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natuya-729のレビュー・評価・感想

麒麟の翼 / 麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜
7

悲しい過去でした。

加賀恭一郎シリーズです。とあるサラリーマンが橋のたもとで死んでいて、その犯人を追う話です。キャストがとにかく豪華でした。松坂桃李、菅田将暉、山崎賢人など、有名な人が出ていました。テラハの春香も出ていておおっと思いました。最初に事件を起こしたとされる若者が捕まるりますが、彼の恋人は無実を主張します。被害者の息子は、昔とある事故に関わっていそうで、そっちが理由かも、と謎は深まります。東野圭吾さん原作らしく、いろいろ込み入ってるけどわかりやすく、見やすかったなと思います。過去の事件はとても悲しい話でした。しかし許せるものじゃないなと思います。その後、ブログで母を支えてたとしてもひどいです。原作は読んだはずなのですが、あまり覚えていなくて、ドキドキしてみれました。被害者役の中井貴一さんも、息子からすると堅物のお父さん感が出ていて良かったと思います。いいお父さんなんたけど、若い人にはわからない感じがありました。あと加賀さんシリーズって、飄々さはよく出てるんだけど、思ったより本人は出てこないんですよね。阿部さんすきなので残念です。まあ、今回の主役は事件関係者だから仕方ないのですが。

ジュラシック・ワールド / Jurassic World
7

あの『ジュラシック・パーク』の続編!そして新たな人類の業とは!?

本作はジュラシック・パークシリーズの作品の一つで、2015年に公開されました。前作までは、人間たちが復活させた恐竜に翻弄されるという、「科学を過剰に盲信しすぎた人類への自然の報復」という構図が出来上がっていました。今作も例に漏れず、人間側が盛大に自爆する羽目になりました。
遺伝子に関する研究が発展したことを背景に、今作ではハイブリッドの恐竜を生み出し、そのハイブリッド恐竜である『インドミナス・レックス』が暴走して人間たちを大混乱に陥れるのが物語の概要です。このインドミナス・レックスはティラノサウルスをベースに様々な生物のDNAが掛け合わされているのですが、早く成長するために導入したイカのDNAの影響で体色を変化させることが可能で、熱帯地域に適応するために導入されたアマガエルのDNAの影響で赤外線での探知が不可能など、組み込んだDNAが裏目に出てしまったため脱走を許してしまいます。
更に、高い知能を備えており、自分が小さい時に埋め込まれた発信機の場所を覚えていただけでなく、翼竜を焚き付けて空中から狙撃するヘリコプターを撃墜させたりします。
このように、今回も人類が自然の存在を弄んでそのしっぺ返しを受けるのですが、そんな中でも主人公のオーウェンとラプトル達との絆は素晴らしいと思いましたし、ティラノサウルス&ラプトル対インドミナス・レックスの戦いは見応えがありました。
恐竜好きは絶対に見て欲しいですし、そうでない人もこの作品を見て恐竜映画の沼にはまってほしいです。

ジョジョの奇妙な冒険 Part3 スターダストクルセイダース / ジョジョの奇妙な冒険 第3部 / Stardust Crusaders
10

個人的にはジョジョの最高傑作

『ジョジョの奇妙な冒険』はシリーズごとに主人公や舞台も変わる。ジョジョ初の日本人の主人公であり、しかもあの有名なスタンドが初めて出た作品である。ジョジョを見たことがない人はたいていが絵柄がダメという。かつて、自分もそうだった。友達に勧められたことがある。その時自分はアニメを見るか見ないかに絵柄が気に入るかどうかも条件に入っていた。だが、今はこのことに後悔をしている。こんなに素晴らしい作品だったら、もっと早く見るべきだったと思っている。そうしたら、ほかの絵柄で敬遠していた素晴らしい作品に出会えたかもしれない。だからこそ私はジョジョ作品を多くの人が見て、作品は絵柄じゃない、ストーリーやキャラによっていい作品にも悪い作品にもなるということを知ってほしい。ただ、ジョジョはこのレビューの前半にも言ったが、シリーズごとに別作品だといってもよいぐらい変わってしまっている。だから、ジョジョを見たいけどどこから見たらいいかわからない人に向けてこの作品をはじめに見ることをお勧めする。なぜなら、このシリーズからジョジョはガラッと変わってしまうからである。このシリーズ以降スタンドという能力が主人公たちの戦いのメインの道具となってしまい、このシリーズ以降から見始めてしまうとスタンドってなに?となってしまう。それにこのシリーズの主人公が次のシリーズ中の重要人物になっていく。この2点が主な理由になる。もちろん私自身がこのシリーズがジョジョ作品で一番好きだからというのもあるが。それはさておき、ジョジョはぜひ一度見てみることをおすすめしたい。その中でこのシリーズを一番に見てほしい。

極主夫道 / The Way of the Househusband
8

元極道が挑む主夫の道に爆笑

見るからに極道という厳つい顔をして可愛い柴犬のエプロンをつけている主人公・龍の姿を見るだけで、まずはクスリと笑ってしまいます。伝説の極道だったというだけあって、龍は物事を極める意気込みと才能があるのでしょう。結婚して主夫となっている龍の家事レベルの高さも半端なく高く、先輩主婦から新しいことを習えば熱心に練習して習得しています。龍の家事に関する言葉使いが全て、極道がいかにも使いそうな言葉ばかりというところにシュールな笑いが生まれています。おまけに龍のキャラクターを通して家事のちょっとした豆知識まで得られてしまうところがおいしいです。龍以外のキャラクターたちも個性派ばかりで毎回読み応えがあります。壊滅的なまでに家事ができず性格が豪快なキャリアウーマンで、好きなアニメキャラのグッズ獲得のために龍をお使いに出してしまう龍の妻・美久。伝説の元極道を普通の主夫として扱う美久という妻がいて、龍の面白さが発揮されていると言っても過言ではありません。そんな龍&美久夫婦の淡々とした日常はとにかく面白いです。他にも龍の舎弟、ライバル、主婦仲間たちといった面々が繰り広げる龍との交流は、ひたすら笑いのツボをついてきます。