yutaro9@yutaro9

yutaro9
yutaro9
@yutaro9
1 Articles
3 Reviews
0 Contributions
0 Likes
yutaro9

yutaro9のレビュー・評価・感想

キングスマン / Kingsman: The Secret Service
9

スタイリッシュなアクションとブラックユーモアが織りなす痛快スパイ映画

映画『キングスマン』は2014年に公開されたイギリス・アメリカ合作のスパイアクション映画である。コリン・フォース、タロン・エガートン、マーク ストロングらが出演している。

スパイ映画というと『007』や『ミッション・インポッシブル』などを想像し、スタイリッシュなアクション、巨大な陰謀に立ち向かう作品が多い。
勿論『キングスマン』もスタイリッシュなアクションがあり巨大な陰謀に立ち向かう映画ではあるが、本作はさらにブラックユーモアを盛り合わせた、スパイ映画初心者でも見やすい作品となっている。

本作は英国紳士をテーマにした世界観であり、スーツに身を包み、洗練されたマナーを武器に悪党を打ちのめしていく。
主人公エグジー(タロン・エガートン)は家族関係などによって荒れた生活を過ごしており、盗んだ車をバック走行で暴走し、警察に捕まってしまう。
警察からは帰るのは1年半後になると告げられたエグジーだが、彼は幼い頃に父の知り合いから貰ったペンダントに刻まれた電話番号に連絡をする。
電話の内容はカスタマーセンターのような内容であったが、不思議なことに警察から無罪放免と言われ、警察署を後にするエグジー。
無罪放免になったことに訝しげなエグジーの元に、世界最強のスパイ組織「キングスマン」の一員であり、父の知り合いであった男、ハリー・ハート(コリン・フォース)が現れるのだった。

これは粗暴であった主人公がスパイを、そして英国紳士を目指し、敵組織の狂気的な計画へ立ち向かう作品となっている。

Aqua Timez / アクア タイムズ / AQUATIMES
10

Aqua Timezの楽曲はなぜ心に響くのか

Aqua Timezの楽曲を聴いていて思うのは、我々が感じる「孤独」や「不安」といった弱い部分に、勇気を与えてくれます。
その表現はずっと使われてきた古臭い表現のようですが、音楽はいつでも等身大で、ありのままでいいと言っているように思います。

ボーカルの太志が作詞作曲をするにあたって重要視しているテーマに「ひとりぼっち」や「孤独」を挙げています。
歌詞で描かれるのは、孤独や哀しみを知っているからこそ、その想いを込めているからこそ、その等身大の愛を歌うことができるのだと思います。

「人は風に悲しみを隠した 辛い時ほど笑おうとする 哀しいくらい前向きな動物」

ある歌詞の中でも表現されていますが、人間がこういう動物だからこそ、このAqua Timezの楽曲は愛されているのです。
実際に歌詞を書いている太志が、言葉の頼りなさを知りながらも彼自身が音楽に救われ、その言葉の力で立ち上がったからこそ、言葉は人を立ち上がらせると知っているのです。

弱さや涙は、人間らしい大切な部分だと教えてくれました。
優しさは悲しみを知っているからこそ滲み出るもので、恐れず悲しむのが人間で、どんなに強い人でも「絶望」と「希望」を繰り返して生きているのだと伝えています。

弱さを抱えていても、涙を流しても、人を好きになっても、不格好でも、泥まみれでも、なんとか立ち上がって前に進めばいいんだと、精一杯の勇気を与えるミュージシャンです。

彼らは2018年に解散し、5人のメンバーは散り散りになってしまいました。
それぞれ音楽活動は続けているようですが、Aqua Timezとしての楽曲は消えることなく残り続け、誰もが抱える「孤独」や「不安」に勇気を与え続けていくと信じています。

HUNTER×HUNTER / ハンター×ハンター
10

バトル漫画の最高峰

私は、この作品がいかに素晴らしいバトル漫画かについてお伝えしたいです。この漫画の主人公ゴンは、ハンターである父親に憧れて故郷の島を飛び出してハンター試験を受けます。このハンター試験は、1万人に1人しか合格しないような超難関試験である。そして、この試験でゴンは得難い友人たちを作り、最終的には合格し、ハンターになった。そして、ハンターになったゴンは、父親を探すために旅にキルアと出ます。旅の途中に天空闘技城という戦ってお金を稼せぐことができる場所に置いて、師匠となるウィングに出会い念を教わる。この念という力は、オーラと呼ばれる生体エネルギーを使って攻撃をする力です。このような力を身につけて、ハンターとして着実に成長していき、身につけ父親に確実に近づいていきます。これがハンターハンターの大枠なストーリーです。しかし、ハンターハンターの魅力は、ストーリーよりもむしろバトルです。もちろんストーリー自体も考えられており、ワクワクが隠せないです。しかし、ハンターハンターのバトルシーンは他の漫画の群を抜いています。ハンターハンターでは、戦う際に念能力という力を使います。この念能力には、様々な効果があり、強化系、変化系、具現化系、操作系、放出系、特殊系とありそれぞれに相性があります。他のバトル漫画のように、力押しだけではなく、その戦闘における相手の心理状況を読み、そしていかに勝つかを考えながら戦う漫画です。この白熱したバトルにプラスして、思考のぶつかり合いも正確にかつ巧妙に描かれており、バトル漫画市場NO.1であると私は思っています。