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keychan7878のレビュー・評価・感想

大丈夫、愛だ
10

大人はみんな傷だらけ。

精神科医とその患者たちにスポットを当てたドラマです。
モデル出身俳優のチョ・インソンと、視聴率女王のコン・ヒョジンによる高身長美男美女のラブストーリーかと最初は思うが、
「大人はみんな傷だらけ」というドラマテーマ通り、心に傷を抱えた大人たちがたくさん登場します。
そして、始めは陽気な色男に見えた主演のチャン・ジェヨルでさえも…。
出演者たちがベテラン俳優ばかりなのも魅力的で、この時代を生きることの息苦しさや、
人は1人では生きられないことの愛しさ、切なさを印象的なセリフとともに語りかけてくるドラマです。
風景や情景などの映像美と、穏やかなサウンドトラックもこのドラマを大いに盛り上げるエッセンスとなっており、
ドラマ視聴後にはサウンドトラックを聞くだけでも、涙が溢れそうになります。
「心が風邪をひいただけ」「精神病は誰でもなりうる」「4人に1人は心に傷を抱えている」など、
誰もが感じながらも避けてきたような言葉たちが、真っ直ぐに胸を突き刺します。
ラブコメディや王道ラブストーリーなどが主流と感じていた韓国ドラマのなかで、異彩を放ちながらも、間違いなく名作だと感じるドラマです。
次から次へと溢れだしてくる涙を拭うこともできないまま、最終話まで一気に見進めてしまいました。
心に残る最高傑作です!

ちいさなプリンセス ソフィア
9

誰もが憧れる小さなプリンセスのお話

ディスニー映画はやっぱり夢があって凄く可愛くて素敵です。
絶対に裏切らない。小さな可愛いプリンセスのお話でした。
いきなりプリンセスになる小さな女の子ソフィアが、プリンセスになるためには沢山の困難が待ち受けて…。でも、可愛い助っ人や意地悪だったプリンセスも心を入れ替えて、ソフィアを素敵なプリンセスへと導いてくれるお話。
何だかちょっとウルっとするようなシーンもあったり、可愛いシーンやディズニーならではの悪い存在の人も出てきて、楽しい内容でした。
いきなり一般人が皇族になるというのは想像するだけでも大変だと思いますが、実際には多分、もっと大変な努力と忍耐が必要なんじゃないかと思います。
そんな現状をアニメで子供達にもわかるように表現していると思いますが、やはり子供達はそれでもプリンセスに憧れちゃいそうな映画でした。
プリンセスともなると、昔からのプリンセスであるキャラクターの登場もあり、また新たな違った方面で楽しめるプリンセス映画でもありました。
終わり方が途中な感じがしてしまって、まだ続きがあるかと思ったような終わりでしたが、調べたらソフィアに関しての映画は何シリーズもあるようなので、他のシリーズも見るのがとても楽しみな映画でもあります。

レオン / Leon / The Professional
10

怖いものを恐れない少女に勇気をもらえる映画

登場人物は、18歳のマチルダとプロの殺し屋レオン。二人の共通点としては同じアパートの住民で、ある日マチルダのお父さんが覚せい剤を盗んだとして闇の麻薬取締官スコフィールドにマチルダの家族全員が殺されてしまう。マチルダだけは、朝食を買いに出かけていたため殺されずに済んだが、唯一家族の中でマチルダが大好きだった弟も殺されてしまった。マチルダは同じアパートの階に住むレオンに助けを求め、一緒に暮らし始めたがマチルダはレオンの仕事が殺し屋であることを知る。そこで、弟を殺した闇の麻薬取締官に復讐するためにマチルダは人を殺す訓練をレオンに教えてもらうようになり、二人で殺し屋の仕事をすることになった。ある日、レオンにとっては大きな組織を殺す依頼があり、マチルダを家に置いて一人で現場に行ってしまった。レオンが居ない間に、マチルダは一人で麻薬取締官を殺しに行くことを決意した。建物の中に侵入できたものの麻薬取締官に気づかれ、囚われてしまう。レオンが助けに来てくれて助かったのだが、助ける際にレオンが麻薬取締官の部下を殺してしまい、それに怒った上司のスコフィールドが朝食を買いに行くマチルダを拉致した。そこから麻薬取締官とレオンの戦いが始まる。なんとか、マチルダを助けたものの部屋の外には麻薬取締官や警察がたくさんいて逃げられない。レオンは家の換気扇からマチルダを外に出し、後で会う約束をするが、レオンは脱出寸前でスコフィールドに頭を打たれてしまった。しかし、レオンは体に仕掛けていた爆弾の引き金を引きスコフィールドと共に爆発した。レオンは死んでしまったが、最後にマチルダの復讐を叶えた。マチルダとレオンの最高のチームワークが見ていて鳥肌が立つ。何事も恐れずにこなしていくマチルダに凄く勇気をもらえる映画だ。

STEINS;GATE / シュタインズ・ゲート / シュタゲ
10

・世界観・キャラクター・伏線・タイムリープ ザックリ解説

物語の舞台は秋葉原。秋葉原と聞くとオタク、萌え、なじみのない人は何となく気持ち悪い印象を持つかもしれません。そして出てくるキャラクター達はもちろんオタク!!(笑)
あぁもう私には向いていないと思ってしまう人もいるでしょう。
しかし、物語の本質的内容は全く違うものです。1話からすでに伏線がちりばめられていて、ミステリー要素が強く話数が進むごとにどんどん引き込まれていきます。
話の半分は次から次と不可思議なことが起こり、その中にたくさんの謎そして伏線が出てきます。物語の後半で、タイムリープをしながら主人公の岡部倫太郎が解決していきます。
前半で謎ばかりだった物語が、後半で一気に伏線を回収していく爽快感これは今まで数多くのアニメを観てきましたが、ほかのアニメでは中々味わえない快感です。
また、物語が進むにつれて最初は受け入れにくかったオタクな登場人物たちを好きになっていきます。特に主人公の岡部倫太郎は重度の中二病を患っており、自分のことを「鳳凰院凶真」と名乗っています。(笑)鳳凰院凶真←この二つ名にも伏線があります。
こんなふざけたキャラクターが、物語の後半では大切な人のため、仲間のために自分を犠牲にしてまでも問題を解決しようとするのを観ているといつの間にか感情移入してしまいます。一見とっつきにくいイメージがあるアニメですが、見始めると次が気になって止まらなくなること間違いなしです。人生で一度は観てほしいお勧めのアニメです。

エラゴン 遺志を継ぐ者
7

人間とドラゴンの信頼

この映画は元々小説で出版されていた作品である。それが映画化されDVD化された。

主人公エラゴンは山の中で青い卵を拾った。その卵から幼いドラゴンであるサフィラが生まれた。この世界にはドラゴンライダーという存在がいた。彼等はドラゴンの卵に選ばれてなる存在であった。エラゴンはサフィラと友情を深め、成長したサフィラに乗って空を飛翔したりなどするのだが、ドラゴンライダーはある事がきっかけで滅びの一途をたどるようになった。カルバトリックスという男が他のドラゴンライダーを殺したからだ。
現在存在する卵は3つのみであり、その1つがサフィラだということになる。

この作品は人間であるエラゴンとドラゴンであるサフィラとの友情を描いたものだ。元ドラゴンライダーであるブロムとの修行や旅は冒険心を揺さぶるものである。
新しい仲間となるマーダクとの出会いや女性エルフとの出会いにより、主人公エラゴンは成長していく。
一番の見どころは戦争シーンで、ドラゴンのサフィラに乗ったエラゴンと敵のシェイドとの空中戦はとても圧倒されるものだ。
子どもや大人でも楽しむことが出来る映画であり、どことなく『ロード・オブ・ザ・リング』を思わせる作品となっている。
小説では4部作で完結しているが、映画作品は1作のみである。

ラ・ラ・ランド / La La Land
10

ラ・ラ・ランド

公開から時間が経った映画「ラ・ラ・ランド」ですが、私としては何年経ってもおすすめできる作品です。

30代のミュージシャンを目指し毎日小さなバーでピアノを弾いていた男性と、女優を目指し日々オーディションを受けているがなかなか有名になれず奮闘する2人が出会い、お互いの夢を追う恋愛ミュージカル映画です。
私はミュージカル映画があまり好きではなかったのですが、この映画を見て価値観が変わったのを覚えています。

出会った当初はお互いを恋愛対象としては見ていない2人でしたが、お互いが夢を追っている姿を見て徐々に惹かれ合っていきます。
その後、無事付き合い幸せな生活を送っていた2人でしたが、自分の夢を追いすぎて相手への思いやりが蔑ろになってしまいすれ違ってしまいます。そんな2人がどういう過程で愛を取り戻すのかも必見です。

終始穏やかな、美しい空気で物語が進んでいくのですが2人の感情や空気感、2人が今どんな世界を見ているのかが歌を通して美しく伝わってきます。ただのセリフだけでは伝わってこない裏の感情まで音楽を通して感じ取ることができ、より深い視点から物語を楽しむことができます。
「大人の恋愛」を音楽と一緒にとても美しく表現している映画です。