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mimiyy7のレビュー・評価・感想

ばらかもん / Barakamon
8

マンガ「ばらかもん」について

わたしが今まで読んできてとても面白かったお薦めのマンガは「ばらかもん」です。
ざっくりと言えば心温まる日常コメディとなっています。

マンガ「ばらかもん」は全18巻2018年に完結済み。
スマホアプリ「マンガUP!」にて読むことも可能です。

主人公半田青洲は書道家。
この点だけ見ても他のマンガには見られない斬新な設定だと思います。

全18巻で語られるのはそんな若き書道家半田青洲の、田舎での笑いありなみだありの面白くも時々ほろっとさせる成長ストーリーです。

半田青洲を通して知る都会育ちでは知りえない田舎暮らしのよさ、不便さ、そこに住む人々の暮らしなど興味を惹かれる要素も多く含まれており、読んでいてとても楽しく飽きさせません。

そして子供から老人までいろんな年代のいろんな境遇の人々と関わることで、様々なことを学び悩みながらもたくましく成長していく主人公となっています。大人が読んでも十分楽しめる内容です。

これからの進路に悩む学生さんには共感を、進路に悩む学生をお子さんに持つ親世代にはハラハラ感を、田舎暮らしに憧れる方にはリアルな田舎暮らしのメリットデメリットが、この著書を読むことで伝わることでしょう。
ほかにはない要素をいっぱい含みつつ、なぜか読んだあとにはほっこりした気分になれる、「ばらかもん」を自信を持ってお薦めします!

最後にこの「ばらかもん」にはスピンオフ作品の「はんだくん」というシリーズもあります。合わせて読むとさらにさらに楽しめること請け合いです。

マカロニえんぴつ / マカえん
10

人気急上昇!マカロニえんぴつの魅力!

こんにちは!「マカロニえんぴつ」というバンドの名前を聞いたこと、ありますか?ありますよね?あると思います!(笑)
しかし!もしかしたら、「聞いたこと無いぞ、、?」という方が、もしかしたら!いるかもしれないので!マカロニえんぴつの魅力を簡単にご紹介していきたいと思います!

マカロニえんぴつは、4人組の日本のロックバンドで、2012年の大学生時代にこの4人は出会ったそうです。そこから路上ライブやスタジオでのライブ活動など、地道な活動を続けていきました。2015年にインディーズデビューを果たし、2020年にメジャーリリースが発表されました。
そんなマカロニえんぴつの楽曲の特徴は、ズバリ「多様性」です!最近、曲調が整っている作品が増えている中で、マカロニえんぴつの楽曲は少し特殊です。しかしそれだけ、耳に残る!一度聞いたら、次聞いたときには「ああ、これなんか聞いたことあるな」という感覚になること間違いなしです。昨今、サブスクリプションの浸透により耳に残るメロディーが重視されている中、マカロニえんぴつの多様性に富んだメロディーは、最強です!!
まだまだ人気上昇中のマカロニえんぴつ。今の内に知っておけば、近い未来、周りに自慢できるかもしれません!(笑)
ぜひ、聴いてみてほしいですね!!
ここまで読んでいただきありがとうございました!!

ヒューマン フォール フラット / Human: Fall Flat / ふにゃべえ
9

仲のいい友達とやると盛り上がるゲーム

Human Fall FlatはPC、PS4、Switch、スマートフォンでできるゲームです。
公式サイトでは物理パズルゲームと説明されていますが、もっと馴染みのある言葉で説明すると、脱出ゲームです。
脱出ゲームは一人称視点で動かすものが一般的ですが、このゲームの特徴はふにゃふにゃのかわいいキャラクターを三人称で操作します。
このキャラクターの動きが今までにない不思議な動きをしてくれます。
操作は歩く、手を動かす、掴む、ジャンプする、の単純なものしかありません。
その限られた操作方法で、箱を積み上げたり、線をつなげたり、船を漕いだりして、マップからの脱出をはかります。
このゲームは1人でもクリア可能とされていますが、正直、とてつもなく難しいです!
ぜひ、4人くらいの仲の良い友達と一緒にゲームをしてみてください。
脱出方法も1つではないので、友達同士であれやこれやと試したり、ストレス発散に奈落の底に落としたりして遊んでいると時間を忘れます。
一緒にプレイしている人のうち、ひとりでもセーブポイントを通り過ぎればチーム全員のセーブがされるので、ゲームが苦手な人でも楽しめます。
キャラクターコントロールが難しい場面もあるので、操作に慣れている人がいる方がサクサクと進むと思います。
今までにない頭を使うゲームをしたい方にはオススメです。

ダンサー・イン・ザ・ダーク / Dancer in the Dark
9

彼女の見ていた世界

本作は2000年に、ラース・フォン・トリアー監督により製作されたデンマークの映画だ。
主演にアイスランドのシンガーソングライター・ビョークを据え、一風変わったミュージカル調の作品に仕立て上げている。
撮影もまた変わったもので、手持ちのカメラ撮影にこだわっているため、まるでドキュメンタリーを観ているような錯覚に捉われる。
映画の主人公は、息子の目の病気を治すため昼夜問わず働く移民の女性。
だが、彼女もまた視力を失い始めており、周囲の人間に助けられ、空想と歌によって支えられて生きている。
その日常は淡々としているが、間延びせずに進む。空想を始めると景色の色味が鮮やかになるところも魅力だ。
のびやかな歌声と音楽によって紡がれる主人公の心情は、観ている人へ深い思慮を促す。
しかし、物語はけして明るいだけではない。目を覆いたくなるような現実が次々と主人公を襲う。
友人の裏切り、無実の逃亡、死への107歩が主人公だけでなく、観客の感情をも揺さぶるだろう。
それでも歌い続ける主人公と、彼女を見守る人間達の心遣いは美しく、それでいて物悲しい。
救われず報われない一人の生き方が、何を考え、語り掛けているのか、それを感じ取れれば、彼女の見ていた世界が見えてくるかもしれない。