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mayuko_takenaka9のレビュー・評価・感想

STEINS;GATE / シュタインズ・ゲート / シュタゲ
9

一筋縄でいかない伏線の回収が秀逸。

『シュタインズ・ゲート』は現実にある科学的事象をきちんと物語に組み込んだSFサスペンスゲームで、そのアニメ化作品である。

簡単なあらすじは次の通りだ。
小さな発明サークルが偶然過去にメールを送ることができるレンジを発明した。それを使って過去を改変するが、「バタフライエフェクト」により思いもしない大きな改変を引き起こすこととなり、主人公たちは命を狙われることになる。
絶望的な未来を変えるため過去を改変するが、何度やっても「世界線の収束」に阻まれ、絶望的な未来を変えることはできない。変えるためには世界線を大きく変える程の改変が必要だと知る。主人公はその為に奔走するが、そのうちに大きな改変をした先に待つ事実を知ることになり、主人公は大きな選択を迫られる。

秋葉原が舞台となることもあり、オタク用語などもたくさん出てくる。初めの展開はゆっくりで少し退屈に感じるが、見返すとそこにもたくさんの張り巡らされた伏線があったりするなど、2度3度と繰り返し見ても違った楽しみ方ができる作品だ。

タイムリープを繰り返す過程で、「あのキャラがあんなことに…」という描かれ方(詳しくは描かれないが…)が楽しめるのも魅力である。また苦労して過去を変えて、「頑張ったから安易にハッピー!!」とならないところも良く作り込まれている。

DEATH STRANDING / デス・ストランディング
8

まるで長編の映画を見ているような良ストーリーとグラフィック

メタルギアシリーズの小島監督が独立して作成したゲームと言う事で購入しました。最初1時間程プレイして「つまらないかも、、、」と思いましたが、操作にも慣れてストーリーをすすめるにつれどっぷりデスストワールドにハマってしまいました。
ゲームとしては派手なアクションや等はあまりありませんし、やっている事は「依頼された荷物運び」「通信網の整備」「国道の開通」と、基本インフラ整備をストーリーの合間にやっているだけです。(一応敵はいて、人間だったり、クリーチャー的な生物との戦闘はあります)これだけ聞くととてもつまらなさそうかもしれませんが、ストーリーを進めながらだとこの荷物運びや、インフラ整備の作業が楽しくなってきます。そして、何よりグラフィックがとてもキレイで、広大な荒廃した平野をただ走っていると、良い感じの音楽が流れてきて、まるで映画のワンシーンのようです。主人公の「サム」もとてもカッコいいです。モデルは「ウォーキングデッド」シリーズ ダリル役の「ノーマンリーダス」です。もちろん他の登場人物も中々に良い意味で癖が強く魅力的でした。
ここまで褒めちぎってみましたが、以下に悪い、気になる点も書いておきます。
1.操作感がシビア
荷物を多く持つとバランスが悪くなり、少し走っただけで転びそうになるのですが、その回避方法の加減が難しく転びまくりました。
2.情報量が多すぎる。
情報量が多く、各種アイコンや、体力やバッテリー残量等ゲージ類、フィールドにある落とし物や取得物、各種建造物等、画面一杯に表示される物が多くマップも後半になるにつれ情報が多すぎて見づらい時があります。
3.文字が小さい
これはお使いのモニターサイズ等にも影響するかと思いますが、画面に表示される文字がとても小さく見づらいです。セリフなどの字幕は大きくて気になりませんでした。
4.道具、装備が揃うまでやや面倒
基本はどこどこにこれを届けろとか、お使い的な物が多いので装備や道具、乗り物等が揃うまでは行ったり来たりがとても面倒と感じる。
以上がざっくりとしたレビューですが、とにかくやって損は無いゲームでした。
但し、最初の方にも書きましたが荷物運びとインフラ整備がメインと言っても過言では無いゲームなので良くも悪くも人を選ぶゲーム。かもしれません。You Tube等で沢山プレイ動画がありますので、購入前にまずはチェックするのをオススメします。

吉田山田
10

人を泣かせる歌を作る吉田山田

吉田山田は、吉田結威と山田義孝の二人で活動しているアーティストです。
この二人は、高校生の時に出会いました。山田義孝は、高校時代に金髪にしているなどチャラチャラしていて、高校生当時は吉田は山田に対してあまり良い印象を持っていなかったようです。しかし、山田は文化祭にて熱唱する吉田を見て一目惚れしてしまいます。ぜひ一緒に音楽をやりたいと吉田に訴え、次の年の文化祭には一緒に歌うこととなります。その後、バンドは自然消滅してしまいますが、山田の熱い音楽に対する想いにより、再び吉田と組んで、2009年8月のワンマンライブにてデビューすることとなりました。ポニーキャニオンからのメジャーデビューを果たしました。
彼らの運命を変えたのは「日々」と言う楽曲をリリースしたことです。この曲は、とあるおじいさんとおばあさんの物語で、二人がこれまで重ねてきた人生を振り返るストーリーですが、おじいさんが、ある日体を壊して倒れてしまい、お婆さんが「今までありがとう」をメッセージするストーリーなのですが、ボーカル山田は、「いつも本当に…」と歌い、ありがとうとは歌わないのです。しかし、その曲調から、「ありがとう」という言葉が入ることを誰もが予想できます。この楽曲は、聞いていると思わず涙が出る曲で、NHKのみんなの歌でも取り上げられました。

孤食ロボット
7

美味しそうなメニュー

岩岡ヒサエさんの漫画です。一人で食事をする孤食が増えた中、孤食の人物に送られるロボットとの交流を描いた作品です。一人だと栄養とかもうまく取れないなら、いろいろ食べるものに口出しをしてくるロボットに苛立ちつつも、だんだん家族のようになる雰囲気が好きです。私もこのロボットほしいなと思いつつ、でも一人暮らしじゃないとダメなんだよな、それはおかしいよと思ったりしながら読んでます。ロボットたちはミニサイズでかわいいし、性格もいろいろで面白いです。オムニバスで1話完結なので読みやすいです。私が好きなキャラクターはアラサーの女友達3人組で、自分のロボットの方が優れているとたたかうのが、ペット自慢とか子ども自慢ぽくてかわいかったです。出てくる料理も美味しそうです。ただ、孤食の人のためのロボットなので、たまには手間のかかったものを食べようよみたいな話で出てくる料理を作るってのはちょっと無理かなと思ってしまいます。なかなか手間をかけるのは難しいです。普段使いなら、クッキングパパとか手抜き料理が載ってる漫画の方がいいかなという感じです。料理好きな方なら、真似したいと思えるメニューだらけなのではないでしょうか。読むとお腹がすいてくること請け合いです。

己龍
9

和製ホラーのV系バンド

己龍はいわゆるヴィジュアル系バンドです。
コンセプトは「和製ホラー」と「痛絶ノスタルジック」。
代表曲は「百鬼夜行」、「天照」、「悦ト鬱」など。
2007年から活動しており、演奏力は安定(特にドラム技術はすごいです)、ボーカルの歌声は好き嫌いあると思いますが、表現力があるため個人的には心に響きます。
バンドの雰囲気は昔のDir en greyさんを和風にした感じを想像すると分かりやすいです。

各メンバーの詳細は下記の通り。
括弧内は担当パート、メンバーカラーの順番で記載しています。

■黒崎眞弥さん(ボーカル、紫)
作詞担当。
眼の遺伝性疾患があり、暗い所ではほぼ何も見えないようです。
公式YouTubeチャンネルでは整形のカミングアウトもしています。
漢字が大の苦手。

■酒井参輝さん(上手ギター、赤)
作詞作曲担当。
バンドマスター的な存在です。

■九条武政さん(下手ギター、緑)
リーダー。
作曲担当。
既婚を公表しています。
バンド内では弄られ役ですが、事務所の後輩からは慕われています。
顎のコンプレックスをいつも布で隠しています。

■一色日和さん(下手ベース、ピンク)
2015年頃まで女形でした。
可愛すぎて最初はメンバーにV系バンドなのに女の子がいるのは珍しい、と本気で思っていました!
喋ると可愛らしいお声です。

■遠海准司さん(ドラム、青)
ドラム技術がとにかくすごいです。