ヘッドフォンの音慣らし(エイジング)はオカルトなのか!?実験結果をまとめて紹介
本記事ではヘッドフォンの音慣らし(エイジング)は本当に効果があるのか、それともオカルトチックな迷信なのかという論争について検証し、その結果をまとめて紹介している。エイジングとは購入したばかりのヘッドフォンやイヤホンに慣らし運転として音を聞かせると、格段に音質が向上するというもので、エイジング専用のCDも発売されている。記事中では科学者の見解も含めて様々な検証を行い、結果を掲載している。ぜひ最後までチェックしてみてほしい。
ヘッドフォン購入後の音慣らし、エイジングは本当に意味があるの!? : ライフハッカー[日本版]
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ヘッドフォンを購入したあとに、数十時間音楽再生をしてなじませると本当に音は良くなるのでしょうか。
エージングとは
スピーカーやヘッドフォンなど、再生環境をフルに発揮させるための慣らし運転の事ですね。
出典: katana-bits.jp
方法として
①普段聴いてる音楽を鳴らす
②ピンクノイズを鳴らす
③エージング用のCDを鳴らす等があります。
効果があるという人もいれば、オカルトという人もいます。
そこで色々と調べてみました!
メーカー側の意見もバラバラでがGrado Labs社のJohn Grado氏に聞いてみたところ
「全ての機械はなじませるための行為(エイジング)が必要である」、と彼は言っています。ですが、数日間音楽を継続的に再生することで時間を短縮化しようとするのは奨励できない、としています。普通にヘッドフォンを使用すれば50時間後にはかなりなじんできているはずです。
簡単に言うと
あまり気にしないこと、焦らないことが一番
科学者の見解は
「Inner Fidelity」のTyll Herstens氏は
エイジングに時間がかかることで有名なAKG Quincy Jones Q701
ヘッドフォンの新品を用意。各周波数の音に対する反応を二回計測しました。その結果、変化が生じるというのは事実であることを突き止めました。
音が良くなっているのかどうかに関しては明確な答えが出せない
エイジングの効果は確実に存在するものの、「音質がドラマチックに変化する」と感じるのは自分の頭が使用しているヘッドフォンに慣れ、そして音質に慣れて来たことによる由来するものであると私は信じています。
「なじむことによる変化は確実に存在し、このテストでは聴覚的にわかる変化であった。しかし、ヘッドフォンがまるで別物のように変わる大げさな変化では決してなかった」