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nonnon_12272のレビュー・評価・感想

The Last of Us / ラスト・オブ・アス / ラスアス / TLoU
8

はじめてプレイした傑作サバイバルアクションゲーム

もしコロナがもっと怖いウイルスだったら世界はこのような恐ろしい世界に変貌していたかも知れない…。
そう思わせてくれるゲームだった。
舞台はアメリカ。突然、謎の寄生菌の爆発的な感染によって一瞬にして世界は荒廃していく。
感染すれば2日で人間ではなくなってしまう…そんな状況のなかで政府に従い細々と生活する住民。
感染者を発見し容赦なく殺害し、管理・監視している政府。
政府に抗い自ら道を見つけようとする反政府団体ファイアフライ。
主人公ジョエルは政府の目を盗んで武器を売買して生活していたが、ある日運び屋の仕事として少女エリーと出会う。
仕事内容はエリーを政府の隔離地域から抜け出しファイアフライの研究施設へ届けること。
当然、隔離施設から出るとそこは感染者の巣窟。死と隣り合わせのサバイバルの始まりである。
道中いろんな人たちと出会い、別れ・死を乗り越えて二人は絆を深めていく。
20年前、最愛の娘を亡くしているジョエルは次第にエリーへ親子愛に似た感情を抱く。
無事、ファイアフライへエリーを引き渡したが、それは世界を救うかエリーを救うかの二択を迫られるジョエル。
トロッコ問題を想像させてくれるなんともモヤモヤするストーリーで、自分ならどうする!?と考えさせてくれるゲーム。
2作目も販売されますます知名度を上げたラストオブアス。何度もプレイした唯一のゲームだった。

ひぐらしのなく頃に / Higurashi When They Cry
8

叙述トリックの金字塔

この作品は昭和58年の寒村を舞台にしたミステリーアニメとなっている。作品自体はいわゆる伏線をどんどんと散らばらしていく出題篇とそれらを回収していく出題篇い分かれている為、一つの章の内容が分からなくても違う章で補完することが出来るものとなっている。ただ、ミステリーアニメとは謳っているがそれらは最初だけであり、途中から内容がファンタジーなものになってしまっている所は否めない。
物語の舞台である雛見沢では毎年6月の中旬に綿流しと言われる布団の綿を流して土着の神である『オヤシロ様』に感謝をするという行事がある。その中で毎年必ず死者が出てしまい村人の間では鬼隠しと呼ばれ恐れられている。作中の軸は鬼隠しとは何か、土着の神である『オヤシロ様』とは何者であるかが物語の軸になってくるが、最終的には『オヤシロ様』は宇宙人で1000年以上前に雛見沢に降り立ち神として奉られた者が年を経るごとに歪曲され伝わっていったというなんともホラー作品とは言えない物語で終わってしまっている。
しかし、ここまでのお話はアニメでは扱っていないため素直な気持ちで鑑賞すれば楽しめる作品だと思う。又、雛見沢は白川郷をモデルにしているため作品の要所要所で現実にある建物で出てくるのも面白い。

テレサ・テン / 鄧麗君
10

アジアの歌姫

テレサテンは、台湾出身の歌手で台湾はもちろん、中国、香港、シンガポールを含む東南アジア一帯、そして日本などで広く人気を博したアジアの歌姫でした。
彼女の魅力は、なんといってもその綺麗な声と表現力でしょう。テレサテンは1967年に14歳でデビューしました。初期には、日本で当時ヒットしていた演歌のメロディに別の中国語の詞をつけた楽曲が多く、また台湾の民謡も多く歌っています。
やがて中国語の歌謡曲のようなポップスを歌うようになり、数々のヒット曲を飛ばします。そのなかでも代表曲と呼べるのが、73年に彼女が主演した映画で歌った「千言万語」です。この曲は熱烈なラブソングで、中華圏では広く知られています。スローなテンポで力強く歌い上げる彼女の歌唱は、とても魅力的です。
その翌年彼女は来日して日本語の曲も歌うようになり、「空港」や「夜のフェリーボート」などをヒットさせました。80年代には日本語での楽曲が多く、「つぐない」、「愛人」、「時の流れに身をまかせ」などをビッグヒットさせました。
90年代前半には坂井泉が作詞した「あなたと共に生きてゆく」をヒットさせましたが、95年に惜しくも気管支喘息による呼吸困難で亡くなっています。
テレサテンの歌はこれからもずっと聴かれ続けていくことでしょう。

マジェスティック(映画)
9

真実を知った時の演技がすばらしい。

主演のジム・キャリーさんがいつものふざけた感じじゃなくて、抑えた演技をしていてとてもよかったです。記憶を亡くし行方不明になっていた兵士に間違われて、街の人に英雄扱いされるという男の話なのですが、戦争の切なさを感じられてとてもいい内容でした。ピーターは街の人たちを騙したことになっちゃったんだけど、記憶を失っていてみんなを騙す気なんてなかったってところがすごく切ないです。ピーターはピーターでルークであろうとしたんだと思います。自分がルークじゃないと気が付いた時のピーターの表情がすごく印象的でした。彼もできればルークでありたかったのでしょう。自分が誰だか思い出して、そしてルークならしなかったであろう仲間を売るということをしなければならなかったピーター。そのときのピーターの葛藤がとてもよかったです。というようにすごく感動する話なのですが、勘違いコメディとしての側面もちゃんとあって、ピーターがルークと間違われているとき、ピアノを弾けって強要されるろところがあるんですけど、ピーターはルークじゃないから無理なんじゃないかなと思いきや…のシーンとかおもしろかったです。
ジムは喜劇役者として有名になったけど、こういう人情ものも全然いける、てかこっちのほうがいいのではって思えるくらい迫真の演技でした。ちょっと地味かもしれませんがすごくおもしろくて、いい映画なので、おすすめです。

ドラゴンボール / Dragon Ball / ドラゴンボールZ / Dragon Ball Z / ドラゴンボールGT / Dragon Ball GT / ドラゴンボール改 / Dragon Ball Z Kai / ドラゴンボール超 / Dragon Ball Super / ドラゴンボールDAIMA / Dragon Ball DAIMA
7

面白いのですが、、、

内容的にはドラゴンボール、ドラゴンボールZ、ドラゴンボールGTなどといった今までのドラゴンボールシリーズに引けを取らない面白さだと思いましたが、主人公の孫悟空や、ライバルのベジータの新しい進化形態が増えて来て、今では「神の力」を使えるようになっています!正直内容、ストーリーは満足なのに進化形態に納得がいかず、、、もう何でもありじゃん、、、と言わざるを得ないような状況になってきてます、、、
しかも敵キャラもインフレが酷く極端に勝てない強すぎる相手と言うような感じで張合いが無くなってきています、、、
そして新形態になると圧倒的に倒すといったような展開がもうテンプレ化していて、昔のようなワクワクするような面白さではありません、、、!映画に関しては絵も個性的で、内容にも非常に満足していますが、これから始まる映画には正直期待できないような感じがします。
何故かと言うとキャラの動きがヌルヌルした感じというか、3Dぽい様な感じだからです。ブロリーの時に少しだけありましたが、ずっとその映像が続くのであればはっきり言って見たくはないかなー?と思ってしまいます笑笑
ただドラゴンボールは内容うんぬんよりもバトルシーンで見せるタイプだと思うのでその点はとても素晴らしいと思います。

未来よ こんにちは
8

それでも人生は続いていくんだ

まずはじめに一言、身構えなくてもなんにも怖いことは起こらないので安心してください。
この映画は女優イザベル・ユペール主演のフランス映画です。
なんだかこの女優さんが出ているとショッキングな方向に進むのでは??と不安になってしまいますが、全然そんなことはありませんでした。身構えすぎてちょっと疲れました。。。

仕事も育児も頑張ってきて、ある程度ゆとりが出てきた中年の主人公ですが、今度は認知症気味の母親、離婚を切り出す旦那、順調にいかなくなってきた仕事など、新たな局面に遭遇します。
その中で彼女のこれから進む道というものがはっきりとしていく、というようなストーリーです。

人生安定してきたな、と思っても、やっぱり何が起こるかわからないという現実で直面しうる内容に、共感する人も多いのではないでしょうか。
でもこんなに一遍に重なることないのに、とちょっと同情してしまいます。
それでも主人公がかっこいいのは、悩んだり落ち込んだりしても、前を向いて歩いていこうという姿勢を感じるところだと思います。
バスの中から通りがかりに、元旦那が新しいパートナーと歩いているのを見て笑うシーンがあるのですが、とても印象的でした。

それから、なんといってもグッときたのはエンディングです。
『マイ・ラヴ』という曲がかかり始めエンドロールへ向かうのですが、この曲のメロウで少し感傷的な音楽が最高にマッチしていて、なんでかとても感動してしまいました。

一番最後にとっておきの感動を持って行くなんてさすがです。
スピード感のある映画が大好きな人にはちょっと退屈に感じてしまうかもしれませんが、日常的な生活を題材にした映画が好きな方にはほんとうにオススメです。

ANUBIS ZONE OF THE ENDERS
9

アニメ化されないのが不思議でたまらない作品

様々な惑星を舞台にオービタルフレームと呼ばれるロボットを自由に操り、爽快なシューティングゲームが楽しめる作品。メタルギアシリーズを手掛けた小島秀夫さんがプロディースしたこともあり、高いゲーム性だけでなく、重厚なストーリー、音楽も超一流の作品に仕上がっている。
位置付けとしては前作『ZONE OF THE ENDERS』の続編という形になっているが、この作品だけでも十分楽しめる内容になっている。
特にゲーム中に挿入されているアニメパートは非常に秀逸。
主人公のディンゴ・イーグリットの声優を務めるのはナルトのカカシ先生役でも有名な井上和彦さん。
大好きな声優さんというのもあるが、元軍のエースパイロットの主人公がカッコいいの一言。
脇を務める声優陣も鈴村健一さんや小杉十郎太さんなど豪華で魅力的。アニメ好きならこれだけでも垂涎もの。オープニングアニメだけでも一見の価値がある。
コナミの公式YouTubeで今もオープニング映像を見ることが出来るので、少しでも興味を持った方はぜひ見ていただきたい。
このオープニング映像でも流れるテーマ曲の『Beyond the Bounds』はゲームミュージックとしては最高峰だと思っていて、聴くたびに魂が震えるほど感動する。フルで聞きたいがためにゲームのサントラCDを買ったのはこれが初めて。

.hack//G.U.
7

PS2ソフトの.hack//G.U.

PS2のソフト『.hack//G.U.』のレビューを書きます。
このソフトの良いところは、疑似的にオンラインゲームみたいなものを楽しめる事だと思います。
ゲームを起動するとメールなどが届いていますが、そういうところがリアルで、オンラインゲームをオフラインとして楽しめる作品だと思います。
主人公ハセヲはある人物を探しています。その人物に倒されたプレイヤーが現実でも意識不明になるという事件が相次いでおり、ハセヲの周囲の人々までもが次々犠牲になっているのです。この凶行を止めるために、事件の裏側にある真実を追うために、ハセヲは強くなっていきます。
ハセヲの心理描写がとてもリアルで、怒りに打ち震えている姿などはうまく表現されている所だと思います。
基本的にハセヲの武器は数種類ほど変更が出来ます。バトルシーンはモンスターとエンカウントしたら画面が切り替わり、戦闘シーンはRPGのコマンドバトルではなくアクションバトルとなっています。
ストーリー性は上手く構築されており、エンディングまで到達すると達成感もありますが、一つのストーリーが終わったのだと思わせてくれます。

この作品には続編があり、PS4で出ています。Vol1~3まで収録され新しくVol4が追加されたものです。