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tw-9248546673974149122のレビュー・評価・感想

ママはテンパリスト
7

子育てに悩んでいるママの息抜きにちょうどいい!!

『ママはテンパリスト』は、漫画家東村アキコによる、育児エッセイ漫画である。育児漫画が「5万部を超えればヒット」と言われる中で、100万部を売り上げた、言わずと知れたヒット作だ。
子育て漫画というよりは、東村アキコのギャグ漫画の真骨頂とも言っていい作品である。子供のいない人でも楽しめる、エンターテイメント性に溢れた作品になっているのだが、子育て漫画としては疑問や嫌悪を感じる人もいるかもしれない。

ひと言でいえばハチャメチャなのだ。マニュアル通りの母親、育児では決してない。理想の母親像なんてどこにも描かれていないし、正論で塗り固められた育児もしていない。それどころか、大人げない対応やひどい発言だらけで、作者の息子「ごっちゃん」の成長を読者が心配してしまうくらいかもしれない。
でも、そこが安心するのだ。「こんなにズボラで、個性的で、ひどいこと考えて言っちゃうママもいるんだ。私も、もうちょっと肩の力を抜いても大丈夫かもしれない」と、今子育てに悩んでいるママは思えるようになるかもしれない。息抜きにぜひ読んでみてほしいおすすめの漫画である。

ごっちゃんの可愛くて、面白くて、イケメンなエピソードも、笑えて癒されるのでおすすめだ。ただし、参考になったり勉強になったりするかというと、そうでもない。過激な子育てが繰り広げられているので、真似をするのはおすすめしない。

羅小黒戦記
9

人間と妖精の共に生きる未来のために....

2019年に公開された中国のアニメーション映画です。日本語吹替版には「僕が選ぶ未来」というサブタイトルがあります。人間と妖精が相まみえることなく暮らす世界で共に生きる未来を描いた物語です。主人公のシャオヘイは人間達の行った自然破壊により、居場所を失った黒ネコの妖精でした。シャオヘイに新しい居場所と仲間を与えてくれる妖精たちの中には人間に恨みを持っている者達がほとんどです。この映画の注目となるポイントは、物語の中心となる人物はシャオヘイともう一人、ムゲンという人間です。人間といってもただの人間でなく、妖精に近い存在であるため長い年月を生きる仙人のような存在とされていますが、物語の大部分は妖精であるシャオヘイと人間であるムゲンが共に行動しています。妖精からすれば人間は自分達の居場所を無くす敵であるはずが、シャオヘイは物語が進むにつれてムゲンを師匠と呼ぶくらい慕うようになります。妖精と人間が共存する未来をつくるために互いの持つ意思で戦うストーリーとなっています。人間でありながら妖精たちと共に生きるムゲンと居場所を追われた猫の妖精シャオヘイの出会いと別れ、人間と妖精の未来を描いた作品です。人間である私たちが起こした自然破壊は逃れられない事実であり、妖精の願い、思いはたとえ映画の中であったとしても理解しなければならない現実的な問題であるためノンフィクションとフィクションが混じり合った作品であることが分かります。作品の中でもアニメーションが魅力的で特にアクションシーンには圧倒させられます!

KEYTALK / キートーク
10

全曲ノリノリ

日本のバンドであるKEYTALKを皆さんに紹介したい。彼らはとにかくすべての曲がノレて踊っていられるような楽曲が多い。単独ライブでのモッシュなどの楽しさはもちろんのことであるが、何よりフェスでの盛り上がりが半端ない。きっと初めて聞くという人でも全曲楽しむことができると思う。CDだけではわからないことであるが、ライブでのMCのトークが面白い。もう30代になりおとなしくなると思ったが、年齢など関係なく彼らはどんどん勢いがついてきて激しいライブを行っている。ファンへのサービスもすごくよくて、写真なども快く承諾してくれる。最近ではタイアップでの楽曲も増えており、認知度も上がってきているのではないか。ロック系のバンドではあるが、彼らの明るさや誰が聞いていても盛り上がれるということが強みなのではないか。楽曲は自分たちで作成しており、耳に残るメロディーで聞き取りやすい言葉が多いこともあり、一度聞けば好きになること間違いないと思う。規模が大きなフェスには必ずと言っていいほど出演をする理由は一度聞けばすぐに納得がいくと思う。女性のファンの人も多く、明るい音楽が好きな人には本当におすすめだ。彼らの音楽でこのコロナで参っている日本を明るく盛り上げてほしい。