時間が迫る焦りから、下に敷くキャベツもろとも串カツをぶちまけてしまうスバル。
本作序盤のテーマである「コックピット飯」を象徴するシーン。

「どんな食べ方したっていいじゃないか…コックピット飯ってそういうものなんだからーーー」(スバル・イチノセ)

戦闘中に敵を深追いし味方とはぐれ、機体のエンジンも停止し、ひとり宇宙を漂流していたスバルが半ば狂気に駆られ口にした名(迷)言。
非常食で大量に備蓄していた白米の消費方法を考えた結果、体表の塩気がおかずになることを発見する。
死を覚悟したスバルが開き直って体中にご飯を盛っていたところ、運悪く救助されてしまうのであった。

陰毛と心を通わせるスバル

出典: nuwton.com

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