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tw-10197257759965306888のレビュー・評価・感想

宇多田ヒカル / Hikaru Utada / Hikki
9

ミュージシャン・宇多田ヒカルのレビュー評価について

わたしのおすすめの音楽アーティストは宇多田ヒカルです。日本人の両親を持ち、アメリカで生まれた帰国子女として有名。
様々なドラマ、CM、映像メディアの挿入歌に起用された、人気シンガーソングライターでもあります。

彼女の魅力はなんといっても独創性あふれる声と歌詞。彼女の手によって作られた作品は独創性と不思議な魅力であふれています。
これらを構成しているのは彼女のハスキーでオペラ歌手並の力強い歌唱力と、現実的、断定的な歌詞です。
例えば、TBS系ドラマ「First Love」主題歌の「SAKURAドロップス」の歌詞の、「映像」「秋のドラマ再放送」や、ヒット曲「Keep Train」に出てくる「10時のお笑い番組」「国家公務員」等、これらは特に現実味を与える言語です。
また、ヒット作の「Traveling」「Colors」のPVでは、幾何学模様のような色彩演出の中でAIロボットと一緒に映りるなど、SF要素が盛り込まれています。

これらが情緒的な歌詞と融合し、独特な雰囲気を感じさせられるのです。

他のアーティストにはない魅力を感じるだけでなく、彼女が伝えたい何かについて考えざるを得なくなるはず。
強烈な個性を形にできる宇多田ヒカルは個性を作品に落とし込む完成されたアーティスト。
まだ彼女の音楽を知らない人は、ぜひ聞いてほしいです。

新宿スワン / Shinjuku Swan
8

新宿歌舞伎町に活きる白鳥

「新宿スワン」は話題作・「東京リベンジャーズ」の作者・和久井健先生の著作です。夜の街歌舞伎町で女の子に夜の仕事を紹介するキャッチとして生きていく一人の青年の物語です。
やくざや薬など過激な表現も多い本作ですが、主人公は情に厚く、正義感をもって女の子に接しながら様々なごたごたに巻き込まれていきます。
その正義感ゆえ、周りと衝突することも多い主人公ですが、直属の上司かつこの世界に主人公を導いた通称「マコさん」という人物がこの作品の肝、また裏の主人公と言っていいと思います。
本作を読み進めていくとマコさんは闇を抱えて生きている描写がちらほらと出てきますが、主人公の光とマコさんの闇が交差しながら物語が進んでいくのが本作の筋です。
このマコさんがまたかっこいいんです。強いし、頭は切れるし、冷静だし、顔までイケメンです。特に裏で見せる顔がグッときます。
本作ではこのマコさんが抱える闇とはいったいなんなのか?という問いに向かって物語が収束していきます。
「東京リベンジャーズ」のラストについては賛否両論ありましたが、「新宿スワン」の最終章は圧巻です。
夜の世界で様々な背景を持つ男たちの生きざまを色んなテイストで描き切っていきます。

プリパラ
10

プリパラは好きぷり?じゃあ大丈夫ぷり!

「プリパラ」は2014年から2017年まで東京テレビ系列にて放送されていた、いわゆる女児向けアニメです。
しかし内容は女児アニメらしいコミカルなギャグパートからバスタオル必須な涙腺が崩壊する程感動するシリアスパートまで幅広く、観ていて飽きる事がないです。
ギャグパートは意味が分かれば更に楽しめるパロディーも多くありました。もちろん子ども達も楽しめる内容になっておりファン層は広く、親子でも楽しめる作品と感じます。アニメーションのイラストもとても可愛く、キャラクターも個性的で魅了的な子が多く、それぞれがアイドルを目指している事もありどの子も応援したくなります。ライブパートは3D映像ながらとても鮮やかで動きも細かく、何度でも観ていたい程釘付けになりますし、どの楽曲もふとした時に口ずさみたくなるような素晴らしい曲ばかりです。ライブの衣装も可愛らしい物からエレガント、スポーティー、様々な物があり衣装を見るのも楽しみの一つで、デザインの作り込みがよく出来ていると感じています。演出もキャラクターやユニットの個性を引き出したとっても素晴らしい作品で観ていて幸せを感じます。
好きなものを純粋に好きと思う気持ちがあればどんなことにも立ち向かえる、そんな気持ちに気付かせてくれる素敵な作品です。