shu42201@shu42201

shu42201
shu42201
@shu42201
2 Articles
5 Reviews
0 Contributions
0 Likes
shu42201

shu42201のレビュー・評価・感想

最強魔術令嬢はキスでラスボス化回避です
7

別作品を書いていた作者が好きだったので、こちらも読んでみました。

原作の人が書いていた別の作品(『聖森聖女』)を読んで、こちらも読んでみようかなと思い読んでみたものです。
いわゆる悪役令嬢転生ものですね。なろうではやっているやつです。

主人公が「現世でハマっていた乙女ゲームの中の悪役令嬢に転生してしまった」というストーリーで、それを回避するために、すごい魔力を持つアクアという魔族的な男子と契約する……というお話です。二人がキスするとパワーアップするという設定が斬新でした。ていうかキスっていいですよね、めっちゃ乙女ストーリーだな!

絵もきれいだし、かなり読みやすい!一話完結なので、そこもいいですね。サクッと読めます。二人の男性に言い寄られる主人公に「炎の魔女とどうなっちゃうの~!」というところですが、そこらへんは「次回に続く」てきなところで終わっていて、「この先はないのか!?」「続きは!?」という気持ちになります。一応、この話は完結しているようです。

設定周りが凝っていること、また剣と魔法のファンタジーが好きなので、私の感性にはぴたっときます。この作者は多作で、主にファンタジーやラブコメなどを書いているようなので、ほかにも出たらまた読んでみようと思いました。

無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜 / Mushoku Tensei
10

自分も記憶もったまま転生したいかも

人生は長いようで短い人もいる。そんな人生の中で生きていれば失敗の一つや二つあるものだ。失敗にくじけトラウマになる人も少なからずいるかもしれない。
主人公はそんな失敗がトラウマとなり、社会人からのレールを外れてしまいひきこもりのニートとなってしまう。
そんな時に人間が考えることは誰も知らないところだったら一からやり直せる、もしくはやり直したい。人間の願望が入った作品だ。
主人公は前世の記憶を引き継いだまま転生してしまう。転生した場所はいままで生きてきた場所・時代背景も全く別物で、やり直せたからといって、なにもかも上手くいくわけではない。
主人公は前世での失敗をいかし努力を続けるようになりトラウマも克服し旅にでるようになるが、主人公は旅の途中で仲間から色々なことを学び・前世ではできなかった人間関係の構築を行っていきます。
誰しも何かが怖いこと不安に思うことがあると思いますが、自分が変わることでトラウマとなっていた人間関係を違う場所とはいえ新たに構築したのは心うたれました。
いつの時代も人間が作る、人間社会で生きていかなければならない世界です。周りの人間は変わることはありません。
自分が変わることでしか自分の周りの人間は変わることはない、と思わせる作品だったと思います。

ラグナクリムゾン
8

”大”注目の漫画!「ラグナクリムゾン」!!

今回おすすめしたい漫画は「ラグナクリムゾン」です。
「ラグナクリムゾン」は現在ガンガンJOKERで月刊連載されているファンタジー系の漫画です。
この作品がほかのファンタジー系作品と違うのは、主人公のラグナは滅茶苦茶強い主人公なんですが、もう一人の主人公のクリムゾンが凄く賢いのに嫌な奴な上に自分たち以外の犠牲を厭わないため、戦い方を選べない非道さがあります。
昨今のファンタジーやなろう系はどうしても力押しだったりきれいな戦い方になりがちですが、この作品は主人公は滅茶苦茶強いのに、戦い方も選ばないのでもうほんとに見てて気持ちがいい作品でした。
汚い戦い方だけでなく、強さにモノを言わせた正面激突もそこそこあり、こちらも結構見ごたえのある内容となっています。
さらに、作者の画力がとても高いため、戦闘シーンの迫力がとても高くまるで自分がそこにいるかのような臨場感を体感することができます。
話も流れもとても面白く、主人公の圧倒的な強さにも納得がいく理由がしっかりとあったり、ファンタジー世界なのに銃や車等の現代兵器が何故か一部の人間が使用している、というのもとても新鮮でした。

ルーンファクトリーシリーズ / Rune Factory series / ルンファクシリーズ
8

剣と魔法と牧場生活を楽しめます。

私がおすすめしたいのはルーンファクトリーというゲームです。ただし、ゲームと言ってもスマホアプリではありません。2006年に発売された任天堂のゲームです。当時はまだスマホを持っておらず、ゲーム機でプレイしていました。最近再び任天堂Switchで登場するとのことで、とても楽しみにしています。主人公は男の子か女の子を選べます。選んだ性別でプレイを開始して、畑で野菜や果物を育てたり、家畜のお世話をしたりします。同じ系統で牧場物語がありますが、それとの大きな違いは冒険が出来るということです。仲間と魔物を倒してレベルをあげて、ボスを倒して冒険できる場所を増やしていく。ストーリーも面白いですし、仲間と絆を深めて恋愛要素を楽しむも良し、レベルを上げてバリエーション豊富な強い武器を手に入れたり、モンスターを仲間にしたり、色々な楽しみ方があります。モンスターだけでなく、舞台になる町に住む住人達も一緒に冒険ができます。住人達も個性豊かで可愛いですし、町のイベントとして様々なお祭りがあるのも楽しいです。他にも、料理をしたり、釣りをしたり、お店を開いたりもできます。自分な好きなように楽しめる要素が満載で、素敵なゲームだと思います。

孤独のグルメ(ドラマ)
8

ただ、メシを食う、それだけ。

おじさんがただメシを食べるだけの漫画。食べる飯がすごい高価なものというわけでも、変わったものというわけでも、いや必ず美味しいというわけでもないという変わり種の作品です。ただ、おじさんが仕事の合間に1人でメシを食べているだけなのに、なぜかまた読みたくなる作品です。人気の漫画でテレビドラマにまでなりました。テレビドラマのほうは、尺の関係もありますし、エピソードが足されたりしていますが、それでもメシを食べるだけの話という大元は崩されていません。ただメシを食べるだけなのに、なぜ人気なのかと考えてみると、井之頭さん(主人公)の飯に向き合う態度に共感する人が多いなと思いました。井之頭さんは、だまって、誰にも邪魔されずに食事することを、何よりも大事な時間だと思っていて、その姿勢が受けたのかなと思います。あと、やっぱり、結局昼飯なんて、豚肉を炒めただけのものとか、サンドウィッチとか、そんなもんでいいと思っている人が多いのでしょう。私も、昼はろくなものを食べませんが、それで満足です。たまには、昔ながらのチープな味が懐かしいです。グルメ漫画の凝ったご飯もいいですが、たまにはなんでもないメシの説明を聞きたいのかもしれません。必見です。