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sakura-moti6のレビュー・評価・感想

銀魂 / Gintama
9

おすすめしたい『銀魂』の世界

私のおすすめする『銀魂』は、集英社が出版しているジャンプ作品の1つ。バトルとコメディな感じが好きな方は見ないと損だと思う作品です。
『銀魂』の舞台はいわゆる幕末と呼ばれる時代と近未来が合わさったもので、登場する人々は人だけではなく宇宙人も登場するといったものになっています。この物語では宇宙人のことを天人(あまんと)と呼びます。
紹介が遅れましたが、この『銀魂』の主人公を紹介します。
銀魂の主人公は坂田銀時(CV:杉田智和)という侍で、かつて攘夷戦争で活躍し攘夷四天王の1人。戦場を駆け抜ける姿から「白夜叉」と呼ばれ恐れられていた剣の達人で、今は万事屋といういわゆる何でも屋を営んでいる人です。
さらに、万事屋にはあと2人仲間がいて、剣術道場の当主の志村新八(CV:阪口大助)と宇宙最強の戦闘種族夜兎(やと)の神楽(CV:釘宮理恵)と共に江戸の町を駆け抜けるものがたりになっています。
また、万事屋の他にも登場するキャラクターを紹介します。まずは、真選組。モチーフはあの幕末の新撰組です。真選組は幕府の特殊警察部隊で、幕府に仇なす反乱分子を即時処分するといった組織で、廃刀令といって刀を持ってはいけないといった決まりがある中で、唯一刀などの武装が許されています。
その真選組を率いるのは、局長の近藤勲(CV:千葉進歩)、副長は土方十四郎(CV:中井和哉)、1番隊隊長の沖田総悟(CV:鈴村健一)。この3人が新撰組の主要メンバーになります。

ここからネタバレ入ります。
私が1番銀魂で好きな回は真選組動乱篇という回で、副長の土方が呪いの刀村麻紗を手にしたことによってオタクの心に体を乗っ取られ本来の自分ではなくなり、翻弄されるという回。
そして、この回の首謀者は土方と対立する男・伊東鴨太郎という参謀によって起こされたことが判明。そのなかで、万事屋が土方をサポートしていきます。また、伊東が近藤勲を暗殺しようと企み列車に乗せるのですが、そこで沖田がその事に気づきそこから戦いへと発展していくという流れになっています。
私はこの回の銀さんがものすごく好きです。
シリアスパートとギャグパートかきっちり分かれている作品になりますので、ぜひ見て欲しいと思います。
ジャンプ好きな方はぜひ『銀魂』ワールドに引き込まれてください

スプラトゥーン3 / Splatoon 3
7

イカたちの爽快バトル

2022年の9月9日に任天堂から発売された対戦型シューティングアクションゲーム「スプラトゥーン3」。
人型のイカ達が水鉄砲のようなインクが飛ぶ出る武器を持って戦う。
基本は、公式大会も開催されている4対4の陣取り合戦「ナワバリバトル」。シューティングアクションではあるが、撃つのではなく”塗る”というアクションがメインとなる。各ステージに制限時間内に相手チームより自分のチームのインクを塗った方が勝利となる。
また、ガチエリア、ガチホコ、ガチヤグラ、ガチヤグラなどバンカラマッチといった本格的な対戦モードがあり、一定範囲の色を塗ったり、櫓を敵陣に押し込んだりと敵を倒すことではなく、それぞれのモードで勝利条件が異なる非常に戦略的なゲームだ。
塗ったインクに潜りながら移動することができるため、今までのゲームになかった操作性が特徴で、子どもだけではなく大人も思い切り楽しめる一作である。
武器が全部で50種類以上もあり、武器によってインクの塗られ方や敵の倒し方が異なるのも特徴だ。色々な武器を試して、手に馴染むものを練習するのが上達のコツである。
初心者の方は、ヒーローモード(ソロモード)からプレイし、基本的な操作の練習とスプラトゥーンの世界観を感じながら遊ぶことをおすすめする。

SEVENTEEN / セブンティーン
10

世界各地に熱烈なファンをもつ『セブチ』って?

SEVENTEEN(通称:セブチ)は、人気K-POPアイドルグループです。
なんとメンバーが13人もいるK-POP界ではもちろん世界的にみてもトップクラスの大所帯グループで、韓国人メンバー11名(うちアメリカ国籍所持メンバー2名)、中国人メンバー2名で構成されています。
SEVENTEEN(17)というグループ名ですが、メンバーは13人。このグループ名に疑問を持つ方も多いでしょう。“13人のメンバー”+“3つのチーム(ボーカルチーム・パフォーマンスチーム・ヒップホップチーム)”+“合わせて1つのグループ”、それらを合わせて17になることが由来です。一体感があって素敵な由来ですよね。
そんな彼らの最大の強みは、何と言っても、「何でも自主制作してしまう」ところ。なんと、楽曲制作(作詞作曲)、振付、コンサート等の構成、バラエティー番組(公式YouTubeチャンネル内『GOING SEVENTEEN』等)など、それらのほぼすべてを自身達で手掛けています。メンバーそれぞれが得意なことを生かしながら成長し続ける、才能溢れるグループです。
また、セブチはメンバー同士の仲が良いのもポイント。公開される様々なコンテンツを通して、メンバー同士の飾らない仲の良さがうかがえます。彼らは本当の兄弟のような関係性のため、時々、カメラが回っているのにも関わらずちょっとした言い合いをしている様子も見せるのです。そのような人間らしさを感じる姿を見ていると、彼らをつい身近に感じてしまいます。
ですが、ステージに上がった彼らはまさにスーパーアイドル。キラキラしたアイドルの姿と人間味あふれる極普通の等身大の姿のギャップがファン達の心を掴みます。
アイドル界で分かれ目となる魔の7年目を迎えた2021年。しかし、ファンの心配もよそに13人全員が無事、事務所との早期再契約を結んだことを報告しました。
ベテランアイドルですが、デビューから常に成長が止まらないセブチ。これから先もさらに活躍する姿を魅せてくれることでしょう。

マカロンムーン
10

双子ではないことをなぜ人は不思議に思わないのか

川原由美子の可愛く美しい少女たちが織り成すこの話は思った以上に重く、解釈の難しいテーマを含んでいる。
それは端的に言えば”なぜ人は皆双子として生まれてこないのか?”である。
双子であることが珍しいということの方が異常であり人は皆双子として誕生するのが当然ではなかったのかという問いかけは心を妙に落ち着かなくさせる。
なぜならば生まれてこなかったその双子の片割れはどこにいるのかといえば、時間の流れの止まったカプセルに閉じ込められているからである。
そんなことは単なる戯言といえばそれまでであるが一つ思い当たる点では脳というのがその片割れの住処なのではないだろうか。
この話では元気な女の子「みたらし」の前に自分にそっくりだけどおしとやかな「きなこ」という女の子が現れるところから始まる。
彼女たちは「みたらし」の所属する製菓部の作ったマカロンムーン破壊事件を解決するため探偵と依頼人という関係から付き合い始める。
それはあっという間にいつも一緒の親友のようになり段々とお転婆な「みたらし」が「きなこ」に似てきてしまいお互いそっくりの双子のようになってしまう。
マカロンムーン破壊事件はすぐに解決するものの本当の謎はそこではなく「みたらし」と「きなこ」の関係にあり、
それを水に閉じ込められた人魚探偵や本当の双子の製菓部部長達が追及する。
段々と似すぎてしまった「みたらし」と「きなこ」には切ない結末が待っている。
首のない人形に目の閉じた頭を付けて自分そっくりにした後「きなこ」は時間の止まるカプセルに一人乗り込むのである。
「きなこ」にとってそれは当然のやり方であったが「みたらし」にとっては受け入れられない感覚であった。
しかし、”本当の双子”の部長達のやり方を聞くと”双子ではない人”というのは生まれてくる前にこういう自己イメージの処理をしてきてしまっているのではないだろうかと感じてしまう。
部長達は同じ状態になったものの二人ともカプセルには入らないという決断をして逃げたのであった。
そして双子として生まれた後別の人間へと変わっていくのである。
理想の自分との永遠の一体感を求めるのかお互い分離した状態でたまに変化と向き合うのが良いのかそれは人それぞれの好みの問題とも言える。
「みたらし」はその後「きなこ」としての自分も一緒にいるとして生きていくのであるが、
もしカプセルには入らずにお互いが分離し変化することを受け入れていられたならば、
彼女たちもたくさんの”双子ではない”人達も双子になれていたのであろうかと思うと何度も読みたくなる作品なのである。

チェンソーマン / Chainsaw Man
9

様々なエンタメからの引用、読むものを置いていく展開の早さ、魅力的なキャラクター、主人公らしさを欠いた主人公。どれをとっても最高の漫画

藤本タツキ先生は、いい意味で狂っていると思います。チェンソーマンは、最高に狂った漫画です。作者の藤本タツキ先生は多くの漫画・映画から影響を受けています。
バトル時の動きや展開のスピード、コマの見せ方も映画的で、どのページでもワクワクさせてくれます。
チェンソーマンがほかの少年漫画と異なるポイントは、主人公のやる気のなさです。本来、多くの少年漫画の主人公には大きなビジョンがあります。地球で一番強いヤツ、海で一番自由なヤツ、それらを目指し、仲間と夢を追うのが大抵の少年漫画です。ですが、本作の主人公デンジにはそのような夢がありません。普通の暮らしがしたい。ただそれだけです。パンにジャムを塗って暮らせればそれでいい、彼はそう思っています。
また、大きな夢がないため、彼の行動原理は単純です。気持ちの思うまま、性欲の従うままに動く姿は読んでいて痛快です。
巻数を重ねるごとに、ジャンルが変わっていくのもこの漫画の見どころです。ラブコメ的な空気になったかと思いきや、ガラッとシリアスになったりするのは、どちらにも対応できる絵柄があってだと思います。
悪魔と戦い、共存する世界で、チェンソーの悪魔とはどんな意味を持つのか、デンジはチェンソーとどう向き合っていくのか、2020年代を代表する名作チェンソーマン、ぜひ読んでもらいたいです。

UVERworld / ウーバーワールド / SOUND極ROAD
10

情熱的なバンド、UVERworld

滋賀県出身の幼馴染6人で結成されたロックバンド、それがUVERworldです。
バンド名の意味は「自分たちの世界をも超える」という意味の造語で、その言葉の通り常に彼らたちは世界を超えていていつも最高な楽曲を届けてくれます。
ボーカルのTAKUYA∞の書いている歌詞がとても熱く、心に響いてきます。
アニメや映画などのタイアップも数多くやっているので、一度は彼らの音楽を聴いたことがある方も多いと思います。
毎年男祭りという男性限定のLIVEが開催されておりそのLIVEでは思わず号泣する人も少なくないとか。それほど心動かす音楽を彼らは届けてくれます。
ロックな音楽だけではなく、恋愛曲のバラードはとても繊細で綺麗な曲もたくさんあります。
LIVEに行くとファンが肩を組んで熱唱したり、メンバーが客席にダイブしたりとファン同士、メンバーとの距離が近いこともとても素敵なことだと思います。
シングル曲だけでなく、シングルのカップリング、アルバム曲、全てがどれもUVERworldの魅力が詰まった楽曲たちばかりです。
夢がない人、夢を追いかけている人、夢を叶えた人、いろんな方にぜひ彼らの音楽を一曲でも聴いてもらいたいです。

AliA(日本のバンド)
9

いっせーので声をあげて!力強い女性ボーカルに魅了。

まだ若手のインディーズバンドではありながら、ボーカルAYAMEの力強い歌声に魅了された人は多いでしょう。AliAの良さは、ひたすら前向きに進もうとする主人公を想起させる、そんな歌詞です。何か探していたもの、失っていたものに気付いた瞬間、それをつかみ取るために前向きに手を伸ばす少女、そして時にはしんみりと君を想う気持ちを歌にする少女の姿も…どこか自分自身の青春と重なる部分を感じるはずです。だからこそ、少しでも弱音を吐きそうなときに聞くことで元気がもらえるアーティストでもあると思います。
そしてバンドの特徴の一つとして、バイオリンを奏でるメンバーがいます。このバイオリンの音色が想像以上に曲全体とうまく重なり合い、のびのびとした壮大な曲調へと進化させます。バイオリンがいるバンドもなかなか珍しいものでしょう。ここまでで少しでも気になったら、「かくれんぼ」「simple」この2曲を聞くことで、AliAとはどういったバンドであるのかすぐに理解できます。この2曲はライブでも人気の曲となっており、AliAの代表する曲の一つです。特にこの「かくれんぼ」という曲は、今までバラバラで活動をしていたメンバーが一つとあり「AliA」として動き出す、そんな姿を一つの曲にしたものとなります。