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mano1412のレビュー・評価・感想

ダライアス
8

ダライアス

1986年にタイトーから発売されたアーケードゲームです。
19インチ(15インチもあり)のモニターをハーフミラーを使用して継ぎ目を無くした横スクロールシューティングゲームです。
ゲーム内容は、正面に撃てるミサイルと斜め下方向に撃てるボムを使用して敵を倒していきます。特定の敵を倒すと現れるパワーアップパーツを取る事で、自機の武装、バリアを強化することができ、各面最後に待ち構えるボスを撃墜すると次の面に進めます。面は2択で分岐していき全部で28面となります。最終面は5種類あり、それぞれ違ったラストボスを倒すと面ごとに違ったエンディングとなります。
パワーアップは「ミサイル」「ボム」「バリア(アーム)」があり、1個取る毎に少しずつ強化され、8個取る毎に「ミサイル→レーザー→ウェーブ」「ボム→ツインボム→マルチボム」へと強化されます。
バリア(アーム)は敵の弾のみを防ぎ、1個目を取ると防御力3、その後取る毎に防御力+1、8個目になるとスーパーアームとなり、弾+敵の体当たりを防ぎ、防御力+2、ハイパーアームになると障害物も防ぎます。
メイン武器のレーザーは敵を貫通する為、弾切れが起こり易く弾速も遅いので苦戦します。
特に4面ボス“ファッティグラトン“は急所が小さく当て辛いため長期戦となります。
攻略としては、パワーアップを6~7段階目のミサイル3連装にする事でかなり楽になります。
ミサイルは貫通しない為、連射が効くので(連射装置有りで無いと大変)瞬殺も可能です。
最終面Yゾーンは非常に狭い為、ハイパーアームだと壁にはじかれて別の壁にぶつかり墜落する危険がありますので、スーパーアームで止めておくのもひとつの手です。またメイン武器は壁を貫通出来るウェーブが必須となります。
最終ボスがグリーンコロナタスかストロングシェルの場合、ミサイル3連装で連射付きであれば顔にへばり付いて連射で即効で倒せます。
やみくもにフルパワーにする必要がなく武器の選定も攻略の鍵となる為、戦略性の高いゲームとなっています。
筐体はシートが一体型となっており、各面ボス登場時には迫力のサウンドとボディソニックを体感する事が出来ます。

バクマン。 / Bakuman.
9

漫画が題材のジャンプの王道

キャラ、ストーリー、音楽。どれを取っても、高い評価をせざるを得ないアニメだと思います。あえて、タイトルに『ジャンプの王道』と書いたのは、努力、友情、勝利の三要素がふんだんに使われているのに、なんだか、ジャンプっぽくないように思えたからです。ストーリーは、漫画家の叔父をもつ主人公が、週刊少年ジャンプで漫画家を目指すというものです。これだけ見ると、王道中の大道のように見えると思いますが、恋愛要素がストーリーの中でかなり重要になります。作中で、「主人公の漫画がアニメ化されたとき、ヒロインの声優をこの作品のヒロインにやってもらう。この夢が叶ったら結婚する。それまでは会わない」、という約束をします。この約束が、『バクマン。』をジャンプっぽくなくしているな、と思います。そして、個人的にこの作品が好きな理由として、漫画が題材の作品のため、主人公やライバルが作ったキャラがたくさん登場します。このキャラたちが、とても魅力的なのです。羨ましくなるような大恋愛と、魅力的なキャラクターたち。友であり、ライバルである、という立ち位置がきちんと強調されており、『バクマン。』ならではの名言が、この作品を引き立てていると思います。

SLAM DUNK / スラムダンク / スラダン
10

日本の漫画史上に残る作品

携帯電話もそれほど普及していなかった時代、漫画は今以上に身近なものでした。面白い作品ほどクラス中で話題になり、単行本の貸し借りは日常茶飯事でした。この作品は30代半ばの自分にとって、まさにど真ん中の世代です。しかし…当時は流し読み程度でした。語り継がれる名シーン、名ゼリフはいくつか覚えていたものの、周りがいい作品と呼ぶから自分もそんな感じだったかなぁと思う程度の感想でした。後世に残しておきたい名作漫画ベスト100みたいなタイトルの番組を見ていた時、TOP10入りしていたこの作品を見て、以前偶然ネットで見かけた【花道と流川の握手しているようなカット】が頭をよぎり、あれはどういう意味なんだろう?と、気になりだしたら止まらない性格上、すぐに漫画をレンタルできるお店へ駆け込みました。アニメも少し見ていたことも相まって、様々な名シーンが素敵な声優さん達の声で脳内に再生されていきます。そして、この名シーンはこんな前後のストーリーがあったのか、ここまで熱くなれる試合があったのか、とあの頃を思い出し後悔半分、わくわく半分。物語が進むにつれ、まさに手が止まらなくなる圧巻の展開です。そしてあのカットの意味を知った時、年甲斐もなく、胸の奥からからこみ上げるような涙が溢れていました。当時は珍しかったバスケットボールを題材にした作品に、ヤンキー生徒の青春ドラマ。今でも、そしてこれからも語り継がれていくであろう最高に熱くなれる作品です。

ファンタシースターオンライン2 エピソード・オラクル
8

ゲーム未プレイでも楽しめる

アニメ「ファンタシースターオンライン2 エピソード・オラクル」は、パソコンゲームのファンタシースターオンライン2のアニメ版となる。
ゲームからのアニメ化の場合、アニメ完全オリジナルストーリになっていて全くの別物になっていたり「ゲームをした事がある、原作を知っている」を前提として展開が早過ぎ、未プレイ者を置いてきぼりにしてしまうケースも多い中、この作品はそのあたりのことをよく考えて制作されていると感じた。
ゲームをプレイしている人の中には「このシーンはアニメの方が良い」とか「あのシーンがカットされているなんて」なんて違いも楽しめる。
ファンタシースターオンライン2 エピソード・オラクルでは、ゲームでいう、1から3までのエピソードになっており、それが良い具合にスッキリとまとめられている。
それだけでなく、ゲームではわからなかった設定の部分も作りこまれているので、ゲームをプレイした事のある人でも新しい発見があると思う。
例えば、主人公の記憶の有無が明言されている所とか。デューマンの誕生部分とか。
キャラクターデザインもよく、声優陣も豪華なので、ファンタシースターオンライン2を知らなかった人でも抵抗なく見ることが出来ると思う。