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tetsuta3のレビュー・評価・感想

ジョジョの奇妙な冒険 Part1 ファントムブラッド / ジョジョの奇妙な冒険 第1部 / Phantom Blood
8

【アニメレビュー|ジョジョの奇妙な冒険】原作ファン必見!ジョジョ始まりの物語

物語は1888年のイギリスが舞台。
主人公ジョナサン・ジョースター(以下ジョジョ)と宿敵ディオ・ブランド―(以下ディオ)との成長・対立を、独特の作風で描かれた作品である。

序盤は2人の幼少期からの対立、貧民街出身のディオは裕福な家庭で育ったジョジョへ一方的な嫌がらせを続ける。
2人の敵対心がピークに達したときキーアイテム「石仮面」の登場で物語は一変することとなる。
古代アステカ文明が生み出した「石仮面」。これには人間を上位存在へと進化させる悪魔のカラクリが秘められていた。
「石仮面」の力を使い人間をやめたディオ。ジョースター一族とディオの長く苛烈な戦い、その始まりの物語。

この作品の見どころは他のアニメでは見ることができない独特の表現だろう。
常識外れのジェスチャーやクセの強い効果音、一番ぶっ飛んでるのはキャラそれぞれの個性!
一度しか登場しない脇役ですらその存在感を隠せないでいる。
その個性の強さ故、「読み手を選ぶ」と昔から言われてきた。
確かに一理あると思うが、この発言は作品の表面にのみフォーカスしている。
ジョジョの魅力は内面つまり精神にあるのではなかろうか?
ジョジョは強い正義感の持ち主で光の存在。揺るぎない軸を自分の中に持ち、どんな凶悪にも立ち向かう。
逆にディオは徹底的な悪!その言動を見ていると、「悪には悪の流儀がある」と思わせられる。
対照的な2人だが、自分の信念に従って生き抜く!だからこそ惹かれ合い、ぶつかり合うのだ。
ジョジョ作品を見る際にはキャラクターの内面を見ることも忘れてはいけない。

真夜中の五分前
8

自分にとっての正解とは?

「真夜中の五分前」という、2014年公開の作品で、主演が三浦春馬さん、監督が「世界の中心で愛を叫ぶ」で有名な行定勲監督です。この作品は、一言でいうと、エンディングの解釈が難しいです。自分に取っての正解を考察する必要があるので、一緒に見た方と語り合えるのも面白いポイントではないでしょうか。
内容としては、上海で時計修理師として働く良(リョウ、役:三浦春馬)がプールで見かけたルオランに出会い、双子の妹であるルーメイへの婚約プレゼントを選んでほしいと頼まれたことをきっかけに仲を深め恋におちていくというもの。前半は美しい映像の中、ラブストーリーが展開されます。そして、ルオランとルーメイが旅行に出かけて、二人は海南事故にあってしまいます。
一人は生還したのですが、果たして生き残ったのはどちらなのか?という内容でして、後半になると、ガラッと雰囲気が代わりミステリアスパートに突入します。
特に最後のワンシーンの解釈は、難解でして、今までの伏線を経て、そこにたどり着きます。
私も、3回くらい見ましたが、どちらでもおかしくないようにも感じるし、伏線の捉え方によっては、正解が一つしかないようにも感じるです。答えは、監督の行定勲氏しか知らないようです。