BEATLESS(第2話『Analog hack』)のあらすじと感想・考察まとめ

『BEATLESS』とは、長谷敏司によるSF小説であり、水島精二が監督を務めるアニメ作品である。
ある事件をきっかけにオーナー契約を結んだ高校生のアラトと謎のhIEレイシア、そしてアラトの妹ユカとの新しい生活が始まった。ある日、ユカが応募したhIEモデルオーディションでレイシアはグランプリになり、アラトの心配するなかモデルの活動を始める。
今回は「BEATLESS」第2話『Analog hack』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

「BEATLESS」第2話『Analog hack』のあらすじ・ストーリー

レイシアが用意した朝食を食べるユカとアラト

レイシアとの新しい生活が始まった。
レイシアの存在にあっさり馴染むユカとは違い、アラトはレイシアがいることを嬉しく思うがゆえに、まだ少し落ち着かない心地でいた。

レイシアのモデル活動について話す アラト・レイシア・ユカ (左から)

そんなある日、モデルのマネージメントなどを行うファビオンメディアグループという会社のhIEモデルオーディションで、レイシアがグランプリを獲得したというメール通知が届く。オーディションにはユカが勝手に応募していた。正規購入していないうえに謎の残るレイシアが人前に出ることに不安を感じるアラトだったが、ユカは「せっかくの美人さんなんだよ。有効に使わなきゃもったいないじゃん」とあっけらかんと言う。当のレイシアも「私は問題ありません。それに、どのみち時間は戻りません」と動じない。

レイシアについて話すアラトとケンゴ

昼休み、アラトは遼とケンゴと一緒に弁当を食べていた。
普通でも自動車並の値段がするhIEを、しかもモデルオーディションでグランプリを取るほどの高級機を拾うなんてどういう事なのか、警察には届けたのか、と不審がるケンゴに、アラトは「モデルとして露出すれば、落とし主が名乗り出るかもしれないし」と答えてお茶を濁す。ケンゴと同様にレイシアの事を気にする遼は「そのhIE自力通信(オーナーが介入せずにhIE自身が単独で外部と通信をとること)できるか?」とアラトに聞く。

端末に呼び出されたレイシア

アラトの端末に呼び出されたレイシアを見てケンゴは、見るからに普通のhIEじゃないと判断する。さらに機体番号を聞いて「超高級機ですよ」と驚く。
次に、hIEが発信する信号で人間との区別や位置の追跡などに使用する、機体固有コードを聞いて調べると、元の持ち主も売った人間もいなかった。
遼が行動管理クラウドのシリアルを聞くと、レイシアは「お友達はオーナーの事を心配してくれているのですね」と言いデータを転送する。その言葉を聞いた遼はレイシアを不審に感じた。レイシアは、遼の行動からアラトを心配しているという心情を読み解いたのだが、普通「モノ」であるhIEはそんなことをしないはずであった。そして送られてきたシリアルを見て、ミームフレーム社の創業者一族である遼は、レイシアが明らかに普通のhIEではないと確信した。アラトが何らかのトラブルに遭うことを懸念して、「うちのシリアルだ。 アラト、こいつに深入りするな」と忠告する。

端末を忘れて困っているアラト

その日の夜、アラトは宿題などの全データが入った携帯端末を学校に忘れている事に気づく。しかし今からでは学校が閉まっていて端末を取りに行けないと困っていると、レイシアは一瞬で情報を調べ、hIEの職員がいるので学校に入るのは可能と伝える。そして「ご一緒していいですか?」と尋ねる。

電車に乗って学校へ向かうアラトとレイシア

アラトとレイシアは電車に乗って学校へ向かう。車内では、綺麗な外見と背丈以上の大きなデバイスを持っているレイシアに注目が集まり、アラトは少し恥ずかしい思いでいた。「あれ(デバイス)が無いと不安だろうけど、少し目立つね」と言うアラトに、「hIEモデルの仕事が始まるとさすがに携行できないので、対策をする必要がありますね」とレイシアは答える。

暗い廊下を歩くアラトとレイシア

学校に着き、レイシアは暗い廊下を歩きながらアラトを教室へと誘導する。暗いうえに初めて学校に来たのに、どうして自分の教室が分かるのか疑問に思うアラトに、レイシアは「校内クラウドから地図データを取得しました。人間には暗く感じるこの場所も、私たちには光を放っているように感じられます。人と私たちでは、感覚は根本的に違うのです」と伝える。
教室に着き無事に端末を見つけたアラトに、レイシアは「少し校舎を歩いてもいいですか?」と尋ねる。

屋上で並んで街を見るレイシアとアラト

アラトとレイシアは屋上に来ていた。
アラト「生徒は立ち入り禁止なんだけど」
レイシア「太陽電池ユニットに触らなければどうということはありませんよ」
アラト「いつもの学校だけど、こんな景色初めて見たよ。ありがとう、レイシア」
レイシア「オーナーの世界はもっと拡大して良いのです。私はそういうオーナーを接続するインターフェイスです。あなたは私を信用すると言いました。だから、私の行動も信用してくださるのですね」
アラト「そういうことに、なるかな」
レイシア「信用する私を、オーナーは何に使いますか?」
アラト「えっ?」
アラトはその質問に答えることができなかった。

ファビオンの如月と面談するレイシアとアラト

アラトとレイシは、ファビオンメディアグループ・企画セクションの如月明日菜(きさらぎあすな)と面談する。そこで如月は、レイシアのターゲットは高校生から20代の女性で、超高級モデルのhIEでは共感を得にくいので、レイシアを謎のhIEモデルとして売り出すと伝える。

街中ではじめてのモデルの仕事をするレイシア

面談後レイシアは、早速モデルの仕事を始める。
hIEはスタジオの撮影より街での撮影の方が注目を集めやすく、服も実際に街を歩く雰囲気が分かった方が良い、という如月の言葉通り、商品のアイテムを身に着けたレイシアは街中を歩くだけで注目をあびる。その様子はライブ配信され、さらに人が集まる。少し離れた場所から見ていた如月は「レイシアちゃんには華がある。あの子はモデルとして大成功するよ」と言い、アラトは驚く。そして少し苦笑いを浮かべる。
そうしている間にも、レイシアの周りにはどんどん人が集まってくる。

大観衆の中央でアラトに連絡するレイシア

大観衆の中央でポーズをとりながら、レイシアは端末を使ってアラトに「オーナー見えてますか?」と連絡する。どのような状況でもレイシアは、オーナーであるアラトの事を気にかけている。

左から、ユリン・レイシア・アンジェラ

KaoKae
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@KaoKae

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